【ワンピース】空島編のあらすじや人気を調査!名言や名シーンも紹介
『ワンピース』空島編は、とても長いシリーズです。『ワンピース』空島編では隠された伏線があったり、謎や秘密も明らかになりました。この記事では『ワンピース』空島編のあらすじや伏線を考察したり、数々の名言や名シーンも紹介しています。
目次
【ワンピース】空島編とは?
『ワンピース』の空島編は、とても長いシリーズです。そして今後のストーリーに関わってくる重要な伏線もありました。この記事では、『ワンピース』空島編について解説しています。また『ワンピース』空島編での名言・名シーンも紹介しています。
空島編は漫画の何巻?
『ワンピース』の空島編は、原作漫画では第24巻218話~第32巻303話までのエピソードになります。アラバスタ編が終わって、新たにロビンが仲間に加わりました。その直後の物語が空島編です。
空島編はアニメの何話?
『ワンピース』空島編は、アニメだといったい何話になるのでしょうか。『ワンピース』のアニメでは、空島編は二部にわたって構成されています。「空島・スカイピア編」第144話~第172話、「空島・黄金の鐘編」第173話~第195話となります。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、『週刊少年ジャンプ』にて1997年より連載が始まりました。海賊王を目指す主人公のモンキー・D・ルフィと、その仲間達が、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って、世界中を旅する海賊冒険ファンタジーです。1999年には『ワンピース』のアニメ放送も開始されました。その後映画化、舞台化もされた大人気作品です。原作もアニメもとても長く続いている作品ですが、その人気は全く衰えません。日本だけではなく、世界中で愛されている作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公のモンキー・D・ルフィは、海賊王に憧れている少年。海賊である赤髪のシャンクスに出会い、悪魔の実を食べてゴム人間になります。それから10年後、海賊王になるため、そして「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探すためルフィは海に出ます。続々と増えていく仲間。ルフィは仲間と協力して、旅を続けます。
【ワンピース】空島編のあらすじ
『ワンピース』空島編は、ワンピースのシリーズの中でも長編のストーリーです。アニメでも長期に渡って描かれました。空島編は今後の展開に影響する伏線が入っていたり、とても見応えがあるシリーズです。空島編はどんな内容か、順を追って解説します。
あらすじ①ロビンが仲間になる
『ワンピース』のロビンは、考古学者としての能力はかなり優秀。世界政府にも狙われています。 ロビンはクロコダイルに誘われて、悪事に加担していました。しかしルフィがクロコダイルを倒します。ロビンには、「歴史の謎を解き明かす」という夢がありました。しかしその夢を叶えるためには、敵が多すぎます。ロビンは助けてもらったルフィに「仲間に入れてほしい」と頼みます。ルフィの仲間は反対しましたが、ルフィはロビンを仲間にすることに決めました。
あらすじ②空から降ってきた船
ロビンが仲間になり、ルフィ達は航海を続けます。すると空からいきなり巨大な船が降ってくるのを目撃しました。その船はガレオン船。船から空島「スカイピア」の地図を発見するルフィ達。そこで空島を目指すことにしました。空島へ行く方法を探すルフィ達の前に、海賊が現れます。名前は「マシラ」。しかし突然辺りが真っ暗になり、巨人の影が現れ、急いで逃げ出すルフィ達。その時にロビンはマシラの船からエターナルポースを盗んでいたのです。エターナルポースが示したのは「ジャヤ」。ルフィ達はジャヤヘ向かいます。
あらすじ③ジャヤでの黒ひげとの邂逅
ジャヤで空島へ行く手がかりを探すルフィ、ゾロ、ナミ。ジャヤでルフィ達は、ベラミーに会います。ベラミーは「ハイエナ」と呼ばれる海賊。ベラミーはルフィ達に攻撃をしかけてきましたが、ルフィは喧嘩をする価値もないと、やり返しませんでした。この様子を見ていたのが黒ひげです。
あらすじ④クリケットはノーランドの子孫
