【ナルト】傀儡師・カンクロウの強さや素顔を調査！怖い性格や我愛羅との関係とは？

みなさまは大人気漫画『NARUTO-ナルト-』の初期から登場していた砂隠れの里の忍者「カンクロウ」をご存知ですか？続編でもある『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』にも登場した傀儡使いでもあるカンクロウのかっこいいシーンや使用する傀儡一覧、そしてアニメ『NARUTO-ナルト-』での声優を紹介することで「カンクロウ」を掘り下げていきましょう！

『NARUTO-ナルト-』に登場する「カンクロウ」とは砂隠れの里出身の忍者で登場当初は14歳で「下忍」というまだまだ駆け出しの少年でしたが初登場から傀儡を使ったトリッキーな術を披露しファンに強烈な印象を与えました。

『NARUTO-ナルト-』の登場キャラクター「カンクロウ」は敵対者や同行者には「〜じゃん」というおちょくるような態度をとって飄々としている自信家ですが、「我愛羅」と「テマリ」という2人の兄弟がおり、「我愛羅」にやっかみながらも危機には2人を気遣う姿がみられています。

『NARUTO-ナルト-』は「岸本斉史」先生の1999年から2014年まで15年近く連載された忍者バトル漫画で漫画だけでなくアニメやゲーム、舞台に歌舞伎など国内外で多くのファンを楽しませることになったビッグコンテンツです。

「木ノ葉隠れの里」で跳ねっ返りながらも火影を目指す『NARUTO-ナルト-』の主人公「うずまきナルト」は「うちはサスケ」や「春野サクラ」とともに「はたけカカシ」のもとで忍術の極意に至るために様々なことを学びながらも「中忍試験」に挑んでいき、そこで他の里の下忍たちと邂逅。そのなかには「カンクロウ」たち砂隠れの里の忍者たちもいました。そうしてナルトは喧嘩をしつつ絆を深めていきその先で「ある人物」と出会うことになるのでした。

この章では『NARUTO-ナルト-』のキャラクター「カンクロウ」の「黒秘儀」と呼ばれる独特でおどろおどろしくもある傀儡術から抜粋した特徴的なものを一覧にして紹介しながらカンクロウの戦闘シーンや気になる素顔などを見ていきましょう！

『NARUTO-ナルト-』に登場する「カンクロウ」の特徴的な忍術のうち最も独特なものは「秘儀」と呼ばれる傀儡術です。黒子のような見た目に背負っている木乃伊や棺桶のようにも見える大きな物体は布を解けば中からおどろおどろしい傀儡人形が登場しそれを意のままに操るカンクロウの姿は不気味ともかっこいいとも評判になっていました。

カンクロウは『NARUTO-ナルト-』の登場初期では「烏」と呼ばれる不気味な傀儡人形を使っていましたがカンクロウの成長や激闘を経て所有している傀儡の数を増やしていきました。ここではそのなかでもカンクロウが直に扱うことの多い傀儡を一覧にしてみました。

「烏」はカンクロウの最初期から使用している代表的な傀儡人形でチャクラを流し込むことで２人で闘っているかのような攻撃を可能にしています。

「黒蟻」はカンクロウが好んで使用するようになった『NARUTO-ナルト-』での戦闘シーンの基軸をになっている傀儡で、技一覧のなかで詳しく言及しますが人を内側に入れて切り裂いたりする仕込み刃が特徴的なカンクロウにとって主力の傀儡です。

「山椒魚」は主に防御面を担う四つ足の傀儡でこれも中盤以降のカンクロウの戦闘シーンをより鮮やかにカッコよくする要素のひとつになりました。中盤以降、主にカンクロウの戦闘シーンに登場するのはこの3体の傀儡となっています。

そんなカンクロウの４体目の傀儡は赤毛の美少年のような風貌の「蠍」で、この「蠍」には切なくなるようなエピソードが「風影奪還篇」に存在しています。そこで激闘の末死ぬことになった「赤砂のサソリ」から受け継いだのがこの「蠍」で防御から火炎などによる攻撃までより複雑な戦闘シーンを可能にしています。

「父」と「母」は上記の「赤砂のサソリ」が創り出した蠍の両親を模した2体1組の精巧な人傀儡です。蠍とカンクロウの因縁の果てに遺言とともに受け継いだこの傀儡もカンクロウの大事な切り札のひとつとしてここぞで使用されることになりました。

「黒秘儀・機々一発」はゲームなどでもよくフィニッシュ技に使用されるカンクロウの代表的な必殺技のひとつで、烏と黒蟻の２体の傀儡を使用して烏で気を逸らし黒蟻によって雁字搦めにした敵を烏の武装で仕留めるという技になっています。

「黒秘儀・機々二発」は「黒秘儀・機々一発」を基軸としつつさらに発展させた連携技で、なんと闘いあう仲でもあった木ノ葉の「奈良シカマル」の「影縫いの術」とカンクロウの傀儡術を合わせたトリッキーな名シーンとしてファンの間では愛されるカンクロウの必殺技になりました。

「黒秘儀・機々三発」は「黒秘儀・機々一発」をより強固により凶悪に研鑽したカンクロウの必殺技で黒蟻を２体放って同時に操作しつつアイアンメイデンのような要領で敵を内部に閉じ込めて引き裂くことが出来ます。

