【キングダム】羌瘣(きょうかい)の結末は死亡?信と結婚するのかについても考察
羌瘣は強いヒロインですが、無茶な戦い方をすることも多く、ファンは羌瘣が死亡してしまうのではないかとハラハラしてしまいます。また信との関係も気になります。今後は結婚するのでしょうか。この記事では羌瘣は死亡するのか、信とは結婚するのかを考察しています。
羌瘣とは?
羌瘣(きょうかい)とは『キングダム』のヒロインで、飛信隊の副長です。『キングダム』の主人公の信とは、魏の戦いで出会います。羌瘣は蚩尤(しゆう)という伝説の暗殺集団の末裔で、後継者候補でした。羌瘣には、大切な人が死亡してしまった悲しい過去があります。そして「巫舞(みぶ)」という特殊な呼吸法を使う蚩尤一族に伝わる技を使って戦います。その実力は他者を圧倒します。
羌瘣のプロフィール
『キングダム』の羌瘣は女性ですが、史実では秦の王である嬴政に使えた男性となっています。初登場は魏との戦いで、信と共に戦いました。最初の頃の羌瘣は口数も少なく近寄りがたい雰囲気ですが、信や飛信隊のメンバーと触れ合ううちに心を開いていきました。戦場では心強い存在であり、信のピンチを救う場面もありました。
羌瘣の性格
羌瘣は沈着冷静で知能も観察力も鋭いので、戦場では頼れる存在です。また柔軟に対応ができ、常に戦場全体を見渡して最善の方法を考えます。そのため軍師の役割を果たすこともあります。仲間思いで、自分を犠牲にしてでも仲間を助けるため、死亡が心配されるキャラでもあります。そんな羌瘣ですが、信に「笑うと可愛い」と褒められるとこっそりと笑顔の練習をするシーンもありました。
羌瘣の過去
羌瘣には悲しい過去があります。羌瘣は、千年以上続いた暗殺集団である蚩尤の一族です。蚩尤は19ある一族の中から二人ずつ候補者を出し、「祭(さい)」と呼ばれる儀式で最後まで勝ち残った一人が蚩尤を継承します。蚩尤一族が選んだ候補者は、羌瘣と羌瘣が姉のように慕っていた羌象(きょうしょう)でした。二人は仲が良く、お互いに戦いたくないと思っていました。祭の当日、羌象は羌瘣を眠らせ、自分一人が祭に参加しました。羌瘣が目覚めた時には祭は終わっていて、羌象は死亡していました。羌瘣は卑怯な手で羌象を殺した幽連に、復讐を誓うのでした。
羌瘣の能力や実力
羌瘣は「巫舞(みぶ)」という変わった剣術を使います。これは蚩尤一族が使う技で、特殊な呼吸法と舞いで意識を落とし込み、秘められた能力を引き出します。巫舞を使うと意識が遠のきますが、全ての感覚が活性化されます。しかしこの呼吸法はずっと使えるわけではなく、切れてしまうと回復するまでに時間がかかります。この巫舞は意識を落とし込む深さに限度があり、それを超えてしまうと昏睡状態になってしまうという、危険な技でもあります。
キングダムの概要
『キングダム』は、2006年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載が始まりました。原作は原泰久(はらやすひさ)で、中国の春秋戦国時代を描いた歴史漫画です。『キングダム』には史実に存在する人物も登場します。2012年からはテレビアニメの第1シリーズが放送スタートし、第4シリーズまで放送されています。2024年1月からは第5シリーズの放送も決定しています。
キングダムのあらすじ
戦災孤児の『キングダム』の主人公の信は、親友の漂と天下の大将軍になるために毎日鍛錬に励んでいました。ある日漂が王宮へ行くことになります。しかし漂が王宮に行ったのは、秦王・嬴政の身代わりになるためでした。致命傷を負いながらも、漂は信に会いに行きます。そして地図を信に託して死亡してしまいました。信が地図に示された場所に行くと、そこには漂と瓜二つの嬴政がいました。信は悲しみを乗り越え、嬴政と共に中華統一を実現するために戦います。
羌瘣の結末は死亡?史実から考察
可愛くて人気もある羌瘣ですが、最後はどうなるのでしょうか。羌瘣には死亡説も出ています。それは何故でしょうか。羌瘣は死亡してしまうのか、また羌瘣の目標である「将軍になること」の夢は叶うのかを考察していきます。
羌瘣の史実での最後は?
羌瘣は『キングダム』では女性ですが、この時代の武将は男性だったため、史実では男性だったのではないかと推測されます。また独特な戦いをする羌瘣ですが、史実にはそのような事実もありません。嬴政に使えていた羌瘣は、王翦(おうせん)や楊端和(ようたんわ )と共に趙(ちょう)の首都である邯鄲(かんたん)を攻めて滅ぼしましたが、その後の記録がなく、羌瘣の最後がどうなったかは不明となっています。
羌瘣はキングダムで将軍になる?
