【メイドインアビス】ナナチの性別は女の子?かわいい魅力や過去も紹介
『メイドインアビス』の人気キャラ・ナナチの性別がファンの間で話題となっています。そのかわいい容姿から「女の子ではないか」という意見もありますが、実際は男女どちらなのでしょう?この記事では、ナナチの魅力や過去を紹介するとともに、ナナチの性別について考察します。
ナナチとは?
ナナチは、『メイドインアビス』でリコやレグと冒険を共にすることになるキャラクターです。半分動物のようなもふもふの姿をしており、その性別は明らかにされていません。ナナチの性別や過去に迫る前に、まずはナナチの基本的なプロフィールを紹介します。『メイドインアビス』の概要・あらすじも一緒に見ていきましょう。
ナナチのプロフィール
『メイドインアビス』のナナチは、リコとレグがアビスの深界四層で出会う「成れ果て」と呼ばれるキャラクターです。ふわふわの動物のようで、ウサギのような耳を持ったとても可愛らしい容姿をしていて性別不明の存在ですが、読者からもリコやレグからも愛されています。自分のことを「おいら」と言い「んなぁー」が口癖で、リコたちによるといい匂いがすると言われています。しかし、ナナチは一緒に暮らしていた同じく「成れ果て」のミーティとともに、辛く悲しい過去を抱える側面も持っています。
メイドインアビスの概要
『メイドインアビス』は2012年より「WEBコミックガンマ」で不定期連載されている、つくしあきひと氏によるファンタジー漫画です。可愛らしい絵柄からは想像できないダークなストーリで人気を集めています。単行本は累計発行部数300万部を突破し、2017年からはテレビアニメの第一期が放送されました。2020年にはアニメの続編が映画化され大ヒット、2022年にはアニメの第二期が放送されました。そして2023年1月に待望のアニメ続編制作が決定しました。
メイドインアビスのあらすじ
『メイドインアビス』は、謎に包まれた遺物や深界生物が存在する大穴「アビス」に魅了された探窟家たちが「アビス」に隠された謎に挑む世界が舞台となっています。孤児院で生まれ育ったリコは伝説の探窟家であった母親ライザの面影を追って、立派な探窟家になる夢を持っています。リコは「アビス」に潜ったきり戻ってこない母親を探すために、ある時出会った記憶を失った少年ロボット・レグとともに「アビス」の最底を目指すことを決意します。
ナナチの性別は女の子?過去も紹介
『メイドインアビス』でのナナチはほんのり紫がかった前髪のあるかわいい髪型をしていますが、その性別については言及されていません。過去の「成れ果て」になってしまう前の人間だった頃のナナチの性別は女の子か男の子どちらだったのでしょうか?ナナチが人間だった頃の過去の性別を考察するとともに、ナナチとミーティに隠された過去も紹介します。
ナナチが人間だった頃の性別
ナナチは人間であった頃は、北の果てにある「セレニの地」という場所のスラム街のような地域で生活していました。ナナチは身寄りのない子供で、ゴミを拾ったりして生きてきたようです。そしてボンドルドによってアビスに連れて来られることになり、ミーティと出会って親友になります。ミーティと一緒に過ごしていた際の人間だった頃のナナチは、ワンピースかスカートのような服を着ているため女の子であったのではないかという説が濃厚とされていますが、やはりはっきりとは明言されていません。
ナナチの現在の性別は不明
ナナチの現在の性別については『メイドインアビス』では明かされていません。リコの裸を見ても何も動じていない様子や、レグから触られることを極端に嫌がる描写があることから女の子ではないか?という考察が読者の間ではされています。しかし、作者のつくしあきひとさんは、「ナナチの現在の性別については読者の想像に任せる」という内容の発言をしており、ナナチの現在の性別は不明のままです。
ナナチとミーティの悲しい過去
