【ワンピース】ビッグマムの死亡説を徹底考察!今後の展開はどうなる?
『ワンピース』に登場するビッグマムに死亡説が浮上しています。実際に本編ではビッグマムは生死不明の状態に陥っています。この記事ではビッグマム死亡の可能性やその後の展開、人間離れした強さを持つビッグマムの正体について考察します。
ビッグマムとは?
ビッグマムはかつて大海賊「四皇」の一角を担っていた人物です。46人の息子と39人の娘がおり、その子供達を中心に構成されたビッグマム海賊団の船長を務めています。ここではビッグマムの人物像や『ワンピース』の概要について解説します。
ビッグマムのプロフィール
- 本名:シャーロット・リンリン
- 異名:ビッグマム
- 年齢:68歳
- 身長:880cm
- 懸賞金:43億8800万ベリー
- 肩書:元四皇、万国(トットランド)女王
- 所属:ビッグマム海賊団船長
- 悪魔の実:ソルソルの実
- 覇気:覇王色、武装色、見聞色
- 出身地:偉大なる航路
- 誕生日:2月15日
- 血液型:X型
- 好物:甘いお菓子
- 趣味:お茶会、珍獣収集
丸々とした体格が特徴のビッグマムは身長も880cmと大柄で、作中に四皇として登場したキャラの中では最も高身長です。大の甘党で、自らが支配する万国内の島々に対しては金品ではなくお菓子を納めさせています。自分が食べたいお菓子が食べられないと「食いわずらい」と呼ばれる禁断症状が出て、暴走してしまうこともあります。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎氏による少年漫画です。1997年から週刊少年ジャンプにて連載されています。連載当初から爆発的な人気を誇っていますが、25周年を迎える2022年7月からは物語が最終章に入るとのことで、さらに注目度が高まっている作品です。1999年より放送されているアニメ版も大人気で、2022年8月6日には『ONE PIECE FILM RED』が公開されます。海外にもファンが多く、日本を代表する漫画作品の一つとなっています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は海賊王を目指す主人公モンキー・D・ルフィの冒険を描いた物語です。ルフィは幼い頃に出会った海賊「赤髪のシャンクス」の影響で自らも海賊になることを決心します。17歳で航海に出たルフィは各地で出会った仲間達と力を合わせて海賊として名を上げていきます。ホールケーキアイランド編ではビッグマムの娘と政略結婚させられそうになった仲間のサンジを助けるため、ビッグマムの縄張りへと乗り込んでいきました。
ビッグマムの死亡説と今後の展開を考察
人間離れした巨体と元四皇の名に恥じない強さを持つビッグマムですが、ネット上では以前から「ビッグマムはワノ国編で死亡するのではないか」という声が上がっていました。そして1040話では、ビッグマムがローとキッドに敗北し爆破された様子が描かれており、死亡説はさらに濃厚なものとなりました。ここではネット上で囁かれていたビッグマム死亡説や、その後の展開について考察します。
ビッグマムの死亡説を考察
ホールケーキアイランド編でのルフィ達との戦いによって、ビッグマム海賊団は多大なダメージを受けました。その後のワノ国編でもビッグマムは記憶を失うなど危機的状況に陥っています。そんな中、ファンの間ではビッグマム死亡説が囁かれるようになりました。ビッグマムはどのような最期を迎えるのか、ネット上で考察されていた説を紹介します。
死亡説①残った寿命が少ない
ビッグマムは「ソルソルの実」と呼ばれる悪魔の実を食べたことで、他者との寿命のやり取りができる能力を手に入れています。失態を犯した我が子から罰として寿命を抜き取ることもあるようですが、一方で「二角帽のナポレオン」「雷雲のゼウス」「太陽のプロメテウス」には自身の魂を注入しています。そのため、ビッグマム自身の寿命が残り少なくなっており、それが尽きて死亡するのではないかと考えられていたようです。
死亡説②食いわずらいで自滅する?
