【ワンピース】クロコダイルが女だった説の真相は?握られている弱みとは?
『ワンピース』に登場する人気キャラのクロコダイルは、女だったのではないかという説がファンの間で囁かれています。この記事ではクロコダイルが女だった説の真相についてと、クロコダイルがイワンコフに握られている弱みについて紹介していきます。
目次
クロコダイルとは?
大人気作品『ワンピース』の連載当初から登場するキャラの一人で、現在も重要なキャラとして登場するクロコダイルとは、どのような人物なのでしょうか。まずはクロコダイルのプロフィールと『ワンピース』の概要、あらすじについて紹介します。
クロコダイルのプロフィール
「砂漠の王」ことクロコダイルは、19億6500万ベリーの懸賞金が掛けられている、元王下七武海のメンバーの一人です。スナスナの実の能力者であり、「バロックワークス」の社長を務めた後、現在は「クロスギルド」の大幹部です。年齢は46歳、身長は253cm、9月5日生まれのおとめ座です。毛皮のロングコート、左腕の金色の巨大なフック、顔の中心を横断する傷跡が特徴です。初登場は単行本17巻の第155話です。
ワンピースの概要
『ワンピース』は1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載中の漫画作品です。作者は尾田栄一郎さんです。国内累計発行部数は2022年時点で4億1000万部を突破しています。1999年よりアニメ放送が開始され、2023年現在まで続くロングラン作品となっています。日本のみならず海外でも人気を集め、様々なメディアミックスが展開されています。2023年には実写化ドラマも放送が開始され、益々注目されている作品です。
ワンピースのあらすじ
海賊を夢見る少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊のシャンクスと親しくなります。ある日、ルフィは「ゴムゴムの実」と呼ばれる悪魔の実を食べ、泳げない体になってしまいました。そして、泳げなくなったルフィはシャンクスと敵対していた山賊に海に投げ込まれてしまうのです。しかし、シャンクスが自らの片腕を犠牲にして助けてくれたおかげでルフィは一命を取り留めます。シャンクスが村を去る際、ルフィは立派な海賊となってシャンクスと再会することを約束するのでした。
クロコダイルは女だった?噂の理由を考察
『ワンピース』ファンの間では、クロコダイルは女だったのではという説が噂されています。見た目には女性を連想させる部分の無いクロコダイルですが、なぜそのような噂が出たのか、クロコダイルが女性だったと噂される理由について考察してみました。
女説の理由①右耳につけているピアス
女説の理由その①は、クロコダイルが右耳だけにピアスをつけていることです。ピアスを片方の耳だけに付ける場合、意味を持つとされています。中世ローマでは右耳に付けるピアスは「守られるものの証」、左耳のピアスは「守るものの証」とされ、主に女性は右耳にピアスを付けると言われています。クロコダイルは右耳だけにピアスをしている為、女性であるということを表しているのではないかと考えられています。
女説の理由②モデルとされる七英雄のワグナス
女説の理由その②は、クロコダイルのモデルとされる七英雄のワグナスの容姿にあります。七英雄とは、『ロマンシングサガ2』というゲームの中ボスとして登場するキャラです。このワグナスは中世的な容姿をしており、胸もありますが、男性という存在です。ワグナスは「同化の法」を使用し、女性型モンスターを取り込んだ結果、性別を超越した姿になったとされています。クロコダイルには、ワグナスの逆バージョンとして、この設定が採用されたと考えられています。
女説の理由③「サー」という名前
女説の理由③は、「サー」という名前です。クロコダイルの通称は「サー・クロコダイル」です。「サー」はイギリスの叙勲制度における栄誉称号のひとつです。主にナイト(騎士)に与えられる称号です。また、英語圏では、男性に対する敬称としても用いられます。クロコダイルは、自分の名前にわざわざ「サー」を付けて、男性であることを強調していると考えられています。
女説の理由④24年前の後ろ姿
