【ワンピース】ナミの声優は岡村明美！交代理由や代表作・代表キャラを紹介

ナミは、『ワンピース』に登場する麦わらの一味の航海士です。天性の感覚で天候を読むことができ、豊富な気象に関する知識を有するナミは、あらゆるところで想定外の気象状況となる「偉大なる航路」では必要不可欠な存在となっています。また、麦わらの一味の中で唯一航海術の知識を持っているナミは、ルフィ達が「ワンピース」を見つけるための重要キャラです。

麦わらの一味の中では教養や知識に長けていて、クセのあるキャラがそろった中では比較的常識人です。元々は魚人・ノコギリのアーロンが率いる海賊団の構成員として、連れ去られて広大な海図の作成を強要されていました。ナミはそこから逃げ出すため、海賊専門の泥棒としてお金を集めていました。一度はルフィを裏切ったナミでしたが、助けられて本当の仲間となりました。

『ワンピース』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されている尾田栄一郎先生の人気漫画で、テレビアニメ・劇場版の公開と、国内外で人気を誇っている作品です。2015年にはギネス世界記録に、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として認定されています。

ある日、村に滞在していた大海賊・赤髪のシャンクスに憧れを抱いたルフィ。シャンクスが持っていた悪魔の実・ゴムゴムの実を食べたルフィは、山賊に海に投げ捨てられ命の危険にさらされます。そんなルフィを助けたのはシャンクス。片腕を犠牲にしたシャンクスにルフィは号泣しました。シャンクスが村から出発する時、ルフィはシャンクスに麦わら帽子を預けられ、立派な海賊となって再開することを約束しました。

こうして時が流れて成長したルフィは、麦わら帽子をかぶって航海に出ました。「海賊王になる」そんな夢を掲げたルフィの冒険の始まりです。海賊王・ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」を探して、ルフィは集めた仲間達とともに様々な困難へと立ち向っていきます。

祖父が筆職人という岡村明美さんは、小学生の頃から書道教室に通っていました。師範の免状を持っているというほど、書道の腕は素晴らしいもののようです。

岡村明美さんは、昔から朗読が好きだったそうです。受験に失敗したことがきっかけとなり、朗読好きなところを生かそうと考えて東京アナウンスアカデミーに入学しました。『金田一少年の事件簿』でゲスト出演した際に、東邦アニメーションのプロデューサーの目に留まって、『ワンピース』のオーディションに誘われました。こうしてナミの声を担当することになりました。

声優にとって「声」は大切な仕事道具です。一般的ケアとしては、①しっかりと睡眠を取って健康でいる、②マスクを着用してのどを守る、③のどを潤す、④のどを休める時間をつくる、⑤のどのストレッチやウォーミングアップの5つがあげられているようです。それでは、岡村明美さんはどんなことに気をつけているのでしょうか？岡村明美さんは、「のどを冷やさないように」ということに気をつけているそうです。

ここからは、岡村明美さんの代表的な作品と、演じたキャラについてご紹介していきます。岡村明美さんは、少女から成人女性、少年役まで幅広く演じてきた声優です。

スタジオジブリの作品『紅の豚』では、フィオ・ピッコロという勝気で男勝りな性格の17歳の少女の声を演じました。フィオ・ピッコロは飛行機設計技師です。『紅の豚』は、かつてのイタリア空軍のエースパイロットだった主人公が、退役したあと空賊を撃退する賞金稼ぎとして暮らしていて、空賊連合が雇った飛行艇乗りと一騎打ちで対戦することになる物語です。

『ふたりはプリキュアSplash☆Star』では、フープという風の精と、霧生薫という敵の幹部の少女の声を演じました。『ふたりはプリキュアSplash☆Star』は、2人の女子中学生が伝説の戦士プリキュアとして、滅びの力で世界征服を企む敵と戦い、妖精たちの「泉の郷」の七つの泉を取り戻していく物語です。

『ラブ★コン』では、主人公・小泉リサの声を演じました。『ラブ★コン』は、長身というコンプレックスを抱えた主人公の小泉リサと、背が低いというコンプレックスを抱えた同級生の男子高校生が、犬猿の仲でありながらも少しずつ相手のことを知り、惹かれていく物語です。

『僕だけがいない街』では、主人公の同級生・雛月加代の母親の声を演じました。『僕だけがいない街』は、直前に起こる悪いこと（事件など）を回避するために何度もタイムリープをしてしまう主人公の物語です。主人公の同級生・雛月加代は、連続殺人事件の被害者でした。雛月加代の殺害を回避するため、主人公は何度もタイムリープします。岡村明美さんは、そんな雛月加代を虐待する母親の役を演じました。

