【ワンピース】ペローナのかわいい魅力を紹介！これまでの活躍も

ペローナは漫画ワンピースのスリラーバーク編に登場する女性キャラクターです。サブキャラながらもその人気は根強く「かわいい」と、ファンの多いキャラクターの一人です。ルフィ達には敵で一度戦ったことがありましたが、意外と優しい所もあります。この記事ではそんなペローナのかわいさや魅力、活躍などをまとめています。

ペローナは悪魔の実の能力者で、ホロホロの実を食べています。ホロホロの実の能力がゴーストを生み出す能力で、麦わらの一味は苦戦を強いられました。笑い方は「ホロホロホロ」です。自分のゾンビの部下達を罵倒しながら命令するなど、強気で男盛りなわがままなお転婆娘といった性格です。

ワンピースは尾田栄一郎先生原作の少年漫画でアニメ化もされています。1997年より週刊少年ジャンプで連載され、今年で連載25周年を迎えました。アニメ版は1999年から放送され現在も続いています。コミックスは100巻を超え、海外での販売もされています。翻訳版は57もの国と地域で販売されており、ワンピースは今や世界ワイドでの人気を誇っています。

D・ロジャーが隠したとされるワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を目指し主人公のルフィが仲間達と冒険する物語です。男達がワンピースを求め海に出る大海賊時代にルフィもまた夢を掴みに大海原へ出航します。途中仲間達と出会い、別れ、敵と戦いながらグランドラインを突き進みます。主に友情や熱い男たちの人生が描かれ、数々の名シーンや名セリフがワンピースから生み出されています。

ペローナの能力はホロホロの実ですが、ホロは「hollow」からきており幽霊や幻影という意味です。ペローナはこの能力でゴーストを作り出し指示を出して動かします。ゴーストなので実態がなく物理攻撃が効きません。そしてこのゴーストが人物の体をすり抜けるとその人がネガティブになっていまうという技もあり、麦わらの一味のゾロですらネガティブになってしまいました。

このシーンは普段見ることのできないキャラクターの新たな一面を見ることができ、ワンピースファンの間でも名シーンと言われています。ちなみに普段からネガティブであるウソップにはこの技が効かず、流石のペローナも驚き思わず口を大きく開けて鼻を垂らして驚いていました。

ペローナの衣装はゴスロリ系(ゴシックロリータ)でこれもかわいさの魅力の一つです。一部の考察によると、育ての親であるゲッコー・モリアの影響なのではないかと言われています。モリアもまたゴシック調の衣装を身に纏っています。ペローナはかわいいものが大好きで、この世のすべてのものをかわいいものに変えたという願望があります。

ペローナは強気でわがままな性格ですが、実は弱い一面もあります。ゴキブリが大の苦手で泣きじゃくっているシーンや、とんでもない力持ちにも恐れ慄いてしまうシーンなどかわいい一面もあります。一人になって寂しくて泣いてしまうこともあったり、残念な人を見ると全力で応援したくなるなど普段の強気な性格とは反対に、女々しい一面もありツンデレな性格であると言えます。

ペローナにはキャラクターソングがあり、その曲名は「カワイイトコロ」です。歌詞に「ひとりは絶対ヤダ…ついて来いよ！」という部分がありここでもツンデレな性格が滲み出ています。この曲を聴いたファンからは「かわいすぎて涙出る」「天使」などの声が上がっています。

ワンピースに登場する女性キャラクターの中でも圧倒的な人気を誇るペローナは、フィギュアも発売されています。ペローナのフィギュアはUFOキャッチャーで獲ることのできるプライズ商品や一番くじで手に入るもの、細部に亘って作られた高価なものまでたくさんの種類があります。オークションで高値で取引されているものもあり、ペローナの人気は凄まじいものであると窺えます。フィギュアの種類は多く、様々なゴスロリ衣装や表情のペローナを見ることができます。

