【ワンピース】ゾロの閻魔は黒刀に成る?覇気で制御出来たのかを考察
『ワンピース』には刀での戦闘を得意とするゾロという人物が登場します。ゾロはワノ国編で使用する刀が変更されて"閻魔"と呼ばれる刀を新しく入手しました。今回はルフィが船長の海賊団である麦わらの一味の戦闘員を担っているゾロの使用する閻魔について紹介します。
目次
ゾロの閻魔とは?
ゾロは三本の刀を使って戦うという珍しい戦闘方法を得意とする人物です。ゾロはその特徴から基本的に三本の刀を持ち歩いており、使用する刀の変化にも注目が集まるポイントとなっています。ここではワノ国編で閻魔を手に入れたゾロのプロフィールや、閻魔の概要について紹介します。
ゾロのプロフィール
- 名前:ロロノア・ゾロ
- 出身地:東の海シモツキ村
- 誕生日11月11日
- 年齢21歳
- 血液型XF型
- 星座さそり座
- 身長181cm
- 所属:麦わらの一味(戦闘員)
- 使用する覇気:覇王色の覇気、武装色の覇気、見聞色の覇気
- 懸賞金:3億2000万ベリー
麦わらの一味の一人である"ロロノア・ゾロ"は海賊団の中で戦闘員という役割を持っていますが、船長であるルフィの海賊王になる夢を信じている事から、仲間の間で覚悟の無い態度を示した人物に対しては厳しい対応をするといった、副船長のような影響力も持っています。ゾロ自身は最強の剣士を目指していて、海賊の世界についてそこまで興味を持っていませんでしたが、海賊として過ごすうちに徐々に海賊の知識を付けていきました。
閻魔とは?
"閻魔"とはゾロがワノ国編で出会った刀で、元々はワノ国の侍である光月おでんの所持していた刀となっています。閻魔は使用者の覇気を制限なしに勝手に消費してしまい、並の人間は閻魔に力を吸い取られてしまう事から、その事実を知っている者達からは恐れられている刀となっています。おでんの死後はおでんの子供である日和によって保管されていましたが、ワノ国での一件からゾロの手に渡りました。
ワンピースの概要
麦わらの一味のゾロが登場する『ワンピース』では、閻魔の登場するワノ国編単体での長さもさることながら、1997年から物語の続いている長編作品です。尾田栄一郎が作者の『ワンピース』は、原作の漫画版が登場してから2年経った1999年にアニメ化がされて、日本のアニメ文化を好む海外の人達からも絶大な高評価を受けている作品となっています。
ワンピースのあらすじ
悪魔の実の能力とされるゴムゴムの実を食べた『ワンピース』の主人公の"モンキー・D・ルフィ"は、出身地である東の海のフーシャ村で起きた山賊とのやり取りの結果海に落とされてしまいます。悪魔の実のデメリットが理由で泳げないルフィは、海に生息する生物に襲われますが海賊のシャンクスの助けにより生還します。シャンクスの言動を尊敬するようになったルフィは海賊王を目指し、仲間を増やす為に冒険を開始しました。
ゾロの閻魔は黒刀に成る?覇気で制御出来た?
『ワンピース』には刀の中の最強格の名刀として、"黒刀"という名称が付けられている刀が存在しています。名前の通り黒い外見に特徴がある黒刀ですが、名刀と呼ばれていない刀でも黒刀になると作中では紹介されています。ここでは閻魔が黒刀に変化するのか、また閻魔の恐れられている能力である覇気の放出を、ゾロがどのように制御したのかに関する考察を紹介していきます。
ゾロの閻魔は黒刀に成る?
ゾロの持つ閻魔はまだ黒刀になっていない状態で譲られた刀です。ゾロが閻魔と交換した"秋水"はゾロの前の持ち主が黒刀に進化させた刀となっていて、ゾロ自身が黒刀にした訳ではありません。ゾロには師匠兼目標であるミホークとの会話等を始めとして黒刀に関係のあるシーンが多数登場しているから、ゾロが将来的に閻魔を自分の実力で、黒刀にするのではないかと考えられています。
ゾロの閻魔は覇王色の覇気で制御出来た?
