【鬼滅の刃】珠世の惨烈な最後とは?死亡シーンや無惨との因縁を解説
鬼滅の刃の最後の戦いである鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との戦いは、珠世(たまよ)が命懸けで鬼舞辻無惨に吸収させた薬が活躍しました。この記事では珠世の最後の死亡シーンの解説と死亡した理由、鬼舞辻無惨との因縁などを紹介していきます。
目次
【鬼滅の刃】珠世とは
珠世(たまよ)は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の呪縛から逃れ、人間の血を少量飲むだけで生きていけるように自らの体を改造した鬼です。400年前から生きており、作中の鬼の中でも長く生きている存在です。珠世がそこまでして生きてきたのは、仇敵である鬼舞辻無惨を倒すためでした。この記事では珠世の死亡シーンと共に珠世が死亡した理由や魅力、鬼舞辻無惨との因縁などを紹介していきます。
珠世のプロフィール
珠世(たまよ)は400年前に鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって鬼にされました。珠世は当時結婚しており、子どももいました。病に臥せっていた珠世に鬼舞辻無惨は「鬼になれば生きていられる」と誘いかけ、珠世は鬼になる道を選んでしまいました。珠世は鬼になった後、鬼舞辻無惨の呪縛から逃れ、鬼舞辻無惨を殺せる機会を虎視眈々と狙っていました。薬の知識に秀でており、鬼ではあるものの人間の治療をして暮らしていました。
珠世の容姿や性格
珠世(たまよ)は19歳のときに鬼にされたので、肉体年齢は19歳のままです。非常に美しい女性で、珠世の傍にいつもいる愈史郎(ゆしろう)はいつも珠世の美しさを褒め称えています。性格は普段は穏やかですが、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)への恨みを400年持ち続ける執念深さも合わせ持っています。
珠世の魅力とは
珠世(たまよ)の魅力は、その容姿の美しさにもありますが、復讐のために自らの命をなげうつ死亡シーンにもあります。珠世は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を殺すための薬を胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)と共同開発し、無惨に吸収させて死亡しました。
珠世の能力や血鬼術
珠世(たまよ)は自らの血のにおいが及ぶ範囲にに幻惑系の効果を与える血鬼術(けっきじゅつ)・惑血(わくち)という力を持っています。血鬼術・白日の魔香(はくじつのまこう)という自白剤のような効果をもたらす技を使い、朱紗丸(すさまる)という鬼に決して口にしてはいけない鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の名を口にさせて鬼舞辻無惨の呪いによって殺した場面もありました。頭をつぶされても即座に回復するなど鬼としての能力も持っています。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は完結している漫画で、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生が連載していました。美麗な映像でアニメ化されたことにより人気に火がつき、年齢を問わず愛される漫画となりました。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼滅の刃は妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)を鬼にされてしまった主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が妹のために刀をとり、超回復能力と常軌を逸した力を持つ鬼を相手に命懸けの戦いに挑む物語です。竈門炭治郎は次々に死亡する仲間の死を乗り越えて、想いをつないで強くなっていきます。
珠世の惨烈な最後とは
珠世(たまよ)は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との最終決戦で、胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)と共に開発した薬を鬼舞辻無惨に投与することで、鬼舞辻無惨を倒すことに貢献しました。その際に死亡してしまいましたが、自分が死亡することで鬼舞辻無惨を殺すことができるのなら、珠世はためらいませんでした。珠世を愛していた愈史郎(ゆしろう)は愛する人の頼みを断れず、珠代の死を受け入れます。そんな珠世の最後の戦いである死亡シーンについて紹介します。
珠世の最後の戦い
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の自爆に巻き込まれて弱ったところに、珠世(たまよ)は蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)と共に開発した薬を握り込んだ拳を吸収させました。この薬を吸収させるためには鬼舞辻無惨に接近する必要があり、死亡してしまうことはまず間違いありませんでしたが、珠世は愈史郎(ゆしろう)を説得してこの戦いに挑みました。
珠世の死亡理由や死亡シーン