ロビンも同じくジャヤで情報を集めていました 。そこで「クリケット」という人物の名前を耳にします。クリケットに会いに行くルフィ達。クリケットは猿山連合軍最終園長で、冒険家でもあります。そしてノーランドの子孫でした。ノーランドとは、冒険家でもあり植物学者でもあります。嘘か本当か分からない困難を乗り越えてきた人物です。クリケットは空島を目指すルフィ達に惚れ込み、協力してくれました。
あらすじ⑤ベラミーとの戦い
空島へ行くには、「サウスバード」という鳥が必要です。サウスバードを探すため、ルフィ達は森に行きました。その間に、クリケットの前にはベラミーが現れます。ベラミーの目的は、クリケットが持っている黄金です。ベラミーはクリケットやマシラ達を襲い、黄金を奪って行きました。ルフィはベラミーに奪われた黄金を取り戻すため、一人でジャヤへ行きます。そこでベラミーと戦うルフィ。ルフィは一撃でベラミーを倒し、黄金を取り返しました。
あらすじ⑥空島へ
いよいよルフィ達は空島を目指して出航します。マシラ達の案内で、発生したノックアップストリームに突っ込みます。ノックアップストリームとは、海面が爆発したかのように空高く水の柱が突き出す自然現象です。その高さは雲さえも突き抜け、はるか上空にある空島まで届きます。うまくこの海流に乗ることができれば空島へたどり着けますが、位置がズレたり乗り切ることができなかった場合は落下します。ルフィ達はなんとか海流に乗ることができ、空島を目指します。
あらすじ⑦ガン・フォールとの出会い
いつの間にかルフィ達は空の上にいました。雲の上に浮かぶメリー号。驚いているルフィ達の前に、鎧を身にまとった1人の男が現れました。その男は馬と鳥が合わさったような奇妙な生き物に乗っています。その男の名前はガン・フォール。ガン・フォールはルフィ達に「空島は危険だ」と言います。そして笛を渡して「危険が迫った時はいつでも呼びなさい」と言って去って行きました。ガン・フォールの正体は、実はかつての神なのです。
あらすじ⑧スカイピアへ
ルフィ達はスカイピアへ辿り着きました。そこでコニスという少女と、彼女の父であるパガヤと出会います。コニスとパガヤは、ルフィ達に空島について色々と教えてくれました。スカイピアにはウェイバーという、一人用の小型の船があります。ナミはウェイバーを簡単に操り、そこで大地を発見します。
その頃ルフィ達は国を統率する組織ホワイトペレーに、「通行料を払わなかった」という理由で犯罪者扱いをされてしまいます。ルフィ達を攻撃するホワイトペレーですが、全く歯が立ちませんでした。 しかしスカイピアを支配するゴッド・エネルによりルフィ、サンジ、ウソップ以外のメンバーはナミが見つけた大地へ連れ去られてしまいます。三人は仲間を救うため、アッパーヤードへ向かいます。
あらすじ⑨サトリとの戦い
アッパーヤードには、4つの分かれ道があります。分かれ道にはそれぞれ試練があります。「玉の試練」・「沼の試練」・「紐の試練」・「鉄の試練」となっています。ルフィ達は「玉の試練」を選びました。そこには神官のサトリが待っていました。サトリは「森の神官」と呼ばれ、雲玉を森中に巡らせて裁きます。サトリは「マントラ」という不思議な術を使って、ルフィ達の動きを読みます。しかしマントラで行動を読み切れず、ルフィに捕まります。最後はサンジの一撃でサトリを倒すことができました。
あらすじ⑩ナミたちが知った真実
どんどんアッパヤードを進むルフィ達。ナミ達は、ジャヤにあったクリケットの家の半分をアッパヤードで見つけました。ジャヤは昔、ノックアップストリームで空島まで飛ばされていたのです。ナミ達はその真実を知り、急いで船に戻ります。そして、離ればなれになっていたルフィ達と合流しました。黄金郷はスカイピアにあると確信し、ルフィ達はスカイピアに向かうことにしました。
あらすじ⑪シャンディアの総攻撃
スカイピアには、シャンディアという部族が存在します。彼らはジャヤの原住民でしたが、ノックアップストリームにより空島へ飛ばされてしまったのです。そのため、スカイピアで生活しています。シャンディアは、アッパヤードを支配するエネルからアッパーヤードを取り返すために戦っていました。シャンディアのリーダーであるワイパーは、ルフィ達がアッパーヤードへ入り込んだことを知り、今が攻撃する絶好の機会だとアッパーヤードへ総攻撃をしかけます。
