【メイドインアビス】トラウマになるシーンまとめ!グロいシーンが多い理由とは?
『メイドインアビス』は可愛いキャラクターデザインとは裏腹にトラウマを植え付けられる作品として有名です。グロいと言われるシーンが多く、読者や視聴者に多くのトラウマを与えました。そんな『メイドインアビス』にトラウマシーンや、グロいシーンが多い理由を紹介します。
目次
【メイドインアビス】とは?
『メイドインアビス』は少女リコと、機械の少年レグが大きな竪穴「アビス」を冒険するという物語の作品です。可愛らしい絵柄と書き込まれた背景が魅力的な作品ですが、そのかわいい絵柄からは想像ができないような、怖くてグロいシーンがあることでも有名です。見た目のかわいさから作品を見始めた漫画読者やアニメ視聴者がトラウマになってしまうほどのグロいシーンがたくさんあります。そんな『メイドインアビス』の残酷でグロいと言われているシーンや怖いシーンを紹介します。
メイドインアビスの作者
『メイドインアビス』の作者はつくしあきひとです。ファンからは「つくし卿」の愛称で呼ばれています。絵本のような柔らかいキャラクターと、細部まで書き込まれた背景の美しさが特徴的なイラストレーター、漫画家です。KONAMIに入社し、そのときの代表作として『おとぎ銃士赤ずきん』『エレビッツ』シリーズのキャラクターデザインがあります。
メイドインアビスの概要
『メイドインアビス』はつくしあきひとによるダークファンタジー作品で、竹書房のウェブコミック配信サイトである『WEBコミックガンマ』にて不定期に連載されています。単行本は年間に1冊程度、出版されています。2017年にはテレビアニメ第1期が放送され、2022年には第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が放送されて大きな反響があった作品となっています。
メイドインアビスのあらすじ
『メイドインアビス』は人類最後の秘境と言われる巨大な縦穴「アビス」を舞台にしており、アビスを探検する「探窟家」見習いの少女・リコを主人公にした物語です。リコは孤児院で暮らしながら、母親ライザのような探窟家になりアビスを冒険することを夢見ていました。ある日、アビスの魔物に襲われたリコは、ロボットの少年に助けられます。その少年をレグと名付け、リコとレグはライザが待っているというアビスの底を目指すようになります。
【メイドインアビス】トラウマになるシーン
『メイドインアビス』はかわいい絵柄とギャップのありすぎるグロいシーン、怖いシーンでトラウマを抱えるというファンが続出する作品です。そんな『メイドインアビス』のグロいシーン、怖いシーンをまとめて紹介します。
トラウマシーン①ナキカバネの捕食
ナキカバネの捕食シーンは、アビスに潜ってから初めてのグロいシーンです。レグは探窟家の助けてという声を聞き、ナキカバネに襲われている探窟家を助けようとしますが、探窟家はすでに絶命していました。ナキカバネは捕食対象の声を真似して、おびき寄せて捕らえるという習性を持った原生生物です。ナキカバネが人間を捕食している様子と、虫が探窟家にたかっている様子が怖いと話題になりました。
トラウマシーン②リコの出自
シーカーキャンプにたどり着いたリコとレグは、白笛の一人オーゼンと出会います。そこではリコの出自を聞くことができましたが、リコは死産だったことが明かされました。死産だったリコをオーゼンが特級異物である「呪い除けの籠」に入れると、リコは生き返りました。呪い除けの籠の話をする前に、リコはシーカーキャンプで動き回る動物の死体を見ています。この動物の描写とリコの出自が怖いということで、トラウマになるファンも少なくはありません。
トラウマシーン③クオンガタリに寄生されている探窟家
劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』では映画の冒頭からトラウマを植え付けられます。レグ達はクオンガタリという虫に襲われている探窟家を見つけますが、クオンガタリは探窟家に生きたまま寄生し、餌にするという生物でした。目から大量の幼虫が入り込む様子はトラウマ必須級の怖いシーンでした。
トラウマシーン④ボンドルドによるレグの解体
劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』でリコ達は、ボンドルドがいる「前線基地(イドフロント)」に行くことになります。リコ達は歓迎されている様子でしたが、眠っている間にレグが連れ去られ、アンブラハンズによって解体されてしまいます。左腕を切り落としたときのレグの絶叫や流血がトラウマになってしまうシーンです。
トラウマシーン⑤タマウガチの毒と呪いを受けるリコ
トラウマシーンとして有名なのが、リコが呪いと毒を受けるシーンです。タマウガチという原生生物の毒を浴びてしまい、さらにタマウガチから逃げるために上昇したため、深界四層の上昇負荷を受けてしまいます。深界四層の上昇負荷は「全身に走る激痛、および全身の穴からの流血」です。目や口、いたるところから出血するリコもですが、タマウガチの毒で腫れ上がった腕がグロいシーンです。
レグはリコの指示で腫れ上がった腕を折り、切断しようとしますが、そのときのリコの叫び声もトラウマ級です。そんな窮地をずっと見ていたナナチが助けてくれますが、リコの腕に規制させた水キノコを切除するシーンも、見ていられないほど凄惨で怖いシーンでした。
トラウマシーン⑥ナナチとミーティが受けた実験
『メイドインアビス』のトラウマシーンとして一二を争うのがナナチとミーティが受けた実験のシーンです。ナナチとミーティはボンドルドの実験を受けることになりますが、それは深界六層からの上昇負荷を他人に押し付けることができるのかというものでした。ナナチは呪いを押し付ける側、ミーティは呪いを受ける側として深界六層から引き上げられますが、ミーティが人の姿を無くしていく様子はとても残酷なものでした。