トリッキーな捕縛に特化したカンクロウの必殺技は山椒魚を使用した「黒秘儀・山椒魚」という技です。その巨体に見合わぬ俊足と地中に潜るという奇策を仕掛けながら地中から敵を絡め取ってカンクロウは他の秘儀の足掛かりにしています。

「赤秘儀・機々三角」は先述の「蠍」を単騎で使用して行うカンクロウの必殺技で蠍の首パーツに仕掛けられた仕込み刃やクナイを広範囲に撒き散らすことで広域の敵を捉えることが出来ます。

「機光盾封」はカンクロウの使用する防御技のなかでも強度の高い必殺技で主に「蠍」を使用して展開します。チャクラを練り込んだ糸と傀儡そのものに攻撃を庇わせて受け流し隙を作るその技はカンクロウの戦術の多彩さを窺わせるものになっています。

カンクロウは歌舞伎の隈取りのような化粧を常にしており素顔が分かりづらいキャラクターになっています。しかしながら過去の回想シーンなどでは時折素顔も覗かせており三白眼に目の縁がくっきりした目とはっきりした目鼻立ちが各シーンで確認できます。サスケのようないわゆる美男系ではカンクロウはありませんが味のある男前な素顔と言えるでしょう。

傀儡使いとして冷酷とも言える奇策を講じ続けているカンクロウは対人ではどうなのでしょうか？この章ではそんな傀儡使いのカンクロウの複雑とも言える我愛羅とテマリの姉弟たちとの仲を一覧にしてすこしのぞくことでカンクロウの成長を辿ってみましょう！

「カンクロウ」と「我愛羅」の関係は兄と弟の間柄ですがそこには偉大な父とそこから次期当主として引き継がれるはずだった地位、そして天才的な能力を持つ弟との確執などが最初期は滲んでいました。カンクロウは我愛羅を恐怖とも忌避とも取れる態度を示していましたがそれはどんどんと解きほぐされ最後には唯一無二の背中を預け合える信頼関係となりました。

姉の「テマリ」に対する「カンクロウ」の感情は当初は思春期の少年のそれでしたがテマリがカンクロウと我愛羅を護りたい、もっと頼って欲しいという告白をしたことで兄弟の絆は深まり連携が取れるようになってきました。

そんなトリッキーな戦闘シーンや姉弟・ライバルたちとの連携シーンが印象的なカンクロウはアニメ『NARUTO-ナルト-』ではどんな方が声優を担当したのでしょうか？ここでは声優の「加瀬康之」さんにスポットを当ててみましょう！

この当時まだアニメ声優とは生え抜きだった「加瀬康之」さんがアニメ版『NARUTO-ナルト-』でカンクロウの斜に構えた性格を完璧に演じ切りました。

「加瀬康之」さんは声優事務所「大沢事務所」所属の声優さんで1995年ごろからアニメの端役などでデビューをしてからじわじわと実績を積み、ゲーム『東京魔人學園剣風帖』（1998）の「緋勇龍麻」役などで頭角を表すと「ポール・ベタニー」や「アーロン・ポール」などの映画吹き替えなどでも活躍していきます。

「加瀬康之」さんの代表作は『ストリートファイターALPHAジェネレーション』（2005）「リュウ」役、『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』（2015）の「犀川創平」役や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』（2016）「支倉未起隆」役、『ポケットモンスター サン&ムーン』（2019）の「グズマ」役、『トップガン マーヴェリック』（2022）の「サイクロン」役の吹き替えなどがあります。

『NARUTO-ナルト-』に登場する「カンクロウ」はTwitterではどう思われているのでしょうか？少しのぞいてみましょう！

『NARUTO-ナルト-』の作中での、飄々とした言動の裏にある忍びとしての残忍さや正確さにロマンを感じて好きと語ってらっしゃいます。

こちらの方は『NARUTO-ナルト-』のなかで「カンクロウ」が好きと語ってらっしゃいます。

こちらの方は蠍からハマって因縁のキャラでもあるカンクロウも好きになったと語っています。

最後にSelvyスタッフが選ぶ「カンクロウがもしも〇〇だったら」のコーナーで『NARUTO-ナルト-』のキャラクター、カンクロウの性格面を掘り下げてみましょう！

カンクロウが恋人だった場合、いい意味で緩く悪い意味で真意の掴みづらいのらりくらりとした態度に煮え切らないと思ってしまうかもしれません。しかしカンクロウはこれと決めたらしっかりと護り通す人でもあるのでどっしり構えておくことが吉と言えるでしょう。

会社の後輩にカンクロウがいる場合は束縛や恐喝は厳禁です。しっかりとコミュニケーションをとりカンクロウの誤解を解くことができればこれ以上にない頼もしい仲間になってくれるでしょう。

飄々とした態度から警察は不適格と思われるかもしれませんが、実際にはその逆でカンクロウの正確に地道に我慢強く任務を遂行する性格は刑事などでこそ発揮される可能性があります。

『NARUTO-ナルト-』に登場する「カンクロウ」の技や使用傀儡の紹介はいかがでしたか？まだまだ『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』にも登場していきますので楽しみに読み進めていきましょう！