【ナルト】音の五人衆のメンバーを紹介!5名の強さや能力を解説
音の五人衆とは漫画・アニメで世界中に大人気のナルトに登場する敵キャラ5人の総称です。大蛇丸の部下であり、その大蛇丸から強力な能力を授かり、ナルトたちと激闘を繰り広げます。そんな全員が強烈な個性や能力を持つ音の五人衆を詳しく解説していきます。
目次
【ナルト】音の五人衆とは?
音の五人衆とは大人気漫画ナルトに登場する敵キャラである君麻呂・次郎坊・鬼童丸・左近(及び右近)・多由也、この五人の総称です。音の五人衆はナルトの漫画の20巻に初登場し、そこからかつて仲間だったサスケを取り戻す「サスケ奪還編」が始まります。音の五人衆はサスケ奪還編でのメインの敵キャラであり、あまりの強さに読者は驚がくしました。この記事ではそんな音の五人衆について紹介・解説していきます。
音の五人衆とは?
音の五人衆は大蛇丸の護衛としてナルトたちの前に立ちはだかります。それぞれが大蛇丸から呪印を与えられ、高度な戦闘力を持っている集団です。チームワークは見受けられませんが、それはそれぞれが強いというプライドを持っていることの裏返しかもしれません。実際にその高いプライドに見合うような強さでナルトたちを苦しめる活躍を見せました。
ナルト概要
ナルトは週刊少年ジャンプで1999年から2014年まで連載された大人気漫画です。忍者がモチーフとなっているため、海外でも絶大な人気を誇ります。アニメはもちろん、映画やスピンオフ作品なども多く制作されており、全世界で2億5千万部も発行されています。これは歴代の漫画でも4位に入るほどでナルトが世界中で愛されてることが分かります。
ナルトのあらすじ
主人公・うずまきナルトはかつて里を襲った妖怪である九尾を体に宿す落ちこぼれの少年です。ナルトは九尾を宿しているためか、里から煙たがられ次第に孤立していきます。そんなナルトは周りを見返すために里の長・火影になることを夢見てライバルたちと切磋琢磨しながら成長してゆくというストーリーです。
【ナルト】音の五人衆のメンバー一覧
音の五人衆はは音隠れの里の出身の忍者で結成された大蛇丸を護衛しているチームです。メンバーは君麻呂・次郎坊・鬼童丸・左近(及び右近)・多由也で構成されており、大蛇丸から副作用と引き換えに強力な力を得ることが出来る呪印を授かっています。そのため、本来の力よりも強大な力でナルトたち、木の葉隠れの里のメンバーと死闘を繰り広げました。
音の五人衆のメンバー①君麻呂
君麻呂は6月15日生まれ、身長166㎝で15歳の音隠れの里出身の忍です。音の五人衆のリーダー的立ち位置ですが、その他のメンバーを見下しておりリーダーシップはない様子。「地の君麻呂」という異名がついていますが、これは大蛇丸から地の呪印を授かっていることが由来のようです。
君麻呂はかぐや一族という一族の出で、一族の他の者は君麻呂一人を残して全滅してしまったという悲しい過去を背負っています。そんななか大蛇丸に拾われたため、大蛇丸のことをとても尊敬し、大蛇丸のために活躍します。
音の五人衆のメンバー②次郎坊
次郎坊は6月23日生まれ、身長181㎝で14歳の忍です。14歳とは思えない体格と音の五人衆で一番の冷静な性格の持ち主です。100キロ近い体重と特徴的なオレンジ色のモヒカンという強烈な見た目をしており、読者に大きなインパクトを与えました。
強烈な見た目から強そうな印象を受けますが、音の五人衆のメンバーの中では弱いということで、他のメンバーからお荷物と思われていました。
音の五人衆のメンバー③鬼童丸
鬼童丸は12月16日生まれ、身長は159㎝で14歳です。鬼童丸の特徴は何といっても腕の本数でしょう。腕が6本あり使用する術は糸にかかわる事からモチーフはクモのようです。日本の妖怪で同じ名前の鬼童丸が存在しますが、妖怪の方は腕が6本だったり、糸を口から吐くといったクモのようなことはしないので、ただ名前が同じだけのようです。
敵と戦うことを遊びと認識しているようで、まるで攻略法を見つけるように敵の弱点や突破口を見つけるといった高い洞察力を持っているようですが、遊び心があるあまりに敵から反撃をもらうといった少し抜けている場面もありました。
音の五人衆のメンバー④左近と右近
左近と右近は6月20日生まれの14歳、身長は155㎝となっています。左近と右近は双子ですが、ただの双子ではありません。一つの体に2つの頭があるのです。左近が一般的な顔の位置にあり、右近は反対側の体の後ろ側についています。
