【ワンピース】スパスパの実の能力と技を一覧で紹介！ダズ・ボーネスの強さも

『ワンピース』のスパスパの実はアラバスタ編で登場した悪魔の実であり、その能力の特性によってゾロをピンチに陥れさせました。そんなスパスパの実について、まずは基本的な部分を見ていきましょう。

『ワンピース』のスパスパの実は超人系（パラミシア）に属する悪魔の実であり、食べた者の全身を刃物に変えます。体の一部だけを刃物に変えることも可能で、刃物として切れ味と硬度が付与されます。

『ワンピース』でスパスパの実を食べたのはバロックワークスのMr.1ことダズ・ボーネスです。殺し屋の異名があり、能力を活かした格闘戦を得意としています。

『ONE PIECE（ワンピース）』は『週刊少年ジャンプ』に1997年から連載され、2022年8月現在は単行本103巻を刊行している少年漫画です。大海賊時代を迎えた世界で、海賊王を目指す主人公と仲間達が、様々な場所を冒険していくストーリーになっています。強敵との戦いを描きつつ、夢や友情など様々な要素が詰め込まれた作品です。

モンキー・D・ルフィは幼少期に悪魔の実を食べたことで体がゴムのように伸びるようになった少年です。ある日、海賊王を夢見て故郷の村から出航し、麦わらの一味として船員を増やしながら、かつての海賊王が遺したとされる「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指していきます。そして、一味の航海は新世界へ突入していき……？

『ワンピース』のスパスパの実はシンプルな能力ながらも様々な可能性を秘めた悪魔の実になっています。そんなスパスパの実や使用者のダズ・ボーネスの能力・強さ、ブキブキの実との関連性について見ていきましょう。

『ワンピース』のスパスパの実は全身のあらゆる部位を刃物にする能力であり、ダズ・ボーネスは主に格闘攻撃と合わせて使用しています。腕や脚などを刃物化させて一振りすれば斬撃を飛ばすことも可能で、その強さは石の建造物も簡単に切り裂いてしまうほどです。また、全身が刃物であることから本来の刃物にあるような表裏が存在せず、体のどの面でも刃が出るようになっています。

応用技としては刃物をらせん状にすることで回転させたり、足の裏を刃物化することで、スケートのブレードのように使ったりもできます。一方で、刀を作り出すわけではないことから刃物の射程は体が届く範囲になるため、斬撃以外で遠距離を相手するのは難しくなっています。

『ワンピース』のスパスパの実は全身が刃物化する共に、実際の刃物と同じく鉄としての硬度も手に入れられます。そのため、相手からの攻撃も普通の武器であれば通用せず、そのまま刃物による攻撃で反撃できます。一方で、鉄のような硬度さえも破壊できる、もしくは貫ける攻撃であるとスパスパの実でも防げません。アラバスタ編ではゾロが鉄を斬るコツを掴んだため、刀によるダメージを受けています。

『ワンピース』のスパスパの実はダズ・ボーネスが再登場したインペルダウン編を含めて、能力の変化が見られなかったため、悪魔の実の能力が覚醒する可能性を秘めています。その場合、他の能力の覚醒から考えれば、能力者である自分以外の物を刃物化できたり、更なる硬度を手に入れられたりする可能性があります。

『ワンピース』の作中ではスパスパの実に似た悪魔の実としてベビー5のブギブキの実が登場しています。ブキブキの実は刃物を含めたあらゆる武器に変形でき、単行本の作者の発言からスパスパの実の上位互換となる能力になっています。ただ、スパスパの実は刀そのものに変形するわけではなく、上記の刃物の応用や鉄の硬度など独自の能力を持っています。

同じく単行本の作者の発言には『ワンピース』世界における強さは悪魔の実の能力だけで決まるものではなく、使用者本人の強さも大きく影響すると言われており、その点から見ると使用者自身の強さはダズ・ボーネスが上である可能性も考えられます。そのことから武器の種類の多さではブキブキの実が上位互換ですが、それ以外の性能でスパスパの実の方が優れた使い方ができる可能性もあるのです。

