【ワンピース】尾田栄一郎の年収は約31億円?総資産や年収内訳を調査
今や世界的人気漫画として知られているワンピース。それを生み出した尾田栄一郎先生ですが、その年収がとてつもないと話題を集めています。本記事では尾田栄一郎の年収について印税を合わせた試算をしていく他、寄付やアシスタントの経験や自宅にあるものをまとめていきます。
尾田栄一郎とは?
尾田栄一郎の年収についてまとめていく前に、まずは尾田栄一郎がどんな人物なのかプロフィールをまとめていきます。また、彼が手掛けジャンプ史にも大きく名を残している『ワンピース』という作品についても概要とあらすじをおさらいしていきます。
尾田栄一郎のプロフィール
尾田栄一郎(おだえいいちろう)とは日本出身の漫画家です。1975年1月1日の熊本県生まれ。中学2年生の頃から本格的に漫画を描き始め、高校在学中には『月火水木金土』というペンネームでワンピースの元となる短編『WANTED!』を投稿し新人賞の手塚賞に準入賞を果たします。その後アシスタント時代に読切の漫画『ROMANCE DAWN』を描くと、それが後のワンピースの原型になりました。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎先生によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。1997年より連載が開始され、続編が出るごとに人気が集まっていくと今では単行本の総数102巻にも及ぶ長編大作となりました。その話題性は世界にも広まっており、2021年7月時点では全世界の累計発行部数が4億9000万部を突破しています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手に入れたゴールド・ロジャーは、死に際にひとつなぎの大秘宝『ワンピース』の存在を言い放つと、世の海賊たちのロマンを煽り彼らを海へと旅立たせました。本作の主人公モンキー・D・ルフィもワンピースを求める海賊の1人。彼は恩師から受け継いだ麦わら帽子をその人に返し、立派な海賊王になるために仲間たちと共に海へ挑んでいきます。
尾田栄一郎の年収は約31億円?総資産や内訳は?
ここからは尾田栄一郎の年収についてまとめていきます。あるテレビ番組にてワンピース作者について調査するという企画が放送されましたが、そこで表記された推定年収はなんと31億円でした。その数字が本当に正しいのかどうか、総資産や内訳なども見ながら解説していきます。
尾田栄一郎の年収の内訳
まずは尾田栄一郎の年収を内訳し、それぞれに発生している収入をまとめていきます。尾田栄一郎は漫画家であるため、原稿料や印税などから収入を得ているはずです。その上ワンピースの知名度からして海外での収入やメディアミックスによる原作使用料、グッズの売り上げも関わっていそうです。ここではそれぞれの内訳を以下のように推察、計算していきます。
年収の内訳①原稿料
連載を続けることで得ることができる原稿料。ワンピースの場合原稿料は約4800万円となりました。尾田栄一郎先生の場合、1ページあたり5万円の価格がつけられており、1話あたり20ページ、それを48週間(1年間)続けていることになります。なので計算式は5×20×48=4800万円となります。
年収の内訳②印税
作家であれば得られる印税ですが、尾田栄一郎の印税は約14億円と推測できます。ワンピースの年間売上が3234万部だった頃がありますが、1冊あたりの印税が最低でも42円であれば、42×3234万部=13億5828万円という計算になります。なお、年間発行部数が上下すればこの計算式より増減しますが、いずれにせよ印税だけで年収の大部分を稼いでいると言えます。
年収の内訳③海外収入
ワンピースは現在35ヵ国以上の国で読まれています。世界的にも人気があるワンピースはその国でアニメが放送されることも珍しくありません。そのため海外での漫画の売上、アニメの放映料などを推測し合算すると、海外収入は約2億円だと推定できます。原作漫画の累計発行部数がおよそ5億に到達しているので、これだけ高額であっても不思議ではないでしょう。