ホールケーキアイランド編で、ビッグマムはウエディングケーキを食べ損ねたことが原因で食いわずらいを起こしています。その時はサンジが新たに用意したケーキを食べたことで暴走が止まっていますが、サンジはビッグマムの元から逃亡したため同じケーキは二度と食べることができません。ファンの間では、サンジのケーキを食べたくなったビッグマムが理性を失い、暴走の末に自滅してしまう結末も予想されていたようです。
死亡説③黒ひげに殺害される
ホールケーキアイランド編での麦わら一味との戦いでは、幹部シャーロット・カタクリの負傷をはじめ、ビッグマム海賊団は戦力を大幅に失いました。一方で黒ひげは世界最強の海賊と言われていた白ひげを殺害し、四皇にまで上り詰めた勢いのある海賊です。ビッグマム海賊団の勢力が弱まったこのタイミングで、黒ひげがビッグマムを殺害し世界のパワーバランスを崩すのでははないかという説も浮上していました。
ビッグマムが活躍したホールケーキアイランド編の結末
ホールケーキアイランド編では、ビッグマム海賊団と麦わら一味との決着はついていません。最終的にルフィ達はサンジを取り戻し、ホールケーキアイランドからの脱出に成功していますが、それにはジンベエやペドロといった多くの協力者達の助けがありました。特にペドロは自らの命と引き換えにルフィ達の出航を手助けしており、非常に後味の悪い結末となっています。その後のストーリーで何らかの決着がつくことを期待したファンも少なくないようです。
ビッグマムの現在
ルフィへの報復のためワノ国へ赴いたビッグマムは、その途中でカイドウの部下キングによって海へ落とされ一度記憶を失います。記憶を取り戻した後はカイドウと一時的に和解し同盟を結び、カイドウと共に「最悪の世代」5人(ルフィ、ゾロ、キラー、キッド、ロー)と対決します。その戦いの末にキッドとローに敗れ、鬼ヶ島の火薬と共にローの空けた大穴に落下し爆破されました。現在ビッグマムの生死については不明です。
ビッグマムのその後や今後の展開は?
ネット上では、ビッグマムは生きているという説が有力視されているようです。『ワンピース』ではこれまでも死んだと思われていたキャラが生存していたことが何度かあったためです。とはいえ、最終章を迎えた『ワンピース』に今さらビッグマムが敵キャラとして登場する可能性は低いと考えられています。おそらくビッグマムが再登場するとしたら、ルフィの味方的立場で登場するのではないかと考えられているようです。
一部では「ビッグマムはワノ国の建て直しに協力するのではないか」と言われています。理由としては、ルフィが目指す「友達がお腹いっぱいご飯を食べられる世界」がビッグマムの夢と一致すること、ビッグマムが記憶喪失の間ワノ国の人々に世話になっていたことが挙げられています。一方で、ビッグマムがこのまま登場せずに最終回を迎える展開も予想されており、ビッグマムのその後についてはネット上でも意見が割れているようです。
ビッグマムの正体や過去
ビジュアル的にも実力的にも圧倒的な存在感を放っているビッグマムは、非常に謎の多いキャラでもあります。ビッグマムは一体何者なのでしょう?子供時代を描いた回想シーンを元にビッグマムの正体について考察していきます。
ビッグマムの幼少期の過去
幼少期から人並外れた巨体と強さを持っていたビッグマムは、普通の人間である両親の手に負えなくなり、5歳の頃に捨てられてしまいます。そんな時に巨人族の国・エルバフに養護施設を構えていたマザー・カルメルに引き取られ育てられることになりました。聖母と言われるマザー・カルメル(その正体は人身売買の仲介業者)をビッグマムは慕っていました。しかし、ビッグマムの前からマザー・カルメルは突然姿を消してしまいます。
ビッグマムの悪魔の実はマザー・カルメルから奪った?
ビッグマムの「ソルソルの実」の能力は元々マザー・カルメルが所有していたものです。同じ種類の悪魔の実が同時に2つ以上存在することは無いと言われており、マザー・カルメルが死亡しなければ新しい「ソルソルの実」が誕生することはありません。ビッグマムはいつの間にか「ソルソルの実」の能力が使えるようになったと思っていますが、おそらく本人も気づかないうちに死亡したマザー・カルメルから能力を奪ったのでしょう。
ビッグマムはマザー・カルメルを殺した?
ネット上ではビッグマムがマザー・カルメルを無意識に殺したのではないかと言われています。6歳の誕生日会でビッグマムが夢中でケーキを食べている姿が描かれており、その直後にビッグマムの前からマザー・カルメルや他の子供達が姿を消してしまっているためです。食欲が暴走して理性を失ったビッグマムが、その場にいた人間を食い殺してしまい、その際にマザー・カルメルの能力を手に入れたのではないかと考えられているようです。
マザー・カルメルの正体はミス・バッキン?
一方でマザー・カルメルは別の人物として生きているのではないかという考察もあります。ネット上ではマザー・カルメルの正体が、王下七武海のエドワード・ウィーブルの母親で「白ひげの愛人」を自称するミス・バッキンとの噂もあります。しかし、年齢が全く合わないことから、マザー・カルメルの正体がミス・バッキンである可能性はかなり低いと考えられます。やはりマザー・カルメルは死亡しているのでしょう。
ビッグマムの正体は巨人族?