ペローナのゴスロリ衣装がかわいいと人気でコスプレする人が多くいます。有名コスプレイヤーのえなこさんも以前ペローナのコスプレをしていました。コスプレイベントなどでも多くのコスプレイヤーがペローナのコスプレをしたり、SNSでも多く写真がアップされています。ペローナの特徴的なピンク色の髪の毛とゴスロリ衣装との組み合わせがかわいいと人気です。

スリラーバーク編で初登場したペローナですが、それからどのような活躍をしたのかまとめました。王下七武海や、敵同士である麦わらの一味のあるキャラクターとの意外な接点があります。

スリラーバーク編で登場したペローナはゲッコー・モリアの部下であり、スリラーバーク海賊団四怪人として登場しました。幼少期にモリアに拾われてスリラーバーク海賊団に入団することとなったのですが、今では大切な戦力となっています。モリアはペローナの上司ですが育ての親でもあるので慕っている様子が窺えるシーンがあります。死んだとされていたモリアが新聞の記事で安否を確認できた時には、ペローナは安堵からか涙を流しました。

王下七武海のくまの能力によってペローナが飛ばされた先は、ミホークの住む島であるシッケアール王国跡地のクライガナ島でした。ほとんど住民がいないこの島でペローナは行く宛もなく、ほぼ転がりこむような形でミホークが住む家に一緒に住むことになり、ミホークとペローナの共同生活が始まりました。

ペローナの飛ばされた先にゾロもまた飛ばされてきましたが、傷だらけのゾロを看病します。ついこの前まで敵だったのですが、同じく島に飛ばされて心細くて寂しかったペローナはゾロの傷の手当てをしたのです。ミホークも一緒に修業をしながらペローナ、ゾロの3人での共同生活を2年間しました。

ゾロと言えば重度の方向音痴でその様子は多く描かれてきました。そんなゾロを心配してか、2年間の修行を終え仲間と再会するためにシャボンディ諸島に向かう際にペローナは見送りをしました。しかもわざわざ船にも同行しています。残念な人を放っておけない性格だからなのか、ゾロに愛着が湧いたのかは分かりませんがペローナにとってゾロは特別な存在になったということが窺えます。

ペローナの声優は西原久美子さんです。西原さんはデビュー当時から現在まで数多くのキャラクターに声を充ててきましたが、その多くは少女の役です。少女のようなかわいい声が特徴であると言えます。

高校時代に演劇部に入部しており、大学時代には声優学校に通いそこの講師の劇団で旗揚げメンバーとなりました。その劇団で女優として作品に出演しましたが2004年に退団し、その後も女優として活躍しました。声優としては女優の頃から青二プロダクションに入所しており、声優としての仕事もこなしていました。

西原久美子さんはワンピースではペローナの声優を担当していますが、他のキャラクターの声も担当しています。その役は小玉、ネガティブゴースト、貴族の娘(アッホ・ヅラコ)、ウズです。

自分の部下であるクマシーに対してアタリが強く、一見仲が悪そうに見えますが実はクマシーのことを大切に想っていることが窺がえます。そんなペローナとクマシーの会話や絡みがかわいいと人気です。

毎回登場時にはゴスロリ衣装を着用しているペローナですが、そうではない姿を発見しました。これはフィギュアですがゴスロリ姿ではないペローナもかわいいと人気の商品となっています。

ペローナのかわいさは勿論のこと、ゾロとのペアがかわいいとファンの間で盛り上がりを見せています。2年間の同居生活の間で二人に信頼関係が生まれたことから、この二人が恋人関係なのではないかという考察もされています。ツンデレなペローナの磁路に対する接し方や、屈強であるゾロのペローナに対する反応が思わずかわいくて笑えてしまうとファンの間で人気の物語でもあります。

始めは麦わらの一味の敵として登場し、ホロホロの実の能力で一味を翻弄したペローナでしたが、戦いやその後で弱点やツンデレであることが分かりました。とても魅力的なキャラクターであることが分かり、人気の理由も頷けます。見た目もゴスロリファッションという所がかわいらしく中身もかわいくて、ペローナはある意味最強のキャラクターでした。