【ワンピース】くいなの正体や生存説を考察！ゾロやたしぎとの関係も紹介

くいなは『ワンピース』1巻に登場した少女です。東の海（イーストブルー）にあるシモツキ村の「一心道場」という剣術道場の娘でした。そんなくいなのプロフィールをご紹介します。

くいなはショートカットの黒髪が特徴的で、とてもボーイッシュな女の子です。剣術道場師範・コウシロウの娘だったくいなは、幼いころから剣術を学んでいたため大人にも負けないほどの剣術の腕を持っていました。現在ゾロが持っている「和道一文字」は、元々はくいなが持っていた刀でした。とても凄腕の女流剣士だったくいなでしたが、実は女であることにコンプレックスを抱いていました。そして、11歳という若さで死亡しています。

くいなの生存説を探っていく前に、『ワンピース』について概要とあらすじをご紹介します。『ワンピース』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で長期連載中の、尾田栄一郎先生の人気作品です。国内外に多くのファンを抱える『ワンピース』は、1999年からアニメ放送が開始されていて、こちらも長期放送のアニメとなっています。ゲームやコラボ商品も多く、『ワンピース』は世界中で愛される作品となりました。

世界は大海賊時代の幕開けとなり、海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」を巡って、世界中の海賊たちが争いを繰り広げます。そんな中、主人公・ルフィは幼いころから海賊になることを夢見て成長しました。憧れの大海賊・シャンクスに預かった麦わら帽子をかぶり、ついにルフィは旅立ちの日を迎えます。

広大な海での冒険が始まったルフィは、集めた仲間達とともに困難に立ち向かいながら、面白おかしい航海を続けます。その先にあるのは「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」。ルフィは海賊王となってシャンクスに麦わら帽子を返しに行くため、海を渡り続けます。

『ワンピース』の物語の中では、くいなが死亡したシーンが描かれていたにもかかわらず、くいなの生存説が噂されています。くいなとはどのような人物なのか、その正体を探りながら生存説が噂される理由を見ていきたいと思います。

くいながシモツキ村の剣術道場の娘だということは先述した通りです。大人でも勝てないほどの、天性の才能と努力による剣術を身につけた、凄腕の女流剣士でした。世界一の剣豪を目指すことを決めたくいなでしたが、その翌日に家の階段で転倒して死亡してしまうという・・・『ワンピース』の世界では考えられないような死亡原因で、11歳という若さで天国に行ってしまいました。『ワンピース』63巻には、くいなの墓が描かれていすので、死亡したことは事実だと思われます。

くいなが生きているのではないかと噂されるようになったのは、海軍本部曹長であるたしぎが現れたからです。たしぎの見た目がくいなとそっくりなことから、ゾロにも「パクリ女」などと呼ばれています。たしぎはゾロのことを知らなかったので、このことからたしぎは実はくいなであり、記憶喪失となっていてゾロのことがわからなかったのではないかと考えられたのです。これが、くいなの生存説①記憶喪失ということです。

くいなの生存説②として双子が考えられたのは、やはりたしぎとくいながとてもよく似ていたことが理由です。実はたしぎとくいなは双子であり、家の階段から落ちて死んだのはたしぎの方だったのではないか？と考える『ワンピース』ファンが多く、くいなの生存説として双子ということが噂となりました。双子での生存説を考えるのであれば、こちらも記憶喪失ということになります。

ルフィの仲間でもあるゾロは、シモツキ村出身です。そして、くいなの父親が師範をしている道場に通っていました。そんなわけで、ゾロとくいなは幼馴染みという関係であり、ともに剣術を学ぶライバルという関係でもありました。くいなが世界一の剣豪を目指すことにしたのは、女であるという悩みを打ち明けた時にゾロに言われたからです。ゾロが世界一の剣豪を目指すことになったのもこの時のくいなとの約束からでした。

ゾロはこの頃から二刀流でしたが、くいなに勝ったことがありませんでした。それくらい強かったくいなが、階段で転んだくらいで死亡してしまったことは、ゾロにとっても信じがたい出来事でした。ゾロはくいなの父親に頭を下げて、くいなの刀「和道一文字」を譲り受けました。

