【メイドインアビス】プルシュカがこぼれちゃうの意味を調査！何話で見れる？

『メイドインアビス』にはプルシュカというキャラクターが登場します。「プルシュカがこぼれちゃう」というリコの衝撃的なセリフでも有名なプルシュカですが、どのようなキャラクターなのでしょうか。ここでは、『メイドインアビス』に登場するプルシュカについて紹介していきましょう。

プルシュカは、アビスの深界五層にあるイドフロント（前線基地）に住んでいる少女です。黎明卿ボンドルドの娘であり、ボンドルドや彼の部下、メイニャと暮らしています。くるりと巻いた前髪に赤い瞳が特徴で、面倒見がよく活発な性格をしています。育ての親であるボンドルドのことを慕っており、最初や警戒していたリコやレグともすぐに打ち解けました。生まれてから一度もアビスから出たことがないため、リコ達と共に冒険に出たいと思っています。

『メイドインアビス』とは、『WEBコミックガンマ』で連載しているつくしあきひとさんによるファンタジー漫画です。絵本のような可愛らしい絵柄が印象的ですが、そこからは想像できないようなシビアでハードな展開が特徴のダークファンタジー作品です。漫画シリーズの累計発行部数は333万部を突破しており、2017年と2022年にテレビアニメ化されました。

人類最後の秘境と言われている巨大な縦穴アビスの縁には街が作られ、多くの探窟家が暮らしていました。主人公のリコは、母のような探窟家になることを目指す探窟家見習いです。ある日の探窟で、アビスの生物に襲われたリコは、謎の熱線に救われます。熱線の元へと行ってみると、そこには少年のようなロボットが倒れていました。ロボットを連れ帰るリコですが、その2カ月後、アビスからリコの母親の白笛と「奈落の底で待つ」というメッセージが書かれた封書が見つかるのでした。

『メイドインアビス』に登場するプルシュカに関連して、主人公であるリコの「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフがあります。漫画の『メイドインアビス』を読んだことがない人や、プルシュカが登場する劇場版アニメの『メイドインアビス 深き魂の黎明』を見たことがない人には意味の分からないセリフですが、どのような意味のセリフなのでしょうか。ここでは『メイドインアビス』の「プルシュカがこぼれちゃう」の意味について紹介していきます。

「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフは、カートリッジにされてしまったプルシュカが自分の意思でカートリッジの口から中身をこぼした際のリコのセリフです。プルシュカはこの時点で育ての親であるボンドルドによってカートリッジにされており、いずれ死ぬ運命にありました。そのため、プルシュカはリコ達と共に冒険の旅に出るために、自ら内容物を溢れさせます。リコは止めようとしますが、中身はすべてこぼれてしまい、その中には白い結晶となったプルシュカが残っていたのでした。

「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフは、漫画『メイドインアビス』の5巻第36話『黎明の箱庭』、第37話『夜明けの花』で登場します。また、テレビアニメでは「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフは登場しません。このセリフは、劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』で登場します。

『メイドインアビス』はフィギュアなどのグッズも発売しており、中にはプルシュカのフィギュアもあります。プルシュカのフィギュアにはメイニャも腕に乗っており、一見して可愛らしいフィギュアです。しかしこのフィギュアにはカートリッジが付属されており、「プルシュカがこぼれちゃう」のシーンを再現することが可能となっています。

『メイドインアビス』に登場するプルシュカは、先に紹介したように、最終的には尊敬しているボンドルドによってカートリッジにされてしまいます。プルシュカはボンドルドのことを「最高のパパ」と称していましたが、実は二人は血の繋がった親子というわけではありません。それでは、ここでは『メイドインアビス』のプルシュカの過去や最期について紹介していきましょう。

『メイドインアビス』のプルシュカは、生まれた時からイドフロントで暮らしています。プルシュカは本当は祈手の一人の子供でしたが、親が死亡したため、ボンドルドが養女として育てました。プルシュカ（夜明けの花）という名前を与えたのもボンドルドです。しかしプルシュカはアビスの第五層から出たことがないため、地上の夜明けを見たことがありません。