ナナチとミーティはボンドルドにアビスの上昇負荷の呪いに関する実験台にされてしまいました。アビスの第六層の「人間性の喪失または死」という上昇負荷を2人の子供に受けさせて、片方の子供にアビスの呪いを押し付けるという実験です。そのため呪いを押し付けられたミーティは完全に人間としての姿や思考を失った「成れ果て」になってしまい、ナナチは半分が動物、半分が人間のような姿の「成れ果て」になってしまいました。ボンドルドによれば、ナナチの人間を残した姿はアビスの祝福を受けたと言われています。
ナナチのかわいい魅力
『メイドインアビス』で性別は明かされないままのナナチですが、そのふわふわでもふもふの容姿をはじめとしたたくさんのかわいい魅力があります。さらに、冷静で頭が良くリコやレグを助ける場面も多くあり、ミーティへの思いに現れる深い優しさも兼ね合わせています。そんなナナチの多くの魅力を紹介します。
かわいい魅力①香ばしい匂い
ナナチのかわいい魅力の一つに「いい匂い」という点があります。ナナチはレグからは「香ばしい」香り、成れ果ての村の住人マジカジャには「いい匂いのふわふわ」と呼ばれていていい匂いがするということで有名です。作者のつくしあきひと氏はナナチの匂いについて、太陽と穀物とバターの香りのようだと表現していたこともあり、甘くて香ばしい嗅ぎたくなってしまうような香りであると考えられています。
かわいい魅力②もふもふの毛並み
ナナチの体はふわふわでもふもふの体毛で覆われているところも大きな魅力です。その手触りは思わず触るのを我慢できなくなるほど気持ち良いものらしく、リコやレグがナナチを触ろうと必死になる様子が見られます。特にレグはナナチのふわふわの体を触りたくて仕方ないのですが、いつもナナチに嫌がられてしまいます。
かわいい魅力③うさぎのような耳
ナナチはウサギのようなもふもふの大きな耳を持っています。これはボンドルドによって上昇負荷の実験をされてしまったことにより生えてしまった耳ですが、ナナチが読者に愛される魅力の一つになっています。ナナチの耳はやはり動物のように感情に合わせて色々動くようで、特に恥ずかしいときなどは耳が折れ曲がっている様子が見られます。
かわいい魅力④美味しいものを食べる表情
ナナチは人間だった頃もアビスで生活するようになってからも美味しいものを食べたことがなかったため味覚がおかしくなっていました。そこでリコが作った料理を食べたナナチは、初めて美味しいということを実感することができ、顔全体で食べ物の美味しさを表すようになりました。あまりに美味しい顔が可愛かったため、リコもナナチに美味しいものを食べさせてあげたいと思うようになりました。今では美味しい顔はナナチのかわいい魅力の一つになりました。
かわいい魅力⑤レグに触られるのを嫌がる
アビスに生息する危険生物タマウガチの毒に侵されたリコを助けてから、ナナチはリコとレグと行動を共にすることになります。リコたちはナナチと出会ってすぐのときから、ナナチのふわふわでもふもふな感触に感動しており、その後は触りたくて仕方ない様子を見せます。しかしナナチは、「触り方がいやらしいから」という理由でレグに触られることはものすごく嫌がっている場面が多くあります。そんな嫌がる姿もナナチのかわいい一面となっています。
かわいい魅力⑥口癖は「んなぁ~」
ナナチは口癖で「んなぁ〜」ということが多くあります。特に意味を持っているわけではない単語ですが、喜怒哀楽あらゆる場面で出る口癖です。「んなぁ〜」は読者の間でナナチの鳴き声とも言われており、ナナチの魅力の大きな一つとして愛されています。
かわいい魅力⑦落ち着いている
ナナチは人間だった頃、「セレニの地」で身寄りのない子供として一人で生きていたことも影響して冷静で大人っぽい言動が目立ちます。現在のナナチの正確な年齢は明かされていませんが、12歳のリコと同じような背格好をしているため、見た目より大人びた性格であることは間違いないでしょう。ナナチの冷静な性格は、突っ走ってしまいがちなリコやレグを助けるのに重要な役割を果たしています。
かわいい魅力⑧頭が良い
ナナチはアビスで長く暮らしていることもありアビスに関する知識は相当高いレベルであると言えます。ナナチは幼い頃から拾った本などを読んで知識を得ていたようで、毎晩ミーティに絵本を読み聞かせしてあげている場面もあります。さらに、アビスの「力場」と呼ばれる上昇負荷の発生する根源を読む能力を持っており、リコとレグと冒険を共にするようになってからはナナチの能力はピンチを切り抜ける大きな戦力となっています。