珠世(たまよ)が胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)と共に開発した薬を分解するために、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は肉の繭の中に閉じこもります。珠世は繭の中でできる限り時間を稼ぎましたが、最後は鬼舞辻無惨に頭部を破壊され、喰われて死亡しました。
珠世の死は計画通り
珠世(たまよ)はこの作戦によって自分が死亡することを承知していました。鬼になり、大切な人を食い殺し、他にも大勢の人間を食い殺した過去がある珠世はその罪を償うために、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)と死ぬことを選んだのです。
珠世の作成した薬の効果
珠世(たまよ)が胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)と共同開発した薬には4つの効果がありました。その効果は最終決戦においてじわじわと効果を現し、鬼殺隊を有利な状況に運びました。この薬の4つの効果について解説します。
効果①鬼を人間に戻す
鬼を人間に戻す薬を投与することによって、珠世(たまよ)は傷を付けられても即座に回復してしまう鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の力を弱らせることを狙っていました。この薬は竈門禰豆子(かまどねずこ)にも投与されています。しかしこの効果を無惨は分解してしまいました。この効果が分解された時点から2つ目から4つ目の効果が発現するように開発されています。
効果②老化させる
平安時代から生き続ける鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は鬼の力によって若い肉体を保ち続けていましたが、この老化の薬を投与することによって無惨を1分間で50年老化させる効果があります。
効果③分裂を阻止する
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は初代日の呼吸の使い手である縁壱(よりいち)によって一度殺されかけています。肉体を1500程の肉塊に分解されても尚、鬼舞辻無惨は生きていました。肉体の分裂によって鬼舞辻無惨を逃がさないようにするために、この薬は鬼舞辻無惨に投与されました。
効果④細胞を破壊する
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)はこの細胞破壊の効果によって時間が経つごとに弱体化していきます。鬼舞辻無惨を鬼殺隊が倒せるように、珠世(たまよ)は鬼舞辻無惨をとことん弱体化させる薬の効果を開発しました。
鬼舞辻無惨との因縁
はじまりの呼吸である日の呼吸の使い手・縁壱(よりいち)が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)と出会った際に、珠世は鬼舞辻無惨の傍に控えていました。珠世がなぜ鬼舞辻無惨と共にいたのか、また珠世と鬼舞辻無惨の因縁とは何かを紹介します。
珠世が鬼になった理由
珠世(たまよ)は人間だった当時、夫と幼い子どもがいました。病にかかり、余命があとわずかであることを察していた珠世の前に鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は現れます。このままでは子どもが大人になるのを見届けることなく死亡してしまうとわかっていた珠世が「病で死にたくない」と言い、鬼舞辻無惨は珠世を鬼化しました。
珠世が鬼になった末・・・
鬼となり我を失った珠世(たまよ)は大切な夫と子どもを食べて死亡させてしまいました。絶望し、自暴自棄になった珠世はその後多くの人間を殺して食べていたそうです。
鬼舞辻無惨と共に行動
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の呪縛によって支配されていた当時、珠世(たまよ)は鬼舞辻無惨の傍に控えていました。珠世の血鬼術は幻惑系の効果があり、相手の視界を奪うことができるため、いざというときに逃げるために傍に置いていたと考えられます。
珠世と登場人物の関係
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が縁壱(よりいち)によって弱体化させられた際に、鬼舞辻無惨の呪縛を解いた珠世(たまよ)は薬の知識を活かして医者のまねごとをしながら鬼舞辻無惨を殺すことのできる機会をうかがっていました。その中で珠世が築いた人間関係について紹介します。
愈史郎との関係
愈史郎(ゆしろう)は200年の間に珠世(たまよ)が唯一鬼にした人間です。愈史郎は珠世のことを命の恩人として感謝すると共に心から愛していました。愈史郎は珠世の傍を片時も離れず、珠世のことを守ってきました。ですが、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との最終決戦では、愈史郎は珠世からの願いで傍を離れ、鬼殺隊の援護をしています。珠世が殺された際に愈史郎は激昂していました。
珠代は愈史郎と茶々丸を鬼にした
珠世(たまよ)は使い猫として茶々丸という三毛猫を鬼にしています。愈史郎(ゆしろう)の能力を借りて姿を消したり表したりする賢い猫であり、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す薬を珠世に開発してもらうために鬼から採取した血液を運搬する仕事をしていました。
お館様との関係