『ワンピース』にたしぎが登場した際には、『ワンピース』ファンに衝撃が走ったのではないでしょうか。それほど、たしぎはくいなとよく似ていました。女であるというコンプレックスを持っていることも、女剣士であることも、くいなとかぶるところです。おそらく年齢も同じくらいだと考えられます。そんなことから、たしぎはくいななのではないかとか、実はくいなは双子でたしぎがくいななのではないかなどと、『ワンピース』のファンの間で噂となりました。

また、たしぎがメガネをよく指でクイッと上げている仕草が、メガネをかけていたくいなの父親の遺伝だという伏線なのではないかとも言われています。そして、たしぎとくいなという名前には、どちらも「飛べない鳥の名前」という共通点もあるようです。このようなことから、たしぎとくいなは直接的には関係性がありませんが、間接的。に関係していることが多くあります。

『ワンピース』の中では登場シーンが少なく、たしぎの登場で謎が深まったくいなですが、ここからはそんなくいなの声をアニメ『ワンピース』で担当した声優についてご紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でくいなの声を演じたのは、声優の豊嶋真千子さんです。脇役や準レギュラーの少女～女性のキャラクターの声優としての活動が多い豊嶋真千子さんは、同じ事務所で親友の桑島法子さんとユニットを組んでいた時期もあるようです。そんな声優・豊嶋真千子さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介します。

豊嶋真千子さんは声優業だけではなく、ナレーション・ラジオ・舞台・ゲームなど、幅広くご活躍されている声優です。

豊嶋真千子さんは、お姉ちゃんキャラや大人しいドジっ子を演じることが多い声優です。亡くなった水谷優子さんから、ちびまるこちゃんのお姉ちゃん役を引き継ぎました。

登場シーンがとても少ないくいなですが、世の中の『ワンピース』ファンの間ではどのように評価されているのでしょうか？ここからはくいなの評判や人気など、SNSでの声を見ていきたいと思います。

くいなの再登場を願うファンの声はたくさんあるようです。ファンは『ワンピース』の物語の中に、たくさんの伏線を見つけているようですが、今後その伏線がどう回収されていくのか楽しみです。ファンの期待通り、くいなは再登場するのでしょうか。

くいなとたしぎが似ていることには、何か理由があるのではないかと考えるファンもたくさんいるようです。たくさんの伏線によって、ファンの想像も膨らみます。

実はたしぎが、未来の戦いのために記憶を消されて死んだことにされたくいなだと考察するファンもいるようです。そしてそのくいなは古代兵器ウラノスだと考えるなど、ファンの発想力にはとても面白いものがたくさんあります。こうしていろいろと考察しながら『ワンピース』を見るのも、楽しみ方の一つです。

くいなが彼女だったとしたら、たとえ彼氏でもハッキリと言葉で伝えられる彼女になると思います。決して媚びを売ったりはしません。少し気が強いところはありますが、見下したりすることは絶対にありません。時々弱みを見せることがあるかもしれないので、そんな時には寄り添ってあげましょう。

くいなが親友だったら、いじめっ子がいたらやっつけてくれるのでとても心強いです。たとえ相手が男子でも、年上でも関係ありません。絡んできた人が何人いようと、くいなには勝てません。とても頼もしい親友です。そんな強いくいなですが、親友には弱さも見せることがあるようです。

とても努力家のくいなは、会社でも先輩の指導の下で一生懸命仕事をすると思います。ただ、間違っていると思うことは上司でも先輩でも関係なく指摘はするのではないでしょうか。そして、女性だからとの差別的な発言や態度に対してはとても嫌悪感を示します。ですがくいなは、そんなところも可愛がられる後輩です。

『ワンピース』の1巻で登場したくいなは、ゾロの幼馴染みでもある女流剣士でした。幼いころから剣術道場で腕を磨いていたくいなは、黒髪の短髪でボーイッシュな性格が特徴の、可愛い少女でした。残念ながら死亡してしまいましたが、くいなの意志は幼馴染みのゾロが引き継いでいます。ゾロはいつか世界一の剣豪となって、くいなとの約束を果たすことでしょう。