女説の理由④は、24年前のものとして登場した後ろ姿にあります。劇場入場者プレゼントとして配布された『ワンピース0巻』には、海賊王ゴール・D・ロジャーが処刑される場面が描かれています。その場面には、若かりし頃のモリア、クロコダイル、ミホーク、バギー、ドフラミンゴの5人の様子が描かれています。この中でクロコダイルだけがなぜか後ろ姿で描かれており、この時はまだ女性だったのではと考えられています。
女説の理由⑤バロックワークスは男女ペア
女説の理由⑤は、バロックワークスの組織編成にあります。クロコダイルが社長を務めていたバロックワークスでは、メンバーは必ず男女ペアで行動していました。クロコダイルのペアは副社長兼最高司令官のミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)でした。必ず男女ペアを組ませることで、自分が男性であると周囲に認識させる目的があったのではないかと考えられています。
女説の理由⑥白ひげへの「弱ェ男」発言
女説の理由⑥は、クロコダイルが白ひげに発した「弱ェ男」という発言です。このセリフは、頂上戦争にてクロコダイルが白ひげに発したセリフです。白ひげがスクアードに刺された時に、クロコダイルはこのセリフを叫びました。漫画のセリフでは「白ひげ」と「弱ェ男」の部分が強調されており、クロコダイルが「弱ェ男」を強調することが、クロコダイルの性別に関して大きな意味を持つと考えられています。
女説の理由⑦544話のタイトル
女説の理由⑦は、544話のタイトルに関するものです。『ワンピース』第544話のタイトルは「地獄の釜の蓋も開く」です。この話では、黒ひげとクロコダイルの対話が描かれており、その会話には何度も「釜(オカマ)」という言葉が登場する点、黒ひげが「Mr.クロコダイル」と、わざわざ「Mr.」を付けて呼ぶ点、扉絵に女装したサンジが描かれている点など、意味深な描写が多く登場します。
女説の理由⑧938話のタイトル
女説の理由⑧は、938話のタイトルです。938話のタイトルは「女の秘密」です。この話の扉絵にはクロコダイルが描かれています。938話では小紫の正体が、日和であることが判明します。「女の秘密」というタイトルはこの小紫のエピソードから来るものと考えられますが、クロコダイルはこの話に関係していない為、クロコダイルにも「女の秘密」があるのではないかと考えられています。
女説の理由⑨実写版に女性姿で登場?
女説の理由⑨は、実写版に登場した姿にあります。『ワンピース』の実写版は2023年8月にNetflixにて独占配信ドラマとして配信が開始されました。この実写版にて、クロコダイルが女性姿で登場していると、話題になりました。その登場シーンは第1話にてゴール・D・ロジャーの処刑を見る為に集まった群衆の中に、三重のネックレスと、右耳に大きなピアスをした女性が映り込みます。この女性が過去のクロコダイルではないかと考えられています。
クロコダイルとイワンコフの関係や握られている弱み
インペルダウンにて、クロコダイルとイワンコフの関係が垣間見える場面が描かれています。それまで関係の無いキャラだと思われていた2人には、過去に因縁があることがわかっています。ここからはクロコダイルとイワンコフの関係についてと、イワンコフが握るとされるクロコダイルの弱みについて考察しました。
イワンコフとは?
イワンコフの本名はエンポリオ・イワンコフです。カマバッカ王国女王であり、革命軍「グランドライン軍」の軍隊長を務めています。年齢は53歳、身長は449cmです。パーマのかかったような青い髪に青い唇、網タイツを着用するなど、かなり特徴的な容姿をしています。「ホルホルの実」の能力者で、ホルモンを自由自在に操ることができます。初登場は単行本55巻の第537話です。
イワンコフはホルモンを自在に操れる
イワンコフはホルモンを自在に操ることのできる「ホルホルの実」の能力者です。イワンコフはホルモンを生み出し、他人に注入することができます。手の爪を注射器のように使うことでホルモンを注入します。ホルモンを注入することで、性別、色素、体温、成長、テンション、治癒力等を変えることが可能となります。体の一部を巨大化させたり、戦闘力を上げることも可能です。ただし、ホルモンを投与しすぎると寿命を削るという弱点もあります。
イワンコフが握るクロコダイルの弱みとは?