左近と右近の見分け方は単純で右目が隠れて左目だけが見えるのが左近で、逆に右目だけが見えているのが右近となります。音の五人衆のリーダーは君麻呂でしたが、君麻呂は病になり途中で部隊を離脱します。その時に音の四人衆となってチームをまとめ上げたのは左近で、多少のリーダーシップもあるようです。
音の五人衆のメンバー⑤多由也
多由也は2月15日生まれの14歳、身長は148㎝とやや小柄です。多由也は音の五人衆唯一の女性キャラでチームの紅一点として音の五人衆の見栄えに一役買っています。クールな印象を受けますが、音の五人衆の他のメンバーと比べると年相応な見た目に思えます。
かなり口が悪く気が強い性格ゆえか唯一の女性で華奢ですが、他のメンバーに見下されているようなそぶりもありません。また、その口の悪さを次郎坊にたしなめられるシーンも見かけます。
【ナルト】音の五人衆の強さや能力
音の五人衆のプロフィールや特長について紹介しましたが、ここからは音の五人衆の能力や強さについて紹介いたします。
強さや能力①君麻呂
音の五人衆のリーダー・君麻呂はリーダーの肩書に恥じない強力な能力を持っています。屍骨脈と言い、自らの骨を利用して戦います。この屍骨脈は血継限界と呼ばれ、君麻呂と同じ一族しか使用できない珍しい能力です。作中では君麻呂しか一族で生き残っていないので、より希少性が増しています。
屍骨脈は骨を生み出す細胞を自由に操ることが可能で、骨を生成したり骨の強度を上げたりできます。強度を上げた骨は鋼にも匹敵するほどです。また、生み出した骨を体内から抜き出し、武器として使用することもできるようです。
しかしこの君麻呂が操る屍骨脈は攻撃だけでなく、防御にも優れているのです。相手の攻撃がヒットした部位から強化した骨をむき出しにすることで相手に大ダメージを与えることができます。相手の攻撃を無効化しながら攻撃に転じる、正に攻防一体の強力な能力と言えるでしょう。
強さや能力②次郎坊
次郎坊はその恵まれた巨体を武器とした体術や土遁を駆使して戦いました。自分の体よりも大きい岩を相手に投げつける土遁・土陵団子はインパクトも威力も絶大です。
さらに必殺技の土遁結界・土牢堂無は相手を包み込み身動きが取れないようにする大技です。相手は突破しようと内側からダメージを与えてもすぐに修復が始まり、逆に相手のチャクラを吸い取ってしまいます。まさにアリ地獄のようなもがけばもがくほど苦しめられるこの技は安易に抜け出すことはできません。
強さや能力③鬼童丸
鬼童丸はクモのような見た目通りに糸に関する技を使います。自分の特殊な体液にチャクラを練ることでとても細くて粘着性があるのにも関わらず、非常に高い強度を持つ糸を作ります。この糸は君麻呂の骨のように多岐に渡る使い方ができます。攻撃はもちろん、高い強度を活かした防御や粘着性を活かしたターゲットの捕獲やトラップなど幅広い活用法が可能です。
また、普段は額あてで隠している第三の目を開眼させるとよりクモに近い見た目になり、弓を扱って遠距離狙撃を行うことができるようになります。近付けば糸の餌食になり、距離を取れば命中率が高い弓で狙撃されるので、敵の能力に合った戦法を取ることができ、戦闘を有利に進めることができるでしょう。
強さや能力④左近と右近
左近と右近も君麻呂と同じ血継限界の技「双魔の攻」を使います。この二人は一つの体を二人で共有していますが、基本的には左近(前側の顔)が操っています。ですが、この双魔の攻では左近の体から右近が自由自在にもう一つの自分の体を出すことが出来、この双魔の攻を用いることで背後を取ったと思ったら急に背中から腕が出てきて攻撃をするといったトリッキーな行動が可能になります。
さらに右近は左近から分離して相手に侵入することで、動きを抑制することができます。敵の内側から破壊できるので相手は自分もろとも自決するしか方法はないので強力な技だと言えるでしょう。
強さや能力⑤多由也
多由也は魔笛を使います。他に武器は所持しておらず、魔笛への信頼度がうかがえます。多由也は主に口寄せの術とこの魔笛を織り交ぜて使うことで敵を圧倒し、口寄せした化け物に魔笛の音色を聞かせ操ることが可能です。そして操った者の口から物質化霊を吐き出すことで相手のエネルギーを奪うことが出来ます。
