【メイドインアビス】鬱展開はトラウマレベル?グロいシーンまとめ

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人気作品『メイドインアビス』の鬱展開が読者にどれ程のトラウマを与えているのか調査しました。『メイドインアビス』には、多くの鬱展開があり、多くの読者にトラウマを植え付けています。本記事では、『メイドインアビス』の鬱展開とグロいシーンをまとめて紹介していきます。

【メイドインアビス】鬱展開はトラウマレベル?グロいシーンまとめ

目次

  1. 【メイドインアビス】とは?
  2. 【メイドインアビス】鬱展開はトラウマレベル?
  3. 【メイドインアビス】鬱展開のグロいシーン
  4. 【メイドインアビス】鬱展開やグロ要素が必要な理由
  5. 【メイドインアビス】鬱展開に対する世間での評判や人気
  6. 【メイドインアビス】鬱展開はトラウマ級だった

【メイドインアビス】とは?

『メイドインアビス』は、12歳の少女・リコが、探窟家である母親の行方を追って、大穴「アビス」の中を旅をするファンタジー作品です。キャラクターデザインは可愛らしく、柔らかなタッチで描かれている為、一見子供向けの作品と思われがちですが、内容は非常にシリアスでグロいシーンも多いダークファンタジーとなっています。まずは、そんな『メイドインアビス』の作者や作品の概要について紹介していきましょう。

メイドインアビスの作者

『メイドインアビス』の原作者は、イラストレーターとして活躍していたつくしあきひと先生です。柔らかなタッチで幼い少年少女を描くのが得意なつくしあきひと先生は、子供向けのアニメやゲームのキャラクターデザインを手掛けていました。『メイドインアビス』は、そんなつくしあきひと先生にとって、初の商業誌による漫画作品です。読者の間では、「つくし卿」の愛称で呼ばれています。

メイドインアビスの漫画やアニメの概要

『メイドインアビス』は、『WEBコミックガンマ』という電子漫画配信サイトにて2012年から連載されている漫画作品です。多くのファンがおり、単行本の累計発行部数は、2020年2月で333万部を突破しています。可愛らしい画風とグロいシーンや鬱展開が多いシリアスな内容のギャップが読者に受けていて、2017年7月にはテレビアニメが放送され注目を集めます。その後、テレビアニメの続きとなる劇場版が上映されたり、プレイヤーが探窟家となりアビスを冒険するゲームも発売されました。

メイドインアビスのあらすじ

伝説の探窟家を母に持つ少女・リコは、未知の大穴「アビス」に冒険に出かけた母を探す為に、自分も探窟家になろうとしていました。ある日、リコは探窟の途中で人型のロボットを拾い、レグと名付けます。レグと出会って2か月か経ったある日、アビスからリコの母親の物と思われる白笛と封書が上がってきます。そこには「奈落の底で待つ」とリコ宛のメモ書きがありました。それを読んだリコは、母が待つアビスへと降りることを決意し、レグと共に奈落の底へと冒険に出かけます。

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【メイドインアビス】鬱展開はトラウマレベル?

『メイドインアビス』は、巨大な穴の中を旅するファンタジー作品ですが、想像を絶する程の鬱展開がある漫画となっています。特にアニメ版は、綺麗な作画と出演声優の迫真の演技によって鬱展開やグロいシーンがより強調されていて、多くの視聴者にトラウマを与えています。ここからは、『メイドインアビス』が鬱漫画と言われる理由について解説していきます。

鬱漫画と言われる理由①リコの目標がほぼ自殺

鬱漫画と言われる理由その1は、主人公であるリコの目標が自殺行為である点です。リコがアビスに旅立った動機は、アビスの下層に旅立った探窟家の母・ライザに会いに行くことです。ライザの封書には「奈落の底で待つ」というリコ宛のメモ書きがあり、リコは母に会うことを目標にアビスの最下層を目指しています。

しかし、アビスには上昇負荷という呪いがあり、下層に行けば行く程、体に受ける呪いが強くなって最悪死に至ります。ライザがいるとされている奈落の底はアビスの最下層だとされていて、たとえリコがライザに会えたとしても、地上に戻ることはできないとされています。全てを投げ出して冒険に出かけたリコのこの行為は、ほぼ自殺に近い行為なのです。