あらすじ⑫三つ巴の戦い
いよいよルフィ達麦わらの一味、シャンディア、エネルによる激しい戦いが始まりました。麦わらの一味は二手に分かれます。黄金郷を探すルフィ、ゾロ、チョッパー、ロビン。船でアッパヤードを回るナミ、サンジ、ウソップ、ガン・フォール。黄金郷を探すメンバーは、全員はぐれてしまいます。ルフィの前にはワイパーが現れます。戦う二人。しかしその時ルフィは、いきなり現れた大蛇に飲み込まれてしまいます。ワイパーはルフィのことは放ってエネルのもとに向かいます。
あらすじ⑬神官との戦い
チョッパーはアッパヤードの中で遺跡を発見しますが、そこには神官のゲダツがいました。ゲダツは沼の試練の神官です。チョッパーはボロボロになりながらも、ゲダツとの戦いに勝利。さらに先へ進むと今度は神官オームがいました。オームは鉄の試練の神官です。チョッパーはオームに負けてしまいます。そこへゾロが現れました。ゾロとオームの戦い。ゾロは見事に勝利しました。
あらすじ⑭エネルとの戦い
ゴーイングメリー号に現れるエネル。圧倒的な強さでナミ以外を倒します。そこにルフィを飲み込んだ大蛇も来ます。ナミが大蛇から逃げていると、遺跡に辿り着きました。エネルが遺跡を壊すと、その下に黄金郷が現れたのです。エネルはナミ以外のメンバーを倒し、ナミを連れて行きます。一方ルフィは大蛇から出ることができ、ナミを追います。ナミとエネルに追いついたルフィ。ルフィはエネルと戦いますが、空島の方舟マクシムから突き落とされてしまいました。
あらすじ⑮男を見せるサンジ
方舟マクシムにはサンジとウソップが潜り込んでいました。ウソップはナミを助けに行きます。しかしエネルを倒すことができず、丸焦げにされてしまいます。そこにサンジが現れエネルと戦いますが、サンジもエネルを倒すことはできませんでした。しかしマクシムも動かなくなります。すでにサンジが動力源を壊していたのです。急いでマクシムを修理しに行くエネル。その間にナミ、サンジ、ウソップはマクシムから脱出しました。
あらすじ⑯シャンドラの過去
ジャヤがまだ空島に打ち上げられていなかった時に、クリケットの先祖のノーランドがジャヤに辿り着きました。 ノーランドはシャンドラの戦士カルガラと親しくなり、黄金都市へ招待されました。そこには大きな鐘がありました。しかしノーランドはシャンドラの住民と心がすれ違ってしまい、ジャヤを出ることに。カルガラは自分達が誤解していたことに気付き、鐘を慣らし「再び戻って来い」とノーランドに叫びます。
その数年後にジャヤはノックアップストリームで空島に飛ばされてしまうのです。そしてノーランドと王様がジャヤを訪れた時には、シャンドラはなくなっていたのです。ノーランドは嘘つき呼ばわりされて処刑されてしまいました。
あらすじ⑰黄金の鐘
シャンドラの過去を知ったルフィは、どうしても黄金の鐘を鳴らしたいと思っていました。エネルはすでに黄金の鐘を見つけていました。エネルの前に現れるルフィ。ルフィとエネルの最後の戦いが始まります。勝者はルフィ。そして黄金の鐘を鳴らすことにも成功します。響き渡る鐘の音。その音はクリケット達にもしっかりと届いていました。
あらすじ⑱空島からの出航
エネルを倒したルフィ達は、スカイピアの住人と宴会を楽しんでいました。しかしこのままずっとここにいるわけにもいかないので、黄金を持ってこっそりとスカイピアから出ることにします。コニスに案内してもらい、いよいよ空島ともお別れです。黄金の鐘の音が鳴る音がしました。それはスカイピアの住人が、旅立つルフィ達のために慣らしてくれたものでした。ルフィ達は鳴り響く黄金の鐘の音を聞きながら、空島から出航しました。
【ワンピース】空島編は人気がある?伏線を考察
『ワンピース』空島編は、アニメでも二部に渡って描かれた長編シリーズでした。空島編は、『ワンピース』のシリーズの中で人気があったのでしょうか。また『ワンピース』空島編にはいくつかの伏線がありました。伏線も考察します。
空島編は人気がある?
長きに渡って描かれた『ワンピース』の空島編は、人気があったのでしょうか。空島編は『ワンピース』の好きなエピソードランキングを見ると、トップ10に入ります。あれだけたくさんのエピソードがある中でトップ10に入るのですから、空島編は「人気がある」と言っていいのではないでしょうか。
空島編は駄作?
