【ワンピース】チョッパーのランブルボールとは?種類や副作用を紹介
『ワンピース』のランブルボールはチョッパーが開発した丸薬であり、使用することで様々な形態と能力を見せています。そんな『ワンピース』のランブルボールについて、基本的な効果や副作用、作中の第1部・第2部でそれぞれ登場した形態の種類などをまとめました。
目次
【ワンピース】チョッパーとは?
『ワンピース』のランブルボールはチョッパーが開発した丸薬であり、動物(ゾオン)系の能力を引き出せるアイテムです。そんなランブルボールの詳細を見ていく前にまずは開発者のチョッパーやその能力であるヒトヒトの実について紹介します。
チョッパーのプロフィール
『ワンピース』のトニートニー・チョッパーは「ヒトヒトの実」を食べたトナカイであり、麦わら海賊団の船医です。元々は偉大なる航路(グランドライン)のドラム島に住む医者Dr.くれはの弟子でしたが、ルフィから勧誘されたことで一味に加わります。
ヒトヒトの実とは?
『ワンピース』のチョッパーが食べたヒトヒトの実は動物(ゾオン)系の悪魔の実に分類されています。作中に登場するヒトヒトの実には、元海軍元帥であるセンゴクが食べた幻獣種モデル“大仏”や化け狐のオニ丸が食べた幻獣種モデル“大入道”など、何らかのモデルがありますが、チョッパーのヒトヒトの実はまだ明かされていません。これは悪魔の実の能力がまだ覚醒していない可能性が考えられています。
ワンピースの概要
尾田栄一郎が作者である『ONE PIECE』(ワンピース)は『週刊少年ジャンプ』に連載されている少年漫画です。大海賊時代が訪れている世界で主人公の海賊団が夢やロマンを求めて冒険していく物語が描かれています。悪魔の実や覇気などの能力バトルや仲間との友情など様々な要素が楽しめる作品です。
ワンピースのあらすじ
主人公のモンキー・D・ルフィは故郷の島から旅立ち、海賊王を目指すために後悔を始めます。その旅の中でルフィは理想とする船員達を勧誘していき、麦わら海賊団として世界的に名を知られていきます。
【ワンピース】ランブルボールとは?副作用や覚醒を考察
『ワンピース』のランブルボールはチョッパーの初登場から出てきているアイテムです。そんなランブルボールの効果や覚醒との関係性を紹介します。
ランブルボールとは?強さや能力を紹介
『ワンピース』のランブルボールはチョッパーが長年かけて開発した丸薬であり、動物系の悪魔の実における形態変化を増やせるアイテムです。動物系は人間が食べた場合、ある程度人間を残した獣人と完全にモデルの動物となる獣形態のみになりますが、ランブルボールを服用すれば7つの形態変化を操れるようになります。
チョッパーのヒトヒトの実の場合は、人語が話せて人間のような姿になれるだけの能力であったため、強さはほとんどありませんでしたが、ランブルボールの形態変化により戦闘向きの強さを手に入れています。登場した当初は3分間しか形態変化できませんでしたが、2年後にシーザーの助言を受け改良したことで30分間使えるようになりました。
ランブルボールに副作用はある?
『ワンピース』のランブルボールは副作用として、意図的に形態変化できるのは6時間に1回であり、2回使用するとランダムな変化、3回以上使用すると能力の暴走や死のリスクまである劇薬です。また、2年後に改良した際は使用時間が伸びた分、時間が切れた後に身体が幼児化して喋りが老人のようになるベビジジー状態になる副作用が増えています。
ランブルボールを使うチョッパーの寿命は短い?
『ワンピース』のランブルボールは上記のリスクに加えて、寿命が縮んでしまう可能性も考えられています。元々短時間に複数回使用すると死亡するリスクがあるため、長期間使用を続ければ体に負担がかかっている可能性もあるのです。また、これまでに寿命を縮める発明品を開発してきたシーザーの助言を受けたことから、改良後のランブルボールもベビジジー状態以外のリスクが付与されている可能性があります。
ランブルボールに覚醒はある?