エルバフにいた頃の描写を見ると、幼少期のビッグマムは巨人族の子供と同じくらいの体格をしています。しかし『ワンピース』のVIVRECARDにはビッグマムの種族は人間と記載されています。ビッグマムが捨てられたシーンを見ても、両親は普通サイズの人間です。アニメでは母親の髪色がビッグマムと同じピンク色になっていることから、この両親が養父母である可能性は低く、ビッグマムの正体が人間であることは間違いないでしょう。
ビッグマムの声優
アニメ『ワンピース』でビッグマムの声を担当した声優は2人いるそうです。女性でありながら男勝りなしゃべり方をするビッグマムの声を担当したのはどんな声優なのでしょうか?ここではビッグマムを演じた声優のプロフィールや出演作品を紹介します。
ビッグマムの声優①藤田淑子
ビッグマムを演じた一人目の声優は藤田淑子さんです。藤田さんは魚人島編の571話まで出演していました。藤田さん演じるビッグマムは低めの声でイメージにピッタリだと『ワンピース』視聴者からも大好評でした。
藤田淑子のプロフィール
- 名前:藤田淑子(ふじた としこ)
- 生年月日:1950年4月5日
- 没年月日:2018年12月28日
- 身長:159cm
- 血液型:O型
- 出身地:中国・遼寧省大連市
- 所属事務所:青二プロダクション
藤田さんは6歳の頃から子役として活動していました。元々体が弱い子供だったようですが、芸能活動をはじめて元気になったそうです。女優・歌手・声優と幅広く活動しており、昼ドラの主演を務めたこともあります。晩年は体調不良のため活動を縮小していたようです。
藤田淑子の主な出演作品
- 1975年:一休さん(一休)
- 1983年:キャッツアイ(来生泪)
- 1987年:キテレツ大百科(キテレツ(木手英一))
- 1996年:地獄先生ぬ〜べ〜(立野広)
- 1999年:デジモンアドベンチャー(八神太一他)
- 2005年:ガラスの仮面(月影千草)
藤田さんの声種はアルトとのことですが、役に合わせて様々な声をだすことが可能で、少年役から大人の女性の役まで幅広く担当していました。東映アニメーションや日本アニメーションの作品に起用されることが多かったようです。
ビッグマムの声優②小山茉美
ビッグマムの二人目の声優は小山茉美さんです。小山さんはビッグマムが活躍するホールケーキアイランド編の786話から出演しています。前任の藤田さんに比べるとやや高めの声のため、最初は違和感を抱いた視聴者も少なくなかったようですが、SNSでは小山さんの演技力の高さを称賛するコメントも多く見られました。
小山茉美のプロフィール
- 名前:小山茉美(こやま まみ)
- 生年月日:1955年1月17日
- 身長:155cm
- 血液型:A型
- 出身地:愛知県
- 所属事務所:青二プロダクション
小山さんは高校卒業後から舞台女優として活動していましたが、1975年に『一休さん』の桔梗屋弥生役で声優デビューしました。『一休さん』や、その後出演した『キテレツ大百科』で藤田淑子さんとも共演しています。趣味は旅、特技は日本舞踊とスキューバダイビングとのことです。
小山茉美の主な出演作品
- 1975年:一休さん(桔梗屋弥生)
- 1981年:Dr.スランプ アラレちゃん(則巻アラレ)
- 1986年:あんみつ姫(あんみつ姫)
- 1987年:キテレツ大百科(コロ助)
- 1996年:名探偵コナン(ベルモット他)
- 2019年:約束のネバーランド(グランマ)
小山さんは有名なアニメ作品で主役級の役を多数演じています。声種はメゾソプラノとのことで、女性の役を演じることが多いようです。小山さんの代表作『Dr.スランプ アラレちゃん』については、最初小山さんは別の役で出演する予定だったそうです。しかし、自身が原作『Dr.スランプ』のファンだったこともあり、則巻アラレ役のオーディションを受け主役に選ばれたというエピソードがあります。
ビッグマムに対する世間での評判や人気
桁違いな強さを持つビッグマムに対し「カッコいい」と感じるファンも少なくないようです。ビッグマムの死亡は有り得ないと再登場を望む声も上がっていました。
ビッグマムの壮絶な子供時代に衝撃を受けたファンは多いようです。「可哀そう」「辛くなった」という意見がある一方で「同情できない」「ただのホラー」といった意見も見られました。ビッグマム自身に全く悪気が無いところに多くの人が狂気を感じたようです。
ビッグマムに加え、ビッグマムと同盟を結んでいたカイドウのその後を気にするコメントも多く見られました。カイドウもルフィに敗れマグマに落ちています。通常であれば死亡確定なシチュエーションですが、元四皇の二人なら生きているかもしれないと考えるファンは少なくないようです。
ビッグマムには死亡説があった
ネット上ではビッグマムの死亡説が唱えられていました。作中でもビッグマムはキッドとローに敗れ、死亡していてもおかしくない状況に陥っています。しかし、人間離れしたビッグマムなら生存しているはずだと考えるファンも少なくありません。ビッグマムは本当に死んでしまったのか、この後登場することはあるのか、ますます目が離せない展開となりそうです。
この記事のライター
まつこ
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