【ワンピース】モーガンの今後や再登場を考察!息子やクロとの関係も
『ワンピース』には"モーガン"という名前の海兵が登場します。モーガンは特徴的な外見の腕をしており、その見た目から"斧手のモーガン"との呼び名もある人物です。今回は『ワンピース』の東の海でルフィと出会った海兵である、モーガンについて紹介していきます。
目次
【ワンピース】斧手のモーガンとは?
『ワンピース』に登場するモーガンとは、ルフィの出身地である東の海に属する"シェルズタウン"で登場した人物です。モーガンはルフィとも戦った元海賊の"クロ"という人物と過去に戦闘をした経緯を持っている事から、海兵としての確かな実力を持っている人物である事が伺えます。ここではモーガンのプロフィールや性格について紹介していきます。
モーガンのプロフィール
- 名前:モーガン
- 通称:斧手のモーガン
- 誕生日4月13日
- 年齢44歳
- 血液型XF型
- 身長285cm
- 出身地:東の海シェルズタウン
- 所属:海軍第153支部大佐
モーガンは海軍に所属している人物で、階級は第153支部大佐という東の海での業務を担当している海兵となっています。モーガンは東の海の中でも自身の出身地であるシェルズタウンの担当となっていて、過去には海軍第7支部軍曹という役職だった際に様々な海賊と戦っていた経緯を持っている人物です。モーガンの腕には斧がついている事から斧手のモーガンという異名を持っていて、目立つ斧手は見た者の印象に残る部分となっています。
モーガンの性格
モーガンは『ワンピース』に登場する海軍に所属する人物の中でも、特に海軍であるという事に自信と誇りを持っていたキャラクターとなっています。モーガンは階級が大佐になる前の軍曹だった時代に、当時海賊だったクロネコ海賊団の船長であるクロとの戦いでの敗北をきっかけとして、段々と性格に変化が表れました。
クロとの戦闘が終わった後のモーガンはシェルズタウンを持ち場とする事になると、海軍大佐という権力を利用して実際に罪に問われる行為をしたかどうかに関わらず、海賊や一般人等相手の肩書きも関係無しにモーガンの判断で処罰を与えるといった、独裁的な支配方法でシェルズタウンを治めるようになりました。
ワンピースの概要
シェルズタウンで活躍する海軍大佐である斧手のモーガンが登場する『ワンピース』は、1997年に尾田栄一郎が週刊少年ジャンプに連載を始めた少年漫画が原作となり、1999年にはアニメ化もされている作品です。漫画版『ワンピース』では表紙や扉絵等を利用する事で登場する伏線が楽しめる特徴を持っていて、アニメ版では動きの派手な戦闘シーンが魅力的な作品となっています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公"モンキー・D・ルフィ"は、東の海のフーシャ村を出身とする人物です。ルフィはフーシャ村での"赤髪のシャンクス"と呼ばれる海賊との出来事をきっかけに、ルフィ自身も海賊となる事に決めました。シャンクスと別れた後に成長したルフィは、フーシャ村を始めとした東の海の様々な地域で仲間を集めて、後に海軍から危険視される海賊団の"麦わらの一味"を立ち上げました。
【ワンピース】モーガンの今後や再登場
『ワンピース』の序盤の物語であるシェルズタウンを舞台にした回で登場したモーガンですが、シェルズタウンでの一件をルフィ達が終えた後からは登場していない人物となっています。ここからは『ワンピース』序盤で活躍をしていたモーガンが、今後の物語で登場するのかに関する考察について紹介していきます。
モーガンは新世界に進出?
モーガンはルフィとの戦いに負けた後に、モーガンの息子であるヘルメッポを人質として連行して船での逃走を図りました。船の上でのやり取りを理由にヘルメッポを連れ去る事を諦めたモーガンは一人で逃げる事となり、その後は登場していません。この事からモーガンはシェルズタウンへは戻らずに、新世界に向かったという考察が行われています。
モーガンはヘルメッポと戦闘する?
モーガンの息子でモーガンに似て権力を利用した愚行の多かったヘルメッポは、モーガンが海兵から追われる立場へとなって事で、これまで頼っていた父親と縁を切り自分の力でモーガンを逮捕しようと努力してきました。その結果ヘルメッポは海軍本部少佐にまで昇格してモーガンの階級を超えた事から、モーガンと再会して戦うのではないかと考えられています。
モーガンはワノ国編で再登場する?