また実験はそれだけではなく、ボンドルドはミーティの呪いを解明するために様々な実験をします。ミーティは不死身ですが、すり潰されたり目を潰されたりと、見ていられないような実験ばかりでした。その様子を見たナナチは、ミーティを連れボンドルドの元から逃げ出します。ナナチとミーティのエピソードは『メイドインアビス』のトラウマを語るときには外せないものとなっています。
トラウマシーン⑦プルシュカの幼少期
イドフロントではリコ達と同じくらいの年齢のプルシュカという女の子と出会います。プルシュカはボンドルドの娘ですが、正確にはアンブラハンズの娘とされています。上昇負荷で苦しみながら泣き叫ぶ様子に、アンブラハンズの一人であるグェイラが殺してあげることを提案しますが、ボンドルドはその子を生かし、プルシュカと名付けます。その後、何度も上昇負荷でひどい目にあうプルシュカがトラウマになってしまったという声もあります。
トラウマシーン⑧プルシュカの死亡
プルシュカはボンドルドを本当の父親と思い、リコ達がボンドルドを倒したときは涙を流していました。ボンドルドはそんなプルシュカを「カートリッジ」にしました。カートリッジは自分の代わりに上昇負荷を引き受ける道具としてボンドルドが使っていた道具ですが、その中身は人間でした。生きたまま子供を解体し、手足や感覚器官を削いで少し生きれるだけの部分だけを詰めたものです。プルシュカがカートリッジにされた事実を受け入れられないリコや、プルシュカの解体の描写がトラウマになるシーンでした。
カートリッジとして消費されたプルシュカは、カートリッジから体液が溢れて死亡してしまいます。そのときにプルシュカは「ユアワース(命を響く石)」となり、リコの白笛となりました。プルシュカの死亡によって、リコ達は深界六層の 「還らずの都」行くことができるようになったのです。
トラウマシーン⑨マアアさんが受けた清算
マアアさんは深界六層の成れ果て村の住人です。リコ達が成れ果て村に来たとき、マアアさんは力の加減を間違えてしまい、メイニャを握りつぶしてしまいます。マアアさんは自分が持っている価値よりも高いものを傷つけてしまったことによる代償として「精算」を受けてしまいます。マアアさんの大事にしている人形が奪われたり、皮を剥がされて肉や内臓も一部持っていかれました。その精算の様子がトラウマになるグロいシーンです。
トラウマシーン⑩欲望の揺籃を使用したイルミューイ
ヴエロエルコは過去をリコ達に伝えます。アビスで出会ったイルミューイという少女と一緒に旅をしていたヴエロエルコ達ですが、水もどきという生物に寄生され、ブエロエルコ達決死隊は全滅の危機にさらされます。冒険の途中で見つけた卵型の遺物「欲望の揺籃」をイルミューイに使って現状打破を目論みますが、イルミューイは兎のような形の生物を生み出すようになります。
イルミューイは子供を産めない体で一族から見捨てられたため、赤ちゃんを産むことに憧れていました。その望みは「欲望の揺籃」によって叶えられましたが、生まれてはすぐに死んでしまう生物と、それを見て泣き叫ぶイルミューイ、どんどん姿が変わっていってしまう様子はトラウマになってしまうものでした。
トラウマシーン⑪ファプタが自分の耳と腕を引きちぎる
ナナチがベラフからミーティを救うため、自分自信をベラフに捧げてしまいました。そんなナナチを救うため、レグがファプタに協力を求めます。ファプタは自分とかつてのレグと交わした約束を守ってくれるならと、自分の耳と腕を引きちぎってレグに渡します。こんなグロいシーンがアニメで放送されてもいいのかという視聴者の声もありました。ファプタの一部は村にとってとてつもない価値だったため、村の守護者であるジュロイモーを刺激するはめになってしまいました。
トラウマシーン⑫原生生物に食いちぎられるファプタ
成れ果て村の結界が破れ、ファプタは村を滅ぼしにやってきます。しかし、原生生物もたくさん村に入ってきてしまい、ファプタは原生生物たちに襲われて食いちぎられてしまいます。その様子は凄惨なもので、成れ果て村の住人も見ていられないと言うほどでした。傷ついたファプタを助けるため、成れ果て村の住人はファプタの糧になることを望みます。自分たちを滅ぼそうとしている相手を助ける感動のシーンもあり、情緒がおかしくなってしまうという声もたくさん挙げられていました。
【メイドインアビス】グロい・怖いシーンが多い理由
『メイドインアビス』にはトラウマになってしまうほどのグロいシーンや怖いシーンがありますが、それにはいつくかの理由があるとされています。『メイドインアビス』にはグロいシーン、怖いシーンがたくさんある理由をいくつか紹介します。
理由①冒険の真実がある
『メイドインアビス』にはグロいシーンがたくさんありますが、その理由として、グロいシーンにこそ冒険の真実があるためと言われています。アビスの原生生物は狡猾で強かなものが多く、厳しい生存戦略を強いられる環境です。自分たちが生き残るためには何かを犠牲にし、時には何かの犠牲になってしまうことも受け入れなくてはなりません。そういったことを伝えるための残虐さであると言われています。
理由②未知の世界を表現
アビスに出てくる原生生物や成れ果ての姿は、グロテスクな見た目や生態をしているものがたくさんいます。これはアビスの未知の世界を表現していると言われており、トラウマになるシーンがたくさんある理由の一つともされています。
理由③グロいものこそ美味しい
『メイドインアビス』では原生生物で作ったリコの美味しそうな料理がたくさん登場します。人はグロテスクなものほど惹かれてしまうという理由から、食事シーンがたくさんあると言われています。また、原生生物は探窟家も捕食しています。その原生生物を食べるということは、間接的ではありますが、同じ人間を食べているということにもなります。アビスで生きるにはそんな強かさや、仲間の協力が必要であるというメッセージでもあります。
【メイドインアビス】ボンドルドは死亡した?