『ワンピース』のランブルボールは、悪魔の実の能力が強化された状態である「覚醒」に繋がるという考察もあります。チョッパーのヒトヒトの実については、巨人族のように巨大化した姿が覚醒状態という説があり、ランブルボールは覚醒を引き出す丸薬の可能性もあるのです。今後、チョッパーが食べたヒトヒトの実のモデルが明らかになれば、ランブルボールと覚醒の関係も明らかになるかもしれません。
【ワンピース】ランブルボールの効用や形態の種類
『ワンピース』のランブルボールはマリンフォード頂上戦争までの第1部と2年後の第2部で7つの形態変化の能力が少し変わっています。そんなランブルボールの効用や形態について第1部と第2部に分けて見ていきましょう。
ランブルボールの効用や形態の種類(第1部)
『ワンピース』第1部でのランブルボールは使用時間が3分間しかないため、ここぞという時に使用しなければいけませんが、様々な能力を発揮できるようになっています。
頭脳強化(ブレインポイント)
頭脳強化(ブレインポイント)は獣人型の形態になり、思考力や観察眼の強さが上がることで相手の弱点となる部分を解析できます。普段のチョッパーの姿は基本的に獣人型であり、元々の頭脳をランブルボールで強化した状態です。
重量強化(ヘビーポイント)
重量強化(ヘビーポイント)は獣型形態になり、攻撃力・守備力が強化されます。元々動物系の形態として変化でき、力仕事をする際はこの姿になりますが、ランブルボールの使用で肉弾戦でも十分な強さを発揮します。
脚力強化(ウォークポイント)
脚力強化(ウォークポイント)は獣型形態になり、チョッパーのトナカイとしての基本的な能力を底上げします。元々が獣のトナカイであるチョッパーの場合は、実際の年齢よりも上の強さを得られるようになります。
飛力強化(ジャンピングポイント)
飛力強化(ジャンピングポイント)は上半身は人型、下半身は獣型の形態になり、ジャンプ力が強化されます。基本的には回避に使う技です。
毛皮強化(ガードポイント)
毛皮強化(ガードポイント)は体全体が毛で覆われて球のような形態になり、体毛のクッション性によって防御します。顔は人型で、獣の脚は出ていますが、体はかなり縮んだ特殊な形態です。
腕力強化(アームポイント)
腕力強化(アームポイント)は二足歩行になりつつ、腕の筋肉を肥大化させた形態で、蹄のままである手で強烈な打撃を与えます。必殺技に繋がる形態であることから使用頻度も高くなっています。
角強化(ホーンポイント)
角強化(ホーンポイント)は体や腕は人型に近い状態になり、角を巨大化させます。第1部においてチョッパーがとっておきの形態と評しています。
ランブルボールの効用や形態の種類(第2部)
『ワンピース』第2部でのランブルボールは2年間の修行を積んだことや改良によって新たな能力が登場しています。一方で、組み合わせや統合されたことで使用しなくなった形態もあります。
重量強化(ヘビーポイント)
第2部の重量強化(ヘビーポイント)は人間から更にかけ離れた姿になっています。チョッパー本人はルフィのためなら怪物になっても良いという考えでこの姿になっています。
毛皮強化(ガードポイント)
第2部の毛皮強化(ガードポイント)は毛量が増して毛だけで自立できるほどになっています。それに伴い、防御力の強さも飛躍的に上昇しました。
角強化(ホーンポイント)
第2部の角強化(ホーンポイント)はニ足歩行の形態で使用するようになり、巨大な角は地中を掘り進められるほど、強さが上昇しています。
柔力強化(カンフーポイント)
第2部から新たに登場した柔力強化(カンフーポイント)は肉厚な獣人形態になりますが、腕力や飛躍力が上昇した姿です。名前の通りカンフーなどの格闘技を使いこなせるようになります。
怪物強化(モンスターポイント)
第2部から新たに登場した怪物強化(モンスターポイント)は巨人族のように巨大化し、体に見合った力を得られる形態です。第1部だとランブルボールを3回使用した副作用による暴走形態でしたが、第2部ではランブルボール1個で自在に使用できるようになりました。
【ワンピース】ランブルボールの使い手・チョッパーの代表的な技
『ワンピース』のチョッパーはランブルボールの使用後に技へ繋げていきます。そんな『ワンピース』のチョッパーが使用する代表的な技について見ていきます。
技①重量(ヘビー)ゴング
重量(ヘビー)ゴングは獣人型もしくは重量強化(ヘビーポイント)状態で使用する技です。体格を生かしたストレートを放つというシンプルな攻撃ですが、ランブルボールなしでも使えるという利点があります。
技②刻蹄『桜(ロゼオ)』
刻蹄『桜(ロゼオ)』は腕力強化(アームポイント)状態で使用する技です。腕力を乗せた蹄による強力な打撃であり、桜(ロゼオ)の場合は当たった箇所に桜の花びらのような跡が付きます。この他にも『十字架(クロス)』、『桜吹雪(ロゼオミチエーリ)』、『菱形(ダイヤモンド)』などの派生技があります。
技③診断
診断(スコープ)は頭脳強化(ブレインポイント)状態で使用する技です。蹄を合わせてその間から対象を覗き込むことで、弱点を分析します。単体では分析するだけの技ですが、急所を見抜くことで自身や仲間の技の成功率を高められます。
【ワンピース】ランブルボールに対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』のランブルボールについて世間での評判や人気を紹介していきます。チョッパーの代名詞とも言える丸薬であると同時に、様々な可能性を秘めたアイテムであることから考察が広がっています。
ランブルボールの使用後についてはかっこよさや可愛さなど形態によって様々な感想が出てきます。刻蹄『桜(ロデオ)』などの技に腕力強化(アームポイント)やもふもふな見た目になる毛皮強化(ガードポイント)は好きなランブルボール形態としてよく挙げられているようです。
ランブルボールが秘める可能性については記事でも紹介した覚醒に関わる項目を始め、他の悪魔の実の能力者が使用できるようになったらどうなるかなど、様々な考察が出ています。作中の設定ではチョッパー用に調整されているため、他の人が1個でも食べると暴走してしまいますが、それが他にも流用できるとなると、どんでもない丸薬になる可能性も考えられています。
ランブルボールは見た目は飴玉に見えることから、普段の生活で丸い飴を見るとランブルボールを思い出す人がいるようです。また、薬を飲む時は噛めないけどランブルボールのつもりで飲むなど、『ワンピース』ファンにとって思い浮かべる場面が多いアイテムになっています。
【ワンピース】ランブルボールはチョッパーが開発丸薬だった
『ワンピース』のランブルボールはチョッパーが開発し、自身のヒトヒトの実における形態変化を増やして、状況に合わせた能力を発揮できるようにする丸薬です。2年後第2部では改良されてより使いやすくなっており、巨大化する形態もコントロールできるようになりました。そんなランブルボールが更に改良された場合、覚醒に繋がる可能性もあるので、今後のランブルボールの変化も注目してみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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