【キングダム】歴代の主題歌まとめ！OP・EDや実写映画まで紹介

『キングダム』の作者は、原泰久さんです。原泰久さんは1975年6月9日生まれのA型で、佐賀県三養基郡基山町の出身です。現在は、福岡県に住んでいます。原泰久さんは九州芸術工科大学に入学し、大学3年の頃に漫画家を志しました。1997年に第36回ちばてつや賞ヤング部門の期待賞を受賞し、1999年には第40回ちばてつや賞ヤング部門の準大賞を受賞します。準大賞を受賞した「於兎松」が別冊ヤングマガジンに掲載され、漫画家デビューしました。

2000年に富士通九州システムエンジニアリングに入社しますが、3年ほどで退社します。2003年には、『覇と仙』が第23回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリの奨励賞を受賞します。その3年後の2006年に、週刊ヤングジャンプでキングダムの連載が始まりました。原泰久さんはキングダムで、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞しました。

原泰久さんによるキングダムは、週刊ヤングジャンプの2006年9号から連載が始まりました。現時点でも連載は続いており、単行本は66巻まで発売されています。2023年1月19日には、最新刊の67巻が発売される予定です。古代中国の春秋戦国時代が舞台となった漫画で、実際に存在した歴史上の人物も多く登場します。キングダムはテレビアニメにもなり、2012年からアニメ1期の放送が始まりました。

続いて2期、3期と制作され、現在では4期までのアニメの放送が終了しています。2024年の1月からは、5期のテレビアニメが放送される予定です。キングダムはテレビアニメだけでなく、実写映画にもなっています。実写映画の1作目は2019年4月に公開され、その続編となる2作目が2022年7月15日に公開されました。3作目の実写映画は2023年7月28日公開予定で、大きな話題となっています。

戦災孤児の信と漂は、天下の大将軍になるために修行を続けていました。しかし、漂は秦王である嬴政の影武者として、王宮に召されることになりました。政は反乱により王座を追われ、影武者の漂は刺客に殺されてしまいます。信は死の間際に漂から地図を託され、その地図によって政と出会います。信は政の味方となり、王座奪還の戦いに身を投じることになったのでした。

キングダムのアニメ1期は、NHKのBSプレミアムで2012年6月4日から放送されました。38話まで連続3クールで放送され、漫画でいうと16巻までの内容で構成されています。キングダムのアニメ1期には、OP主題歌がひとつとED主題歌3つが存在します。まずは、キングダムのアニメ1期で使われた、歴代主題歌を紹介します。

キングダムのアニメ1期のOP主題歌は、Nothing's Carvede In Stoneの「Pride」です。Nothing's Carvede In StoneはELLEGARDENの生形真一さんが中心となって結成したロックバンドで、2009年から活動を開始しています。「この夢は砕けない」や「いつかきっと叶う」といった歌詞が、主人公の信や政の強い意思を感じさせます。

キングダムのアニメ1期・第1クールのED主題歌は、石田匠さんが歌う「Voice of Soul」です。感情を揺さぶるような切ないメロディーを、石田匠さんのハスキーボイスが高らかに歌い上げています。石田匠さんはキングダム以外にも、さまざまなアニメや映画などの主題歌を担当しています。

キングダムのアニメ1期・第2クールのED主題歌は、若井友希さんが歌う「Destiny Sky」です。若井友希さんはキングダムのアニメ2期で側女役を担当し、この役で声優デビューしました。第2クールED主題歌のDestiny Skyは、思わず涙してしまうような悲しげなメロディーが特徴です。悲しさの中にも力強さがあり、辛い運命にも立ち向かう登場人物たちの姿が目に浮かびます。

キングダムのアニメ1期・第3クールED主題歌は、「Never Ending」です。Never Endingの歌を担当した蛇足さんは海外からの評判も高い歌手で、Youtuberとしても活躍中です。低音から高音まで、幅広い音域をカバーする魅惑的な声が人気です。キングダムの世界観をストレートに表した歌詞に、壮大なメロディーが良く合っています。

キングダムのアニメ2期は、2013年6月から2014年3月まで放送されました。アニメ1期の続きである17巻から、23巻までの内容が描かれています。アニメ2期も1期と同じく連続3クールでの放送で、OP主題歌がひとつとED主題歌が3つ使われています。キングダムのアニメ1期に続き、アニメ2期の歴代主題歌を見ていきましょう。