鬱漫画と言われる理由②キャラの悲惨な過去

鬱漫画と言われる理由その2は、登場キャラそれぞれに悲惨な過去がある点です。リコをはじめ、アビスで出会う不思議なキャラ達は、みんな明るく元気に描かれていますが、壮絶な過去を持っていて心に大きなトラウマを抱えています。

主人公のリコは、アビスの下層で死産として生まれた子供で、「呪い除けの籠」というアビスの遺物によって生き返ったという過去があります。アビスで出会った成れ果ての少年・ナナチも、上昇負荷実験の実験体となり、親友に呪いを押し付ける形で人格を保ったまま生存した過去があり、大きなトラウマを持っています。その他、深界六層「還らずの都」にある「成れ果て村」に住む住人は、元は人間で呪いのせいで異形の姿へと変わってしまったという過去があります。

鬱漫画と言われる理由③少年少女が酷い目に遭う

鬱漫画と言われる理由その3は、10代の少年少女が冒険で酷い目に遭ってしまう点です。未知の世界を旅する『メイドインアビス』では、予測不能なことが多々起き、その都度仲間同士で協力し合って乗り越えていきます。しかし、その予測不能なことが、原生生物の毒を受けたり上昇負荷の呪いを受けたりと毎回命がけです。冒険には危険が付きものですが、トラブルの度に12歳前後の少年少女が悲惨な目に遭う様子は、読者に大きなトラウマを与えています。

【メイドインアビス】鬱展開のグロいシーン

『メイドインアビス』は、冒険が続くにつれ、見るのも辛くなる程の鬱展開やグロいシーンが増えていきます。特にアニメ版はカラーで声も付いているので、視聴者はより強いトラウマを受けていました。しかし、この鬱展開やグロいシーンは、『メイドインアビス』の魅力の1つでもあり、登場キャラに感情移入できる部分でもあります。ここからは、『メイドインアビス』の作中に登場した鬱展開のグロいシーンを紹介していきましょう。

グロいシーン①ナキカバネが探窟家を食べる

『メイドインアビス』の作中で、1番最初となるグロいシーンは、ナキカバネの捕食シーンです。ナキカバネは、リコ達が深界二層で出会った白い体毛を持つ鳥のような姿の原生生物です。肉食であり、獲物を生きたまま捕食し、さらに獲物の声や言葉を真似る習性を持っています。リコ達がナキカバネを見つけたのは、探窟家を捕食しているシーンで、その探窟家の声や言葉を真似ていました。捕食された探窟家は、肉や内蔵を食い破られて腹に大きな穴が開いた状態となっています。

グロいシーン②レグがリコの腕を切断する

グロいシーン2つ目は、深界四層でタマウガチという原生生物の毒を受けたリコの左腕をレグが切断しようするシーンです。リコは、全身に鋭い針を持つタマウガチに襲われ、左手を刺されてしまいます。タマウガチの針には猛毒があり、リコの左手は徐々に毒に侵され腫れあがっていきました。

リコは毒が全身に回る前に左腕を切断することをレグに頼みます。切断しようとする際、骨を折っておく必要があるとリコに言われたレグは、リコの左腕を骨折させますが、そのシーンがあまりにもリアルであり、作中屈指のトラウマシーンとされています。アニメ版では、リコの悲鳴が響き渡る為、非常に痛々しいシーンです。

グロいシーン③ミーティとナナチが実験台になる

グロいシーン3つ目は、ミーティとナナチが上昇負荷の実験を受けるシーンです。リコの仲間になる成れ果ての住人・ナナチは、過去に探窟家・ボンドルドに誘われてアビスへとやって来た人間でした。身寄りのないナナチは、そこでミーティという元気な少女と出会い友達になります。ボンドルドはそんな仲の良い2人を別々のカプセルに入れ、深界六層に落として引き上げるとどうなるのかという実験を行いました。

上昇負荷の呪いで、2人は立っていられない程の衝撃を体に受けますが、さらに強い衝撃を受けたのはミーティでした。ミーティは自分とナナチ、2人分の呪いを同時に受け、悲痛な叫び声を上げて異形の姿へと変化していきます。このシーンは、漫画でもアニメでも一二を争う程の鬱展開として有名です。

