【キングダム】オギコの能力や強さは?名シーンや声優についても紹介
『キングダム』のオギコは桓騎軍の千人将として登場し、印象的な見た目と言動から読者やファンから人気を集めるキャラです。そんな『キングダム』のオギコについて、能力や強さ、作中の名シーンやアニメにおける声優などをまとめました。
目次
【キングダム】オギコとは?
『キングダム』のオギコの能力や強さを見ていく前に、まずはオギコの基本的なプロフィールや作品概要を紹介します。
オギコのプロフィール
『キングダム』のオギコは桓騎軍の千人将の一人である男性です。三方向に結んだ独特の髪型と鼻輪を付けており、身体にも特徴的な模様が描いてあるなど、見た目のインパクトが凄まじいキャラです。単行本26巻から登場し、桓騎軍の一員として他キャラとは違う目立ち方をしています。
キングダムの概要
『キングダム』は2006年から『週刊ヤングジャンプ』に連載中の原泰久の作品です。中国の歴史で起こった戦国七雄の争乱をテーマに、後に天下統一を果たす始皇帝と武将・李信を主人公としたストーリーが展開されています。連載初期は人気が出ていませんでしたが、作者の改善後は徐々に人気を集めていき、2020年には60巻も発売されました。また、2012年にアニメ化、2019年には実写映画化もされています。
キングダムのあらすじ
信と漂は戦災孤児という境遇から下僕として生活していましたが、天下の大将軍になることを夢見て修行を積んでいました。そんな中、漂は秦の王である嬴政と瓜二つだったことから、影武者として仕官しますが、その1ヶ月後に漂は命を落としてしまいます。それをきっかけに信は政と知り合うことになり、漂から託された夢を達成するため、戦いに身を投じていくことになります。
【キングダム】オギコの能力や性格
『キングダム』のオギコは千人将という地位なので、ある程度の能力や強さを持っているはずですが、作中ではそこよりも性格や言動が目立っています。そんな『キングダム』のオギコについて能力や性格などを紹介します。
オギコの千人将としての能力や強さ
『キングダム』のオギコの千人将とは、文字通り1000人をまとめるほどの地位がある将軍という意味です。しかし、作中のオギコはそれ見合う能力や強さを見せる機会が非常に少なくなっています。
能力や強さ①弓術が不得意
『キングダム』のオギコは肉体的に見ると鍛え上げられており、戦闘シーンも描かれていますが、一方で弓術が不得意であるシーンも描かれています。千人将は強さを認められて任されるものですが、オギコの弓の腕に関しては気にされていなかったようです。
能力や強さ②馬を乗りこなせる
『キングダム』のオギコは作中で馬に乗って攻撃を仕掛けているシーンがあるので、馬術については問題ない能力であることが判明します。つまり、不器用なわけではなく、弓だけが極端に苦手なのです。
能力や強さ③統率力がある?
『キングダム』のオギコが馬に乗ったシーンでは、後ろに軍勢を引き連れながら戦っています。千人将であることから当然の絵面ではありますが、普段の言動と比較して、戦闘中は統率力が高い可能性があります。
オギコの性格
『キングダム』のオギコの性格は基本的に明るく、常に落ち着きがありません。また、お馬鹿な言動も多く、桓騎軍の仲間内からも呆れられている場面もあります。しかし、お頭と呼ぶ桓騎への忠誠心は非常に高く、仲間意識もあることから親しみやすい人物です。
オギコが千人将になった経緯
『キングダム』のオギコは強さや能力などを総合すると、千人将になるほどの人物かと疑ってしまう点もあります。そんなオギコを千人将に任命した桓騎は、その理由を「面白い」からと語っています。つまり、弓術が不得意な部分は桓騎的には重要ではなく、オギコという人物を見て任せているということです。
オギコと桓騎の関係
『キングダム』のオギコと桓騎の関係は他の仲間よりも主従としての上下がよく見えており、桓騎は軍議中にオギコを肩もみ役にするなど、少々変わった指示を出しています。一方で、仲間に伝令を伝える際には、敵に捕まっても絶対に口を割らないであろうオギコに任せており、忠誠心の高さを信頼していることも窺えます。そんな桓騎だからこそ、オギコも全力で慕っているのです。
オギコのモデルや元ネタ
『キングダム』のオギコは、史実における桓騎軍には存在していないオリジナルのキャラです。作者はそのモデルを会社員時代の同僚だった萩野さんであると明かしています。『キングダム』の作中の描写には、作者の社会人経験が反映されており、その中で萩野さんのような存在を出したかったとも推測されます。
【キングダム】オギコの名言や名シーン
『キングダム』のオギコは作中で印象的な台詞が多く、中には名言と言われる台詞もあります。そんな『キングダム』のオギコの台詞から名言と言われているものを紹介します。
オギコの名言①「ついに命中した…」
ついに命中したよォ ほめてお頭ァ
出典: 1-blog.net
オギコの名言その1は「ついに命中した…」を含む台詞です。秦に攻め入った連合軍を桓騎軍が函谷関で迎え撃っていた時、オギコが相手に弓を当てられたことを桓騎にアピールした言葉になります。それに対して、桓騎は反応をちゃんと反応を返していましたが、周りの仲間は適当に撃っても弓が当たる距離だと呆れていました。秦が危機的な状況でありながらもオギコはいつも通りというシーンです。