プルシュカは過去に上昇負荷によって精神崩壊を起こしており、祈手からは廃棄という意見も出ましたが、ボンドルドは廃棄せずに愛情深く育てました。その甲斐もあり、プルシュカは回復し、活発な少女へと成長しました。メイニャはプルシュカが10歳のときにボンドルドが送った「友達」です。

ボンドルドは白笛の称号を持つ探窟家です。黎明卿とも呼ばれているボンドルドは数々の偉業を成し遂げてきました。ボンドルドが現在取り組んでいる仕事は、上昇負荷を克服する方法の発明です。イドフロントのある第五層は黒笛以上でなければ到達することはできず、第六層まで行くと二度と地上へ戻ることはできません。そのため、ボンドルドはアビスの呪いを克服するための実験を行っています。

ボンドルドは優秀な人物ですが倫理観に欠けており、これまで成し遂げた偉業も多くの犠牲の上に成り立っていました。アビスの呪いに関する人体実験も行っており、信頼関係で結ばれた相手に呪いを肩代わりしてもらうことで、呪いを受けずに済むということも知っています。そのため、ボンドルドは呪いを肩代わりする「カートリッジ」を開発するために、プルシュカを娘として引き取ったのでした。

ボンドルドに娘として育てられてきたプルシュカですが、ボンドルドの目的は、アビスの呪いを肩代わりする存在として使用することでした。ボンドルドは祈手と共にプルシュカの身体を解体し、必要な臓器のみの形にして、カートリッジの中に詰めていったのでした。

プルシュカは劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』の主要人物であり、その後の『メイドインアビス』のストーリーにも関係する重要なキャラクターとなっています。それでは、アニメの『メイドインアビス』でプルシュカを演じているのは誰なのでしょうか。ここでは『メイドインアビス』のプルシュカの声優を紹介していきましょう。

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』でプルシュカを演じているのは、声優の「水瀬いのり」さんです。水瀬いのりさんは歌手としても活躍している声優で、アニメでは『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役など人気キャラクターを多数演じています。ここでは水瀬いのりさんのプロフィールを紹介していきましょう。

水瀬いのりさんの主な出演作品としては、『Re:ゼロから始める異世界生活（レム）』、『ご注文はうさぎですか？（香風智乃（チノ））』、『心が叫びたがってるんだ。（成瀬順）』、『青春ブタ野郎シリーズ（牧之原翔子）』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ヘスティア）』、『五等分の花嫁（中野五月）』、『宇宙よりも遠い場所（玉木マリ）』などがあります。

劇場版アニメの『メイドインアビス』を見た人の中には、「プルシュカがこぼれちゃうは普通じゃ思いつかない」とコメントしている人がいました。また、漫画で結末を知っていても、映像化することでより衝撃的なシーンになっていることも言及しています。

ツイッター上には、「『メイドインアビス』の映画を4DXで見たらプルシュカがこぼれちゃうのシーンで水が出てくると聞いた」とコメントしている人もいました。本当にカートリッジから中身がこぼれるシーンで水が出るとすると、怖いと感じる人も多いと推測できます。

漫画なのかアニメなのかは不明ですが、「プルシュカがこぼれちゃうのシーンでいつも笑ってしまう」とコメントしている人もいました。このシーンに衝撃を受ける人も多いですが、あまりリアルに受け取らないという人もいるようです。

『メイドインアビス』の「プルシュカがこぼれちゃう」とは、カートリッジにされてしまったプルシュカの内容物がこぼれるという意味の言葉です。劇場版でこのシーンを見て、衝撃を受けたという人も多いです。「プルシュカがこぼれちゃう」に興味が湧いた人は、ぜひ漫画や劇場版の『メイドインアビス』をチェックしてみてください。