インペルダウン編にて、イワンコフは「クロコダイルの弱みを一つ握っている」と発言します。作中ではこの弱みの正体は明かされていません。この弱みはクロコダイルがルーキーだった頃の出来事のようです。「ホルホルの実」の能力者であるイワンコフに握られる弱みとなれば、ホルモン関係のことである可能性が高いと考えらることから、女性だったクロコダイルがイワンコフの能力によって男性に性転換したという弱みを握られている可能性が高いとされています。
クロコダイルの女説が否定される理由
ここまでは、クロコダイルが女であるという説を理由とともに紹介してきましたが、実はクロコダイルの女説はいつくかの理由から、否定されています。ここからは女説が否定される理由を紹介します。
理由①子どもの頃の姿が描かれる
女説が否定される理由①は、SBSにて描かれた王下七武海の子ども時代のイラストです。クロコダイルの子ども時代は、黒い髪をオールバックにまとめ、Tシャツに黒いズボンを身にまとい、胸の前で腕組をしている姿が描かれました。この姿が男の子の姿であるということから、女説は否定されました。ただし、ボーイッシュな女の子にも見えるという声もあがっています。
理由②元女ということがストーリーを面白くさせない
女説が否定される理由②は、元女という設定がストーリーを面白くさせないからです。クロコダイルが元女だったと判明したとしても、これまでのストーリーや、今後のストーリーを考えた時、その要素がストーリーを面白くさせることは無いという声があがっています。尾田先生は意味のない要素は盛り込まないと考えられている為、女説は否定されています。
理由③イワンコフの性別への考え方
女説否定の理由③は、イワンコフの性別への考え方にあります。イワンコフは「性別なんて関係ない」と55巻537話で発言しており、クロコダイルが過去に女であったかどうかを弱みとして扱うとは考えにくいとされています。
理由④セラフィムの姿
女説否定の理由④は、クロコダイルのセラフィムの姿にあります。クロコダイルのセラフィムは1086話にて登場します。白髪に褐色の肌、顔には現在のクロコダイルと同じ傷跡、黒い羽根があります。かなりの美形で中性的ではありますが、元女説を知らない人がクロコダイルのセラフィムを見ても女性だとは思わないだろうという点から元女性説は否定されています。
クロコダイルに対する世間での評判や人気
実写版『ワンピース』でクロコダイルが女性の姿で登場しているのを受け、女説が本当なら嬉しいという声があがっていました。クロコダイルの女説に関しては、説得力のある伏線も多くある為、クロコダイルの「弱み」が明かされるのを楽しみにしているファンが多くいるようです。実写版クロコダイルにも期待がよせられていました。
「アラバスタ編」ではルフィに敗北するものの、圧倒的な存在感を放つクロコダイルは人気を集めています。「インペルダウン編」では再登場を果たし、今後の物語にも大きく関係していく重要キャラとしても期待されています。
クロコダイルがかっこいいという声がたくさんあがっていました。『ワンピース』の中でも屈指のイケおじとして高い人気を誇ります。「頂上決戦編」ではルフィと共闘する関係になるなど、関係性の変化も見え、さらに人気を集めました。
クロコダイルには女説があった
強くてかっこいいキャラとしても人気のあるクロコダイルですが、イワンコフのインペルダウン編での一言によって女説が浮上することとなりました。真相は明かされていませんが、実写版では女性姿で登場し、ますます女説が濃厚になったとされています。今後、クロコダイルの性別について明かされる日が来るのか、期待してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
yonekao
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