【ワンピース】赤髪海賊団のメンバーを一覧で紹介！強さや能力・懸賞金は？

赤髪海賊団とは『ワンピース』に登場する海賊団の一つで、主人公のルフィが憧れる海賊団です。赤髪海賊団のメンバーを紹介していく前に、赤髪海賊団についてご説明します。

赤髪海賊団は、『ワンピース』の物語の中で四皇と呼ばれている大海賊の一人、赤髪のシャンクスが大頭の海賊団です。船の名前は「レッド・フォース号」で、船首には竜（ドラゴン）がかたどられています。海賊旗には、2本の剣とドクロが描かれていて、ドクロの左目にはシャンクスと同じ3本の傷があります。四皇の中でも若手のシャンクスですが、世界政府にもその動向が警戒されるなど、赤髪海賊団はかなりの影響力を持った海賊団です。

赤髪海賊団の大頭であるシャンクスは、元々ロジャー海賊団の見習い船員でした。ロジャー海賊団は、初めてラフテルに辿り着いた海賊団でしたがその後解散となり、その1年後にロジャーは処刑されました。その処刑を見届けに来ていたシャンクスは、まだ海賊団は結成していなかったようで、同じく処刑を見届けに来ていた親友のバギーを海賊団に誘って断られていました。詳細は不明となっていますが、この後に赤髪海賊団は結成されています。

赤髪海賊団のメンバーを紹介していく前に、『ワンピース』について簡単にご紹介します。『ワンピース』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されている尾田栄一郎先生の大人気作品です。1999年からはテレビアニメの放送も開始されて、世界中で親しまれる作品となっています。2019年までに映画も14本上映されました。

海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」を巡って、大海賊時代となりました。主人公・ルフィは、村に滞在していた赤髪海賊団のシャンクスに憧れて、海賊になることを夢見ます。ゴムゴムの実を食べてゴム人間となったルフィは、それから10年後に海賊として冒険の旅へと踏み出しました。集めた仲間達とたくさんの困難に立ち向かい、ルフィは海賊王を目指してワンピースを探し、シャンクスとの約束を守るために奮闘していきます。

四皇の一人とされているシャンクスですが、赤髪海賊団は『ワンピース』に登場する海賊団の中でも、おおらかで楽しいメンバーが揃った海賊団です。ノリが良く宴会好き、そんな赤髪海賊団のメンバーを紹介していきます。

赤髪海賊団メンバー①赤髪のシャンクス。赤髪海賊団の大頭を務めています。6年ほど前から四皇に名前を連ねるようになりました。とてもおおらかな性格で、基本的には何でも笑って許せるタイプですが、仲間や友達のこととなれば別で、傷つけられたらどんな理由があっても許しません。仲間や友達のことをとても大切にしていて、とても良識のある人物のため、周囲にはとても信頼されています。

赤髪海賊団メンバー②ベン・ベックマン。赤髪海賊団の副船長を務めます。とても冷静沈着な人物で、シャンクスをしっかりとサポートしています。とてもIQが高く、『ワンピース』単行本8巻では作中で最もIQが高いと紹介されていました。

赤髪海賊団メンバー③ラッキー・ルウ。赤髪海賊団の幹部を務めます。とても大食いの肥満体系で、常にチキンを手に持って食べています。シャンクスのことは「お頭」と呼んでいて、ため口で話すとても陽気な性格をしている、赤髪海賊団の中でもムードメーカー的な存在。焦った時も驚いた時も笑っているような表情になるのが特徴的です。

赤髪海賊団メンバー④ヤソップ。その名前からもわかる通り、麦わら海賊団のウソップの父親です。赤髪海賊団では幹部を務めています。ウソップが幼い頃に、村を訪れたシャンクスに誘われて赤髪海賊団に入りました。そのため、おいてきた妻子のことをずっと気にかけていて、ルフィの村に滞在していた時には、ルフィにウソップのことを何回も話していました。

赤髪海賊団メンバー⑤ロックスター。赤髪海賊団の新入りメンバーです。赤髪海賊団に入る前は別の海賊団で海賊をしていました。赤髪海賊団の中の主要メンバーの中では、一番謎の人物です。40年以上前の伝説の海賊団・ロックス海賊団の船長、ロックス・D・ジーベックに名前が似ていることから、ファンの間では話題の人物となっているようです。ちなみにロックスターは、幹部ではなく平の船員です。