ワノ国は世界政府非加盟国である事から、海軍が内部まで手出しのできない鎖国国家となっていて、モーガンのような追われる身となった人物が滞在する事に向いている国である事が分かります。ワノ国で登場した相撲に関するシーンでは、人物の名前が書いてある旗に"猛岩斧関"という旗が含まれている事から、名前からモーガンが連想されるとしてワノ国で登場するのではないかという考察が登場しました。
しかし上記の考察について作者の回答が発表されたところ、モーガンが絶対に登場しないという明言はされませんでしたが、旗に記載されている文字に関しては作者自身が指定した訳ではなく、舞台であるワノ国の描写に必要な日本語を『ワンピース』に関係する言葉から使用するようにと、指示をされていたアシスタントが選んだ文字である事が判明しました。
【ワンピース】モーガンの息子やクロとの関係
モーガンは『ワンピース』で長期的に登場している息子のヘルメッポを始めとして、物語に関わる複数のキャラクターと関係を持っている人物です。ここからは『ワンピース』序盤で活躍したモーガンと関係のあるキャラクター達について紹介していきます。
モーガンと息子のヘルメッポの関係
モーガンとヘルメッポは親子の関係にあり、ヘルメッポはモーガンの息子となっています。ルフィ達の前に現れた際は、モーガンと同じく立場にこだわりのある人物として、権力を使って様々な悪行を平気で行っていました。しかし父親のモーガンに人質に取られた事がきっかけとなり、同じくシェルズタウンで登場したコビーと共に己の力で海軍として活躍する為に努力する道を選びました。
ヘルメッポはモーガンの逮捕が決まった際に権力を失い、一般的な海兵の雑用係としてコビーと働いていましたが、真面目に働き続けるコビーとは反対にヘルメッポは度々仕事をさぼる等といった自分に甘い一面を持つ続けていました。しかし拘束中のモーガンが脱走して自身が人質に取られた事で、ヘルメッポは自分の非力さを痛感した事から、真面目とまでは言えないものの見違えたように成長する為の努力を行い続けました。
モーガンとクロの関係
モーガンは斧手の他にも特徴的な外見の部分として、顎に固定具を付けている人物となっています。モーガンが固定具を付けるきっかけとなったのは、過去に行った海賊クロとの戦闘でクロの攻撃によって顎が壊されてしまった事が原因となっています。モーガンはクロとの戦いに敗れて自分を殺すようにクロに促しますが、その覚悟を気に入ったクロは自分の計画に利用する事にしました。
瀕死のモーガンに対してクロは海賊団の仲間であるジャンゴの能力の催眠術をモーガンとクロの部下に使用して、モーガンにクロを捕まえたと認識させる事に成功します。その結果クロは追われる身から脱する事に成功し、モーガンはクロを捕まえた事で昇格しました。この事からクロはモーガンの性格にも影響を及ぼしたとされる、催眠術の原因となる人物という関係にある事が分かりました。
モーガンとルフィの関係
モーガンと『ワンピース』の主人公であるルフィは、ルフィがモーガンの捕まえたゾロを仲間にする為に行動した事で対面しました。ゾロは"海賊狩りのゾロ"という異名を持っていて、剣の腕を磨く事以外に興味が無い為ルフィからの海賊への勧誘を断っていましたが、モーガンによって処刑される事が決まった所をルフィによって助け出されて、共にモーガンを倒しました。
ルフィとモーガンは海賊と海軍という立場上衝突する事は当然ですが、普段の行いの悪さから役職とは真逆となりモーガンが悪の立場でルフィによって成敗される形となりました。ルフィに負けた事によって権力を失い捕まったのは、これまで権力で好き放題してきたモーガンの人生に大きな打撃となりました。
モーガンとジャックの関係
『ワンピース』の東の海で登場したモーガンと外見が似ているとされているキャラクターとして、『ワンピース』ゾウ編で登場した"ジャック"という人物が挙げられています。斧手は無いものの顎の固定具を付けている事から、逃走したモーガンの伏線が回収されたのではないかと言われていましたが、ジャックは年齢もモーガンより若く、身長等も異なる事から別人であると判明しました。
ジャックは百獣海賊団の大看板の一人という肩書きを持っていて、四皇のカイドウが率いる海賊団にも関わらず最高クラスの戦力として君臨しているキャラクターとなっています。ジャックの正体がモーガンだとしたら大幅に戦闘力が上昇していている事から、逃走後の物語に注目がされていましたが、顎の共通点以外には他の外見の違いとして斧手も存在していない事や、キャラクターの設定自体の違いから違う人物と判断されました。
【ワンピース】モーガンの初登場と名言
『ワンピース』の中でもルフィの最初の仲間となるゾロとのやり取りが発生する回である、東の海の冒険序盤で登場したモーガンですが、少ない登場シーンにも関わらず読者の印象に残るシーンや名言を残しています。ここではモーガンの初登場時の描写や、モーガンの残した名言について紹介していきます。
モーガンの初登場
モーガンはシェルズタウン編で、一般人を襲っていた狼の飼い主となるヘルメッポが、自身のペットである狼をゾロに斬られた事に苛立ち報復する為に父親を頼った際に、ヘルメッポの父親兼海軍支部大佐としてモーガンが登場しました。後に息子を人質として利用する事からも分かるように、息子であるヘルメッポの願いは聞き入れずに、ヘルメッポではなくモーガン自身が権力者である事をヘルメッポに言いつけます。
