【ワンピース】CP0のマハはワノ国編で登場！現れた目的やその後を考察

ワンピースワノ国編にてCP0が武器を購入するためにワノ国を訪れると、そこにゲルニカとヨセフと共にマハが登場し黒炭オロチとの交渉に参加していました。ここではCP0のマハについてプロフィールをまとめ、ワンピースの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

CP0とはサイファーポールイージスゼロを略した名称で、世界政府の諜報機関サイファーポールの中で最上級に位置する組織を差します。世間からは世界最強の諜報機関、仮面の殺し屋と称されており、所属メンバーは最悪の世代や王下七武海に匹敵するほどのエージェントが揃っています。

マハはCP0に所属するエージェントです。緑色をしたボサボサの髪と背の高い帽子、ひょっとこのような仮面をつけているのが特徴的で、口数が少なく素性が知れない謎の存在です。作中ではワノ国編にて初登場しており、白ひげ海賊団のイゾウとの戦闘が描かれました。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見るルフィとその仲間たちの物語が描かれており、王道で感動的な絆のストーリーと緻密に練られた世界観が世界的な人気を博しています。1997年の掲載から25年以上連載が続けられており、2022年8月時点で全世界累計発行部数5億1000万部を突破しました。

かつてこの世のすべてを手に入れた男ゴールド・ロジャーは、ひとつなぎの大秘宝・ワンピースをどこかに遺したと告げ世の海賊を海へ誘いました。麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィも夢とロマンを追い求める海賊の1人であると、彼は恩師シャンクスとの約束を果たすために、行く先々で出会った仲間と共に海賊王への航路を進んでいきます。

ここからはCP0のマハがワノ国編に登場した目的やその後についてまとめていきます。ワノ国編に突入したことでカイドウとヤマトの対立や光月家の謎などが描かれていきましたが、その中にCP0のマハがワノ国を訪れると主に黒炭オロチとイゾウの2人とのエピソードが描かれました。

CP0はドフラミンゴを介して武器を購入していましたが、ドフラミンゴが倒されたことで購入先をワノ国に変更しました。マハは同じCP0のゲルニカとヨセフらと一緒にその購入の交渉人に選ばれ、黒炭オロチに交渉を持ちかける目的のためにワノ国を訪れました。マハたちはカイドウの後ろ盾を相手に強気な交渉を持ちかけましたが、オロチがベガパンクを要求してきたことで難航しました。

結局交渉が1度持ち越しになると、CP0の3人はカイドウ打倒を掲げる麦わらの一味の戦争を偶然見つけ、そのことを報告すると世界政府からルフィの暗殺を緊急で命令されました。マハとゲルニカはそれに従ってルフィ暗殺に動き出します。途中で百獣海賊団の古代巨人族・ナンバーズと鉢合うと彼らを撃破しました。

ルフィ暗殺が難航していくと、その途中でマハは麦わら大船団の一員である元白ひげ海賊団の16番隊隊長イゾウと遭遇します。マハはお互いに見なかったことにしようと提案し暗殺任務を優先しようとしましたが、対してイゾウはマハがルフィを狙っていることに勘付きその提案を拒否しました。こうして2人はその場で戦うことになります。

単独でナンバーズを撃破するほどの強さを持っていたマハでしたが、イゾウとの戦いではお互いに刺し違える形で傷を負ってしまい倒れてしまいます。その後命からがら生き延びていたゲルニカがマハの様子を見ますが、その時のマハは出血した状態で声をかけても返事がなく、死亡が確定してしまいました。

ここからはCP0のマハの人物像や強さについてまとめていきます。マハはワンピースのモブキャラとして登場しイゾウとの戦いで惜しくも死亡してしまいましたが、脇役としては奇抜な見た目と決して侮れない実力を持っていたことで存在感を発揮していました。具体的な特徴や戦績についてここで解説していきます。

マハはひょっとこのような仮面をつけているのが特徴的ですが、その仮面は直接顔につけているわけではありません。仮面には持ち手となる棒がついており、マハは常にその棒部分を持って顔を隠すように仮面をつけています。読者からは常に両手が塞がっている状態であることから生活が不便そうと言われており、戦闘時にどのように戦うのか見てみたいという期待が寄せられています。