『ワンピース』の空島編は、“駄作”と“名作”とで意見が割れているようです。駄作の意見には、「長すぎる」「誰も仲間にならない」「試練がつまらない」「バトルがイマイチ」などがありました。逆に名作の意見には、「まとめて読み返すと、伏線も丁寧に描かれていていい話」、「リアルタイムで読むと忘れてしまうから、一気に読むといい」などがありました。
空島編に隠された伏線
『ワンピース』空島編には、重要な伏線がたくさんありました。どんな伏線だったのでしょうか。ここからはその伏線について解説していきます。『ワンピース』の伏線を知ると、ストーリーがまた面白くなります。
伏線①エネルはその後扉絵で再登場
『ワンピース』の麦わらの一味を苦しめたエネル。空島編で倒したのでもう出番はないだろうと思われていましたが、扉絵で再登場しています。月に行った後の話などが描かれています。扉絵は、今後のストーリーに関わってくる伏線が隠されていることがあります。エネルは再登場するのか注目です。
伏線②太陽の神ニカ
太陽の神ニカとは、「奴隷達が信じていた伝説の戦士」のことです。実はニカは空島編で登場していたようです。ニカの衣装はシャンディアの衣装とよく似ています。またニカが楽しそうに踊るシルエットは、空島の住民達と楽しそうに踊るルフィのシルエットと似ています。謎の人物「太陽のニカ」。ニカの正体を知るためにも、空島編はじっくり読み返しておくといいかもしれません。
伏線③シャンドラとワノ国の関係
『ワンピース』空島編で、古代都市である「シャンドラ」の存在が明らかになりました。「黄金郷」と呼ばれたシャンドラ。シャンドラが空島へと飛ばされたのと同じ時期に、ワノ国は「黄金の国」と呼ばれていました。そしてシャンドラの遺跡に残る歴史の本文(ポーネグリフ)は、ワノ国の光月家に生み出されたものでした。シャンドラとワノ国は、関係があった可能性が高いです。
【ワンピース】空島編の名言や名シーン
『ワンピース』空島編は、アニメでも二部構成で描かれる長編ストーリーでした。ここでは空島編の名言や名シーンを振り返ってみます。
名言①「人の夢は…」
人の夢は終わらねェ
出典: gorilife.com
ジャヤで空島へ行く手がかりを探しているルフィ達。そんなルフィ達をベラミーは笑い、喧嘩をけしかけてきます。彼らのやりとりを見ていた黒ひげが言ったのが、このセリフです。黒ひげもルフィ達と同じく、大きな夢を胸に秘めているのでしょう。
名言②「受けて立つぜ…」
受けて立つぜサバイバル
アッパーヤードで、ゾロの前にシャンディアの戦士・ブラハムが現れます。二人は戦います。勝負はゾロの勝ちです。その時にゾロが言ったセリフです。 ゾロに負けたブラハムですが、宴でゾロとお酒を酌み交わしています。
名言③「おれの配下に…」
おれの配下に... チンピラは要らねェんだ小僧共...!!
ドフラミンゴの傘下であるベラミーは、ルフィに敗北したことにより、ドフラミンゴに制裁を受けます。その時にドフラミンゴがベラミーに言ったセリフです。
名言④「これでおれも…」
これでおれも... 海賊だァああああ〜〜っ!!!
チョッパーは逃げずに神官ゲダツと戦うことに決めました。今まで仲間に助けられていたチョッパーが見事にゲダツを倒しました。チョッパーの雄叫びが響き渡ります。
名言⑤「お前が消えろ…」
お前が消えろ
生き残りゲームで、生き残るのは5人だと予言したエネル。しかし生き残っているのは6人。予言を当てるために1人消えろというエネル。ゾロ達がエネルに言ったのがこのセリフです。
名言⑥「タバコの火…」
...タバコの火......!!! 欲しかった......トコだ............!!!
仲間であるウソップとナミを逃がすために、エネルの攻撃を受けたサンジ。瀕死の状態ながらも、エネルに言ったのがこのセリフです。どこまでも格好いいサンジです。
【ワンピース】空島編に対する世間での評判や人気
『ワンピース』空島編は賛否両論がはっきり分かれました。良かったという意見には、「評判が良くなくても自分は好き」という意見が多かったです。良くなかったという意見には、「前半のアラバスタ編が良すぎた」、「ハラハラドキドキする場面がなかった」などの意見がありました。
『ワンピース』空島編は、ジャヤが空島へ打ち上げられてしまったことや、シャンドラの過去が明らかになるなど、驚く真実がたくさんありました。確かに空島編だけでも見応えたっぷりです。
『ワンピース』を知らない人が空島編を見て、ファンになる可能性もありそうです。空島編から入り、最初からワンピースを見てみると、色々なことが分かって面白いかもしれません。伏線のすごさにも感動しそうです。
『ワンピース』空島編が好きな人は、完成度が高いという意見もありました。空島編が終わってもう一度読み返すと、伏線のすごさに感動するというコメントもありました。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】空島編は人気が高い名作だった
『ワンピース』空島編は、「名作」と「駄作」とに意見が分かれるシリーズでした。長いシリーズのわりには、目立った敵がエネルしかいなかったというのもあります。しかしクリケットやガン・フォールとの出会い、シャンドラの過去、ノーランドとカルガラの友情など、胸が熱くなる場面もたくさんあります。そしてルフィとスカイピアの住人が黄金の鐘を鳴らすシーンは感動します。『ワンピース』空島編は終わってからもう一度読み返すと、新たな発見や感動があるでしょう。またアニメでもぜひ見返してみてください。
この記事のライター
ささめ
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