年収の内訳④原作使用料
アニメ化や映画化、舞台化などといったメディアミックスを展開しているワンピースですが、その原作使用料は約1600万円と推測できます。アニメは1話あたり30万円の使用料、映画は1本あたり100万円の使用料が払われると言われています。アニメは毎年50週にわたって放送しており、映画も度々製作されているので計算式は30万円×50週+100万円=1600万円となります。
年収の内訳⑤キャラクターグッズの売り上げ
ワンピースはキャラクターグッズの売り上げも決して無視できません。グッズの売り上げなどのデータは種類を選ばなければ膨大で計算が難しいですが、推定では年間売り上げが約15億円だとされています。この数字はあくまで目安であり、映画の上映やイベント展開、キャンペーンの実施などによって増減することでしょう。
尾田栄一郎の総資産
尾田栄一郎の総資産はおよそ900億円もあると推測できます。上記の内訳から尾田栄一郎の年収が31億円であることが割り出しましたが、ワンピースの連載は初掲載から29年間続けられています。そのため31億円×29年という計算式が成立し、その答えは899億円になるのです。作家デビュー当時から31億円を稼げていたかは定かではありませんが、それでも莫大な資産を持っていることに代わりはなさそうです。
尾田栄一郎が熊本に寄付
2016年に起こった熊本地震は日本中を賑わせた大きなニュースでした。その被害は甚大で熊本城などの欠損なども発生してしまいましたが、当時の日本に吉報をもたらしたのが尾田栄一郎による熊本への寄付でした。尾田栄一郎はワンピースの主人公ルフィの名義で熊本県に8億円もの寄付金を送ったのです。当時は有名漫画家直々の寄付で盛り上がったと共に、その金額に驚いてしまう人も少なくありませんでした。
尾田栄一郎のアシスタント経験
有名な漫画家でも下積み時代というものはあります。尾田栄一郎先生もかつてはアシスタントを経験していることを明かしており、実際に甲斐谷忍、徳弦正也、和月伸宏のアシスタントを務めていました。アシスタント時代の収入は現在ほどなかったことでしょう。なお、現在尾田栄一郎の元には7人のアシスタントがついています。
尾田栄一郎以外の売れている漫画家の年収
比較として尾田栄一郎以外に売れている漫画家の年収もここで紹介します。『ドラゴンボール』を手掛けた鳥山明は約14億8000万円、『ドラえもん』などを手掛けた藤子F不二雄と『鋼の錬金術師』を描いた荒川弘は約4億5000万円、『アンパンマン』を手掛けたやなせたかしは2億7000万円と、尾田栄一郎レベルの年収を得ている漫画家は中々見られません。
漫画家の年収の平均
漫画家の平均推定年収は約400万円と言われています。漫画家として有名な人たちの平均印税額はおよそ7000万とされており、それに及ばない5000人程度の漫画家は約280万円を印税で得ているとされています。ですが、漫画家は結果が出せなければ当然年収は0となるため、年収の幅が0~数億円と具体的な平均を割り出すのが難しいです。
尾田栄一郎の自宅にあるものがすごい
ここからは尾田栄一郎の自宅にあるものについてまとめていきます。31億もの年収を得ている尾田栄一郎ですが、テレビ番組などで自宅が公開されるとあまりに豪華で独特すぎる内装にネット上では激震が起こりました。
自宅にあるもの①クレーンゲーム
尾田栄一郎の自宅にはクレーンゲームがあります。中に入っている商品はワンピースのぬいぐるみやフィギュアなどで、来客した人に楽しんでもらうために用意しているようです。自宅にゲームセンターを作るような子供心が漫画家らしいと言えるでしょう。
自宅にあるもの②バー
尾田栄一郎の自宅には『SHIMIZU BAR』というバーがあります。自宅にバーがあることで外に出ずとも落ち着いてお酒を飲むことができるでしょう。その他にも友達などを呼んでパーティーをする時などにも利用されていそうです。
