【キングダム】馬南慈(ばなんじ)は趙左翼三将の一人!強さや名シーンを紹介
『キングダム』の馬南慈は、趙軍の最強の武将です。李牧の副官であり、地獄の雁門と呼ばれる雁門関で長年戦っていました。『キングダム』の馬南慈は、武力も知力もあります。この記事では馬南慈の人物像や強さ、名シーンを紹介しています。
目次
【キングダム】馬南慈は趙左翼三将の一人
『キングダム』の馬南慈は、鄴攻略編で登場します。趙軍の武将の一人で、趙国の宰相、李牧(りぼく)の副官です。登場シーンは少ないですが、かなりの強さを持っている実力者です。戦い方も豪快で、大きな矛を振り回します。怒りをエネルギーにして戦うようで、本気になるまで時間がかかります。強さに加え、知力もある武将です。
馬南慈のプロフィール
- 名前:馬南慈(ばなんじ)
- 出身地:趙
- 所属軍:馬南慈軍
- 役職:李牧軍の副官
- 武器:矛
- 異名:雁門の鬼人
- 初登場:48巻
キングダムの概要
『キングダム』の作者は原泰久で、中国の春秋戦国時代が舞台の漫画作品です。2006年から「週刊ヤングジャンプ」にて連載が開始され、現在も続いています。2012年からはテレビアニメも始まり、『キングダム』はますます人気になりました。『キングダム』のアニメは第4シリーズまで放送されていますが、2024年1月からは第5シリーズの放送が決定しています。また実写映画も公開され、大ヒットとなりました。
キングダムのあらすじ
『キングダム』の主人公の信は、天下の大将軍になるために、親友の漂と共に剣術の稽古に励んでいました。ある日漂が王宮へ行くことになり、信と漂は離ればなれになります。しかし王宮に行ったはずの漂が、瀕死の状態で信の前に現れます。漂は信に地図を託して息絶えました。信が地図に示された場所に行くと、漂と瓜二つの嬴政(えいせい)がいました。漂は嬴政の身代わりとなって死んだのです。信は後に始皇帝と呼ばれる嬴政と共に、天下の大将軍になるために戦います。
【キングダム】馬南慈の強さや実力を考察
『キングダム』の馬南慈は、李牧軍にて随一の強さを持つ実力者です。鬼のような強さで秦軍を苦しめました。ここからは『キングダム』の馬南慈の階級、武力、知力について紹介していきます。
強さや実力①階級はかなり高い?
『キングダム』の馬南慈は、李牧の側近です。階級ははっきりとは分かりませんが、長年雁門(がんもん)で戦ってきて、たくさんの功績を上げています。そのため、『キングダム』の馬南慈の階級はかなり高いのではと推測できます。
強さや実力②武力
大きな体で大きな矛を使って『キングダム』の馬南慈は戦います。「雁門の鬼人」という異名もついていることから、かなりの実力者であることが分かります。朱海平原での戦いは、『キングダム』の王翦(おうせん)の予想を上回る強さでした。秦軍も馬南慈には苦しめられています。
強さや実力③知力
『キングダム』の馬南慈は、武力もありますが、知力も高い武将です。朱海平原での戦いでは、馬南慈は出陣直後に隊を二つに分け、亜光(あこう)軍の第二陣の動きを止め、第一陣には横撃を食らわせています。この馬南慈の戦略を、趙峩龍(ちょうがりゅう)は高く評価しています。また王賁(おうほん)との一騎打ちの際には、王賁の槍捌きにより近づくことができなかったため、王賁を捕らえて殴る方法を取るなど、状況に応じて臨機応変に戦っています。
【キングダム】馬南慈の名シーンや最後
『キングダム』の馬南慈は登場回数は多くはありませんが、いくつかの名シーンがあります。豪快な戦い方で、敵を圧倒する馬南慈の名シーンや再登場はあるのか、また最後はどうなるのか考察していきます。
馬南慈の名シーン
『キングダム』の馬南慈といえば、「雁門の鬼人」と呼ばれるだけあって、「雁門関の戦い」が思い浮かびます。「地獄の雁門」とも呼ばれるこの場所で、長年馬南慈は戦っていました。そして 蒙恬(もうてん)と戦った「挟撃戦」、 亜光と戦った「朱海平原での戦い」を詳しく紹介していきます。
馬南慈の名シーン①匈奴
『キングダム』の匈奴(きょうど)とは、遊牧民の部族連合体で、モンゴル高原全域を支配していました。領土は持っておらず、趙を苦しめるやっかいな存在でした。雁門(がんもん)という関所で、馬南慈は匈奴を相手に戦っていました。雁門は南下してくる北方の異民族を食い止めるための防衛拠点です。ここでは絶えず戦いが繰り広げられていました。
馬南慈の名シーン②雁門関での戦い
『キングダム』の馬南慈は、長年北の雁門関(がんもんかん)で戦っていました。この時から李牧とは一緒に戦っています。激しい戦いから関門を守った李牧は、「守戦の名将」と呼ばれました。また激しい戦いから生き残った馬南慈は、「雁門の鬼人」という異名がつきました。
馬南慈の名シーン③蒙恬との戦い
『キングダム』の馬南慈と蒙恬が戦ったのは、「挟撃戦」です。 王翦(おうせん)軍が李牧軍を追い詰めますが、李牧には何か策があるようです。秦兵が李牧本陣に突入しようとし、李牧の首を狙います。 李牧軍の傅抵(ふてい)隊は、敵軍を中央突破し、王翦本陣へ向かいます。傅抵隊が苦戦しますが、その時現れたのが馬南慈軍です。李牧は策が成功し、勝利を確信します。しかしここで登場したのが蒙恬です。蒙恬は捨て身覚悟で馬南慈に攻撃を仕掛けました。蒙恬の攻撃により、馬南慈は右目を負傷してしまいました。
馬南慈の名シーン④亜光との戦い
『キングダム』の亜光は、王翦の第一将軍です。馬南慈と亜光が戦ったのは、朱海平原です。亜光軍は、馬南慈軍・尭雲(ぎょううん)軍・趙峩龍軍から攻撃を受けますが、見事に守り切りました。しかし馬南慈軍により弱点を突かれ、窮地に追い込まれます。亜光は馬南慈と戦うことに決めました。亜光と馬南慈は互角に戦います。その時三大天の一人、尭雲も加わり、亜光は馬南慈と尭雲二人を相手に戦います。圧倒的に不利な状況でも、亜光は馬南慈の顔に傷を入れますが、馬南慈の強烈な一撃を受けてしまいます。尭雲にとどめを刺されそうになりましたが、亜花錦(あかきん)によって救出されました。
馬南慈の再登場はある?
