【ワンピース】スマイリーはサラサラの実の能力者!正体や生みの親を考察
『ワンピース』に登場するシーザー・クラウンによって生み出された生物スマイリーについて考察します。『ワンピース』に描かれれているスマイリーのサラサラの実の能力や強さ、正体に生みの親であるシーザー・クラウンなどについてまとめていきます。
目次
【ワンピース】スマイリーとは?
パンクハザード編にて麦わらの一味が島の秘密などを探っていると、スマイリーという巨大なスライムの見た目をした怪物が襲い掛かってきました。スマイリーは悪魔の実の能力者であり、明かされた正体や強さ、リンゴとの繋がりなどにファンからの注目が集まっています。まずはスマイリーのプロフィールをまとめ、ワンピースの作品概要とあらすじをおさらいしていきます。
スマイリーのプロフィール
- 名前:スマイリー
- 出身地:偉大なる航路 新世界 パンクハザード
- 年齢:享年4歳
- 悪魔の実:サラサラの実モデル”アホロートル”(動物系)
- 誕生日:7月18日
- 全長:150m
- 好物:シーザーのキャンディ
スマイリーはサラサラの実を食べたスライムです。全身は殺人ガス『H2S(硫化水素)』によって構築されており、近づくだけであらゆる生物を死に追いやるほどの危険性があります。生みの親であるシーザー・クラウンの指示に従う忠実な下僕で麦わらの一味や海軍のスモーカーなどを襲撃しました。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。主人公ルフィが海賊王を目指して仲間と共に世界を冒険するファンタジーバトル漫画で、王道な展開と感動的なストーリーなどが評価されています。2022年8月時点で累計発行部数4億1000万部を突破しており、最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ名義でギネス世界記録にも認定されています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手に入れた海賊王ゴールド・ロジャーは、死に際にひとつなぎの大秘宝・ワンピースをどこかに遺したと言い放ち海賊たちと海へ誘いました。そんな大海賊時代にフーシャ村の少年・モンキー・D・ルフィもワンピースを追い求めて海へ出ました。ルフィは恩師シャンクスから受け継いだ麦わら帽子をかぶり、魅力的な仲間を集めながら新世界の最果てを目指していきます。
【ワンピース】スマイリーはサラサラの実の能力者!正体は?
ワンピースのパンクハザード編は島を支配する科学者シーザー・クラウンの思惑を麦わらの一味が解き明かし、彼の計画を止める物語が描かれていました。シーザーは麦わらの一味を無視できないと判断したことで自作した生物兵器スマイリーを解放しますが、ワンピース本編に初めてスマイリーが登場した時は異形な見た目と巨大な図体から強いインパクトがありました。ここではワンピースにおけるスマイリーの正体とサラサラの実についてまとめていきます。
スマイリーの正体は「H2S」を凝縮したスライム
スマイリーの全身は『H2S』という有毒ガスによって構築されています。見た目は紫色のドロドロした巨大スライムになっており、並み大抵の人間や生物ではスマイリーに近づくだけでガスにより死亡してしまいます。また、サラサラの実のモデル『アホロートル』とはウーパールーパーのことを示しており、スマイリーの体格の元がウーパールーパーになっていると推察されます。
スマイリーを生み出したのはシーザー
シーザー・クラウンは過去に世界政府に在籍していた科学者で、自らの野望のために世界政府が管理していたパンクハザードを奪い日々研究に勤しんでいました。スマイリーはその研究によって生み出された生物兵器であり、毒ガスを凝縮してスライムにした後、サラサラの実を食べさせたことで誕生しました。スマイリーはシーザー・クラウンの指示に忠実でワンピース作中でも彼の命令を受けて麦わらの一味の前に姿を現しました。
スマイリーのサラサラの実 モデル「アホロートル」の強さ
サラサラの実モデル『アホロートル』は全身から溢れ出る毒ガスが非常に危険であり、攻撃に対してガスを噴き出すため大抵の人間では戦うことすらできません。また、全身がゲル状になっているため物理攻撃は全て無効化されます。なお、スマイリーを燃やそうとすると大爆発が発生する特性があり、4年前に起きたパンクハザード大爆発事件の正体はスマイリーによって引き起こされたものでした。
【ワンピース】スマイリーからシノクニに変わったシーンを考察
サラサラの実を食べたスマイリーはシーザー・クラウンの意志によって死滅し、代わりにシノクニに生まれ変わりました。シノクニに変わるシーンには謎が残る描写が描かれており、爆発した理由やリンゴが悪魔の実に変化した部分にネット上でも考察が寄せられています。ここではワンピースにおけるスマイリーがシノクニに変わったシーンで起きた爆発とリンゴの描写について解説していきます。
スマイリーからシノクニに変わったシーンとは?
