【メイドインアビス】ファプタはかわいい成れ果ての姫！「そす」とは？

『メイドインアビス』のファプタは成れ果て村でのエピソードで登場しており、かわいい魅力がありながらも怖い部分もあるキャラになっています。そんな『メイドインアビス』のファプタの正体や戦闘力について紹介します。

『メイドインアビス』のファプタの正体は、アビスの先住民であったイルミューイが「欲望の揺籃」によって最後に生み出した娘でした。イルミューイは子供が産めない身体だったことから家族や村人から迫害されており、決死隊との同行した際に欲望の揺籃を使用せざるを得ない状況になりました。その後、イルミューイ自身が成れ果て村の「イルぷる」となり、村人達に復讐する意思をファプタに託しました。

『メイドインアビス』のファプタはレグや第六層にいる生物と戦闘しており、圧倒的な戦闘力を発揮しています。野性的で俊敏な動きを見せており、相手に対して明確な殺意を持っていることから怖い印象を受ける人もいました。

『メイドインアビス』のファプタが怖いと言われるのは、戦闘時の豹変っぷりが原因となっています。大きな瞳は小さく血走った状態になり、血を纏っても戦闘を続行し続ける姿は、普段の小動物のような見た目からは想像できない怖さがあります。一方で、ファプタの正体から考えると、ファプタの存在そのものに怖さを感じる人もいます。

『メイドインアビス』は2012年から『WEBコミックガンマ』で不定期連載されているつくしあきひとの漫画です。かわいいイラストに対してダークな世界観が特徴の作品であり、そのギャップや容赦のないストーリーが好評となっています。アニメは2017年に1期、2022年に2期が放送されており、映画としてはアニメ本編を前後編に分けたものと、原作の4巻から5巻の内容を描いた『メイドインアビス 深き魂の黎明』が制作されました。

孤児院で暮らすリコは母親であるライザのような探窟家に憧れており、いつかアビスで冒険することを夢見ていました。そんな中、ある日に謎の少年型ロボット・レグと出会い、同じ時期にライザからアビスの最下層で待つという手紙を受け取ったことで、リコはレグと共に冒険を始めました。しかし、アビスの脅威はリコやレグ達に様々な試練や困難として立ちはだかってきます。

『メイドインアビス』のファプタの正体は成れ果て村に大きく関わるもので、戦闘時には怖い印象を抱く人もいますが、普段のかわいい魅力から多くのファンを集めています。そんな『メイドインアビス』のファプタのかわいい魅力について紹介します。

『メイドインアビス』のファプタのかわいい魅力はモフモフ系の見た目です。ナナチを始めとした成れ果ては獣人のような姿であり、ファプタも白い体毛や5本の尻尾が生えた見た目となっています。作中ではファプタのモフモフ感も表現されており、マスコット的な見た目は魅力の1つとして人気を集めています。

『メイドインアビス』のファプタのかわいい魅力その2は「そす」という口癖です。ファプタは語尾に必ず「そす」と付けて喋っており、ファンからは「そす子」という相性が付けられています。特に意味などは語られていませんが、独特な口癖がかわいいと受け入れられています。

『メイドインアビス』のファプタのかわいい魅力その3は鳴き声です。ファプタは「ファアアアン」と鳴くことがあり、喜びや感動、気持ちの昂りなどを表現しています。小動物のようなかわいい鳴き声もマスコット的な魅力としてファンを集める要素となっています。

『メイドインアビス』のファプタのかわいい魅力その4はレグとの関係です。ファプタはリコと会う前のレグと出会っており、その際にある約束をした関係となっています。しかし、作中時点でのレグは記憶を失っており、ファプタと再会した後も思い出すまでに至っていません。ただ、ファプタはレグを本物と認識してすり寄る姿を見せており、じゃれる様子がかわいいと言われています。