鬼殺隊の頭でるお館様こと産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すために手段を選びませんでした。胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)に鬼である珠世(たまよ)と共に薬を共同開発することを提案しています。鬼舞辻無惨と共に自爆することによって死亡していますが、これは珠世が鬼舞辻無惨に薬を投与するための作戦でした。
胡蝶しのぶとの関係
珠世(たまよ)と共に薬を共同開発することになった胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)は姉や継子(つぐこ)を鬼に殺されており、鬼に対して強い憎悪と殺意を抱いていました。鬼である珠世にも胡蝶しのぶは当然その感情を向けましたが、愈史郎(ゆしろう)の牽制によりふたりの関係はピリピリしていたようです。
珠世の名セリフ
命懸けで鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に薬を投与するた高いに挑んだ珠世(たまよ)の名言を紹介します。
名セリフ①「お前を殺す為にお前より強くなる必要はない お前を弱くすればいいだけの話」
最強で最悪である鬼・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すために、珠世(たまよ)は鬼舞辻無惨を弱体化させる薬を開発しました。死して尚、鬼舞辻無惨に語りかける珠世の殺意は相当なものであったことを感じさせられます。
名セリフ②「守っていただかなくても大丈夫です 鬼ですから」
朱紗丸(すさまる)と矢琶羽(やはば)に襲われた際に、守ろうとしてくれる竈門炭治郎(かまどたんじろう)に珠世(たまよ)が言った言葉です。珠世も愈史郎(ゆしろう)も鬼であるため、頭をつぶされても回復します。竈門炭治郎が戦いに集中できるように、気遣っての発言です。
名セリフ③「武運長久を祈ります」
竈門炭治郎(かまどたんじろう)が妹の禰豆子(ねずこ)とこれからもずっと一緒に戦い続けることを選んだ際に、珠世(たまよ)がふたりを送り出すために発言した台詞です。「武運長久」とは戦いに赴く人がいつまでも無事であることを祈る言葉です。
珠世の声優を担当したのは
豪華なキャスティングでも話題を呼んだアニメ鬼滅の刃。珠世(たまよ)の声優も有名声優が起用されました
珠世の声優は「坂本真綾」
珠世(たまよ)の声優は坂本真綾(さかもとまあや)さんが担当しました。落ち着いた艶のある声が珠世のイメージにぴったりでした。
坂本真綾のプロフィール
坂本真綾(さかもとまあや)さんは1980年3月31日生まれの声優であり歌手です。8歳から子役として活躍している大ベテランで、2011年8月8日に蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)の声優を担当している鈴村健一(すずむらけんいち)さんと結婚しています。2021年12月に妊娠を発表しました。
坂本真綾の主な出演作品
坂本真綾さんは舞台女優としても活躍しており、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役も努めたことがあります。声優としても数々の作品に出演しており、ファイナルファンタジーⅩⅢのライトニングやRe:ゼロから始める異世界生活のエキドナなどが有名です。
珠世の最後に対する世間での評判や人気
愈史郎(ゆしろう)が作中で何度も口にしているようにファンからも「珠世(たまよ)様は今日も美しい」と慕われるキャラクターでした。最後の戦いでは復讐を果たし、死んだ後も活き活きと鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を煽る姿から、最終回まで「珠世様は今週も美しい。来週もきっと美しいだろう」と親しまれていました。珠世の命懸けの最後にファン達は鬼殺隊士たちが、彼女の命を無駄にすることなく鬼舞辻無惨を倒すことを祈りました。
珠世がもしも〇〇だったら
ここからは珠世(たまよ)がもし○○だったら、という妄想を紹介します。
珠世「母親」篇
珠世(たまよ)は人間だった頃に子どもがいたため、もしも珠世が母だったら優しく成長を見守ってくれることでしょう。愈史郎(ゆしろう)の暴言を叱るシーンもあるため、悪いことは悪いという教育をきちんとしてくれそうです。
珠世「会社の上司」篇
珠世(たまよ)が会社の上司だったら、母のような視線で部下を教育してくれるはずです。傍を離れたがらない愈史郎(ゆしろう)を鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すために遠ざけた頑固さは、会社員として評価されることもあるかもしれません。
珠世「スナックのママ」篇
珠世(たまよ)は着物を着ていることと漂う色気から、スナックのママだったらという妄想もふくらみます。原作では医者として人間の治療もしているそうですから、お酒を飲みながらじっくり話を聞いてくれそうです。
珠世は鬼舞辻を倒すために命をかけた
珠世(たまよ)は宿敵である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すために命をかけて戦いました。その美しくも強い姿に、愈史郎(ゆしろう)だけではなく、ファンも大きく心を動かされました。最終決戦で鬼殺隊が鬼舞辻無惨を撃破できたのは、珠世の活躍があったからこそできたことです。
この記事のライター
兎本
なんでも書くライターです。 好きな漫画は「妖狐×僕SS」「銀魂」「SKET DANCE」です。
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