キングダムのアニメ2期・第1クールのOP主題歌は、「GLORY DAYS」です。GLORY DAYSを担当したのは、音楽ユニットのD☆DATEです。アニメ1期の主題歌よりも明るい雰囲気で、希望や輝く未来をイメージさせてくれる曲です。

キングダムのアニメ2期・第2クールのED主題歌ひとつ目は、The Sketchbookが歌う「21」です。The Sketchbookはすでに解散してしまったバンドですが、キングダム以外にも多くのアニメ主題歌を担当してきました。OP主題歌でもおかしくないような疾走感溢れるかっこいい曲で、アニメの余韻に思う存分浸ることができます。

キングダムのアニメ2期・第2クールのED主題歌は、OP主題歌と同じくThe Sketchbookが担当しています。曲名は「Exit」で、OP主題歌とは雰囲気が異なった落ち着いたメロディーになっています。すでに亡くなった漂を思い起こさせるような、切ない歌詞が人気です。

キングダムのアニメ2期の主題歌は、すべてThe Sketchbookが担当しています。第3クールのED主題歌は、The Sketchbookが歌う「そこに君がいる」です。「探してる方に君はいる」という歌詞からは、信と政の信頼関係が感じられます。キャッチーなサビがいつまでも耳に残り、ついつい口ずさんでしまいたくなるような曲です。

キングダムのアニメはこれまで連続3クールで放送されてきましたが、アニメ3期は2クールでの放送でした。1期と2期では最初から最後までOP主題歌が変わりませんでしたが、3期からはOP主題歌もクールごとに変わりました。キングダムのアニメ3期に使われた、4つの歴代主題歌を紹介します。

キングダムのアニメ3期・第1クールのOP主題歌は「TOMORROW」で、BiSHが担当しました。BiSHは楽器を持たないパンクバンドで、6人組のガールズグループです。可愛くもあり激しい歌声は、これまでのOP主題歌とは一線を画しています。

キングダムのアニメ3期・第2クールのED主題歌は、waterweedが歌う「Deep inside」です。waterweedは毎年ツアーを行っている生粋のライヴバンドで、海外でもツアーを成功させています。力強いメロディーと歌詞は、聴いているだけで勇気をもらえます。

キングダムのアニメ3期・第2クールのOP主題歌は「STACKiNG」です。主題歌を担当したアーティストは、第1クールと同じBiSHです。第1クールのOP主題歌とはまた雰囲気が異なり、爽やかさを感じる曲となっています。

キングダムのアニメ3期・第2クールのED主題歌は、鈴木瑛美子さんが歌う「kIng」です。鈴木瑛美子さんはミュージカル俳優の杉本智孝さんの次女で、幼い頃から歌に親しんできました。確かな歌唱力を持った歌手で、キングダムのED主題歌も胸に迫るような歌声が人気です。

キングダムのアニメ4期も、3期と同じく2クールで構成されています。クールごとにOPとEDが変わったため、主題歌は全部で4つあります。キングダムのアニメ4期は2022年に放送されたため、主題歌もまだ記憶に新しいでしょう。キングダムのアニメ4期にはどのような主題歌が使われていたか、詳しく見ていきましょう。

キングダムのアニメ4期・第1クールのOPは「黎-ray-」で、担当アーティストはSUIRENです。SUIRENは、ヴォーカルのSuiさんとキーボーディストのRenさんによる音楽ユニットです。黎-ray-は、中国の歴史や熱い戦いをテーマに作られました。美しい歌声とピアノの音色が絡み合った幻想的な曲で、キングダムの主題歌にぴったりです。

キングダムのアニメ4期・第1クールのED主題歌は、珀さんが歌う「眩耀」です。多くの人の思いを背負って戦う、信と飛信隊をイメージして作られた曲です。珀さんの独特な声と情緒溢れるメロディーが、多くの視聴者の心を揺さぶりました。バックに流れる二胡の音が、キングダムの舞台である中国の雰囲気を醸し出しています。

キングダムのアニメ4期・第2クールのOP主題歌は、zonjiが担当する「geki」です。zonjiは2020年に結成された新しい音楽ユニットで、阿部将也さんと野澤タクマさんの2人で活動しています。gekiはキングダムのために書き下ろされた曲で、漂や王騎の魂とともに戦う信を表すような歌詞になっています。