『メイドインアビス』のファプタは戦闘時の怖さを除けばかわいいシーンが満載であり、小動物やマスコット的な可愛さを堪能できます。そんな『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンを紹介します。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその1は漫画7巻の第47話です。ファプタとの出会いや約束を忘れていたレグに対して、ファプタは自分の腕を一本千切って差し出しながら何かを思い出させようとします。狂気的な絵面ではあるものの、レグに思い出して欲しい健気さを感じるシーンです。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその2は漫画8巻の第51話です。ファプタと干渉器のガブールンが出会った日が描かれており、初めは警戒していたものの、ファプタに知識を与える代わりに修復のためにパーツを運んでもらい、最終的には「女王の守護者」の意味を持つガブールンと名付けました。2人の交流やガブールンの前で警戒心を解いたファプタの可愛さが楽しめるシーンです。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその3は第9巻の第52話です。ファプタはレグに話しかけながらほっぺたに甘噛みしており、すり寄りながらリラックスした表情を見せるファプタにかわいさを感じられます。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその4は漫画9巻の第55話です。レグが記憶を失う前の話で、その時にもファプタはレグのほっぺを噛んだり、ズボンの中に入ったりと身体を密着させてじゃれ合っていました。過去の段階からファプタとレグの関係が変わっていないとわかるシーンです。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその5は漫画9巻の巻末エピソードです。ここではファプタがレグを取り戻そうとしていた一部始終が描かれており、リコやナナチと共にレグが寝ている場所へやって来ました。しかし、ファプタは毛髪の採取などの作業をしただけで撤収しており、ガブールンに直接話さないのかと聞かれると、他の人の目がある時に話したくないと照れる姿を見せました。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその6は漫画10巻の第60話です。成れ果て村の一件がひと段落した後に、レグはファプタも共に旅をするように言いますが、それに対してファプタは一度拒否しました。しかし、レグの言葉や結果的に約束を果たしてくれたことから、「考えておくそす」と笑顔で返しながらも共に旅をすることになります。初めて純粋な笑顔が見られたシーンです。

『メイドインアビス』のファプタのかわいいシーンその7は漫画11巻の第61話です。ファプタが料理を初めて食べるシーンであり、リコ達が作ったものは見た目こそあまり良くないものの、ファプタはおかわりしていました。初めての体験に笑顔と感動を見せる姿はかわいらしいものでした。

アニメ『メイドインアビス』でも成れ果て村でのエピソードが映像化されており、ファプタのかわいい魅力と怖い戦闘シーンも声付きで見られます。そんなアニメにおけるファプタの声優について紹介します。

アニメ『メイドインアビス』でファプタの声優を務めたのは久野美咲さんです。他アニメでは幼いキャラクターを多数担当している久野さんですが、ファプタについてはかわいい部分を残しつつもやや低めの声で、戦闘時にはさらに迫力ある声で怖さを演出しています。

久野美咲さんは東京都出身で、1993年1月19日生まれの声優です。元々は子役として舞台に出演しており、2003年の吹き替えの現場で声優としてデビューを果たします。その後は暫く吹き替えが中心でしたが、2010年からはアニメやゲームの出演が増えていき、様々なキャラクターを担当しています。

久野美咲さんの主な出演作品としては、『ログ・ホライズン』のセララ、『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』の星宮ケイト、『selector infected WIXOSS』のタマ、『七つの大罪』のホーク、『戦姫絶唱シンフォギア』のエルフナイン、『3月のライオン』の川本モモ、『ハッピーシュガーライフ』の神戸しお、『サマータイムレンダ』のハイネ、『リコリス・リコイル』のクルミなどがあります。

ここでは『メイドインアビス』のファプタについて世間での評判や人気を紹介します。戦闘時の姿に怖さを感じる人もいますが、普段のかわいい言動や正体に隠された悲しい過去などから、好意的に受け取る人が多く見られました。

『メイドインアビス』のファプタについて、色々ある中でもかわいいという感想が最初に出てくる人が数多くいました。正体を考えると悲しい存在でもありますが、今のファプタは少しばかり救われる展開になっており、その後のファプタは純粋にかわいい姿を見せるようになったことから、このような感想を抱く人が多いようです。

『メイドインアビス』のファプタについて、戦闘時の強さに驚く感想も出ていました。お姫様という扱いや普段のかわいい見た目から戦闘時の殺意に溢れた動きは、初見だと驚いてしまう人も多いですが、そこもギャップとして魅力に感じている人もいます。

『メイドインアビス』のファプタについて、口癖の「そす」を使ってしまうという感想も出ていました。作中では戦闘時でも「そす」を語尾に付けており、耳に残ることから自分でも「そす」を付けてみたり、SNSの書き込みで使ったりしてしまう人もいたようです。

『メイドインアビス』のファプタは戦闘時に殺意を隠さないことから怖い印象を抱く人もいますが、それ以外のシーンでは小動物のような見た目やじゃれ合う姿がかわいいことから人気キャラとなっています。作中ではリコ達に同行することになり、成れ果て村の一件から一歩進めたことで、より純粋な笑顔を見られるようになりました。そんなファプタの姿を原作漫画やアニメで確認してみてください。