ゾロはワノ国編に入って初めて明確に、覇王色の覇気を使用する事が可能になったという描写が登場しました。ゾロが覇王色の覇気を使用し始めたシーンとなっている、百獣海賊団の大看板の一人であるキングとの戦闘以前でも、覇王色の覇気を使えるという紹介はないものの、使用していると考えられるシーンが登場している事から閻魔で初めて斬った時に覇気を制御できたのは、覇王色の覇気が関係しているのはないかと考察されています。
ゾロの閻魔を作ったのは霜月コウ三郎
光月おでんやゾロが使用している閻魔を制作したのは、"霜月コウ三郎"という人物で、ゾロが扱う三本の刀の一つである"和道一文字"の制作者と同じ人物となっています。閻魔と和道一文字は同じランクである最上大業物21工に分類される名刀となっていて、どちらも強力な刀である事が分かります。
ゾロのその他の刀一覧
ワノ国で入手した閻魔の他にも、ゾロは三刀流で必要な複数の刀を使用してきた経緯を持っています。ここではゾロがワノ国編で使用した閻魔以外に所持している、また使っていた過去を持つ刀について紹介していきます。
和道一文字
"和道一文字"はゾロがワノ国で閻魔を手に入れた際にも使用し続けている刀で、閻魔と同様に霜月コウ三郎が手掛けた最上大業物21工に属する名刀となっています。和道一文字はゾロの使用する刀の中でも初期から使用している刀となっていて、元はゾロの既に亡くなった親友である"くいな"が所持していた刀を形見としてゾロが受け継いだ事で入手しました。
三代鬼徹
"三代鬼徹"はゾロがローグタウンで出会った刀で、閻魔を入手する際に協力してくれたワノ国の刀鍛冶である"天狗山飛徹"の制作した"業物"に属している名刀となっています。三代鬼徹は使用者の命を奪うといった曰くつきの妖刀として知られていましたが、ゾロは三代鬼徹を気に入り武器屋の店主を納得させて下記で紹介する"雪走"と共に入手しました。
雪走
"雪走"は三代鬼徹と同じくゾロがローグタウンの武器屋で手に入れた刀となっています。後の師匠となるミホークとの戦いで和道一文字以外の刀を折られたゾロは、二本の刀を調達する為に武器屋に来ていましたが、三代鬼徹を使用した運試しと覚悟を武器屋の店主に見せつけた事で、ゾロに感銘を受けた店主が譲ってくれました。
雪走は良業物50工に分類されていて、ゾロも良い印象を持っていた刀でしたが、エニエス・ロビー編で戦った海軍大佐のシュウが使用するサビサビの実の能力によって破壊されてしまい、雪走は使用不可能となってしまいました。壊れた雪走を使わないものの持ち続けていたゾロは、スリラーバーク編で"秋水"を手に入れた事で手持ちの入れ替えを行い、雪走を弔う事としました。
秋水
"秋水"はゾロがスリラーバーク編にて雪走の代わりとなる刀として、リューマから受け継いだ刀となっています。秋水はゾロが初めて所有する事となった黒刀で、その質の良さから秋水の力を試そうとして、ゾロがより好戦的になる程の名刀となっています。
ワノ国編では秋水の所持者であったリューマを尊敬する人達との出会いから、秋水をワノ国に返すように要求されますが、秋水を気に入っていたゾロは拒否していました。しかし代わりとなる刀として閻魔との交換を提案され、閻魔に魅力を感じたゾロは秋水をワノ国へ戻す事を了承しました。現在は所有していないものの、リューマから託されてワノ国へ返すまでの長期間ゾロの戦闘を支え続けた名刀となっています。
ゾロの閻魔は最上大業物?その他の最上大業物を紹介
『ワンピース』に登場する刀には、名刀の中でも更に細かくランク付けが行われています。『ワンピース』の刀の中で一番高いランクの名刀は最上大業物と呼ばれていて、これまでのストーリーの中でも少数しか存在が明かされていない名刀となっています。ここでは閻魔の分類は何なのか、また最上大業物にはどのような名刀が含まれているのかについて紹介します。
ゾロの閻魔は最上大業物?