マリンフォードでの頂上戦争に現れたのは、赤髪海賊団の幹部メンバー10人でした。先に紹介した幹部以外のメンバーが、上記リストの6人です。

『ワンピース』の中では、赤髪海賊団のメンバーの能力についてはまだ明かされていない部分が多く、海賊団の強さは謎に包まれています。ですが海軍からは、メンバーそれぞれの能力が高くてバランスのとれている、鉄壁の海賊団だと評価されているようです。そんな赤髪海賊団のメンバーの能力や懸賞金について調査していきましょう。

シャンクスが愛用しているのは長剣の「グリフォン」です。利き腕である左腕があった頃は、鷹の目のミホークと互角の腕前でした。ですが、四皇と呼ばれるようになったのは左腕を失ってからなので、利き腕がなくても実力はかなりのもののようです。3種類すべての覇気を使いこなせ、覇王色の覇気の覚醒者でもあります。現時点では悪魔の実の能力者かは不明ですが、溺れたルフィを助けているので能力者ではないかもしれません。シャンクスの懸賞金は40億4890万ベリーとなっています。

使用する武器はライフル銃ですが、雑魚相手には銃弾は使わずに戦います。その際にはライフル銃は鈍器として使っているようでした。覇気については不明ですが、マリンフォードでの頂上戦争の際に、海軍大将の黄猿を銃を構えただけで制しているので、覇気を習得していると考えるファンは多いようです。ベン・ベックマンの懸賞金は明かされていませんが、赤髪海賊団の副船長ということもあり、かなりの額だということが予想されます。

愛用している武器はマスケット銃です。肥満体系ながらも戦闘員のため、身のこなしは軽そうです。容赦なく相手に向かって銃を放つところなど、海賊らしい冷徹さを持っています。ラッキー・ルウの凄いところは戦闘能力だけではありません。その驚異的な体の成長にもファンは驚いています。初登場時にシャンクスよりも低かった身長が、今でははるかに大きくなっています。鶏肉効果でしょうか？そんなラッキー・ルウの懸賞金も明かされていませんが、高額だということは語られています。

ヤソップは、追撃者（チェイサー）と呼ばれるほどの凄腕狙撃手で、蟻の眉間にも銃を打ち込めると自分で話しています。噂を聞きつけてシャンクスが赤髪海賊団にスカウトしに行ったほどなので、その腕前は確かなものだと思います。ヤソップの懸賞金も明かされていませんが、赤髪海賊団の幹部であるため、他の幹部同様に高額だと思われます。

ロックスターが使用する武器は長剣のようですが、『ワンピース』の物語の中ではまだ戦闘の描写がないため、ロックスターの能力は謎です。ただ、赤髪海賊団に入る前は他の海賊団に入っていたようで、懸賞金が9千400万ベリーだということが判明しています。自分ではわりと名が知れていると思っていたようで、そうでもないことがわかるとショックを受けていました。

『ワンピース』に登場する海賊団の中でも謎が多い赤髪海賊団。ここからは、赤髪海賊団の謎の部分を探っていきたいと思います。

シャンクスが最弱と言われる東の海に滞在していた謎は、たくさんの人が考察しています。その中でも有力だと思われる滞在理由は、「ゴムゴムの実を探すため」「もう1人の王を探すため」の二つです。ゴムゴムの実は、世界政府の護送船から奪ったということが判明していて、過去にルフィが食べてしまっています。

もう1人の王というのは、ロジャーが聞いた海王類の会話に出てきた2人の王のうちの1人です。シャンクスはレイリーに、東の海にロジャーの「あの言葉」と同じことを言ったガキがいたと話していることから、探しに来たもう1人の王がルフィだったのではないかと考えられるのです。

赤髪海賊団の謎というよりは、シャンクスの謎として多くのファンの間で話題となっているのが、シャンクスが複数いる説です。なぜこのような噂が出たのかと言うと、理由は二つで「カイドウと戦っていたシャンクスが、翌日にはマリンフォードにいた」ことと、「左目に傷があるシャンクスと傷がないシャンクスがいる」ことです。後者については、対談でも意味深な感じだったようですが、傷を描き忘れることもある・・・だそうです。でも、シャンクスには何か秘密がありそうでした。