羌瘣の目標の一つが「将軍になること」です。その夢は叶うのでしょうか。戦いでの羌瘣の活躍は凄まじく、その実力は誰もが認めています。すでに五千人将であり、独立してもおかしくない勢力を誇っています。羌瘣はもしかしたら信と同じタイミングで大将軍になるかもしれません。
羌瘣のキングダムでの最後は死亡する?
羌瘣は頭も切れ、戦闘能力も高いのですが、死亡説も出ています。史実によると邯鄲(かんたん)を滅ぼした後、羌瘣の最後は不明です。そのため、死亡した可能性もあります。またもう一つの理由は、禁術を使ってしまったことです。羌瘣は信を生き返らせるために禁術を使いました。そのため、寿命が縮んでしまったと言われているのです。今後、急激に老化したり、若くして死亡してしまう可能性もあります。
羌瘣は信と結婚する?
『キングダム』のヒロインである羌瘣と、主役である信の関係はどうなっていくのでしょうか。信は辛い過去がある羌瘣に、羌瘣が帰る場所は飛信隊だと教えてくれました。お互いを大切な存在だと思っていることは確かです。羌瘣は信に告白していますし、信も羌瘣のことを意識しています。二人は最後には結婚するのでしょうか。
羌瘣と信の関係
羌瘣と信の出会いは、 信の初陣となる蛇甘平原(だかんへいげん)の戦いです。最初は無愛想な羌瘣でしたが、二人は戦いで何度もピンチを助け合ってきました。そうして二人の距離もだんだんと縮まっていきました。そしてお互い、かけがえないの存在になっていったのです。
ネタバレ①信を命がけで助ける羌瘣
信は王騎を倒した憎い相手、龐煖(ほうけん)を倒しますが、死亡してしまいます。羌瘣は信を生き返らせるために、蚩尤族に受け継がれる禁術を使います。信が死の国へ行くところを引き留めることができましたが、羌瘣はこの世に戻ることができません。羌瘣もこのまま死亡してしまうと思われた時、松左(しょうさ)と去亥(きょがい)の助けによってこの世に戻ることができました。
ネタバレ②信の子供を産むという羌瘣
羌瘣には目標があります。一つ目は「将軍になること」、二つ目は「信の子供を産むこと」です。羌瘣が二つ目の目標を宣言した時には、信も周りにいた隊員も飲み物を吹き出してしまいました。信は照れながらも「構わない」と言います。しかし羌瘣はどうやって子供を作るかは分かっていませんでした。
ネタバレ③羌瘣の告白
信はなぜ危険な禁術を使って自分を助けたのか羌瘣に問い詰めようとしました。すると羌礼(きょうれい)に、「隊長の事が好きだからに決まっている」と言われます。焦った羌瘣はすぐに否定しますが、「違わない」と羌礼の言葉を肯定しました。これには信の方が驚いてしまいました。ただ戦場では戦いに集中しないと危険なため、「今の気持ちは聞かなかったことにしてほしい」と信に頼みます。信は思いがけない告白に、返す言葉が見つかりませんでした。
羌瘣と信の結婚の可能性
史実では、信には息子がいます。しかし信の妻は記録には残っていないため、不明です。『キングダム』の信もおそらく結婚するでしょう。そしてその相手はやはり羌瘣でしょう。羌瘣の宣言通り、羌瘣は信の子供を産むかもしれません。
羌瘣のこれまでの活躍
羌瘣の活躍なくして、飛信隊の勝利はあり得ません。羌瘣は強いだけではなく、知恵もあります。軍師の役割もして仲間を勝利に導きました。羌瘣はいつも仲間を大切に思っており、自分が死亡する危険があっても仲間を救ってきました。羌瘣の戦いでの活躍を紹介していきます。
羌瘣の活躍①蛇甘平原の戦い
信の初陣となる「蛇甘(だかん)平原の戦い」で、羌瘣と信は出会います。 蛇甘平原の戦いは、秦が領土を広げるため、重要拠点の滎陽(けいよう)を攻略するための戦いです。信と羌瘣は伍として戦いました。伍とは五人一組の歩兵で、常に一緒に行動します。この戦いで魏軍は戦車を使いました。歩兵隊は打つ手がありませんでしたが、ここで羌瘣が死亡した隊員や盾を積み上げて防壁を作ることを提案します。しかしこれだけでは戦車は倒せません。そこで羌瘣が信に助言し、信が戦車の車輪に槍を投げつけ、戦車を破壊することに成功したのでした。
羌瘣の活躍②秦王政の暗殺計画