グロいシーン④クオンガタリに寄生された探窟家

グロいシーン4つ目は、レグ達が深界六層で見かけたクオンガタリに寄生された探窟家の姿です。クオンガタリは、植物の葉のような姿をした小さな虫ですが、獲物を見つけると体の中に寄生して餌にしてしまう危険な原生生物です。寄生された獲物は、生きたままクオンガタリの幼体を育てる生餌とされてしまいます。作中には、目の中にクオンガタリの幼体を産み付けられた探窟家が発見され、その姿はトラウマ級のインパクトがあります。

グロいシーン⑤レグの腕が切断される

グロいシーン5つ目は、ボンドルドが実験の為にレグの腕を切断するシーンです。ボンドルドの研究施設の足を踏み入れたリコ達ですが、ボンドルドはレグがロボットであると知ると、内部構造を知りたいと好奇心からレグを捕えて解剖しようとします。人間と同じ痛覚を持つレグは、麻酔もされないまま腕を切断され、大きな悲鳴をあげます。

グロいシーン⑥マアアさんがメイニャを潰す

グロいシーン6つ目は、成れ果て村でメイニャが潰されてしまうシーンです。かわいいものが好きな成れ果て村の住人・マアアさんは、リコ達が連れてきた謎の生き物・メイニャを気に入り抱きあげます。しかし、力加減の分からないマアアさんは、生き物であるメイニャを思いっきり押しつぶしてしまいました。幸いにもメイニャは生きていましたが、マスコット的なキャラが悲惨な目に遭うシーンは多くの視聴者にトラウマを与えました。

グロいシーン⑦マアアさんが精算を受ける

グロいシーン7つ目は、メイニャを潰してしまったマアアさんが、精算を自らの体で受けるシーンです。地上とは価値観が全く違う成れ果て村では、犯した罪を自分の大切なもので精算するという掟があります。マアアさんは、リコの大切な仲間を押し潰してしまった精算として、大切にしていたぬいぐるみと自分の体の一部をもぎ取られてしまいました。

グロいシーン⑧プルシュカがカートリッジになる

グロいシーン8つ目は、ボンドルドの娘であるプルシュカがカートリッジとなってしまうシーンです。ボンドルドは、上昇負荷の呪いを回避する為、生きた人間を生命維持が可能な最小限のパーツだけを残してケースに入れるカートリッジ化の開発に成功していました。

アビスで生まれ育ったプルシュカを娘同然に育ててきたボンドルドでしたが、自分が助かる為にプルシュカの体を解体してカートリッジにしてしまいます。液状になったプルシュカが小型のケースから流れ出るシーンで、リコが発する「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフは作中トップクラスの鬱展開となっています。

グロいシーン⑨イルミューイの子供が殺される

グロいシーン9つ目は、イルミューイが産んだ異形の子供が殺されるシーンです。女性でありながら、子供が産めない体として生まれたイルミューイは、ガンジャ隊のリーダー・ワズキャンから渡されたアビスの遺物「欲望の揺籃」で願いを叶え、子供を産める体となります。しかし、生まれてくる子供は人間とはかけ離れた異形の動物ばかりで、僅かな時間しか生きられない体でした。毎日のように産んでは目の前で死んでいく我が子を見て、イルミューイは精神を病んでいきます。

この時、ガンジャ隊メンバーのほとんどは「水もどき」という原生生物の影響で瀕死になっており、食べるものもなく飢えとも戦っていました。生き延びることを第一に考えたワズキャンは、イルミューイが産む異形の赤ん坊を毎日取り上げて殺し、仲間への食料として振る舞います。異形とはいえ、我が子を目の前で殺され続けるイルミューイの姿は、非常に痛々しくトラウマとなった読者は多かったようです。

グロいシーン⑩ファプタとレグの戦い

グロいシーン10こ目は、成れ果て村でのファプタとレグの戦闘シーンです。成れ果ての姫であるファプタは、体の再生能力があり、不死身に近い存在です。一方、レグもロボットである為、体は非常に頑丈で、ファプタの猛攻に耐えて戦っていました。人間ではない者同士の戦いは、体の一部を吹き飛ばしたり口から手を入れ体の内側から攻撃を加えるといった壮絶なものでした。

