【ワンピース】ヴェルゴの強さや能力まとめ！死亡説や声優も紹介

ヴェルゴとは、『ワンピース』で海軍本部中将として登場したキャラです。荒くれ者が揃ったGL第五支部の基地長を務めていました。そんな場所にもかかわらず、ヴェルゴはとても紳士的に振舞っていたため、部下や市民との関係性も築けていて、どちらからの信頼度もとても高い人物でした。

とても温厚で紳士的なヴェルゴでしたので、部下との関係性も良くとても信頼されていました。同じように市民からも信頼されていました。仕事もテキパキとこなし、相手のことを考えて対応するのがとても上手な人物です。ですがそれは裏の顔でした。本当のヴェルゴは、部下のことも市民のことも何とも思っておらず、簡単に始末できる非情な心の持ち主でした。

このようなヴェルゴの性格は、スパイとしては適任だったと思います。ただ、長年偽物の自分を演じてきたため、時には設定のないキャラを口にしたりすることもあったようです。そんなヴェルゴには奇癖があり、食事の後には頬にありえないものがくっついていることが多く、本人としては無自覚のようです。

『ワンピース』は、『週刊少年ジャンプ』（集英社）で原作も長期連載されていて、テレビアニメの放送も記録的な長期放送となっている、幅広い年代でとても人気のある作品です。その人気は国内だけではなく、世界中にたくさんのファンを抱える作品となりました。

時は大海賊時代。ひとつなぎの大秘宝・ワンピースを巡って、世界中の海賊達が海へと繰り出して争う時代となりました。主人公・ルフィも、ワンピースを手にして海賊王になるため、憧れのシャンクスから預かった麦わら帽子をかぶって冒険の旅へと出発しました。様々な困難に立ち向かいながら、ルフィは仲間を集めて突き進みます。

ここからは、ヴェルゴの強さや能力についてまとめていきます。

ヴェルゴが使う武器はふつうの竹竿です。武装色の覇気を使えるヴェルゴは、竹竿に武装色の覇気をまとわせることで竹竿を強化して武器として使います。また、この竹竿は吹き矢にもなっていて、覇気で強化された竹竿から放たれる弾丸は、鋼鉄の壁をも粉砕する威力を持っています。竹竿を吹き矢として使う際には、特に技名などはないようです。

ヴェルゴが六式の「指銃」「剃」「月歩」を使用できることは、『ワンピース』の作中で描かれています。その他の六式については、ヴェルゴが使用した描写がないため使えるかは不明ですが、海軍本部中将以上は六式の使い手のようなので、ヴェルゴも六式の使い手であることは十分考えられます。

ヴェルゴは武装色の覇気を使いこなせる達人です。ヴェルゴは武装色の覇気を全身にまとうことができ、その強度はかなりのもので、ドンキホーテ海賊団の船長でもあるドフラミンゴも、全てを防ぐことができると豪語しています。防御力の高さは群を抜いています。

「鬼・竹」は、竹竿に武装色の覇気をまとわせて渾身の力で振り回し、その遠心力を乗せて振りぬく技です。武装色をまとわせた相手の武器も打ち砕く威力で、離れた壁も衝撃波でへこんでしまう程の威力を持った技です。ヴェルゴが使う攻撃で技名がついているのはこの「鬼・竹」だけで、吹き矢や蹴りの攻撃には技名がついていませんでした。

ヴェルゴは悪魔の実の能力者ではありませんが、武装色の覇気をまとわせた竹竿を使った「鬼・竹」という技で、部下でありモクモクの実の能力者でもあるスモーカーを一方的に攻撃しています。ですが、これはローの心臓を取り戻すための作戦だったのです。ですので、一方的にやられていたとはいえ、ヴェルゴがスモーカーに勝ったとは言えないと思われます。スモーカーが本来の力で戦っていたら、結果は違ったのではないでしょうか。

ヴェルゴは『ワンピース』の作中で死亡したと思われるシーンがあったため、死亡説が濃厚ですが、ファンの間では生存率も噂されています。『ワンピース』の物語の中で描かれたシーンや、ファンの間での考察などから、ヴェルゴの死亡説と生存説について見ていきましょう。

ヴェルゴが死亡したと思われるシーンは、トラファルガー・ローとの戦いのシーンで描かれています。武装色の覇気をまとったヴェルゴですが、ローのオペオペの実の能力の前では防ぐことができませんでした。オペオペの実の能力は、どんなものでも切断できるという能力です。ヴェルゴの体は胴体から真っ二つに切断されました。その後、ヴェルゴはバラバラにされて毒ガスが充満するパンクハザードに放置されたため、死亡した可能性が高いと考えられます。