シャンクスはカイドウと戦っていたはずなのに、どうして翌日にマインフォードに行くことができたのか？その理由としては、①シャンクスが時間を操作する悪魔の実の能力者、②シャンクスの剣「グリフォン」に悪魔の実を食べさせた、③赤髪海賊団の船「レッド・フォース」に悪魔の実を食べさせた、などの説があげられているようです。

どれも可能性としてはありそうですが、私はシャンクスではなく、船員の誰かの能力とも考えられるのではないかなと思っています。船ごとマリンフォードに運ぶなら、シャンクスでなくても船の乗組員であれば可能です。今後、『ワンピース』の中で赤髪海賊団の能力が明かされたら、この謎がわかるのではないでしょうか。

シャンクスがラフテルを目指さない理由として、二つの理由が考えられます。一つは、ルフィがロジャーと同じことを言っていたことで、シャンクスはルフィがロジャーの意志を継いでいると考えているという理由。もう一つは、ロジャーがラフテルから戻ってきた時に、シャンクスは何かを聞いてそのあと号泣していたこと。この時に、ラフテルには行けないか、行っても意味がないと知ったのではないかと考えられます。

ここからはアニメ『ワンピース』で、赤髪海賊団の主要メンバーの声を担当した声優をご紹介していきます。

赤髪のシャンクスの声を担当したのは、池田秀一さんです。池田秀一さんのプロフィールと、主な出演作品をご紹介します。

バリトンボイスの池田秀一さんは、たくさんのイケメン人気キャラの声を演じてきました。ガンダムでは主人公・アムロの声のオーディションに行ったものの、シャアのフォルムが気に入ったため、シャアの声でオーディションを受けたそうです。

ベン・ベックマンの声を担当したのは、曽我部和恭さんと田原アルノさんの2人の声優です。2人のプロフィールをご紹介します。

イケメンキャラを演じることが多かった曽我部和恭さんは、『聖闘士星矢』双子座のサガとカノン、『パタリロ！』ジャック・バルバロッサ・バンコラン、『美少女戦士セーラームーン』クンツァイトなどを演じました。

洋画の吹替を中心に活動している田原アルノさんは、アニメキャラだと『アンパンマン』だいこん座長やしょうがないさん、『ドラえもん』3代目しずかちゃんパパ、『平成天才バカボン』ウナギイヌなどを演じてきました。

ラッキー・ルウの声を担当したのは、土門仁さんです。土門仁さんのプロフィールと、主な出演作品をご紹介します。

土門仁さんは、日本声優能力検定協会で講師も担当しているそうです。

ヤソップの声を担当したのは、小林通孝さんです。小林通孝さんのプロフィールと、主な出演作品をご紹介します。

一時期名前を新田三士郎と改名したことがあり、2000年に俳優・声優養成所の「新田塾」を作りました。2005年には本名に戻したため、養成所の名称も「声優塾VoiceHeart」に変更しているようです。

ロックスターの声を担当したのは、郷里大輔さんです。郷里大輔さんのプロフィールと、主な出演作品をご紹介します。

迫力のある太い声だった郷里大輔さんは、悪役や豪快なキャラを演じることが多かった声優です。イケメンキャラを演じるたいという願望もあったようです。

ここからは、赤髪海賊団に対する世の中の声を見ていきましょう。

赤髪海賊団の船長と副船長は悪魔の実を食べていないのではないかと考えるファンはたくさんいそうです。悪魔の実の能力者でなくてもあんなに強くて四皇などと呼ばれているのは、本当に凄いことだと思います。

 こちらはシャンクスはもちろん、赤髪海賊団がかっこいいというファンの声です。ベン・ベックマンやヤソップなど魅力的なメンバーが揃っているのも特徴ですね。

シャンクスの肩書きが「船長」ではなく「大頭」なのがカッコイイという声もたくさんありました。他にも、赤髪海賊団がカッコイイ、副隊長がカッコイイなど、全体的に「カッコイイ」という声が多かったです。

赤髪海賊団は、メンバーの能力や懸賞金などで不明な部分が多かったですが、海軍からは鉄壁の海賊団だと評価されているほど、強者揃いの海賊団でした。大頭のシャンクスは、世界政府の上層部も動向を気にするような人物です。まだまだ謎の多い海賊団ですが、今後の活躍にも期待しつつ、詳しい情報が明かされることを願うファンは多いようでした。