【ワンピース】ボビンを殺した犯人を考察！悪魔の実の能力や強さも

「ワンピース」の始末屋ボビンは謎多き人物のひとりです。背丈は2頭身ほどしかありませんが自分の背丈より大きい剣を背中に担いでいます。帽子から垂れるヒラヒラとしたお面も特徴的でありその素顔は明らかにされていません。懸賞金は億こそ越えていますが、このタイミングで登場した人物にしてはそこまで高くない印象です。口癖はボヨヨン。

「ワンピース」に登場する始末屋ボビンはビッグマム海賊団のメンバーです。ビッグ・マムとは元四皇の紅一点であり、お菓子作りを重視している船長としても有名。夫43人、息子46人、娘39人という驚きの家族構成であり孫の数まで含めるとその総数は把握しきれていません。船員は全員家族で構成されており信頼する船員にはチェスを元にした称号を与えています。ボビンにはビショップ（僧侶）の称号が付けられていました。

「ワンピース」での登場回数が少ないボビンは、その性格を判断できる材料が少ないのも事実です。しかしボビンとサンジの接触シーンがありました。ボビンはサンジの大事にしていた弁当をいきなり頬張り、サンジから痛烈な一蹴りを顔面に喰らいます。その一件からボビンは狙いをサンジにロックオンし、付け回すようになりました。「始末屋」と呼ばれる異名からも、良いように捉えれば完璧主義者。悪くいえば執着深い、しつこい。そういった性格であることが窺えます。

「ワンピース」にボビンが登場したのは意外と早い段階でした。それはビッグ・マム初登場時と同じタイミングである魚人島編終了直後になります。ビッグ・マムに対して「お菓子を支払わない国がある」と報告をしに来ていたのがボビン本人でした。ホールケーキアイランド編よりも前から登場していたのです。

「ワンピース」は2022年8月において映画「ワンピースフィルムレッド」が絶賛公開中です。さらに週刊少年ジャンプにて連載されている原作は1000話を越える長期連載中。その長く続いた物語もとうとう最終章に突入したということから、今世間でのワンピースに対する注目度は最高潮に達しています。これぞ世界に誇る日本マンガの代表といって間違いありません。

「ワンピース」の主人公はモンキー・D・ルフィ。幼少期に誤って食べたゴムゴムの実によって体がゴムのように伸びる能力を手にします。ルフィの夢は海賊王です。ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を目指して海へ出ます。その無謀とも思われる冒険の旅路には様々な出会いや戦いが待ち受けており、なんとルフィは今や四皇のひとりにまで成り上がりました。果たしてルフィの夢は無事成し遂げられるのでしょうか。

「ワンピース」に登場するボビンの死亡は本誌文面から読み解く限りほぼ確定と思われます。しかしボビン登場シーンではその衝撃的な見た目や立ち振る舞いから、重要人物である可能性も示唆されていただけに、あまりにも活躍シーンが少ないことから本当に死亡したのかと疑ってしまうところではあります。

ボビンを死亡させた犯人はどうやらファイアタンク海賊団の船員である可能性が高いことがわかりました。ファイアタンク海賊団というのは元々西の海を支配する五大マフィアの一角であった「カポネ・ペッジ」率いるまさにギャング集団のような海賊団です。後の展開ではビッグ・マム海賊団の傘下となりました。つまりボビンは傘下の海賊団の船員から殺されたことになります。

ボビンを殺した犯人は後の会話から「ヴィト」だということが確定します。ファイアタンク海賊団の船員であり怪銃の異名と共に役職は相談役にある重役人物です。懸賞金は9500万ベリーで、基本的には銃を使う暗殺者という立場で活躍しており、サンジを追っていたボビンを瞬時に銃撃し暗殺しました。その後カポネ・ペッジの提案に乗りビッグ・マム暗殺計画も遂行。結果的には失敗に終わりましたが、これをきっかけにファイアタンク海賊団はビッグ・マム海賊団の傘下を離れることになりました。

このタイミングである必要性。ヴィトが消した理由。カポネ・ペッジの真の目的。ボビン死亡事件は断片的にみればそれほど大きな事ではありませんが、これらをよく理解しておくと今後のワンピースの展開をより楽しむことができるようになります。

