【鬼滅の刃】珠世がかわいいくて美しいと話題!無惨との関係や声優も紹介
『鬼滅の刃』に登場する珠世(たまよ)は作中のキャラクターからも称賛される美貌の持ち主ですが、ファンからも「美しい」「かわいい」と評判です。珠世の「美しい」面と「かわいい」面、それぞれの魅力を紹介しながら、他のキャラクターとの関係などについても解説します。
目次
珠世とは
珠世は『鬼滅の刃』に登場するキャラクターで、敵の首魁・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)から人食い鬼にされた悲しい過去を持つ女性です。鬼でありながらも主人公たちに協力し、無惨を倒す一手を担いました。
珠世は結い髪で着物姿の美しい女性として描かれており、作中のキャラクターからもその美貌を称賛されています。常に憂いをおびたような表情と艶やかな外見に、優しくも芯の強い内面を兼ね備えた魅力的なキャラクターで、ファンからの人気も高いです。感情の起伏があまり見られないキャラクターではありますが、時折見せる表情の変化は「かわいい」と評判です。
珠世のプロフィール
珠世は身長150cmで体重40kgの小柄な女性で、いつも結い髪で着物を着ています。鬼でありながらも人を襲うことはなく、読書と花の手入れが趣味の優しい性格です。医師として市井で働きながら、各地を転々と移り住んで隠れるように暮らしています。医師という立場のため、人々から「輸血」と称して血液を貰い、人を襲わずとも飢えることなく暮らせています。
珠世は外見年齢の設定は19歳ですが、珠世が鬼になったのは作中時間で400年以上前のこととされています。かつては夫と子供がいたようですが、鬼になった際に珠世自ら殺してしまっており、自暴自棄になって人を襲っていたこともあるようです。ただしその後に更生しており、主人公と出会った時点では前述の通り人を襲うこともなくなっています。
鬼滅の刃の概要
珠世というキャラクターについてここまで説明してきましたが、珠世が登場する『鬼滅の刃』がどのような作品であるかについても、軽くご紹介します。
『鬼滅の刃』は「週刊少年ジャンプ」で2016年から連載されていた漫画で、作者は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生です。ufotable制作のアニメともども、老若男女問わず人気の作品です。2020年に漫画本編は完結していますが、アニメ版は原作漫画のエピソード全てを網羅していないため、漫画の内容を追う形のアニメ続編の制作が決定しています。
鬼滅の刃のあらすじ
主人公は炭焼きを家業としている少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)。炭治郎がある日家に帰ると、家族が人食い鬼に惨殺され、生き残った妹の禰豆子(ねずこ)も人を襲う鬼に変わっていた、というところから物語は始まります。禰豆子を人間に戻す方法を探す過程で、炭治郎は鬼と人間との闘いに身を投じることになります。
鬼と闘う日々の中で、炭治郎は珠世に出会います。珠世は鬼でありながらも人を襲わず、むしろ医師として人を救っているという珍しい存在でした。珠世と炭治郎は「鬼を人間に戻す薬」を開発し、更には鬼の首魁である無惨を倒すために協力することになります。『鬼滅の刃』は様々な出会いと別れを経験しながら成長した炭治郎が無惨を討ち、平穏な暮らしを取り戻すまでの物語です。
珠世がかわいいくて美しいと話題に
珠世は前述の通り、作中のキャラクターからも「美しい」と評される美貌の持ち主ですが、『鬼滅の刃』のファンからも「美しい」そして「かわいい」と人気のキャラクターです。
ファンが「美しい」「かわいい」と珠世を称賛するのは、作中のどういったシーンでしょうか。珠世がファンから「美しい」そして「かわいい」と言われているシーンの一部をまとめてみました。
かわいい・美しいシーン①竈門炭治郎たちと初めて出会う
珠世が初めて物語に登場し、炭治郎たちと出会うシーンです。漫画では第2巻収録の14話、アニメでは「竈門炭治郎立志編(かまどたんじろうりっしへん)」の第8話となります。任務で浅草を訪れた炭治郎の前に現れ、能力を使って混乱する状況から炭治郎たちを救ったのが珠世の初登場シーンでした。「突如現れた謎の美女」というシチュエーションも人気の一つなのでしょう。
かわいい・美しいシーン②割烹着姿
薬の調合などの作業中には、割烹着を着ることもある珠世。珠世が割烹着姿でいるシーンはファンから好評です。母性を感じさせる姿でもあり、未亡人のような色っぽさもある、というところでしょうか。結い髪に着物姿の珠世が割烹着を着ていると、小料理屋の女将さんのようでもあり、ノスタルジックで家庭的な魅力も感じられるように思います。
かわいい・美しいシーン③悲しそうな表情
珠世は悲しく壮絶な過去を持つがゆえ、憂いのある悲しそうな表情をするシーンも多く描かれています。珠世が悲しそうな表情をしているシーンはとりわけ「美しい」と言われることが多いようです。