『夏目友人帳』では、主人公の亡き祖母の友人で妖のヒノエの声を演じました。ヒノエは男勝りで姉御肌の妖です。『夏目友人帳』は、妖が見える主人公が、ある出来事で妖のニャンコ先生と出会い、祖母の遺品である妖の名前が書かれた「友人帳」を手にすることになりました。こうして、たくさんの妖や人間と関わりながら主人公が成長していく物語です。

『ワンピース』が放送される中、途中でナミの声が変わった？ナミの声が違う気がする、ナミの声がノジコになってる？と噂されました。どうしてナミの声優が代役を立てることになったのか、アニメの何話から代役を立てたのかを詳しく見ていきましょう。

アニメ『ワンピース』でナミの声優の代役を立てたのは、70話から78話までです。『ワンピース』ファンの間では、声優の違いに気がつく人がたくさんいました。『ワンピース』70話から78話で代役を務めた声優が誰だったのかを見てみましょう。

アニメ『ワンピース』70話～78話で、岡村明美さんの代役としてナミの声を担当した声優は、山崎和佳奈さんです。実は山崎和佳奈さんも、『ワンピース』ではナミの義理の姉であるノジコを演じており、『ワンピース』ともナミとも関わりのある声優でした。

山崎和佳奈さんは、『ワンピース』でナミの義理の姉として登場したノジコの声を担当していた声優です。ノジコは、単行本8巻第70話で初めて登場しています。アニメでは31話「東の海最悪の男！魚人海賊アーロン！」で登場しました。戦争孤児だったノジコは、同じく戦争孤児の赤ん坊だったナミと一緒にいるところをベルメールに拾われて育てられました。

ナミとノジコを育てたベルメールはアーロンによって殺されています。『ワンピース』の作中でベルメールが育てていたみかんの木はノジコが引き継いで育てていました。そんなみかんの木をナミはメリー号に植えています。こうして繋がっているナミ・ノジコ・ベルメール。ナミの声の代役をノジコの声を担当した山崎和佳奈さんが演じるという繋がりも、不思議な縁を感じます。

アニメ『ワンピース』で、山崎和佳奈さんが岡村明美さんの代役を務めることになった理由は、岡村明美さんが2001年に産休に入ったためです。ナミの声が変わったことに心配する声もありましたが、岡村明美さんが産休だったということで安心されたファンが多かったです。

『ワンピース』に登場するナミの声を担当した声優について、世の中の声を見ていきましょう。

ナミの声が途中で変わったことには驚いたファンも多かったです。代役が『名探偵コナン』で蘭の声を担当している山崎和佳奈さんだと気がつく方もたくさんいて、ファンの鋭さに驚かされます。

ナミの声の代役を山崎和佳奈さんが担当したことは、ファンの間でもかなり評価されているようです。それから、ウソップの声が『名探偵コナン』の新一役の声優ということもあって、ウソップとナミの掛け合いには新一と蘭を思い浮かべるファンも多いようでした。

ナミの声を担当している岡村明美さんが大好きというファンはたくさんいました。中には、ナミの声に岡村明美さんを起用したスタッフが神だとコメントしている人もいました。

ここからは、『ワンピース』に登場するキャラ・ナミの「もしも○○だったら」を妄想してみましょう。才色兼備のナミが「姉」「彼女」「会社の上司」だったら、いったいどのような感じなのでしょう。

麦わらの一味の男子達とナミとのやり取りは、どことなく姉弟のように思える場面も多く、しっかり者のナミが姉だったら、あんな感じになるのではないでしょうか。とても賑やかな姉弟になりそうです。もしもナミに妹がいたら、一緒に買い物に行ったりしてとても仲の良い姉妹になりそうです。弟でも妹でも、面倒見の良い姉に変わりはないのではないでしょうか。

ナミは、彼氏の前で媚びたりはしなさそうですが、彼氏に対してはとても甘くなりそうです。基本的にはしっかりしているので、間違ったことはきちんと指摘しますが、とても優しい性格なので最終的には何でも許してしまいそうです。ですが、たとえ彼氏だとしてもお金に関することはキッチリしています。

ナミはとても仕事のできる上司で、後輩の育成力もあると思われます。利益を得るための戦略も完璧なので、会社にも後輩にもとても信頼されます。お金に対する執着が凄いことがバレると、一瞬引いてしまう社員は多いですが、慣れればそれがナミだと割り切ることができます。

『ワンピース』でナミの声を担当した声優・岡村明美さんと、『ワンピース』70話～78話でナミの声の代役を担当した山崎和佳奈さんは、2人とも数多くのキャラを担当してきたベテラン人気声優でした。ノジコはココヤシ村で元気に過ごしているようですので、今後またナミとノジコの共演を期待するファンもたくさんいるようでした。