グロいシーン⑪ファプタが食べられる

最後に紹介するグロいシーンは、原生生物にファプタが捕食されるシーンです。ファプタとレグの激しい戦闘により、成れ果て村に深界六層の原生生物が押し寄せてきます。ファプタは、多数の原生生物に取り囲まれ、成す術なく体を食い破られていきました。いくら不死身に近い存在であるファプタでも、涙を見せながら泣き叫びます。あまりにも痛々しいシーンであり、アニメでは血だらけになりながら叫ぶファプタの姿が鬱展開として話題になりました。

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『メイドインアビス』は、少年少女が未知の領域を大冒険するファンタジー漫画です。かわいい絵柄に反して、内容は非常に深く、グロいシーンや鬱展開の宝庫とも呼ばれています。本記事では、『メイドインアビス』本編でのグロシーンや怖いと言われる理由について解説していきます。

【メイドインアビス】鬱展開やグロ要素が必要な理由

ここまで、『メイドインアビス』の作中に登場する鬱展開やグロいシーンを紹介してきました。『メイドインアビス』の原作者であるつくしあきひと先生は、何故ここまで鬱展開やグロ要素にこだわって作品を描いているのでしょうか。ここからは、『メイドインアビス』という作品に、鬱展開やグロ要素が必要とされる理由について考察していきます。

理由①冒険の真実がある

『メイドインアビス』は、リコの母親が待つとされているアビスの底を目指す物語です。つくしあきひと先生は、「未知の世界を旅する覚悟がある者は、いかなる状況に陥っても決してあきらめない」という熱い冒険心を描いているとされています。冒険には危険が付きもので、時には命すらも危うくなる時があります。しかし、様々な困難を乗り越えてリコ達が目的を達成した時、読者も大きな達成感を得られると考えられています。

理由②不気味なものに魅力を感じる

人間は、未知のものや不気味なものに不思議と魅力を感じてしまう習性があります。『メイドインアビス』に登場する原生生物や設定は、これまでのアニメやゲームで登場してこなかったものばかりです。アビスの中で起きる不思議で不気味な出来事に読者が魅力を感じている点が、『メイドインアビス』にハマる大きな理由とされています。

理由③未知の世界にはグロい生き物がつきもの

『メイドインアビス』の作中に登場するキャラは人間を除けば、ほとんどが見たこともない異形の動物です。成れ果て村の住人も元は人間で、上昇負荷の呪いで姿を変えられてグロテスクな姿になり生きています。未知の世界には、こうした想像もできないような姿をした生き物がいると考えられていて、読者の多くは、その部分に大きな魅力を感じています。

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【メイドインアビス】鬱展開に対する世間での評判や人気

『メイドインアビス』の登場人物達は、それぞれが心になんらかのトラウマを抱えていて、各キャラのエピソードが鬱展開と言われています。見ていて辛くなるような鬱展開が多いですが、読者達はそれも魅力と捉えて作品を楽しんでいるようです。

『メイドインアビス』はグロいシーンや衝撃的なセリフばかりが取り上げられ、鬱展開ばかりが有名となっています。しかし、実際は未知の世界に挑む少年少女の冒険を描いていて、ストーリー的には非常に前向きな作品です。キャラクターデザインも可愛らしい為、多くの読者に愛されています。

『メイドインアビス』で特に有名な鬱展開は、ナナチとミーティーが成れ果てになった経緯です。このシーンは、漫画でもアニメでも非常に痛々しく、読者にトラウマ級の衝撃を与えました。しかし、ストーリーが進むにつれてこのエピソードに匹敵する程の鬱展開がどんどん登場してきます。読者の中には、読み進めることに心配する人もいました。

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【メイドインアビス】鬱展開はトラウマ級だった

『メイドインアビス』は、漫画もアニメもグロいシーンが多く、中でも鬱展開はトラウマ級の衝撃作品であることが判りました。しかし、実際に未知の世界を冒険するのは、これほどまで危険な行為であることを教えてくれる作品であり、読者の多くは大きな感動を覚えています。グロいシーンや鬱展開ばかりが目立ってしまいがちですが、未知に挑もうとする少年少女の勇気ある冒険物語、是非漫画やアニメで堪能してみて下さい。

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ルキナ

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