【鬼滅の刃】愈史郎(ゆしろう)の能力は?珠代との関係や活躍シーンも
本記事では『鬼滅の刃』で珠代と一緒に行動をしている鬼である愈史郎(ゆしろう)の能力や珠代との関係、『鬼滅の刃』での活躍シーンを徹底解説します。また愈史郎の血鬼術や強さ、鬼になった経緯や名言、愈史郎の声を担当した声優なども合わせて紹介します。
目次
【鬼滅の刃】愈史郎とは?
『鬼滅の刃』の愈史郎(ゆしろう)とは、主人公である竈門炭治郎が浅草で出会った人物です。美しい珠代という女性と共に行動しており、珠代と愈史郎の正体は鬼であることがわかりました。そんな愈史郎の能力や強さ、珠代との関係や『鬼滅の刃』本編での活躍シーン、愈史郎の死亡説や担当している声優、名言やファンからの評価について紹介します。
愈史郎のプロフィール
『鬼滅の刃』の愈史郎(ゆしろう)は書生のような格好をしている青年の鬼です。鬼の珠代と一緒に行動をしており、珠代によって鬼になりました。少年から青年のような見た目ですが、実年齢は35歳です。普段は冷静でクールな性格をしていますが、珠代のことを心から敬愛しており、珠代に無礼な態度をとる者には容赦はありません。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は吾峠 呼世晴 (ごとうげ こよはる)による少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた作品です。「鬼滅」の愛称で親しまれ、社会現象になるほどの人気作品となりました。『鬼滅の刃』は完結しており、単行本は全23巻となっており、単行本累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破しています。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」が放送され、劇場版アニメ『無限列車編』も公開されました。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』は炭焼小屋の息子である竈門炭治郎を主人公にした物語で、家族を鬼に惨殺され、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼にされてしまいました。禰豆子を人間に戻すために鬼を倒す「鬼殺隊」に入隊し、新たな仲間と出会い、成長していきます。鬼殺隊の任務で浅草に行った炭治郎と禰豆子は、そこで鬼の原点である鬼舞辻無惨と出くわしました。鬼舞辻無惨は通行人を鬼に変えて混乱を起こしますが、突然現れた珠代と愈史郎に助けられます。
【鬼滅の刃】愈史郎の能力や珠代との関係
『鬼滅の刃』の愈史郎の能力は一体どれほどなのでしょうか。また、珠代や炭治郎とはどのような関係なのでしょうか。愈史郎の血鬼術の能力や強さ、鬼になった経緯や、珠代や炭治郎との関係性について紹介します。
愈史郎の能力や血鬼術
愈史郎は浅草で出会った鬼で、鬼の珠代と共にいる青年です。そんな愈史郎はどのような血鬼術を使うのでしょうか。またどのような能力を持っているのでしょうか。愈史郎の身体能力と血鬼術について紹介します。
愈史郎の身体能力の高さ
愈史郎は鬼舞辻無惨が生んだ鬼ではありませんが、鬼としての身体能力や再生能力は備わっています。人を食べたことがないので他の鬼には劣りますが、人間を遥かに凌駕するほどの回復力があり、頭を撃ち抜かれても再生することができます。また、薬学や医療に精通していることもあり、鬼殺隊として無限城にいたときは隊士の治療をして回っていました。
愈史郎の血鬼術は「紙眼」
愈史郎の血鬼術は「紙眼」という視力に関する血鬼術です。目の模様が書かれた紙を貼ることで、相手の視覚に映る景色を書き換えて姿をくらませたり、他人の額に紙を貼ることで視覚を共有することができます。愈史郎は珠代や自分、自分たちの住処や匂いや気配をも消し、浅草に潜んでいました。また炭治郎の額に目の模様を書いた紙を貼り、毬の起動を見せることもできました。
愈史郎が鬼になった経緯