『ワンピース』のスパスパの実を使用するダズ・ボーネスは作中で様々な技を披露しています。そんなスパスパの実による技について一覧で紹介していきます。

斬人（スパイダー）は全身を刃物化させ、その硬度によって防御する技です。鉄の硬度であるため、並大抵の攻撃ではダメージを与えられなくなります。

掌握斬（スパークロー）は手を刃物化させて攻撃する技です。作中では指の一本ずつが刃物になっており、引っ搔くように切り裂けば指の全てが刃物による攻撃や斬撃になります。

発泡雛菊斬（スパークリングデイジー）は両手首を付けて開いた掌を突き出しながら斬撃を飛ばす技です。掌握斬と同じく指の全てが刃物になるため、斬撃は放射状に放たれます。

微塵斬（アトミックスパ）は両腕を広げることで無数の斬撃を出し、対象を微塵切りする技です。作中は建物を微塵切りにして飛ばす形で使用しています。

螺旋抜斬（スパイラルホロウ）は腕に複数の刃物を出し、それを高速で回転させる技です。攻撃が当たれば複数の刃物で対象を抉り斬る凶悪な技ですが、ドリルのように穴を掘ることはできません。

滅裂斬（スパーブレイク）は両腕をクロスさせるように振って斬撃を飛ばす技です。見た目は一振りですが、斬撃は対象を輪切りしていることから複数の斬撃が飛ばされています。

微塵速力斬（アトミックスパート）は足の裏をスケートのブレードのように変化させ、そのまま地面を滑りながら斬撃を繰り出す技です。作中では技が決まる前にゾロの一刀流「居合」”獅子歌歌”の前に敗れています。

アニメ『ワンピース』でもアラバスタ編でダズ・ボーネスが登場しており、声優によるボイスが付いています。そんなダズ・ボーネスの声優について紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でダズ・ボーネスの声を務めたのは稲田徹さんです。重量感がありながらも殺し屋としての冷静さを感じさせる声で演じています。また、稲田徹さんはアニメ内でパティやジーザス・バージェス、ブロギーなど様々なキャラについても声を当てています。

稲田徹さんは東京都出身で、1972年生まれの声優・ナレーターです。青二塾東京校通い、1994年からアニメ声優としてデビューを果たしています。その後はアニメ・ゲーム・特撮など様々な作品に出演しています。また、プロレスのファンであり、2021年にはプロレスラーとしてリングデビューも果たしました。

稲田徹さんの主な出演作品としては、『∀ガンダム』のハリー・オード、『BLEACH』の狛村左陣、『BUZZER BEATER』のイワン、『キルラキル』の蟇郡苛、『おじさんとマシュマロ』の日下幅広、『SSSS.GRIDMAN』のアレクシス・ケリヴ、『旗揚!けものみち』のMAO/マカデミアンオーガ、『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー/デカマスターなどがあります。

ここでは『ワンピース』のスパスパの実について世間での評判や人気について紹介していきます。使用者であるダズ・ボーネスの出番は限られていますが、ゾロとの戦いが作中の名勝負となっているため、印象深く残っている人が多くいます。

『ワンピース』のスパスパの実については作中でゾロに敗北しましたが、能力の強さとしてはかなりものがあると考える人が多いようです。ゾロも攻略法を見出すまでは圧倒されていることから、それだけ刃物による斬撃と鉄の硬度が強かったことがわかります。

『ワンピース』のスパスパの実について、能力としてかっこいいという感想も見られました。斬撃による攻撃やゾロとの死闘の印象からそう思う人も多く、加えてダズ・ボーネスの冷静な性格やクロコダイルに対する忠誠心があることから、出番が少ないながらもキャラとしての人気も集めています。

『ワンピース』のスパスパの実とブキブキの実の関係については使用者のダズ・ボーネスの存在があることからスパスパの実の方が強く見えるという意見が見られました。作者的にはブキブキの実が上位互換とされていますが、それに対してスパスパの実の応用性や使用者自身の強さがあるので、実際の強さは変わるのではないかと考える人が多いようです。

『ワンピース』のスパスパの実は全身のあらゆる部分を刃物化する悪魔の実で、格闘技で斬撃が飛ばせたり、鉄としての硬度を手に入れたりと刃物の性能を存分に生かした能力になります。作中で登場する悪魔の実の中ではブキブキの実の方が上位互換と言われていますが、悪魔の実の能力は使用者次第で変わってくるため、実際の強さは変わる可能性があります。スパスパの実の活躍はアラバスタ編で見られるのでチェックしてみましょう。