自宅にあるもの③電車の乗り物
バルコニーには電車の乗り物が設置されています。尾田栄一郎の自宅には十分なスペースがあるバルコニーがありますが、そこに電車の乗り物というのは子どもが入るには十分な大きさをした巨大なものを置いているのです。わざわざそんな大きなものを置いておくのは、クレーンゲームと似た尾田栄一郎の遊び心を感じられます。
自宅にあるもの④等身大のキリンの置物
尾田栄一郎の自宅には等身大のキリンの置物が設置されています。ネットショッピングサイトなどで見てみると、等身大の置物はどれも価格が高いものばかりで、キリンの置物は約60万円もするものでした。自宅に独特な世界観を再現しようと設置したのかもしれません。
自宅にあるもの⑤サメのオブジェ
トイレにはサメのオブジェが設置されており、壁紙や床には海中を思わせるようなデザインが敷いてあります。ワンピースで海賊や海を題材にしている尾田栄一郎ならではのこだわりがトイレのデザインに繋がっているのでしょう。
尾田栄一郎の妻や子供
ここからは尾田栄一郎の妻や子どもについてまとめていきます。漫画家として大成した尾田栄一郎ですが、現在では家族を持っており妻と2人の子どもに恵まれています。ここでは尾田栄一郎と現在の妻との馴れ初めから、どういった脈略で結婚するに至ったのかについても解説していきます。
尾田栄一郎の妻は稲葉ちあき
稲葉ちあきは元モデルでありレースクイーンなどで活躍していました。2004年11月7日に結婚式が挙げられ、その後はモデルを引退し主婦に専念するようになりました。ワンピースのミュージカルでナミを演じていたこともあるとネット上ではリアルナミだと言われています。
尾田栄一郎と稲葉ちあきの馴れ初め
尾田栄一郎と稲葉ちあきの馴れ初めについて、本人たちから具体的な話が出ているわけではありませんが、恐らく出会ったのは2003年に行われたジャンプフェスタのワンピースミュージカルショーでしょう。そこで稲葉ちあきはナミ役として出演しており、その舞台裏で尾田栄一郎と出会ったと思われます。熱烈なワンピースファンだったことから、もしかしたら稲葉ちあきの方から接近していったのかもしれません。
尾田栄一郎の子供
尾田栄一郎と稲葉ちあきの元には2人の子どもがいます。顔や名前は明かされていませんが、どちらも女の子のようです。そもそも尾田栄一郎が結婚した理由が子どもができたからだと言われています。2004年に妊娠していたとなれば、長女は現在16歳前後だと推測されます。
尾田栄一郎に対する世間での評判や人気
これまで尾田栄一郎の年収についてまとめてきました。印税による収入額はとても大きかったですが、その上で熊本に寄付などをしているのはさすがの一言に尽きます。そんな尾田栄一郎に対する世間での評判や人気はどうなっているのでしょうか?
尾田栄一郎を知るファンからはワンピースに描いている伏線が凄いという評価が多く見られました。ワンピースでは世界観やキャラ設定などが緻密に練られていることも魅力の1つでしょう。過去にあった何気ないセリフや描写が後に伏線となって回収されると尾田栄一郎は天才だと絶賛されていました。
熊本地震への寄付に関する評判も多く寄せられていました。当時尾田栄一郎は自身の名前ではなくワンピースに出ているキャラクターの名前で寄付金を送っていましたが、それもファンにとっては粋な計らいだったようで、あのルフィが助けてくれたと話題性を生み出していたようです。
尾田栄一郎の年収はすごかった
ジャンプ漫画の金字塔とも呼ばれているワンピースを手掛けている作者は、膨大な年収と莫大な資産を有しているのが分かりました。今では一躍有名陣となった尾田栄一郎ですが、そんな人でもアシスタントという下積み時代があったのも事実です。今の年収額には、過去の地道な努力と逸脱したセンスと発想力が直結していると言っても過言ではないでしょう。
この記事のライター
zeile
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