愈史郎は鬼になる前は人間でした。人間として生きていた頃に病気になり、余命幾ばくもないときに珠代に出会います。珠代は苦しんでいる愈史郎に人でなくなっても生き永らえたいかと問います。その問いに答え、珠代は人間を鬼へと変える治療を行い、愈史郎の病を治しました。愈史郎は珠代によって鬼へとなったので、鬼舞辻無惨の呪いは外れています。生きていくのにすこしの血が必要なだけで、人間を食べる必要はありませんでした。
愈史郎と珠代の関係
愈史郎は珠代を敬愛し、珠代に近づく者がいれば容赦なく攻撃を加えます。炭治郎が思わず珠代に年齢を聞いたときは、愈史郎が炭治郎に右ストレートを食らわせていました。愈史郎は珠代と二人で過ごす時間を何よりも大切にしており、常に珠代のことを考えています。テレビアニメのミニコーナーでは「珠代様観察日記」という物を毎日つけていることがわかりました。お館様が使わせた鎹鴉によって珠代が動揺すると、その気配を察知して掃除をしていた愈史郎が階段を転げ落ちてくるシーンもありました。
愈史郎と炭治郎の関係
愈史郎と炭治郎の関係は、初対面はあまり良いものではありませんでした。愈史郎は禰豆子を見て一言「鬼じゃないか。しかも醜女(しこめ)だ」と言います。それを聞いた炭治郎は珍しく怒り、街でも評判の美人だったと言い返します。また珠代の隠れ家に鬼が襲撃に来たときは、珠代に炭治郎と禰豆子を囮にして逃げることを珠代に提案しています。しかし珠代の表情を見て、一瞬で「冗談です!!」と言いました。
【鬼滅の刃】愈史郎の活躍シーンやその後
『鬼滅の刃』の愈史郎は本編で一体どのような活躍をしたのでしょうか。愈史郎の活躍シーンと名言、愈史郎の死亡説について紹介します。
愈史郎の無限城での活躍
愈史郎は無限城の戦いで鬼殺隊に紛れ込み、怪我をした隊士達の治療をして回っていました。獪岳と戦った善逸を助けたり、血鬼止めという治療薬を投薬して回っているうちに、恋柱の甘露寺蜜璃と蛇柱の伊黒小芭内が鳴女と戦っている場面に出くわします。愈史郎は鳴女に気づかれずに近づき、鳴女の視覚を操って鬼舞辻無惨に柱の二人が死んだような光景を見せます。死んだと見せかけた二人を鬼舞辻無惨のもとへ向かわせ、不意を打つことができました。また鳴女の能力を乗っ取り、鬼舞辻無惨や柱や隊士達を無限城から出すこともできました。
愈史郎は死亡した?現代でも生きている?
『鬼滅の刃』では鬼舞辻無惨は死亡し、全ての鬼は消え去りましたが、珠代が作った鬼である愈史郎だけは生きていました。愈史郎は死ぬつもりだったのかもしれませんが、炭治郎に珠代を覚えていられるのは愈史郎だけだと言われ、炭治郎達の死後も一人で生きています。戦いの後は画家として生活しており、珠代の絵を書き続けています。
愈史郎の名言
いつも珠代のことを考えている愈史郎ですが、珠代以外の人物にはキツイ言い方をしていました。しかし自分が認めた相手には少し柔らかい言い方になったりもしており、そんなツンデレな部分が人気の理由でもあったりします。そんな愈史郎の名言を紹介します。
愈史郎の名言①「お前の妹は…」
お前の妹は美人だよ
出典: bookwiz.me
愈史郎は禰豆子を見たときに醜女(しこめ)だと言い、炭治郎はそれに怒りました。珠代の隠れ家を襲撃してきた鬼を倒し、禰豆子が珠代と愈史郎を守るべき人間だと判断して守ったことに対して、珠代は涙を流して感謝していました。その姿を見て炭治郎と禰豆子を見送るときに、最後に言った言葉が「お前の妹は美人だよ」です。その一言で炭治郎も笑顔になり、炭治郎と禰豆子と別れました。
愈史郎の名言②「珠世様は今日も美しい…」
珠世様は今日も美しい きっと明日も美しいぞ
出典: bookwiz.me
炭治郎と珠代が禰豆子や他の鬼になってしまった人を人間に戻す方法を真剣に話し合っているときの愈史郎の脳内のセリフです。愈史郎は常に珠代のことを考えており、どんなときでも珠代のことを優先します。愈史郎の珠代への愛がわかるシーンとなっています。
愈史郎の名言③「今からお前を地上へ…」
今からお前を地上へ叩き出してやる!
