【ワンピース】カイドウとビッグマムの関係を考察！元仲間？どちらが強い？

カイドウとビッグマムの関係性について考察していく前に、まずは2人がワンピースにてどのような存在として描かれているのかについてまとめていきます。また、2人が登場している作品『ワンピース』についても概要とあらすじを確認しおさらいしていきましょう。

カイドウは百獣海賊団の船長であり『明王』『この世における最強生物』と呼ばれるほどの強さを持った海賊です。懸賞金は脅威の46億1110万ベリーでこれまで登場した海賊の中で最高額。全長710cmにも及ぶ巨体はどの部位をとっても筋骨隆々であり左腕に刺青を施しているのが特徴で、「生き残るのは強者だ！」と言い放つほど強さにこだわりを持っています。

シャーロット・リンリンことビッグ・マムは世界最強のババアという異名を持つ最強の女海賊です。海軍からは生まれついてのモンスターと称されており、その凶暴性と強さは正真正銘の怪物級。身長880cmという作中随一の巨大さを誇り、自分の子どもたちだけで構成した海賊団は船員それぞれの懸賞金を合計すれば100億ベリーを超えます。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。1997年より掲載を開始し徐々に認知度が高まっていくと、今ではジャンプ漫画の金字塔と呼ばれ国内でその名を知らない人がいないほど人気を博しています。その人気は海を超えており、全世界の累計発行部数は4億9000万部以上。アニメ化などといったメディアミックスも多数展開しており、現在もなお様々なコンテンツで賑わっている超大作です。

かつてこの世のすべてを手に入れた男ゴールド・ロジャー。海賊王とも呼ばれたその男は、自分の最期を迎える瞬間『ワンピース』という財宝の存在を明かします。それを聞いた世の海賊たちはこぞって海へ飛び出し、世界は大海賊時代を迎えました。麦わら帽子をかぶった青年モンキー・D・ルフィもその内の1人の海賊であると、「海賊王になる」という目標を掲げ仲間たちと共に大海原に挑んでいきます。

ここからはカイドウとビッグ・マムの関係についてまとめていきます。かつては四皇に数えられていた2人は、実は昔馴染みの知り合いであることがワンピース作中で明かされています。そのことに対してネット上では様々な考察が行き交っており、2人は元々仲間だった？果ては夫婦だったのでは？という話が絶えません。ここではそれら考察を1つずつ解説し2人の関係の正体を探っていきます。

ワンピース作中にてカイドウとビッグ・マムはそれほど仲がいいようには見えず、犬猿の仲のように感じられます。しかし、ある時2人が電伝虫で会話をするシーンが描かれると、そこでビッグ・マムが「仲良くいこうぜ、昔みたいに」と話しました。このセリフから察するに2人は元々良好な関係を持っており、同じ船にいた仲間だった可能性が考えられます。

上記の元仲間だった説に紐づいて、2人は元々夫婦だったのではという考察も出ています。ビッグ・マムは元々政略結婚を繰り返していくことで自分の海賊団を成長させ、結果的に四皇にまで昇り詰めました。そんな彼女が目的のためにカイドウと結婚し夫婦として繋がっていた可能性は十分考えられるでしょう。

2人の元夫婦説には有力な根拠が挙げられています。2人が夫婦だったとしたら子どもを作っていたはずで、その正体が次男のカタクリである可能性が高いです。正体だと語れるのには理由があり、カタクリとカイドウを見比べた時、互いにドクロの刺青が同じ腕にしてあったり、トゲのついた腕輪がお互いについていたり、カタクリのギザ歯はカイドウの龍化した時と同じであったりと、2人には共通点が多く偶然にしては揃いすぎているように感じられます。

ここからはカイドウとビッグ・マム、それぞれの強さについてまとめていきます。かつては同じ四皇で同等の権力を持っていた2人でしたが、この2人が作中で直接戦った時は決着がつきませんでした。もしも勝敗をつけるまで2人が戦い合っていたら、どちらに軍配が上がっていたでしょうか？ここでは実際に2人の強さを分析してどちらが強いのかを考察していきます。