『メイドインアビス』のトラウマと言えばボンドルドの名前が挙がるほど、ボンドルドはファンの心に印象づいているキャラクターです。ボンドルドは『メイドインアビス』において重要なキャラクターですが、死亡したのではないかと言われています。ボンドルドのプロフィールやレグとの戦い、生死について紹介していきます。
ボンドルドのプロフィール
ボンドルドは「黎明卿」「新しきボンドルド」という異名を持つ白笛の探窟家です。深界六層に降りるための遺構がある「前線基地(イドフロント)」を拠点としています。ボンドルドはアビスの真相を探るためなら手段を問わない人物で、凄惨な実験を繰り返す非道なキャタクターとしても有名です。しかし、ボンドルドのおかげでアビスのより深いところまで潜れるようになったことも事実で、リコもそのことを理解しています。
ボンドルドとレグの戦いの行方
黎明の箱庭でボンドルドとレグは壮絶な戦いを繰り広げていました。ボンドルドがレグの攻撃を褒めるくらい余裕であることを見て、ナナチはボンドルドのカートリッジを消耗させる作戦を提案します。レグは攻撃を避けながらイドフロントまで上昇し、ボンドルドはカートリッジを大量に消費して、半獣化していました。レグはボンドルドに捕まり、お腹を突き刺されてしまいますが、待機していたリコが、レグの左腕で「火葬砲(インシネーター)」を撃ち、ボンドルドに直撃します。
ボンドルドは死亡していない?
火葬砲でボンドルドは死亡してしまったように見えましたが、ボンドルドはすでに特級遺物である「精神隷属機(ゾアホリック)」を使って、自分の分身を作っていました。レグ達と対峙したボンドルドの個体は死亡しましたが、ボンドルドという概念は他のアンブラハンズがボンドルドに成り変わることで死亡していないということになります。
レグが気絶している間にナナチがゾアホリックを壊したため、もうこれ以上ボンドルドは増えないと言われています。リコ達の絶界行(ラストダイブ)にはボンドルドの姿がありましたが、今までのボンドルドではなく、アンブラハンズが成り代わったボンドルドです。
【メイドインアビス】トラウマになるシーンに対する世間での評判や人気
有名人の方も『メイドインアビス』を見てトラウマを抱えてしまったようです。可愛らしい絵柄に惹かれてグロいシーンを見て、見たことを後悔しているというファンも多くいます。劇場版テレビアニメは第1期と第2期の間の話になっています。
マアアさんは『メイドインアビス』テレビアニメ第2期で登場した成れ果ての村の住人です。可愛らしい見た目から人気のキャラクターになっていますが、マアアさんの精算シーンはトラウマになるものでした。物語に深く関わっているキャラクターでもあり、大人から子供まで人気があります。
ナナチとミーティの話は『メイドインアビス』を語る上では外せない話になっています。グロくて怖くて、感動する、情緒がおかしくなってしまうようなエピソードになっています。ナナチとミーティのエピソードは、ホラー映画よりも怖いもので、トラウマになってしまったというファンの声もありました。
【メイドインアビス】トラウマになるシーンが多かった
『メイドインアビス』のトラウマになるグロいシーン、怖いシーンや、そんなシーンが多い理由、ボンドルドは死亡したのかということについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。『メイドインアビス』のかわいいキャラクターが目当てで作品を見たファンは、残酷な展開や死亡シーンにトラウマを抱えてしまうことで話題になっています。またトラウマになるシーンが多く、精神が鍛えられる作品とも言われています。今後また『メイドインアビス』を見る際は、グロいトラウマシーンにも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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