かわいい・美しいシーン④髪が乱れている珠世
アニメ「竈門炭治郎立志編」第10話での鬼との闘いのシーンで、いつもきっちりとまとめている前髪が乱れてしまっている珠世が、ファンの間では非常に好評のようです。珠世の髪が乱れるシーンはそう多くはないので、普段あまり見られない姿へのいわゆる「ギャップ萌え」を感じているファンも多いのかもしれません。乱れ髪の珠世には「美しい」と「かわいい」の両方の声が上がっています。
かわいい・美しいシーン⑤血鬼術を使っている姿
鬼が持つ固有の超能力「血鬼術」。鬼である珠世は、もちろん血鬼術を使うことができます。アニメで珠世が血鬼術を使うシーンでは、画面一面に花の模様が現れるという演出がありました。珠世本人の持つ魅力に、文字通り「花を添えた」効果があり、ファンからも「美しい」と好評です。
珠世の強さや能力
珠世の使う血鬼術について、先程の項目で少し触れました。珠世の血鬼術にはどのような力があるのでしょうか。 珠世が使う血鬼術の固有能力やその強さについて、ひいては珠世の鬼としての強さについて、解説していきたいと思います。
血鬼術は「惑血」
珠世の使う血鬼術の名は「惑血(わくち)」です。珠世の血の匂いが届く範囲で効果を発揮し、幻覚を見せるなど脳に作用する「惑」という字の通りの幻惑系の超能力です。珠世は前線で闘うキャラクターではないので、血鬼術も後方支援特化のタイプですが、医師として働けるほど知性の高い珠世が使うことで相手を攪乱し状況を有利にすることのできる強い効果を発揮しています。
「血の匂いの届く範囲に効果がある」という制約上、珠世が血鬼術を使う際には自らの身体を傷つけて血を流す必要があります。鬼である珠世の身体は傷もすぐに回復しますが、見た目にはとても痛々しい姿となります。自らを傷つけて血を流しながら闘う珠世の姿を「美しい」と感じるファンも一部にはいるようです。
血鬼術①視覚夢幻の香
「視覚夢幻の香(しかくむげんのこう)」は珠世の血の匂いを嗅いだ者の視覚に作用し、幻覚を見せる効果がある能力です。浅草で炭治郎たちと初めて会った際に使われた珠世の血鬼術でした。アニメ版で「視覚夢幻の香」が使われたシーンでの和柄のようなタッチで花模様が浮かぶ美しい演出は、ファンの間でも話題になっていました。
血鬼術②白日の魔香
「白日の魔香(はくじつのまこう)」は、血の匂いを嗅いだ者の思考能力を低下させて、嘘を言えなくさせる・秘密を守れなくさせるという効果のある能力です。作中では珠世の診療所を襲撃してきた鬼に対して珠世が使い、鬼を自滅させるという効果を見せていました。
血鬼術③融通無碍の香
「融通無碍の香(ゆうずうむげのこう)」は「週刊少年ジャンプ」の特別編集増刊誌である「ジャンプGIGA」に掲載された4コマ漫画に登場した能力です。「融通無碍」とは「行動や考えが自由である」という意味の四字熟語です。4コマでは自分が真面目すぎると悩んだ炭治郎に使われていますが、珠世いわく失敗したようです。成功していた場合は何が起こっていたのでしょう。
珠世と登場人物との関係
珠世というキャラクターについて、そして珠世が持つ「美しい」「かわいい」魅力について、理解が深まったかと思います。この項目では、『鬼滅の刃』に登場する他のキャラクターと珠世がどのように関わっているかを見ていきます。
『鬼滅の刃』に登場する他のキャラクターの中から、珠世と関わりの深いキャラクターの何人かをピックアップして、珠世との関係を深堀りします。
関係①鬼舞辻無惨
まず挙げられるのが、鬼の首魁である鬼舞辻無惨です。無惨は人間を鬼に変える能力を持っており、珠世も無惨に鬼にされた一人でした。人間だった頃の珠世は不治の病に侵され、家族と生きたいという願いから鬼となって生きることを選びましたが、鬼となった珠世は結果として家族を食い殺し、その後長い間、無惨の下で鬼として人々を襲っていました。
珠世と無惨の間には積年の恨みと深い因縁があります。普段は丁寧で優しい口調の珠世も無惨と対峙した際には語気が荒くなるほどです。珠世は無惨を倒すために命を懸けて結果散ってしまいますが、その最後は本懐を遂げたものであったものだと思います。
関係②愈史郎
珠世を「美しい」と称賛している代表的な作中キャラクターが愈史郎です。愈史郎は過去に珠世に命を救われた少年です。
病で死の淵にあった愈史郎は、珠世から生き永らえる代償として鬼になることを提案され、その条件を受け入れました。それ以来、珠世に付き従っています。珠世は愈史郎の命の恩人ですが、愈史郎は珠世に対して恩人以上の感情を抱いていると思われます。無惨との最終決戦の後も、愈史郎が珠世のことを想い続けながら生きていることが作中でも描かれています。
関係③竈門炭治郎
主人公の炭治郎と珠世が協力関係にある、というのは先に述べた通りです。しかし、炭治郎と珠世の関係は決してビジネスライクでドライな関係ではなく、優しい心根を持ち、深い悲しみを抱えた者同士の労り合う関係として描かれているように思います。