ボビンの能力は現在に至るまで「不明」とされています。作中において一度も明言されることなく死亡してしまったのです。しかし一度だけボビンが何かしらの能力を使って対象者を眠らせるシーンがありました。またその時、その場にいた者全員にではなく、数名に対して効果を発揮したのも意味深です。これが悪魔の実の能力だったのか、ボビンが本来持つ何かしらの能力によるものだったのかは、未だ謎に包まれています。

ボビンの強さについてわかる描写は初登場シーンのビッグ・マムとの会話にありました。なんと一国を燃やして滅ぼしたと言っているのです。ボビン1人でそれだけのことが成し遂げられるということは、相当な強さを秘めていることが考えられます。背負っている剣の使用も考えられます。なぜなら催眠系の能力だけでそこまでできるとは考えにくいからです。しかしそんな矢先、突然の死亡。本当に謎多き人物です。

ボビンの懸賞金は1億550万ベリーです。ビッグマム海賊団の船員はみんな懸賞金が高く、船長ビッグ・マムの懸賞金はなんと43億8800万ベリー。こう聞くとボビンの懸賞金の額は霞んで見えてしまいますが、それでも一応億越えはしています。しかし懸賞金の額と本人の強さは決して比例しないと明言されておりますので、懸賞金の額はあくまで参考程度にみてください。

アニメ版ワンピースに登場したボビンの声を務めたのは代永翼（よながつばさ）という声優です。2006年から活動を開始しており多数ジャンルのアニメやゲームの声優として活躍しています。2012年からは歌手としても活動しその活躍の場を広げています。そんな代永翼のプロフィールや過去の出演作品を紹介していきます。

ボビンの声を務めた代永翼は、小学校高学年の頃まで声変わりすることがなかったため、その高い声をからかわれることが多く、声に対してコンプレックスを抱えていた過去があります。しかし歌や朗読、お芝居が好きだったことを当時の担任に相談したところ「声優」という職業を教えてもらい、そこから声優を目指すようになりました。OVA「クラスターエッジシークレットエピソード」の生徒役から代永翼の声優人生はスタートします。特技は水泳でカラオケが好きという一面も持ち合わせています。

代永翼がワンピースのボビン役を務めた他に、出演していた主な作品を紹介していきます。「おおきく振りかぶって」「のだめカンタービレ」「ブリーチ」「結界師」「忍たま乱太郎」「ダイヤのA」「弱虫ペダル」「ワールドトリガー」とまだまだあるのですが、これだけでも名だたる名作がズラリとあがってきます。また主役を務めることも少なくありません。ゲームでは「テイルズシリーズ」や「ファイナルファンタジー」にも出演しております。

ここでは「ワンピース」に登場するボビンについて世間での評判を見ていきたいと思います。決して登場回数が多くないボビンですがやはりその特徴的な見た目や口癖、立ち振る舞いから印象に残っている読者が多いようです。

「ワンピース」に登場するボビンの評判は結局「謎」だという意見が多かったです。その中でも対象者を眠らせたシーンはやはり印象的だった様子で、この能力は一体どういった類の能力？悪魔の実の能力なのか？様々な憶測が飛び交っていました。

「ワンピース」のボビンはその特徴的な見た目からインパクトのあった人物だけに、物語にどう絡んでくるのか期待していた方が多く、このボビン死亡については拍子抜けな印象を持たれている意見を非常に多く見かけました。始末屋がまさかの始末されたと話題になっています。

アニメ版ワンピースでボビンの声を担当されたのは代永翼です。代永翼はその他出演作品の中でイケメンキャラクターを演じることも多くあり、その印象が強い世間の声がありました。ですので今回のボビン役抜擢にはあまりのギャップに驚きの意見が多く見られました。

「ワンピース」に登場した始末屋ボビンは死亡していることがほぼ確定しました。犯人はファイアタンク海賊団メンバーの「ヴィト」です。登場時には懸賞金も億越えしており、その変わった見た目と能力が未知だということも相まって新たな強敵が現れたかと思われたボビン。しかし大きな活躍を見せぬまま、まさかの死亡という結末です。結果的にボビン登場シーンはかなり貴重ということになりますので是非チェックしてみてください。