ゾロが使用する刀の中でもより高い破壊力を持つ閻魔は、大業物21工に分類されている名刀となっている事から、最上大業物ではない事が分かります。しかし作中では黒刀になる事でランクも変化すると紹介されている事から、覇王色の覇気を使用できるゾロが閻魔を黒刀にする事で、最上大業物クラスの名刀に進化される可能性が考えられています。
最上大業物一覧
現在『ワンピース』で最上大業物として紹介されている名刀は下記の三つとなっています。ここでは白ひげ海賊団船長の白ひげや、王下七武海の一人でゾロを圧倒する実力を持つミホーク等が使用する最上大業物の名刀ついてそれぞれ紹介していきます。
夜
"夜"はゾロの和道一文字以外を破壊した黒刀で、ゾロの目標である最強の剣士と呼ばれる"ジュラキュール・ミホーク"が所持している刀となっています。ミホークは王下七武海に協力が依頼された頂上戦争において、海軍側で白ひげ海賊団やルフィ達を足止めしました。ミホークが夜を使って放つ斬撃の範囲は非常に広く、一人で部隊を壊滅に追い込める程の破壊力を持っています。
初代鬼徹
"初代鬼徹"はゾロの所持している三代鬼徹より先に制作された名刀で、三代鬼徹よりランクの高い刀となっています。初代鬼徹は三代鬼徹の制作者である天狗山飛徹の先祖の、"天狗山古徹"が製作者となっている名刀です。初代鬼徹の所有者は不明となっていて初代鬼徹の存在だけが確かのものとなっていますが、五老星が持っている刀が初代鬼徹なのではないかという考察が行われています。
むら雲切
"むら雲切"は四皇の一人で過去にロジャー海賊団とも渡り合った人物である"白ひげ"が所有する薙刀です。白ひげはむら雲切と共に活躍した頂上戦争において他者を寄せ付けない程の実力を発揮しました。白ひげの使用する能力であるグラグラの実の能力を、むら雲切に合わせる事によって更に強力な攻撃を行う事が出来ます。過去編での白ひげはロジャーと互角に戦うシーンがある事から、むら雲切は相当強い薙刀である事が伺えます。
ゾロの閻魔に対する世間での評判や人気
ゾロの持つ閻魔は『ワンピース』の中での最高ランクの名刀ではありませんでした。非常に強力な能力を持っている閻魔ですが最上大業物の一つ下のランクと位置付けられている事から、最上大業物はいつ揃うのかについてや、閻魔が黒刀になる事でランクが上昇し、最上大業物になるのではないかというような考察が読者の間に存在しています。
閻魔はカイドウに傷を付けた事で知られる名刀ですが、その閻魔を手に入れたゾロがカイドウを倒せなかった事を残念に思う読者の声が登場しています。最終的にはカイドウ戦においてゾロは活躍をしましたが、最終的にはルフィによって倒されました。カイドウへの対抗策として閻魔が登場したと考える読者達は、カイドウを倒したのがルフィという事実を受け入れ難く感じています。
近日公開される『ワンピース』の映画では、シャンクスやウタについて興味を持つファンが多いですが、ゾロが閻魔を持っているシーンが公開された事によって、ワノ国編の後の話となっている事が考えられる為、ゾロや閻魔の活躍にファンの期待が高まっています。
ゾロの閻魔は黒刀に成る可能性があった
今回はゾロがワノ国編で新しく手持ちに加えた刀である閻魔について紹介しました。ゾロはワノ国編で覇王色の覇気と閻魔という強大な力を扱えるようになった事で、大幅に戦闘力を向上させました。閻魔は最上大業物ではないですが、黒刀になる事で名刀のランクが上がる説明があった事から、ゾロが閻魔を黒刀になるまで育てるのではないかといった考察が登場している事も分かりました。
この記事のライター
サカモト
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