珠世の声優を担当したのは
儚げな美しさとかわいらしさを併せ持つ珠世の雰囲気は、アニメ化によって付いた声とも非常にマッチしています。 様々な魅力のある女性である珠世を演じた声優は、一体どんな方なのでしょうか。この項目では珠世の声優である「坂本真綾」さんについて、簡単にご紹介します。
珠世の声優は「坂本真綾」
珠世を演じた声優は「坂本真綾(さかもとまあや)」さんという女性声優の方です。坂本さんは『鬼滅の刃』の他にも数々の人気作品に出演されています。
坂本真綾のプロフィール
坂本さんは1980年3月31日生まれで、声優業のほかに女優や歌手、ラジオパーソナリティやエッセイストとしてもご活動されています。また、『鬼滅の刃』に登場する「伊黒小芭内(いぐろおばない)」役の「鈴村健一(すずむらけんいち)」さんとはご夫婦でいらっしゃいます。
坂本真綾の主な出演作品
坂本さんの出演作は数多く、珠世のような品のある落ち着いた女性の役の他にも『桜蘭高校ホスト部』の「藤岡ハルヒ」や『黒執事』の「シエル・ファントムハイヴ」のようなボーイッシュな少女役や少年の役、『鬼滅の刃』の『Fate/Apocrypha(フェイト・アポクリファ)』の「ジャンヌ・ダルク」といった闘うヒロイン役など様々です。この他にも数多くの作品にご出演されています。
珠世のかわいいさに対する世間での評判や人気
作中キャラクターだけでなく、ファンからも「美しい」と称賛されることの多い珠世ですが、「かわいい」という声があるのも確かです。ファンからはどのようなシーンで「かわいい」と言われているのでしょうか。SNSでの評判を調べてみました。
こちらの方は珠世の容姿について、「綺麗」「かわいい」と言っています。特に戦闘で髪が乱れてしまった珠世を「かわいい」と感じているようです。普段見られない姿に対して「かわいい」とときめく気持ちがあるのでしょう。
こちらはスピンオフ漫画のワンシーンから。照れて赤くなり愈史郎の肩を叩いている様子が「かわいい」ようです。本編で常に冷静な様子の珠世からは想像できない姿は確かに「かわいい」と言えます。
こちらは本編のワンシーンです。戦闘中に「炭治郎たちをおとりにして逃げる」ことを提案してきた愈史郎にショックを受けている珠世の表情やリアクションが「かわいい」ようです。普段は少し悲しげな雰囲気であまり表情を変えることもない珠世ですが、スピンオフや番外編で焦っていたり照れていたり、本編でも愈史郎に対してショックを受けるなどの「感情を見せる」シーンがあると、「かわいい」と感じる方も多いのかもしれません。
珠世がもしも〇〇だったら
さて、珠世の美しい面やかわいい面は先に記している通りです。ではもし、珠世が作中とは違った立場にあったなら、どのように振る舞っているでしょうか。
珠世がもしも「お嫁さん」なら、「幼稚園の先生」なら、「会社の上司」なら、美しくもかわいい女性である珠世の「もしも」について考えていきたいと思います。
珠世「お嫁さん」篇
珠世の優しい性格は、いわゆる「良妻賢母」タイプのように思えます。かつては夫と子供のいた珠世。珠世が病に倒れず、そして無惨と出会っていなかったら、幸福な「お嫁さん」そして「お母さん」として、あたたかい家庭で暮らしていたのかもしれません。
珠世「幼稚園の先生」篇
無惨に鬼にされる前は母親として家庭を持っていた珠世。愈史郎を時にはたしなめる一面もありますが、基本的に優しい性格をしている珠世は、とても面倒見が良く母性的な性質を持っているように感じられます。珠世が「幼稚園の先生」なら、子供たちに人気の優しい先生になるのではないでしょうか。
珠世「会社の上司」篇
医師として人の命を預かる立場にある珠世は、仕事に対して非常に責任感の強い女性であると言えるでしょう。炭治郎や愈史郎に対する声のかけ方、指示の出し方も適格で手際が良く、そして優しさのこもったものでした。「会社の上司」になった珠世は、気兼ねなく相談できて信頼できる上司になりそうです。職場としてはとても良い環境と言えるのではないでしょうか。
珠世は美しさとかわいいさを兼ね備えた女性
作中で愈史郎の言葉にショックを受けたり、愈史郎をたしなめたりする様子などがファンから「かわいい」と言われている珠世。珠世は愈史郎から繰り返し評される通りの「美しさ」を持っていますが、同時に「かわいい」女性であると言えます。
『鬼滅の刃』には様々な女性のキャラクターが登場します。珠世に限らず、『鬼滅の刃』の女性キャラクターは皆、それぞれ外見と内面に異なる「美しさ」を持っており、そして「かわいい」面もある女性だと思います。そうしたキャラクターが見せる重層的な魅力も、『鬼滅の刃』という作品の持ち味の一つだと言えるでしょう。
この記事のライター
浦谷街乃
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