【ワンピース】バンダー・デッケンの強さや技まとめ!マトマトの実の覚醒を考察
ワンピースに登場するバンダー・デッケンはマトマトの実の能力を覚醒させてその存在感を発揮しました。本記事ではワンピースに出てくるバンダー・デッケンの強さや技をまとめていく他、彼の性格やアニメ版ワンピースで声を担当した声優についても解説していきます。
目次
【ワンピース】バンダー・デッケンとは?
そもそもバンダー・デッケンというキャラクターを知らないという方に向けて、まずはワンピースに出てくるバンダー・デッケンの人柄をプロフィールなどから見ていきます。様々な人物や種族が登場するワンピース世界の中で彼はどういった存在だったのでしょう。
バンダー・デッケンのプロフィール
- 本名:バンダー・デッケン九世
- 年齢:35歳
- 身長:352cm
- 所属:フライング海賊団船長
- 悪魔の実:マトマトの実(超人系)
- 種族:ネコザメの魚人
- 誕生日:8月22日
- 好物:サザエのつぼ焼き
バンダー・デッケンは元々魚人島に住んでいたネコザメの魚人の一族であり、ワンピース作中では主に9代目のことを指しています。一族の目的としてリュウグウ王国の王女しらほし姫を狙っており、結婚するためならストーカーまがいの行為も厭わない迷惑な存在です。
バンダー・デッケンの性格
性格は自己中心的でありしらほし姫に過去何度も求婚を繰り返しています。口癖も「~のハズだ」と決めつけるような言い方が特徴的でしらほし姫にフラれるとその度に八つ当たりをしてしまうような短気な性格でもあります。また、人の下には断じてつかない主義であり、アーロンから誘いがあった時は即決で拒否していました。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎先生によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊とファンタジーバトルをミックスしたワンピースは冒険へのロマンと仲間との絆をテーマに描かれており、感動的で熱烈な戦いが読者に評価されています。その知名度は世界に知れ渡っており2015年には最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズでギネス世界記録にも選ばれました。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手に入れた男ゴールド・ロジャーは世界で最も大きいとされるひとつなぎの大秘宝「ワンピース」をどこかに置いたと最期に遺します。その一言が海賊たちのロマンを煽り世は大海賊時代を迎えました。麦わら帽子の少年モンキー・D・ルフィもそれに憧れを持った海賊の1人でした。彼が海に出たその日から、海賊王になるための航路が始まるのでした。
【ワンピース】バンダー・デッケンの強さや技・覚醒
バンダー・デッケンは「マトマトの実」の能力者
バンダー・デッケンはマトマトの実を食べてその能力を手にしています。その効果は一度でも触れた相手に対し、自分が投げたものが追尾するようになるもので、投げるという行為は少し押すだけでもその判定となり巨大な船をも追尾させることができます。
バンダー・デッケンの強さ
悪魔の実の能力者としてその強さに読者も期待が高まりましたが、実際のところバンダー・デッケンはその能力を戦闘で上手く活かせた場面がありませんでした。魚人島を目指す麦わらの一味を狙った時は海底火山の噴火により失敗し、しらほし姫に求婚を断られ逆ギレした時もルフィにあっさり倒されています。最終的には巨大船ノアを投げますが、結果的にホーディの怒りを買ってしまい気絶させられてしまいます。
バンダー・デッケンの技
作中ではバンダー・デッケンが技を使用した描写は1つも描かれていません。明かされているのは投げたものが追尾すること。対象にできるのは2つある手の数が限界であること。少し押すだけでも能力が発揮されるということだけです。
バンダー・デッケンのマトマトの実はハズレ?
能力者でありながら作中では戦闘で活躍できなかったマトマトの実は、読者の間からはしばしばハズレ能力ではないかと囁かれています。悪魔の実を食べると能力を手に入れる代わりに泳げなくなってしまう代償がついてきますが、バンダー・デッケンの場合は海の中が生息地である魚人であるため、そのハンデが実生活にも大きく作用するでしょう。その相乗効果もあってハズレだろうと語られています。
バンダー・デッケンのマトマトの実の覚醒
上述のハズレに併せて、悪魔の実が覚醒していたらまた話の内容は変わっていただろうという推論が幾つか上がっています。超人系の覚醒は4つほどに種類分けすることができ、体を何かに変える系、体から何かを出す系、体を強化する系、触った大将に特殊な影響を与える系が今までに登場しています。もしもバンダー・デッケンが覚醒した場合は、これらのいずれかの能力を手にしていただろうと予想されています。
【ワンピース】初代バンダー・デッケンの謎を考察
ここからは初代バンダー・デッケンの謎を考察していきます。元々バンダー・デッケン一族は呪われた海賊としてワンピース世界でも名の知れた海賊でした。そんな中、初代バンダー・デッケンには様々な謎が浮上しており、ワンピースファンから多くの考察が行き交っています。ここではネット上で見られる考察を紹介しつつ初代バンダー・デッケンの謎に迫ります。
初代バンダー・デッケンもマトマトの実の能力者?