この技を「終曲第九節魔境の乱」と呼び、この技を一度食らってしまうと身動きが一切取れなくなってしまうのです。そのため、一度当たれば勝ちが決まってしまうことから一番自信のある技と豪語しており、この技を食らって生き延びた敵はいないとのことでした。
【ナルト】音の五人衆の声優一覧
全員が強力な能力を持っている音の五人衆ですが、ここからはそんな彼らの声を担当した声優についてご紹介いたします。
君麻呂役/森川智之
まずは音の五人衆のリーダー・君麻呂の声優の森川智之さんです。森川智之さんは1967年生まれで出身は神奈川県の声優です。現在は本人が立ち上げた声優事務所・アクセルワンに在籍しており代表取締役も務めています。
森川智之さんはナルトでは君麻呂の他にも主人公・ナルトの父親で四代目火影の波風ミナト役でもあります。他にもクレヨンしんちゃんのお父さん、野原ひろし役を先代の藤原啓治さんの死後に二代目として受け継いでいます。皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
次郎坊/三宅健太
次郎坊役を演じたのは三宅健太さんです。三宅健太さんは1977年生まれで出身は沖縄県です。2019年の声優アワードにて助演男優賞の受賞の経験もある人気の声優です。三宅健太さんの代表作は主に鋼の錬金術師のスカーとナルトと同じジャンプ作品の僕のヒーローアカデミア・オールマイトです。屈強な体付きをしている男らしいキャラクターが多いようです。
鬼童丸役/千葉進歩
鬼童丸役を務めたのは千葉進歩さんです。千葉進歩さんは1970年生まれで出身は神奈川県の声優です。アニメやゲームの他に吹き替えやナレーションにも多くの声優が在籍する大手事務所・大沢事務所に所属しています。
千葉進歩さんは非常に幅広い声が特徴の声優です。代表作は銀魂の近藤勲とヒカルの碁の藤原佐為です。銀魂の近藤勲は非常にコミカルキャラなのに対し、藤原佐為は落ちついた色気のある大人というキャラですが、この二人を見事に演じました。
左近と右近役/咲野俊介
左近と右近を演じるのはどちらも咲野俊介さんです。咲野俊介さんは1965年生まれで出身は宮崎県の声優です。声優の多くは養成所で技術を学びますが、咲野俊介さんは独学で現在まで活躍されています。咲野俊介さんはアニメよりも海外作品の吹き替え多く担当しています。ブラッドピットの吹き替えやトイストーリーのハムが代表作です。
多由也役/渡辺明乃
音の五人衆の紅一点・多由也を演じるのは渡辺明乃さんです。渡辺明乃さんは1982年生まれで出身は千葉県の声優です。渡辺明乃さんは幼少期に劇団に在籍しており、少年から妖艶な女性まで幅広い演技をされます。そんな渡辺明乃さんの代表作はFree!の松岡江です。松岡江はこの作品のヒロイン役で重要な役で人気の高いキャラです。
【ナルト】音の五人衆に対する世間での評判や人気
優秀な家系であるネジが落ちこぼれのナルトを一番強い奴と認めたシーンは思わず胸が熱くなる名シーンです。このシーンがあるため、視聴者の中でもサスケ奪還編は人気が高いのかもしれません。
サスケ奪還編はライバルだったサスケが敵側に行ってしまう衝撃の展開ですが、それに敵として登場する音の五人衆は作中でも屈指の名バトルの連続なようです。そのため、何度も見返す視聴者も見受けられます。
音の五人衆はチーム戦ではなく個々のバトルでした。バトルするキャラもナルトと同じ里の仲間たちであり、普段はコミカルなキャラが死闘を繰り広げるシーンは視聴者をくぎ付けにしたようです。
音の五人衆は全員の強さに大きな衝撃を与えましたが、その中でも鬼童丸は別格の強さを誇るとファンの間で噂のようです。近付いても攻撃と防御を難なくこなせる糸の餌食になり、離れれば必中の弓に打ち抜かれることからどうやって対処したらよいのか困惑させました。
【ナルト】音の五人衆は強いキャラばかりだった
漫画ナルトに登場する音の五人衆は主人公ナルトのライバルであるサスケを奪還する「サスケ奪還編」に登場しました。音の五人衆のメンバー全員大蛇丸から呪印と呼ばれる特別な能力を授かり、強力な能力を用いてナルト達を苦しめました。ナルトはこの他にも名シーンが多い作品ですので、気になった方はぜひ「ナルト」をチェックしてみてください。
この記事のライター
corony
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