【ナルト】青が白眼を入手した経緯とは？生存していた理由や死亡についても

青とはマンガ作品『ナルト』に登場する男性キャラを指します。青は五代目水影である照美メイの側近を担当しており、霧隠れのために誰よりも忠義を尽くす上忍として知られています。また青は戦場で数々の功績を挙げてきた歴戦上忍であり、眼帯で覆い隠した右眼に宿る白眼も戦の最中で手に入れた戦利品として戦闘で使用していました。第四次忍界大戦にて死亡したと思われていましたが、『ナルト』続編ストーリーである『BORUTO』にて生存が確認されました。

『ナルト』は2014年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気マンガ作品です。『ナルト』の世界に登場する忍者達の間で繰り広げられる人間ドラマや迫力あるバトルシーンが多くの読者を魅了し、日本国内だけでなく海外でも高い人気を獲得しています。現在は『ナルト』本編の続編ストーリーである『BORUTO』が連載されており、今なお根強いファン達によって支持されています。

『ナルト』の主人公うずまきナルトは落ちこぼれ忍者でしたが、幼い頃から木ノ葉隠れの里を守る「火影（ほかげ）」と呼ばれる存在に憧れており、火影になるという目標に向けてライバル達と切磋琢磨しながら修行と任務に励むこととなります。ナルト達は様々な強敵と対峙し、試練を乗り越える度に心身ともに大きく成長していきます。果たしてナルトは火影になれるのでしょうか。

『ナルト』に登場する青は、戦闘の中で日向一族の血継限界である白眼を所持していると判明しています。そこで以下の項目では青の持つ強さや能力のレベルだけでなく、青が白眼を入手した経緯や霧隠れの里には青以外に白眼を持つ忍がいない点についてもそれぞれ解説します。

『ナルト』における青の強さや能力ですが、数々の戦場を潜り抜けたことで培われた戦闘能力と戦の中で入手した白眼によってほぼ死角無しで戦うことが可能です。戦闘経験だけでいえば日向一族の人間やうちはシスイといった実力者と互角に渡り合っています。また青は霧隠れの歴史の裏に必ず絡んでおり、過去に四代目水影に掛けられた幻術を解いたこともあります。

霧隠れの里の上忍である青が白眼を入手した経緯については、作中にて詳しく描かれていません。そのため青が戦場で奪った白眼の本当の持ち主に関しては様々な考察が存在しており、日向一族の宗家の人間なのか分家の人間なのかで意見が分かれています。

『ナルト』の世界に限らず現実の世界でも眼球の移植は、医学的に難易度が高い技術とされています。日向一族や写輪眼を持つうちは一族のいる木ノ葉隠れの里には医療忍術のスペシャリストの綱手がいるため他の里に比べて医学が進んでいるのに対し、霧隠れの里には医学に長けた忍者はほぼ存在しません。そのため白眼の移植に成功した忍者が青以外にいなかったのではないかと推察できます。

先述した通り青は木ノ葉隠れの里の日向一族出身ではないため、右眼に宿る白眼は一族の誰かから奪ったものだと言われています。様々な考察の中で最も有力だとされている説は日向一族分家の人間の白眼であることです。仮に宗家の人間の白眼が奪われたとなれば、必ず木ノ葉隠れの里に情報が伝わり、霧隠れの里が警戒されることとなります。しかし五影会談にて霧隠れの里の青が白眼を使用できるとダンゾウが予測できなかった点から考えて、日向一族でも注目されにくい分家の白眼を奪取した可能性が高いです。

『ナルト』本編に登場する青は第四次忍界大戦で死亡したかに思われていましたが、『BORUTO』にて生存していることが確認されました。そこで以下の項目では青が第四次忍界大戦で死亡せず生存できた理由だけでなく、青が所属している「殻」とはどういった組織なのかについてそれぞれ解説していきます。

第四次忍界大戦では感知部隊の隊長として本部で活動していた青ですが、十尾の尾獣玉によって本部が壊滅してしまい被害状況から青は殉職したと思われていました。しかしクレーターと化した本部跡地から瀕死の状態で瓦礫に埋まっている青を忍連合医療部隊が保護し、木ノ葉病院で長期間治療を受けていました。

第四次忍界大戦終結から数年後の世界である『BORUTO』で青は再登場を果たしました。十尾の尾獣玉の攻撃から奇跡的に生き残った青でしたが、白眼を所持していた右眼と左手足を失うこととなり日常生活を送りづらい身体になったことに青は絶望していました。しかし遠野カタスケから機械の義肢を提供され、苦しいリハビリ生活の果てに歩行できるようになりました。

先述した通り十尾の尾獣玉の攻撃を受けた青は、奇跡的に生き延びて本部跡地の瓦礫に埋まっているところを忍連合医療部隊によって救出されることで一命を取り留めたのです。仮に忍連合医療部隊に発見されていなければ青は死亡していた可能性が高いです。

『BORUTO』にて生存が確認された青は、十尾という強大な存在に手も足も出なかった事実から忍としての自尊心が傷つき現場復帰を諦めていました。その代わりに青は、殻と呼ばれる『BORUTO』の時代に暗躍する謎の組織に所属しました。殻に関する情報は裏社会ですら出回っていませんが、科学忍具の開発を各国で進めることで勢力を拡大させていることが確認されています。

テレビアニメ『ナルト』には味のある演技をする声優が数多く出演していることで有名です。そこで以下の項目ではアニメ版『ナルト』で青役を担当した声優に関する基本プロフィール情報だけでなく、主な出演作品情報についてもそれぞれ紹介します。

アニメ版『ナルト』にて青役を担当した声優は、西前忠久さんです。西前忠久さんは1990年代から声優活動を開始しており『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、『Fate/stay night』などの人気作品に出演した経歴が存在します。現在は声優事務所「アーツビジョン」に所属し、元気に活動しています。

『ナルト』本編と『BORUTO』で再登場を果たした青は、白眼持ちの上忍キャラとして知られています。そこで以下の項目では青に対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在しているのかについてインターネット上の『ナルト』ファンの反応を参考にしながらそれぞれ紹介します。

青に対する世間での評判は「十尾の尾獣玉から生き残った豪運の持ち主である」ことです。十尾の尾獣玉の威力は凄まじく、なぜ青だけが生き残れたのか説明がつきません。そしてただ生き残るだけでなく忍連合医療部隊に発見され無事治療を受けられたのです。それ故に青は生き残る運命にあったと考える『ナルト』ファンが多いです。

青に人気が集まる理由は「かっこいい上忍キャラである」ことです。青は年をとった中年男性であるにも関わらず引き締まった容姿をしているため、イケメンであると考える『ナルト』ファンが多いです。また日向一族やうちはシスイと互角に戦える戦闘能力を持っている点もかっこいいと評価される理由の1つになっています。

本記事では『ナルト』に登場し、かつ『BORUTO』で再登場した青に関する情報についてまとめてきました。青は日向一族の血継限界である白眼を持つ霧隠れの里であり、霧隠れの里の歴史の裏には必ず青の活躍が絡んでいます。青が白眼を入手した経緯は謎に包まれており、日向一族分家の人間の白眼を奪取した可能性が高いと考察されています。

また第四次忍界大戦にて死亡したと思われていた青でしたが、奇跡的に生存し木ノ葉病院での治療によって日常生活を送ることができるレベルにまで回復しました。その後忍としての現場復帰を諦めて、裏社会で暗躍する殻と呼ばれる組織に所属しました。今後『BORUTO』で青がどのような行動を起こすのか、続報を待ちましょう。