秦軍により鄴(ぎょう)を落とされ、李牧は王都邯鄲を守備する王都軍に捕らわれてしまいます。李牧は斬首されそうになりますが、なんとか追手から逃げ切ることができました。李牧を援護し、馬南慈も脱出に成功します。そして李牧と馬南慈は、 司馬尚(しばしょう)のいる青歌(せいか) へ向かいます。李牧は力をつけて復活することを宣言しています。李牧が登場するならば、その横には馬南慈もいることでしょう。
馬南慈の最後はどうなる?
史実では秦が中華統一を果たします。そうなると馬南慈もどこかで誰かに倒されることになるでしょう。もし誰かに倒されるのだとしたら、馬南慈の右目を負傷させた蒙恬の可能性が高いのではないでしょうか。馬南慈にとってはもう一度戦って倒したい相手でしょう。または王賁の可能性もあります。王賁は父、王翦の危機には駆けつけるでしょう。王賁と馬南慈が戦うこともあるかもしれません。
【キングダム】馬南慈の史実や人物像
『キングダム』にはたくさんの人物が史実に登場します。李牧も史実に登場しますが、馬南慈はどうでしょうか。馬南慈は史実に登場するのか、また馬南慈の人物像、李牧との出会いや関係を見ていきます。
馬南慈は史実に存在する?
『キングダム』の馬南慈は、史実には存在しません。『キングダム』のオリジナルキャラクターになります。そのため馬南慈が今後どうなっていくのかは分かりません。しかし武力も知力もある馬南慈は、秦国の前に大きく立ちはだかる存在でしょう。
馬南慈の性格
『キングダム』の馬南慈の性格は、怒りっぽいですが、戦いで本気になるまで時間がかかるタイプです。李牧に「本気が出ていない」と指摘されることがあります。馬南慈は李牧軍の随一の猛将であり、本気になれば鬼のように戦います。また怒った馬南慈は、誰にも止めることはできません。しかし怒りに任せて戦うわけではなく、知力もあるので、最も敵に回したくないタイプです。
馬南慈と李牧の関係
『キングダム』の馬南慈と李牧は、雁門で出会いました。李牧は匈奴からの侵攻を防ぐためにこの雁門に配備されました。ここでの戦いは、2000近く行われまさに地獄です。趙で活躍した武将もここでは一ヶ月ももちませんでした。馬南慈は、李牧の副官として戦っていました。李牧は趙を苦しめた匈奴を討つことに成功し、向こう十数年、趙は匈奴からの侵攻はなくなりました。
【キングダム】馬南慈に対する世間での評判や人気
『キングダム』の馬南慈は登場シーンは多くはありませんが、見た目通りとても強く、インパクトがある武将です。様々な戦いで活躍してきた馬南慈は、世間ではどう思われているのでしょうか。
「挟撃戦」では王翦に追い詰められ、李牧軍は絶体絶命の危機に陥ります。しかし李牧には策がありました。そして王翦の前に馬南慈が現れたのです。これには王翦は驚かされました。李牧の戦略は、「挟撃には挟撃で返す」でした。この後の馬南慈の活躍は凄かったです。
『キングダム』には、秦国にもその他の国にも、強くて魅力的な武将がたくさん登場します。馬南慈もその一人です。鬼のような強さで敵を圧倒する馬南慈は、知力もあり、味方にいるととても心強い存在です。
『キングダム』の挟撃戦は、見どころがある戦いでした。王翦と李牧による頭脳の戦いです。王翦も李牧も挟撃により危機に陥ります。馬南慈は王翦を追い詰めますが、それを阻止したのが蒙恬でした。馬南慈と蒙恬との戦いは、誰もが馬南慈が勝つと思ったことでしょう。しかし蒙恬は捨て身の攻撃で、馬南慈に右目を負傷させています。
【キングダム】馬南慈は趙左翼三将の一人で強いキャラだった
『キングダム』の馬南慈は、李牧軍で随一の強さを持つ武将です。長年、 雁門関で李牧と共に戦っていました。武力に加え知力もあり、敵に回したらやっかいな相手です。戦いに本気になるまでに時間がかかりますが、本気になったら誰も止められません。『キングダム』の馬南慈は、史実には登場しませんが、秦軍の前に大きな壁となって立ちはだかります。
この記事のライター
ささめ
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。