キングダムのアニメ4期・第2クールのED主題歌は、みさきさんが歌う「Believe」です。みさきさんは、TikTokで人気が出たシンガーソングライターです。Believeはキングダムの世界観に合わせて作られているため、これまでのみさきさんの作風とはかなり異なっています。信の生き方を表現した歌詞になっており、普段とは違うみさきさんの力強い声を聞くことができます。

キングダムはテレビアニメだけではなく、実写映画にもなっています。実写映画では主題歌とともに、多くの挿入歌が物語を盛り上げてくれました。キングダムのアニメの歴代主題歌に続き、実写映画で使われた主題歌や挿入歌を見ていきましょう。

キングダムの実写映画で使われた主題歌は、「Wasted Nights」です。この主題歌は、人気ロックバンドのONE OK ROCKが担当しました。映画にも負けない壮大な曲で、美しくも力強い旋律が聴く人の心を震わせます。

映画キングダムの挿入歌ひとつめは、映画のタイトルと同じ「KINGDOM」です。作曲したのはやまだ豊さんで、キングダムの壮大な世界観を見事に表した曲になっています。映画キングダムのテーマ曲ともいえるこの曲は、他にも「KINGDOM-飛-」や「KINGDOM-信-」といった別アレンジの曲も存在します。

映画キングダムの挿入歌ふたつ目は、「WILDFROWERS」です。フルートの穏やかな音色から始まりますが、徐々に激しさを増していきます。KINGDOMと同じフレーズを使いながらも、また違った雰囲気の曲に仕上がっています。

映画キングダムの挿入歌3つ目は、「KIN」です。弦楽器メインのゆったりとした曲で、どことなく物悲しさを感じます。漂を失った信の悲しさややるせなさといった感情が、ひしひしと伝わってくる曲です。管楽器の音が入らないことで、終始一貫してストリングスの切ない音色を聴くことができます。

映画キングダムの挿入歌「VANISHING LIGHT」は、「KIN」と同じく弦楽器をメインに使ったゆったりとした曲です。弦楽器の層が厚いことで、KINよりも重々しさを感じることができます。しかし、悲観的なイメージは感じず、むしろ希望の光を予感させるような曲になっています。

映画キングダムの挿入歌である「ASSASSIN」は、何かが始まるような怪しげな雰囲気を感じる曲です。楽器だけでなく人の声を入れることで、不穏な空気を醸し出しています。バックに流れる打楽器が、これから始まる激しい戦いを予感させてくれます。

キングダムの実写映画は、2022年に続編となる『キングダム2 遥かなる大地へ』が上映されました。キングダムの実写映画2作目では、Mr.Childrenが主題歌を書き下ろしたことでも話題となりました。主題歌のタイトルは、「生きろ」です。

このタイトルは、桜井和寿さんがシナリオに触発されたことで生まれたそうです。生きろというタイトル通り、命の尊さやひたむきな願いが込められた壮大な曲となっています。実写映画2作目の「遥かなる大地へ」というサブタイトルは、Mr.Childrenの曲からイメージしてつけられました。

キングダムの実写映画は、すでに3作目の公開が予定されています。これまでの歴代主題歌が豪華だったことからも、3作目の実写映画の主題歌に期待する声が多く上がっていました。1作目の映画で主題歌を担当したONE OK ROCKに、再び主題歌を作ってほしいというコメントもありました。

キングダムの歴代ED主題歌の中では、特に3期アニメの主題歌の人気が高かったです。歌のかっこよさはもちろん、映像の素晴らしさに感動した人も多かったようです。このED主題歌を聴いて、初めて鈴木瑛美子さんの魅力を知ったというコメントもありました。

キングダムのアニメ2期の主題歌には、比較的明るいメロディーの曲が使われています。そのため、アニメの内容と合わないと感じる人もいたようです。肯定的な感想では、「元気が出る」「かっこいい」というコメントが見られました。

キングダムのアニメや実写映画の、歴代主題歌を一覧にしてまとめました。キングダムの歴代主題歌は素晴らしい曲ばかりで、どれも人気がありました。キングダムの世界観を表した主題歌のおかげで、アニメや映画の感動もさらに増すことでしょう。キングダムのアニメや映画を観るときは、ぜひ主題歌にも注目してみてください。