シーザー・クラウンの作戦によりスマイリーはキャンディを食べさせられシノクニに生まれ変わりました。シノクニはスマイリーよりも更に強力なガス兵器になっており、触れた生物を殺害するのではなく皮膚を即座に硬化しその場に固める能力を持っています。シノクニになったことで一層麦わらの一味たちは追い詰められてしまうことになりますが、スマイリーからシノクニに変わるシーンには下記の2つの謎が描かれていました。
考察①スマイリーが爆発したのはなぜ?
スマイリーがシノクニに変わると大爆発が発生しました。爆発は変身の演出として読み流した人も多くいますが、ワンピースでは細かいところに伏線が張られていることが多いため考察勢の間では爆発にも理由があったと考えられています。スマイリーが爆発した理由はシーザー・クラウンが与えたキャンディの中に爆弾が入っていたからが有力な説ですが、爆弾ではなく悪魔の実が入っており、サラサラの実と衝突して爆発を起こしたという説もあります。
考察②近くにあったリンゴが悪魔の実に変化した理由
スマイリーが死滅すると同時に近くにあったリンゴが悪魔の実に変化しました。悪魔の実には『能力者が死んだら能力が別に移る』という特性が語られていましたが、恐らくその設定に基づいてリンゴが悪魔の実に変わったと考えられます。なお、シーザー・クラウンはリンゴが悪魔の実に変わる瞬間を見て「また会おう」と言い残しており、そのリンゴを利用して再びスマイリーを生み出す展開が予想できそうです。
【ワンピース】スマイリーの産みの親のシーザーを考察
スマイリーの強さや正体などについて説明してきましたが、強力なガス兵器であるスマイリーを生み出したのはシーザー・クラウンです。シーザー・クラウンはパンクハザード編におけるラスボス的な存在として描かれており、エピソード終了後には麦わらの一味に捕らえられ行動を共にするようになりました。スマイリーが誕生した経緯を知るためにも、シーザー・クラウンについて理解を深めておくべきでしょう。ここではワンピースにおけるシーザー・クラウンについてまとめていきます。
シーザー・クラウンの強さや能力
シーザー・クラウンはガスガスの実の能力者でガスの放出や肉体のガス化、空気中の酸素濃度を調節することなどが可能です。ガスには様々な種類があり、相手の自由を奪える神経ガスや点火させて燃やすことができる可燃性ガス、幻覚を見せて仲間割れを引き起こす幻覚ガスなどがあります。また、周囲の大気を操ることで酸素を抜くことができ、窒息死させることも可能という恐ろしい強さを秘めています。
シーザー・クラウンの過去
シーザー・クラウンは元々世界政府の科学班に在籍していた科学者でした。当時の彼はベガパンクに継ぐNo.2の頭脳を持つ天才科学者と称されていましたが、本人はその能力で如何に人を殺害できるかを追求する悪癖があり、大量殺戮兵器製造の罪を問われたことで世界政府を追放されました。その後シーザー・クラウンは自ら大爆発事件を起こしてパンクハザードを拠点にし、そのことを隠蔽して英雄と呼ばれるようになりました。
シーザー・クラウンとルフィ達の関係
ワンピースのパンクハザード編にてシーザー・クラウンはルフィたちの敵として立ちはだかり、一騎打ちによって撃破されました。その後、ビッグマムの研究金を女遊びに使っていたことが発覚するとビッグマム一味から追われることになり、紆余曲折あってビッグマムに心臓を握られるとルフィたちに協力することになりました。ビッグマム編が終了したことでルフィたちと別れましたが、表紙連載にて未だ万国に残されていることが判明しています。
【ワンピース】スマイリーに対する世間での評判や人気
これまでスマイリーの正体やサラサラの実の能力、爆発やリンゴのシーンに関する考察などをまとめてきましたが、ワンピースファンの間でスマイリーはどのような存在に思われているのでしょうか。ここではスマイリーに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
敵キャラかつ異形の怪物として描かれたスマイリーでしたが、ファンの間では意外に人気が高くかわいい生物として見られているようです。巨大な図体と危険度が高い能力に反して、ウーパールーパーのような見た目がギャップを感じられて愛らしく感じられるのかもしれません。
当時スマイリーがシノクニに変わったシーンについて考察が寄せられており、考察内容に反応する人や新しい考察を語る人など様々なコメントが散見されました。爆発した理由については本編にて明かされていないため明確にはされていませんが、現在ではあまり重要視されていない考察となっています。
スマイリーが食べたサラサラの実はリンゴに移る描写が描かれていましたが、そのシーンから悪魔の実に記憶が宿っていると考察している意見が注目を集めていました。シーザー・クラウンが「また会おう」と言い残したことが根拠になっていますが、単なる言い回しだった可能性も考えられるでしょう。
【ワンピース】スマイリーはサラサラの実の能力者だった
ワンピースに登場するスマイリーはサラサラの実を食べたスライム状のガス兵器で、シーザー・クラウンの部下として活躍した危険な生物でした。スマイリーがシノクニに変わって海軍兵士たちを硬化させたシーンなどに多くのファンが衝撃を受けたことでしょう。スマイリーは再登場する可能性があるので今後のワンピースではシーザー・クラウンの動向をチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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