秦王の政は、様々な人物に命を狙われていました。政を殺すために、暗殺者達が政のいる王宮に集まっていました。その中に羌瘣もいました。政を助けに来た信は羌瘣と戦いますが、全く歯が立ちません。その時別の暗殺集団が現れ、羌瘣と信は一時休戦して共に戦います。羌瘣は巫舞を使って暗殺者を倒しました。 そこへ昌文君たちが駆け付け、政は無事に救出されました。羌瘣が政を狙ったのは、羌象の仇である幽蓮(ゆうれん)の情報を教える代わりに、政を殺すように呂不韋(りょふい)に仕向けられたからです。
羌瘣の活躍③馬陽の戦い
信は百将として「馬陽の戦い」に参加します。この戦いには王騎もいました。戦いの中盤で、飛信隊が野営している場所に突然龐煖が現れました。これには飛信隊は不意を突かれました。羌瘣と信で龐煖を食い止めようとしましたが、全く歯が立たず大きなダメージを負ってしまいました。飛信隊の最大のピンチを、王騎の干央(かんおう)によって救われました。しかしこの戦いで、王騎は死亡してしまいます。
羌瘣の活躍④山陽の戦い
この戦いの前日に、信と羌瘣は負傷してしまいます。羌瘣は信を治療するため、持っていた薬草を全部使ってしまいます。そのため羌瘣は、負傷したまま戦います。それでも羌瘣は敵をどんどん倒していきました。自分の危険を顧みずに戦う羌瘣は大怪我をし、ボロボロです。そんな羌瘣を信は抱きしめました。そしてこの戦いの後、羌瘣は羌象の仇を取るために飛信隊を一時離脱します。
羌瘣の活躍⑤黒羊丘の戦い
羌瘣は敵軍の行動を偵察に行き、集落を見つけました。そこでは人々が生活していて、羌瘣は避難するように警告します。そして敵の将軍である劉冬(りゅうとう)を一人で攻撃しますが、失敗して深手を負いました。そんな羌瘣を愛馬は、羌瘣が警告した集落へ運び、羌瘣は看病を受けます。お陰で回復した羌瘣は集落を去りますが、集落は桓騎軍により崩壊していました。我を忘れて桓騎軍を羌瘣は斬りまくり劉冬を討ち取るのですが、「侵略者」と呼ばれてしまいます。それに対して羌瘣は「飛信隊だ」と答えています。
羌瘣の活躍⑥秦趙大戦
信は王騎から貰った矛を使って戦い、羌瘣も限界を超えて戦います。そして王騎の仇である龐煖が、飛信隊の前に現れます。信と龐煖を戦わせたくないため、羌瘣が龐煖と戦います。しかし龐煖に地面に叩きつけられ、瀕死状態になってしまいました。信は怒り、龐煖に挑みます。そしてついに龐煖を倒しました。しかしその瞬間、信も死亡してしまいます。羌瘣は禁術を使って、何とか信を生き返らせるのでした。
羌瘣に対する世間での評判や人気
羌瘣は暗殺集団の蚩尤の一族で、悲しい過去があります。初めは近寄りがたいオーラを出していましたが、信や飛信隊のメンバーと接するうちに心を開いていきました。強くて可愛い羌瘣は本当に死亡してしまうのでしょうか。世間ではどう思われているかインターネット上の意見を紹介していきます。
羌瘣は信と初めて会った時は女性だということを隠していたので、あまり喋らず他の人とも距離をとっていました。しかし今では飛信隊になくてはならない存在です。信との距離もぐっと近くなりました。王騎と摎(きょう)は摎が城を百個取ったら結婚する約束をしていましたが、それは叶わず摎は死亡してしまった過去があります。羌瘣と信は、今後どうなるのでしょうか。
『キングダム』22巻の表紙は、雨の中で信が羌瘣を抱きしめている絵です。羌瘣は意識がないようです。この表紙を見たら、羌瘣が死亡してしまうのでは?と思ってもおかしくありません。まさに死亡フラグを感じさせる表紙です。
羌瘣は仲間を守るためならば、自分の事を犠牲にしてしまいます。そのため戦闘能力は高くても、大怪我をする事が多いです。人気がある羌瘣ですが、死亡フラグが立ちやすいため、ファンはハラハラしてしまいます。羌瘣には辛い過去がありますが、飛信隊という帰る場所を見つけました。最後は幸せになってほしいキャラです。
羌瘣は最終的に死亡する可能性があった
羌瘣は蚩尤の一族で、特殊な呼吸法を使って戦います。しかし蚩尤の儀式で大好きな羌象を失った悲しい過去があります。羌象の復讐のために一時は飛信隊を離脱しますが、再び戻って来ます。自分のことを顧みないで戦う羌瘣は、死亡フラグが立ちやすいです。羌瘣にはハラハラさせられますが、最後は幸せな結末が訪れるのでしょうか。
この記事のライター
ささめ
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