死亡説が有力なヴェルゴですが、ファンの間では生存説の噂が絶えません。どのように生存していると考えられているのでしょう？一番可能性が高いものとして、ドフラミンゴによって助け出されて治療されたという説です。今のところ『ワンピース』の作中では、それらしいシーンが描かれていないので何とも言えませんが、『ワンピース』の世界では想定外の出来事が起こることもあるので、今後の展開に期待です。

ヴェルゴの再登場には、①見た目がそっくりなジェルマ兵のモデルとなっていて、その中からオリジナルヴェルゴが登場する、②ドフラミンゴ登場時に復活して再登場する、③扉絵シリーズで再登場する、この三つが有力な説として噂されているようです。

ここからは、アニメ『ワンピース』でヴェルゴの声を担当した声優についてご紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でヴェルゴという見た目が渋いキャラの声を担当したのは、声優の諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介します。

子どもの頃から映画好きで良く見ていたという諏訪部順一さんは、元々は映画監督志望だったようです。また、読書も好きだったようで、親に怒られるくらい読書ばかりしていたそうです。

バリトンボイスの諏訪部順一さんは、大人っぽい男性を演じることが多いです。テレビ番組やCMなどのナレーションをすることが多かった諏訪部順一さんですが、『テニスの王子様』で跡部景吾役を演じると、アニメの声優としての仕事が増えました。

ヴェルゴは海軍本部中将として、GL第五支部基地長を務めてきましたが、実はその正体はドンキホーテ海賊団に所属する人物だということは先述した通りです。ここからは、ヴェルゴの正体についてお伝えしていきます。

海軍本部中将としてのヴェルゴの顔は裏の顔で、ヴェルゴの正体はドンキホーテ海賊団の最高幹部でした。ドンキホーテ海賊団のハートの席のコラソン、それがヴェルゴの正体です。ヴェルゴはドフラミンゴの指示で、長年に渡って正体を隠しながら海軍に潜入していたスパイです。

ヴェルゴとドフラミンゴはどのような関係だったのでしょうか？幼少期のヴェルゴは、北の海の果てにあったゴミの山で、トレーボル達と暮らしていて、12歳の頃からトレーボルをボスに悪事に手を染めていました。そんなヴェルゴがドフラミンゴと出会い、トレーボルに会わせます。この2人との関係がきっかけでどんどん力をつけていったドフラミンゴの組織は、約10年程でドンキホーテ海賊団となって勢力を伸ばしました。

先述してきた通り、ヴェルゴはドフラミンゴの指示によって、海軍に潜入してきました。最初は海兵として潜入し、数々の功績をあげて海軍本部中将まで昇格しました。海軍への潜入はかなり困難と考えられますが、ヴェルゴは周囲からの信頼も得られるほど、偽りの自分を演じることに長けていたようです。

ヴェルゴはトラファルガー・ローとも何か関係があるようです。まずは、ローがどのような人物なのか見ていきましょう。

ローがヴェルゴを憎む理由は、ロシナンテのことがあったからです。ロシナンテはドンキホーテ海賊団に潜入していた海兵でした。そのことを知らなかったローは、ロシナンテが重傷を負った際に海軍に助けを求めました。その時にやって来たのがヴェルゴで、ロシナンテがスパイだったことがバレてしまいます。この後ロシナンテはドフラミンゴに殺されました。この件がローがヴェルゴを憎むきっかけです。

ローとヴェルゴの戦いでは、一度は劣勢に立たされたローでしたが、心臓を取り戻してからの戦いでローがヴェルゴの胴体を真っ二つに切断しています。オペオペの実の能力を使って、武装色の覇気をまとったヴェルゴを、見事に切断しました。

ここからは、『ワンピース』ファンの間でのヴェルゴに対する声を見ていきましょう。

ゾウと遊んでいたら、泥まみれになってヴェルゴが武装色の覇気をまとったみたいになってしまった人のコメントです。『ワンピース』ファンの皆さんは、発想が面白いです。他にも筋トレしてヴェルゴのように力をつけたいという人もいるようでした。

『ワンピース』ファンの間でもヴェルゴが食後に頬にいろいろくっつけている印象は強いようです。頬に何かをくっつけている姿を、ヴェルゴと並べてツイートしているファンはたくさんいました。独特な個性は、ファンに与える印象が強いため、覚えやすいキャラとなるようです。

ヴェルゴの誕生日を祝う『ワンピース』ファンはとても多いです。ヴェルゴの人気が高いことがうかがえます。

『ワンピース』の物語の中で、トラファルガー・ローに斬られて死亡したとされるヴェルゴですが、武装色の覇気をまとって戦うヴェルゴはとても強いキャラでした。ファンの間でもヴェルゴはとても人気があり、再登場を願う声も多く聞かれます。実は生存していて再登場の可能性もあるかもしれないので、今後の展開に注目です。