【ワンピース】黒炭ひぐらしの正体を考察!マネマネの実の過去所有者?
『ワンピース』ワノ国編で登場した「黒炭ひぐらし」はマネマネの実の能力を使い、読者を驚かせました。『ワンピース』作中で黒炭ひぐらしは一体どのように描かれていたのでしょうか?そんな黒炭ひぐらしの正体と共に、黒炭オロチや光月おでんとの関係について考察します。
目次
【ワンピース】黒炭ひぐらしとは?
ワンピースにて黒炭オロチと同じ黒炭家の末裔です。「黒炭家の関係者」を名乗っていた謎の不気味な老婆で、祈祷師のような容姿をしており、頭に2本の蝋燭を巻き付けているので山姥のような容姿をしています。笑い方は「ニキョキョキョ」といった独特な不気味さがある何とも胡散臭さがあります。
黒炭ひぐらしのプロフィール
黒炭ひぐらしは誕生日などの詳細は不明な人物です。ある日突然、琵琶法師の黒炭せみ丸と共にオロチの前に現れ、光月家と黒炭家との因縁を吹き込み恨みを抱かせました。オロチに悪魔の実「ヘビヘビの実」を与え、オロチを将軍にするために画策します。
黒炭ひぐらしの性格
黒炭ひぐらしはオロチに負けず劣らずの卑劣な性格です。そして、弱肉強食にを当然と思想するその獰猛さも窺えます。ワンピースにて過去に行われた黒炭家の卑劣な暗殺の数々に正当性を信じており、切腹させられた当時の黒炭家の当主のことを「光月家に殺された」と利己主義の一面もあります。
ワンピースの概要
『ワンピース』は1997年から週刊少年ジャンプで連載をしている大人気漫画です。作者の尾田栄一郎先生が描く海洋冒険物語は老若男女問わず好評で、その人気は世界中に広がっています。様々なメディアミックスもされており、今後の物語の展開に注目が集まっています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公であるルフィは、フーシャ村に滞在していた赤髪海賊団の船長シャンクスと親しくなり、自身も海賊になると夢見ます。17歳を迎えたルフィは一人大海原へ出航し、シャンクスから預かった麦わら帽子を返すため、そして海賊王になるため、旅先で出会った仲間達と共に新世界へと向かうのです。
【ワンピース】黒炭ひぐらしの正体を考察
ワノ国で暗躍する黒炭ひぐらしの正体について考察していきます。謎の多い黒炭ひぐらしとは一体何者なのでしょうか?
黒炭ひぐらしは「マネマネの実」の過去の所有者
悪魔の実「マネマネの実」の前任者でありました。マネマネの実は、「超人系(パラミシアン)」に分類される悪魔の実で、他人に変身できる能力です。その変身は、声だけではなく、顔や体型までも真似してしまうので、見破るのは困難です。ワンピースにてMr.2ボン・クレーより前の能力者です。
黒炭ひぐらしがメモリーしている人物
黒炭ひぐらしがメモリーしているのは光月家の人物と金獅子のシキです。始まりは光月スキヤキ、光月おでん、そして息子のモモの助までメモリーしています。
マネマネの実の現在の所有者はボン・クレー
ひぐらしの卑劣なやり方によって、決闘を妨害したことに怒りを覚えたカイドウによりひぐらしは殺害されます。ひぐらしというマネマネの実の前任者がいなくなったことにより、マネマネの実も復活したのだろうと思われます。ワンピースの世界では悪魔の実は、同時期に一つずつしか存在せず、一つの実から能力者は一人しか生まれないため。しかし、能力者が死亡した場合は、その人物が食べた悪魔の実は復活します。
【ワンピース】黒炭ひぐらしの謎を考察
黒炭ひぐらしは多くの謎を持ったキャラクターです。ここからは黒炭ひぐらしの謎について考察していきます。
考察①黒炭家とワノ国の光月家の関係
ワンピースではワノ国は将軍家が統治している「花の都」と5つの郷「九里」「希美」「鈴後」「白舞」「兎丼」から一つの国としてなっています。そんな中で起きたのがワノ国の「将軍の跡継ぎ問題」でした。この際に、「黒炭家」の大名であったオロチの祖父が他の大名を毒殺し、自らが将軍の座に就こうと暗躍しました。
しかし、「光月家」に跡継ぎが生まれてしまったことにより、その計画は意味をなさなくなってしまいます。その上、毒殺していた悪事も暴かれてしまい、オロチの祖父は切腹の上、領土も城も地位も失ってしまいます。
考察②黒炭家はアラバスタ王国とも関係している?
黒炭家がアラバスタ王国を乗っ取ろうとしていたかもしれないと考えられています。アラバスタ王国には古代兵器プルトンについて書かれているポーネグリフがあり、それを知っていた黒炭家がクロコダイルに教えたのではないかと考察されています。そして、黒炭ひぐらしの死後に復活した悪魔の実「マネマネの実」をクロコダイルに渡したと推察されているようです。しかし、ボン・クレーが東の海出身である事から、単純にマネマネの実が東の海で復活した可能性もあると言われています。
考察③黒炭ひぐらしとオロチの関係
ワンピースに出てくるオロチはワノ国の将軍であり、他の大名を毒殺し処刑された人物の孫にあたります。悪魔の実「ヘビヘビの実 モデル八岐大蛇」の能力者です。将軍になる前にオロチは霜月康イエがオロチを拾ってあげたり、おでんもお金を貸してあげたりしており、恩はあれど恨む必要はなかったはずですが、オロチの恨みはひぐらしによって生み出されました。黒炭家の謎も祖父の真相も聞かされ、権力欲と復讐心を煽られ、ひぐらしに協力するようになってしまいます。
考察④黒炭ひぐらしはロックス海賊団のメンバー?