自分の息子に対しても権力について語る程に自分が一番だと思っているモーガンは、ヘルメッポの言葉には対応しなかったにも関わらずルフィによって自身の銅像が破壊されるとすぐにルフィを捕らえる為に行動に移しました。その結果はモーガンはルフィとゾロの共闘によって敗北しますが、初登場時から一貫する自分への優先度の高さが感じられるシーンとなっています。
モーガンの名言
モーガンは大佐としてシェルズタウンの権力者になった後だけでなく、軍曹時代に海賊と戦っていた際にも名言を残しています。ここでは斧手のモーガンが作中で発した台詞の中に含まれる、2つの名言について紹介していきます。
モーガンの名言①「偉い人間がやる…」
偉い人間がやることは全て正しい
出典: comic-kingdom.jp
名言①はモーガンがシェルズタウンを治めている際に、自分の階級の高さを理由して権力が全てだという考え方を主張するシーンで登場した名言となっています。モーガンはクロとの戦いの後からは性格が変化してしまい、何事でも階級を優先する考え方を持つ人物へとなってしまいました。モーガンはこの考え方を自分の心の中だけでなく、周囲の人間へと話して威圧していました。
モーガンの名言②「命乞いはしねえ…」
命乞いはしねえ
殺すなら殺せ出典: comic-kingdom.jp
名言②はモーガンが大佐となる前に起きた出来事である、クロネコ海賊団の船長"百計のクロ"との戦いで瀕死に追い込まれた際に、モーガンがクロに対して言った名言となっています。過去のモーガンは自分が海兵であるという事に誇りを感じている事から、海賊に助けを求めるくらいなら海兵として死ぬという覚悟を持っていました。名言②ではモーガンの覚悟が感じられる台詞となっています。
【ワンピース】モーガンの声優
『ワンピース』のシェルズタウン編がアニメでも登場した事により、シェルズタウン編でのルフィの敵となるモーガンにも声が当てられて、モーガンというキャラクターがより一層印象的に配信される事となりました。ここではアニメ版『ワンピース』でモーガン役を演じた声優について紹介していきます。
モーガンの声優は「銀河万丈」
『ワンピース』のアニメでモーガンを担当しているのは"銀河万丈"という名前の声優です。銀河万丈は『ワンピース』のモーガンを始めとした悪役キャラクターの演技を得意としている事で知られる声優となっています。ここでは銀河万丈のプロフィールや主な登場作品について紹介していきます。
銀河万丈のプロフィール
- 名前:銀河万丈(ぎんが ばんじょう)
- 本名:田中崇(たなか たかし)
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 身長173cm
- 血液型B型
- 生年月日:1948年11月12日
- 出身地:山梨県甲府市
- 所属:青二プロダクション
声優である銀河万丈(ぎんが ばんじょう)という名前は芸名であり、本名は"田中崇(たなか たかし)"となっています。銀河万丈は1970年に声優活動を開始した大ベテランの声優で、2022年現在でも活躍している声優となっています。銀河万丈は声優以外に俳優とナレーターでの活躍もしている人物で、洋画の吹き替え等も担当している事から、幅広い分野で成果を上げている声優である事が分かります。
銀河万丈の主な出演作品
銀河万丈は『ワンピース』のモーガン役を始めとして、『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビ役、『北斗の拳』のサウザー役、『キン肉マン』のラーメンマン役、『範馬刃牙』のドリアン役、『トリコ』の与作役といったような数々の人気作品で登場している声優です。銀河万丈の演じる役柄には悪役が多いですが、悪役だけに限らず幅広い役柄でも活躍する声優である事が分かりました。
【ワンピース】モーガンに対する世間での評判や人気
斧手のモーガンと呼ばれているモーガンは、『ワンピース』で登場する海軍に属するキャラクターの中でも分かりやすい悪行を行っている人物でした。一般的にイメージされる正義を守る為の海軍とは対極に位置するモーガンの存在は、権力による支配を嫌うルフィの性格を読者に印象付ける役割として、良い仕事をしたキャラクターと評価している読者もいます。
斧手のモーガンは息子のヘルメッポにも影響が出ている程に、『ワンピース』における絶大な権力を誇る海軍という立場を悪用していた人物です。『ワンピース』に登場する高い階級を持つ海軍の中にはモーガンのような正義とはかけ離れた活動をしている人物もいる為、モーガンの活躍によって海軍の悪い部分が読者に印象付けられる事になりました。
長編となるストーリーが魅力の一つである『ワンピース』の中でも、ルフィが仲間を集め始めた東の海で対峙するモーガンを始めとした敵達の設定を高評価している読者もいました。東の海ではモーガンのように短期間での登場となっていながらも、息子のヘルメッポ等の後に登場するキャラクターに影響を与えた人物が多い事から、東の海での物語が強く印象に残っている読者も多数存在します。
【ワンピース】モーガンの今後や再登場に期待
今回は『ワンピース』に登場したルフィの敵となる海兵である、モーガンについて紹介しました。モーガンは『ワンピース』の物語の中でも序盤での登場となっていて、逃走した事を最後に描写が無い事から今後のストーリーで再登場する可能性が考察されているキャラクターである事が分かりました。またモーガンは斧手という外見や同じく序盤に登場したクロとの関係等から短い登場時間の中でも印象に残る人物である事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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