出典: bookwiz.me
珠代は自分もろとも鬼を人間に戻す薬を鬼舞辻無惨に投与します。珠代は無惨によって消されてしまいました。愈史郎は一人で無惨の元に行く珠代を必死に止め、自分もついていくと言いましたが、珠代に止められました。最愛の珠代を亡くした悲しみと無惨への恨みで、涙を流しながら鳴女を操り、無惨を無限城から地上へ出そうとしています。
【鬼滅の刃】愈史郎の声優
珠代を敬愛している愈史郎の声を担当したのは誰なのでしょうか。愈史郎を担当した声優のプロフィールや主な出演作品を紹介します。
愈史郎の声優は「山下大輝」
『鬼滅の刃』の愈史郎の声を担当したのは山下 大輝(やました だいき)さんです。キャストコメントでは「炭治郎に対しては口が悪く怖い印象ですが、珠代に対しては本当にあれ 笑」とコメントをしていました。
山下大輝のプロフィール
- 役名:愈史郎(ゆしろう)
- 名前:山下 大輝(やました だいき)
- 生年月日:1989年9月7日
- 血液型:A型
- 出身地:静岡県
- 所属:アーツビジョン
山下大輝さんはディズニー映画『アラジン』のジーニーの吹き替えを担当した山寺宏一さんに憧れ、声優の仕事を知ったと話しています。初めはミュージカルが好きで歌の勉強をしていましたが、「やっぱりお芝居がやりたい」と思い日本ナレーション演技研究所に入所します。2012年に『リトルバスターズ!』の生徒B役で声優デビューとなり、『ガイストクラッシャー』の白銀レッカ役で初主演となりました。
山下大輝の主な出演作品
山下大輝さんの主な出演作品は『僕のヒーローアカデミア』緑谷出久、『弱虫ペダル』小野田坂道、『ポケットモンスター』ゴウ、『ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風』ナランチャ・ギルガ、『ガイストクラッシャー』白銀レッカ、『あんさんぶるスターズ』朔間凛月、『うたの☆プリンスさまっ♪』天草シオン、『俺を好きなのはお前だけかよ』ジョーロ〈如月雨露〉、『ダンス・ダンス・ダンスール』村尾潤平などです。
【鬼滅の刃】愈史郎に対する世間での評判や人気
『鬼滅の刃』では鬼舞辻無惨が死亡し、全ての鬼も死亡していなくなりました。しかし愈史郎は珠代が作った鬼なので死亡せずに生き残っていました。珠代を喪った愈史郎はその後どういう生活をしていたのは気になる方も多いようです。
愈史郎が無限城で落ちていく獪岳に言ったセリフも名言の一つです。愈史郎は獪岳と共に落ちていく善逸を助け、消えていく獪岳に「人に与えない者はいずれ人から何ももらえなくなる」と言います。愈史郎の言葉にその通りだと言うファンの声もありました。
愈史郎は無限城で傷ついた隊士を治療したり、鳴女を操って無限城を動かしたりと活躍していました。そんな愈史郎の力になろうと、鬼殺隊士が「俺を喰え!!」と言いますが、物凄い形相でうるさい黙れと言われてしまいます。このシーンも人気で、愈史郎が好きだという声もたくさんありました。
【鬼滅の刃】愈史郎の血鬼術は「紙眼」だった
『鬼滅の刃』の愈史郎の能力や本編での活躍、死亡説や珠代との関係、鬼になった経緯などを紹介しましたが、いかがでしょうか。愈史郎は死亡しておらず、浅草や無限城での戦いで活躍した人物です。血鬼術の「紙眼」は無限城の戦いでもとても活躍した技となっていました。また『鬼滅の刃』を見る際は、愈史郎の能力や活躍についても注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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