ワンピース過去編に出てきた、マネマネの能力者である黒炭ひぐらしですが、多くの方が元ロックス海賊団のメンバーでは?と推測しております。なぜなら、黒炭ひぐらしはマネマネの実の能力で若き日の金獅子シキらしき姿になっていたことがあります。
シキがロックス海賊団にいたことも判明しております。だからと言って、シキに黒炭ひぐらしが触れることができたのが彼女がシキ同様ロックス海賊団のメンバーだったから、「いつでも触れるチャンスはあったのでは?」と、そのような憶測があったりします。謎ですがロックス海賊団にいた頃に接触したのではないだろうかと考えられているようです。
考察⑤黒炭ひぐらしとおでんの関係
ワンピースにておでんがカイドウに敗れた理由の一つが、「黒炭家」の悪魔の実の能力だと考えられます。大抵の人は騙されてしまうので、ワノ国のみんなも騙されてしまいました。ひぐらしのマネマネの実の能力はおでんをとことん苦しめました。ひぐらしは実の息子のモモの助にまで化けたのです。
モモの助に化けたひぐらしがおでんに呼びかけ油断させたのです。自分の息子を助けるために、犠牲となりカイドウにやられてしまいました。そして、おでんは捕まってしまい、釜茹での刑に処されてしまいます。
考察⑥黒炭ひぐらしは死亡した?
ワンピースで決闘の際に卑劣なやり方でマネマネの実の能力を使いおでんの息子モモの助に変身して、水を差したのです。全力で戦う決闘の場で、そのような卑劣な行為に及び、カイドウの怒りを買ったのだと考えられます。そして、マネマネの実の能力がボン・クレーに移っていることから、黒炭ひぐらしの死亡は確定しています。
【ワンピース】黒炭ひぐらしの声優
アニメ『ワンピース』ワノ国編でオロチを将軍にするため暗躍し、卑劣な真似で光月家を貶めた黒炭ひぐらしの声を担当したのは誰なのでしょうか?ここからは黒炭ひぐらしの声を演じた声優を紹介します。
黒炭ひぐらしの声優は「江森浩子」
『ワンピース』に登場する黒炭ひぐらしの声を担当したのは、声優・江森浩子さんです。掴みどころのない、怪しいひぐらしを見事に演じていました。
江森浩子のプロフィール
職業 | 声優 |
名前 | 江森浩子 |
ふりがな | えもり ひろこ |
性別 | 女性 |
生年月日 | 1961年1月27日 |
星座 | みずがめ座 |
血液型 | O型 |
出身地 | 埼玉県 |
所属事務所 | 青二プロダクション |
江森浩子さんは高校卒業後、日本大学芸術学部に入学しますがその後中退し、テアトル・エコー付属養成所入所します。劇団薔薇座出身の江森さんは1984年『夢戦士ウイングマン』のゆかり役でデビューしました。
江森浩子の主な出演作品
デビュー作 | 夢戦士ウイングマン(ゆかり) |
代表作 | ・蒼き流星SPTレイズナー(アンナ・ステファニー) ・ゲゲゲの鬼太郎(砂かけばばあ) ・ワンダービートS(ビオ) ・エスパー魔美(間宮幸子) ・ドラゴンボール(餃子) ・忍たま乱太郎(トモミ) |
少年や少女、大人の女性、老婆まで幅広い声で活躍しています。様々な脇役キャラクターをこなしており、『ワンピース』ドレスローザ編にてジョーラ役も務めていました。アニメ以外にも「世界まる見え!テレビ特捜部」などのナレーションでも活躍しています。
【ワンピース】黒炭ひぐらしに対する世間での批評や人気
ワンピースの様々な考察などで「カイドウの言うババアとは?」などの謎のワードにヒットします。なにより、ロックス海賊団のメンバーだったのかどうか、考察がなされるほど、お騒がせな婆さんとして人気です。
卑劣な部分に驚きつつも謎を暴きたいです。いつ近づいたかの考察です。本当にマネマネの実の能力をここまでいいように駆使されることが厄介だと読者に言わしめました。
ひぐらしのロックスの経緯についての謎に対し、考察に入る方もいました。可能性は否定できませんが「金獅子のシキの顔ではないだろうか?」と考えられているようです。
黒炭ひぐらしの変身した謎の女性の考察もあります。誰なのか明かさない事から本人の若い頃なのではないかと言う声が多くありました。
【ワンピース】黒炭ひぐらしの正体はマネマネの実の過去の所有者
ここまで、ワンピースの黒炭ひぐらしの謎を考察しましたが、現時点でのマネマネの実の能力者はMr.2ボン・クレーであることは明らかになっています。20年前の過去にマネマネの実の能力者としてもロックスのメンバーだったかもと騒がせた黒炭ひぐらしは、本当にマネマネの実を使いこなしていたのだと考えられています。黒炭ひぐらしはカイドウによって殺され、マネマネの実が復活し、ボン・クレーが悪魔の実を食べたことにより現在の所有者となったのです。
この記事のライター
森崎マーヤ
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