マハの登場シーン及び活躍描写があまり多くないことから詳細な人柄や性格がはっきり判明していません。任務としてワノ国に登場した時は発したセリフの数も多くなく、比較的寡黙な性格をしていると推察されます。また、CP0に所属しているメンバーであることから世界政府に従順で、他のメンバーとも分け隔てなく接していたことからまともな人間だったと思われます。

ゲルニカはCP0に所属するエージェントでマハの同僚に当たります。ワンピース作中ではオロチとの交渉を政府から命令されマハとヨセフと共にワノ国へ赴き、主にゲルニカがリーダー的存在として2人をまとめていました。ゲルニカ自身は冷静沈着で忠実に任務を遂行しようとする性格をしており、ルフィ暗殺任務の際はマハと共にイゾウと戦いました。

原作漫画におけるイゾウとの戦いは大まかにしか描かれていないため、マハの戦闘スタイルや能力に関する情報は不明です。ただし、CP0に所属していることからサイファーポール定番の体術・六式の使い手であることは確かでしょう。ドレークとアプーと戦った時はゲルニカと共に2人を敗走させており2人とも相当な強さを持っていることが窺えます。なお、ゲルニカは五老星から特級エージェントと評されておりマハもゲルニカに匹敵する実力を持っている可能性があります。

CP0のメンバーはピカソの『ゲルニカ』、ラトゥールの『聖ヨセフ』といったように西洋絵画が元ネタとなっています。マハの場合は17～18世紀頃のスペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤの作品『裸のマハ』、『着衣のマハ』が元ネタになっていると考えられます。

ここからはアニメ版ワンピースにてCP0のマハを担当している声優についてまとめていきます。メディアミックス作品として成功を収めているアニメ版ワンピースは、原作のストーリーやバトル描写を忠実に再現した映像美と声優の迫力ある演技が評価されています。アニメ版でマハが登場した際も後述する担当声優によってそのキャラがより際立っていました。

マハを演じた声優は中國卓郎（なかくにたくろう）さんです。演者として幅広い声と巧緻な演技力によって数多のモブキャラを演じられるバイプレイヤーとして評価されており、ラジオなどではゲストでありながら番組を乗っ取ろうとする悪ノリをするような大らかな人として知られています。特技に作詞を上げておりマエストロを自称しています。

ワンピース作中ではあまり詳細な戦闘シーンが描かれずイゾウとの戦いで退場してしまったCP0のマハでしたが、彼の存在をワンピースファンたちはどのように思っていたのでしょうか？ここではCP0のマハに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照してまとめていきます。

マハについて調べてみると、今後の活躍が楽しみになったタイミングで本編から退場してしまったことに驚きや悲しみの声が寄せられていました。オロチとの交渉時点では新キャラが登場した程度の注目度でしたが、ドレークとアプーに勝利したことで話題を呼んでいました。

イゾウが好きなファンからはマハを恨むようなコメントが寄せられていました。イゾウとマハの戦いは相討ちという形で終わっていましたが、白ひげ海賊団だったイゾウが死亡したことに悲しくなったファンは多かったようで、相討ちながらマハへの批判が集まっていました。

死亡してしまったマハでしたが、彼の死を受けて他のメンバーがどのように動くのか気にしている人が見受けられました。現状ワノ国へ訪れたCP0は目的を果たせず苦戦を強いられている状況で、物語にどう関与するのか読めない状態です。推察になりますが今後の彼らの行動は忘れられた頃に意外な影響を及ぼしそうです。

CP0のマハはひょっとこのような仮面を手に持った奇妙な見た目をしたキャラクターでしたが、その実力はドレークやアプーを撃退するほど強くCP0のメンバーとして相応しいものでした。素性が明かされないまま本編から退場してしまったことは悲しいことでしたが、彼の死を受けてゲルニカやヨセフ、その他CP0のメンバーがどのような活躍を残していくのかに注目していきましょう。