オギコの名言②「無茶しすぎるな…」
無茶しすぎるなって事だと思う
出典: renote.net
オギコの名言その2は「無茶しすぎるな…」を含む台詞です。平陽の戦いで桓騎から伝令を受けたオギコは負傷しながらも雷士の元に辿り着きます。そして、伝令の内容を自分の解釈を交えながら伝えた際に、この言葉が出てきました。それを受けた雷士はオギコのことを見直し、その場は撤退する判断ができました。桓騎の信頼を受けて見事伝令を成功させただけでなく、オギコ自身もしっかりとした考えがあると窺えるシーンです。
オギコの名言③「おっぱい…」
おっぱいみたい ね おっぱいみたい 信
出典: funnews.net
オギコの名言その3は「おっぱい…」を含む台詞です。桓騎軍と飛信隊による軍議が行われる際、模型を用いて丘での作戦の説明をしていましたが、その丘を見てオギコが信に向けて言った言葉になります。オギコは普通の会話として言っていますが、大事な軍議で出る言葉ではないと信は汗を流していました。オギコのギャグ方面で取り上げられることが多いシーンで、その流れで桓騎の肩を揉みに行くのも含めてオギコらしさが溢れています。
【キングダム】オギコの声優
アニメ『キングダム』にもオギコは登場しており、声優によるボイスが付いていますが、担当した声優が意外な人物であると話題になりました。そんなアニメにおけるオギコの声優について紹介します。
オギコの声優は「福山潤」
アニメ『キングダム』でオギコを演じた声優は福山潤さんです。作中で福山潤さんはもう一人の主人公である嬴政や信の幼馴染であった漂を演じていますが、その時のクールさとは真逆のお馬鹿さを感じる声で演じています。アニメのエンドクレジットではオギコ役として載っていませんでしたが、ファンの間ではすぐに福山潤さんだとわかる人が多数いました。
福山潤のプロフィール
福山潤さんは広島県生まれ、大阪府育ちで、1978年11月26日生まれの声優・ナレーター・歌手です。現在は声優事務所のBLACK SHIPで代表取締役CEOを務めています。声優としては1997年から活動を開始しており、声優養成所の青二塾大阪校を卒業しています。アニメデビューは1998年で、そこからはアニメやゲームを中心に様々な作品へ出演していきます。
福山潤の主な出演作品
福山潤さんの主な出演作品としては、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ、『xxxHOLiC』の四月一日君尋、『おおきく振りかぶって』の泉孝介、『狼と香辛料』のクラフト・ロレンス、『黒執事』のグレル・サトクリフ、『デュラララ!!』の岸谷新羅、『WORKING!!』の小鳥遊宗太、『青の祓魔師』の奥村雪男、『境界線上のホライゾン』の葵・トーリ、『しろくまカフェ』のパンダなどがあります。
【キングダム】オギコに対する世間での評判や人気
ここでは『キングダム』のオギコに対する世間での評判や人気を紹介します。桓騎軍の中でも異質なキャラですが、その存在感から愛されキャラとして注目されています。
『キングダム』のオギコについて、作中のギャグ要員として好きだという感想が多く見られました。『キングダム』では熱くシリアスな戦いが中心になりますが、所々にギャグが挟まることがあり、そちらも人気の要素になっています。その中でもオギコはかなりギャグ寄りのキャラであり、かっこいいキャラとは別にお気に入りであるという人は多いようです。
『キングダム』のストーリーがシリアスになるにつれて、オギコのお馬鹿さが癒し要素になっているという意見がありました。秦側のキャラの中でも裏切りや脱落者が出る中で、オギコは全体的に登場時から変わらない存在となっており、それが読者やファンにとって安心できる要素になっています。一方で、脱落者が増える中でオギコも本格的な窮地に立たされる懸念を抱いている人もいました。
アニメ『キングダム』のオギコについて、声優が福山潤さんであることに驚きの声が挙がっていました。政とは全く違うタイプのキャラであることから、声優に詳しくない人は気付かないままでいる人も多かったようです。一方で、声優に詳しい人もメインどころをオギコに使うとは思わなかったという感想が出ています。
【キングダム】オギコは強い千人将だった
『キングダム』のオギコは、桓騎軍の千人将ながらも弓術が不得意でお馬鹿な一面もあるキャラです。しかし、作中で時折描かれるシーンではしっかりと戦闘している描写があり、ある程度の強さや能力あると窺えます。また、忠誠心の高さは桓騎から認められており、傷だらけになりながらも伝令を果たしたことで仲間からも評価されました。そんなオギコの活躍にも注目しながら原作漫画やアニメをチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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