かわいい魅力⑨優しい性格
ナナチは見ず知らずのリコの命を懸命に助けたことからも優しい性格であるということがわかります。またミーティのためにボンドルドの前線基地を抜け出したり、ミーティの苦しみを一番に考えてあげていることからも、自分を犠牲にしてでもミーティを助けたいという深い優しさが感じられます。リコとレグと行動している際にも、常に自分のことより相手のことを考えている描写が多く、その優しい性格はナナチの大きな魅力であると言われています。
ナナチの声優
『メイドインアビス』のアニメ版では動いて喋るもふもふのナナチを見ることができます。特にナナチの「んなぁ〜」という台詞は大人気で、ファンによって「んなぁ〜」と言うシーンを集めただけの動画も存在します。アニメ版『メイドインアビス』でナナチ人気をさらに広めたと言える、ナナチを演じた声優を紹介します。
ナナチの声優は「井澤詩織」
アニメ版『メイドインアビス』でナナチ役を演じた声優は井澤詩織(いさわしおり)さんです。多くのアニメで声優として活躍し、写真集なども出している井澤詩織さんのプロフィールと代表作を紹介します。
井澤詩織のプロフィール
- 1987年2月1日生まれ、埼玉県出身
- 日本工学院専門学、A&Gアカデミーの第三期卒業生
- 2009年にカレイドスコープ所属
- 『とある魔術の禁書目録』の幼稚園児役で声優デビュー
- 2010年にEARLY WINGに所属
- 2020年にオフィシャルファンコミュニティ「Half of Orange」を開設
- 2022年にボイスキャットに移籍したことを発表
- アニメ・マンガ好きを公言しコミックマーケットにも参加していることを明かす
- アニメ・ゲーム・ラジオなど多方面で活躍中
井澤詩織の主な出演作品
- 『citrus』水沢まつり役
- 『ガールズ&パンツァー』園みどり子役
- 『ソードアート・オンライン』アルゴ役
- 『ヘボット!』ヘボット役
- 『BLUE REFLECTION RAY/澪』水崎紫乃役
- 『メイドインアビス』ナナチ役
- 『Tokyo 7th シスターズ』芹沢モモカ役
- 『ウィッチクラフトワークス』倉石たんぽぽ役
ナナチに対する世間での評判や人気
『メイドインアビス』ではマスコット的な愛されキャラでもあり、その冷静で頭の良い面からリコとレグを支える頼りになる存在でもあるナナチは世間ではどのような評判なのでしょうか。SNSでのナナチの評判や人気の一部を紹介します。
ナナチに関してはやはりそのふわふわでもふもふなルックスに、自分も触ってみたいと言う声が多く聞かれました。リコやレグも触りたくて仕方ないナナチのふわふわには、『メイドインアビス』ファンも憧れているようです。
さらにSNSではナナチのそのかわいい見た目と共に、性格の良さを支持する声がありました。リコやレグ、そしてミーティに対して見せる優しさはナナチが人気である理由の一つのようです。
SNSではナナチの性別に関しては女の子であるのではないかという声が多く聞かれましたが、ナナチが男の子でも良いという意見もかなりありました。性別がいまだ謎に包まれたままのナナチですが、読者が考察することも楽しみの一つとなっているようです。
ナナチの現在の性別は不明だった
『メイドインアビス』の人気キャラクター・ナナチの現在の性別が女の子か男の子かは不明のままということがわかりました。過去の人間であったナナチについては女の子であるという考察が多く見られましたが、現在のナナチについては性別自体が存在しないのではないかという意見もあります。また、ナナチの性別に関する様々な考察が見られる一方で、「ナナチが女の子でも男の子でも構わない」という声もありました。性別がどうであれ、ナナチは魅力的なキャラクターとして多くのファンに愛される存在となっています。
この記事のライター
Ai Kato
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。