カイドウはワンピースに登場する海賊の中でも懸賞金が46億と最高金額であり、見た目だけでも計り知れない強さを持っていることが感じ取れます。ここではカイドウの持つ技や懸賞金46億までに至った戦績をまとめていきます。

ビッグ・マムは身長880cmとワンピースの中で最も巨大な肉体を持っている海賊です。作中ではルフィと直接戦った次男のカタクリが目立っていますが、ビッグ・マム自身も3種類の覇気すべてが使えたりして決して侮れない実力を持っています。実際にどれほどの強さを有しているのか技と戦績を確認していきます。

上記の戦績からカイドウとビッグ・マムを比較すると、パワーや破壊力はカイドウの方に分があり、対してビッグ・マムには耐久性が突出していると考えられます。戦う相手をことごとく倒すカイドウと、攻撃を受けてもビクともしないビッグ・マム。互いの実力はほぼ互角であり、タイマン勝負をすればその場の判断や状況、持久力などが勝敗を分けそうです。

ここからはアニメ版ワンピースにてカイドウとビッグ・マム、それぞれの声を担当した声優についてまとめていきます。アニメでも圧倒的な強さで存在感を放っていた2人。そんな彼らを演じた声優について詳しく見ていきます。

カイドウを演じた声優は玄田哲章（げんだてっしょう）さんです。『ターミネーターシリーズ』で有名なシュワちゃんの吹き替えの人として知られており、アニメや声優に詳しくない人でもその一言でピンと来る人が多いです。

本名は横居光雄（よこいみつお）。1948年5月20日の岡山県生まれ。血液型はAB型で身長は173cm、現在の所属事務所は81プロデュースです。元々1970年より俳優活動を始めており、声優業を始めるようになったのはその2年後の1972年、『科学忍者隊ガッチャマン』にて初出演を飾りました。

ビッグ・マムの演じていた声優についてですが、前任者が亡くなったことを受け2018年で配役が変更されました。ここでは元々ビッグ・マム役を担当していた1人目の声優と、それを継承した2人目の両方の声優を見ていきます。

藤田俶子（ふじたとしこ）さんは1950年4月5日の中国生まれ。血液型はO型で身長は159cm、所属していた事務所は青二プロダクションです。6歳の頃から芸能の仕事を経験しており女優や歌手、声優と幅広い芸歴を持っています。ですが2018年12月28日に癌が悪化し死去したことが事務所の公式サイトから明かされ、68歳という年齢でこの世を去りました。

小山茉美（こやままみ）さんは1955年1月17日の愛知県生まれ。血液型はA型で身長は155cm、現在の所属事務所は青二プロダクションです。1974年から声優活動を始めており今では数々の主演をこなしてきたベテラン声優として知られています。代表作は『Dr.スランプアラレちゃん』の則巻アラレや『NARUTO』の大筒木カグヤなどが挙げられます。

カイドウとビッグ・マムの関係は元夫婦だったり、その子どもの正体がカタクリだったりと様々な考察がされていました。それらはあくまで考察であり事実ではありませんが、そういった考えに対してワンピースファンたちはどんな印象を抱いているのでしょうか？ここではカイドウとビッグ・マムに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

カイドウとビッグ・マムが元夫婦だった説に驚いている人は多くいましたが、その理由や根拠を知って確かにと納得する意見も多くありました。2人が登場しているシーンを元夫婦という観点から見返すと、それを思わせる言動が次々に発見されたりしています。

カイドウとカタクリが親子であることに納得する意見がある反面、本当にそうなのかと疑心暗鬼な人もいました。親子説及び夫婦説に賛同できない人の意見では、根拠を示した考察に対してさすがに考えすぎではと指摘しています。

2人が夫婦だったとしたら、生まれた子どもがカタクリだけではなく、オーブンやダイフクもカイドウの子どもだろうと指摘している意見もありました。実際オーブンとダイフクをカイドウと見比べてみても共通点が見つかっており、この意見も信憑性が中々高いようです。

カイドウが撃破されてビッグ・マムも四皇の座から降ろされるという、激動が巻き起こっている現在のワンピース。2人の関係についてはまだ謎が多いのですが、もしかしたら今後の展開次第でそれが具体的に明かされる時が訪れるかもしれません。