ワンピース62巻606話にてブルックが放った一言には「部下を嵐の海に投げ込んだ」と公言していたり、「マトマトの呪い」とつけられた615話ではしらほし姫を的にして人を投げることにより竜宮城へ侵入しています。これらは9代目と同じ行動を取っていると見ることができ、初代バンダー・デッケンもマトマトの実の能力者だったのではと推察されています。
マトマトの実が継承された方法
バンダー・デッケン九世はそもそも自分が悪魔の実を食べたとは一度も公言しておらず、マトマトの実は作中にて「マトマトの呪い」という単語で語られています。もしもマトマトの呪いが本物で、その呪いが自我を持つような魂だったとしたら、バンダー・デッケンの一族に度々憑依していったのではないかと考えられています。
初代バンダー・デッケンと古代兵器ポセイドンの関係
初代バンダー・デッケンは625話にて「海王類をも従わせる人魚」とセリフを喋っており、しらほし姫を求めていたことが伺えます。しらほし姫を求めることは古代兵器ポセイドンを求めることと同義で、古代兵器はワンピースに繋がる重要な手がかりだろうと多くの読者が予想しています。その上623話では「先祖代々追い求めた一族の夢」とも語っており、デッケンがワンピースを狙っていたことが明かされているため、そのきっかけとしてしらほし姫を狙っていたのではという考察が上がっているのです。
【ワンピース】初代バンダー・デッケンとデービー・ジョーンズの関係
ここからは初代バンダー・デッケンとデービー・ジョーンズの関係についてまとめていきます。バンダー・デッケンと関わりが深いと予想されているデービー・ジョーンズについて解説していきながら、関係性や物語への影響について見ていきます。
デービー・ジョーンズとは?
デービー・ジョーンズはバンダー・デッケンと同じく呪われた海賊と呼ばれており、初めて作中で名前が出てきたのはワンピース33巻306話より麦わらの一味のロビンのセリフからでした。呪われた海賊という呼び名以外にもこの2人には多くの共通点が確認されており関係性が深いのではと予想されています。
初代バンダー・デッケンとデービー・ジョーンズを繋ぐもの
魚人島編にてバンダー・デッケンはホーディ・ジョーンズと手を組んでいました。ホーディ・ジョーンズとデービー・ジョーンズは苗字が同じです。また、デッケンという名前はイギリスの幽霊船伝承『フライング・ダッチマン号』の船長の名前から来てると考えられており、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではデイヴィ・ジョーンズがフライング・ダッチマン号に乗っており、彼を彷彿とさせるようなキャラ『蟹手のジャイロ』がワンピースにも登場しており関連性があるだろうと予想されています。
デービー・ジョーンズとマトマトの実の関係
マトマトの実は元々デービー・ジョーンズのものだったのではという考察があります。デービー・ジョーンズと関わりがあると考えられているホーディの正体が発覚した時にはフカボシが「意志が欠如している」、「空っぽ」といった用語が出ており上述したマトマトの呪いが魂として憑依していた場合、デービーからデッケンに移っていればその表現に納得ができます。また、この考察が当たっていればデービーの伝説と初代デッケンの伝説が共通する理由付けになりより信憑性があるだろうとされています。
【ワンピース】バンダー・デッケンの声優
ここからはアニメ版ワンピースに話題を移しバンダー・デッケンを演じた声優についてまとめていきます。作中では卑劣な性格で悪質な行為を繰り返していたバンダー・デッケンでしたが、そんな彼を演じた声優はどんな人だったのでしょうか。
バンダー・デッケンの声優は「高木渉」
バンダー・デッケンの声を演じた声優は高木渉(たかぎわたる)さんです。名探偵コナンの小嶋元太役として知られている声優で、ハリのあるハスキーボイスと多彩なアドリブができることで高い評価を受けています。大河ドラマ『真田丸』に出演したことで一時はファンを賑わせていました。
高木渉のプロフィール
1966年7月25日の千葉県生まれ。血液型はA型で身長は167cm、現在の所属事務所はアーツビジョンです。元々舞台俳優を目指していましたが結果が中々奮わず、そんな中雑誌から声優学校の生徒募集を記事を見つけたことがきっかけで声優を志すようになりました。声優としてデビューして以降は再び舞台俳優として活動も始め、現在は舞台やテレビドラマでも見られるようになりました。
高木渉の主な出演作品
代表作は『名探偵コナン』の小嶋元太、『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』のねずみ男などが挙げられています。その他にも多数の作品に出演しており『Yes!プリキュア5』のブンビー、『銀魂』のチェリー大佐、『GTO』の鬼塚英吉、『シャーマンキング』の蜥蜴郎などを演じています。
【ワンピース】バンダー・デッケンに対する世間での評判や人気
これまでバンダー・デッケンの強さや性格、作中での活躍に考察などをまとめてきました。そんなバンダー・デッケンに対して世間での評判や人気はどうなっているのでしょうか?ここではバンダー・デッケンに寄せられているネット上の感想や意見をまとめていきます。
バンダー・デッケンは敵役として描かれたキャラクターでしたがそれに反するように彼が好きだという意見が比較的多く見受けられました。バンダー・デッケンのチンピラ感が好きだったり、しらほし姫に求婚した時のやり取りが好きだったりとその理由は様々ですが、性格の悪さの割にはあまり戦闘力が強くないことが返って愛くるしさを誘っているようです。
多くのファンがこれ以降バンダー・デッケンが登場しないだろうと予想していました。彼が登場した魚人島編では特別活躍もせず、それほど大それた存在としても描かれていなかったので、その時点でお役御免だろうと思っている人が多いのかもしれません。
声優ファンの人にとっては高木渉さんが演じるバンダー・デッケンがハマり役で好きだという意見が多くありました。高木さん自身チンピラな悪役を演じることが多くバンダー・デッケンはまさしく相応しかったとかなり好評なようです。
【ワンピース】バンダー・デッケンはマトマトの実の能力者だった
バンダー・デッケンはマトマトの実の能力者でありながら、戦闘ではあまり目覚ましい活躍を残せませんでした。しかし、悪質なストーカー行為と自己中な性格が彼の存在感を尖らせており読者やアニメファンの記憶に強く残ったキャラクターでもありました。現在もなお研究されている考察について作中で回答がやってくる瞬間が来るのか、多くの考察班が今後の展開に期待していることでしょう。
この記事のライター
zeile
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