【鬼滅の刃】英語吹き替え版の声優が死亡?出演作品をまとめて紹介
英語吹き替え版『鬼滅の刃』の声優であるビリー・カメッツさんが亡くなり、日本でもニュースとなりました。本記事では、ビリー・カメッツさんの死亡理由や死亡時期について解説します。また、声優のビリー・カメッツさんが出演した、鬼滅の刃以外の主な出演作品も紹介します。
目次
【鬼滅の刃】累とは?
累のプロフィール
『鬼滅の刃』に出てくる累は、炭治郎たち鬼殺隊と敵対する鬼の1人です。那田蜘蛛山に住んでいて、十二鬼月の中では下弦の伍に位置しています。身長は130cm、体重は30kgで、見た目は小さな子供のようです。蜘蛛の糸を自由自在に操り、相手を切り刻むことができます。鬼滅の刃の累は「家族の絆」にこだわっており、暴力や恐怖による支配でかりそめの家族を作ろうとしていました。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画で、2016年から2020年にかけて連載されていました。単行本は全部で23巻発売されており、電子版を含む累計発行部数は1億5,000万部を超しています。鬼滅の刃の舞台は日本の大正時代で、鬼殺隊と鬼たちによるバトルをメインに描いた作品です。テレビアニメや舞台、ゲームなど、さまざまなメディアに展開されています。
鬼滅の刃のあらすじ
少年の竈門炭治郎は、炭焼をしながら亡くなった父親に代わって家計を支えていました。貧しくても平穏な暮らしをしていた炭治郎でしたが、ある日家族が鬼に惨殺されるという事件が起こってしまいます。妹の禰豆子だけ唯一生き残りますが、鬼の血が体内に入ったことで鬼と化してしまいました。炭治郎は妹を人間に戻す方法を探すため、家族を襲った鬼を追うことにします。炭治郎は2年間の修行を経て鬼殺隊に入り、鬼の討伐に向かうのでした。
【鬼滅の刃】累の英語吹き替え版の声優が死亡?
世界的にもヒットした鬼滅の刃には、英語吹き替え版の作品も存在します。英語吹き替え版で累の声を担当していたのは、アメリカで声優として活躍していたビリー・カメッツさんです。ビリー・カメッツさんは、鬼滅の刃を始めとした日本アニメの吹き替えを多く担当していた人気声優です。
ビリー・カメッツさんはこれからの活躍も期待されていましたが、残念ながら死亡したというニュースが流れました。ビリー・カメッツさん死亡のニュースには、日本のファンからも驚きの声が上がっていました。ここでは、ビリー・カメッツさんの死亡時期や死亡理由について解説します。
ビリー・カメッツは鬼滅の刃の英語吹き替え版の累の声優
ビリー・カメッツさんは、アニメやゲームの吹き替えで活躍していたアメリカの声優です。生まれはアメリカのペンシルバニア州ランカスターで、生年月日は1987年3月22日です。2016年にロサンゼルスに移住し、ミュージカルのアラジン役でデビューしました。声優としても活動を始め、日本アニメの英語吹き替え版にも多く出演しています。2020年には、第4回クランチロールアニメアワードでベストVAパフォーマンス賞を受賞しました。
ビリー・カメッツが死亡したのはいつ?
声優のビリー・カメッツさんが死亡したのは、2022年6月9日のことでした。ビリー・カメッツさんは医療費などをカバーするため、GoFundMeという支援サイトを立ち上げていました。その支援サイトの代表者であるA・ジニー・マクマヌスさんが、ビリー・カメッツさんの死亡を伝えました。ビリー・カメッツさんはまだ35歳という若さで死亡したため、多くの人が早すぎる死を嘆いていました。
ビリー・カメッツが死亡した理由
ビリー・カメッツさんの死亡理由は、ステージ4の結腸癌です。ビリー・カメッツさんは2022年4月26日、結腸癌になったことや、癌が他の部位に転移していることなどを公表しました。ビリー・カメッツさんは癌と診断されたことで声優活動を中断し、ペンシルバニア州に戻りました。ビリー・カメッツさんは癌を公表した際、癌と戦い続けると力強いコメントをしていました。しかし、癌がかなり進行していたため、発表から数週間で帰らぬ人となってしまいました。
【鬼滅の刃】累の英語版声優・ビリー・カメッツの出演作品
出演作品①進撃の巨人(ニコロ)
『進撃の巨人』は、別冊少年マガジンで連載していた漫画です。英語版でのタイトルは、「Attack on Titan」です。声優のビリー・カメッツさんは、英語吹き替え版の進撃の巨人でニコロというキャラを担当しています。ニコロはマーレ編から登場するキャラで、もとはマーレ軍の兵士でした。日本語版のニコロを演じている声優は、花輪英司さんです。
出演作品②盾の勇者の成り上がり(岩谷尚文)
『盾の勇者の成り上がり』は、ライトノベルをアニメ化した作品です。英語吹き替え版で声優のビリー・カメッツさんが担当したのは、主人公の岩谷尚文です。この作品でビリー・カメッツさんは大きく評価され、最優秀声優賞を受賞しました。英語吹き替え版のタイトルは「The Rising og the Shield Hero」で、日本語版の声優は石川界人さんです。
出演作品③プロメア(ガロ・ティモス)
『プロメア』はTRIGGERが制作したアニメ映画で、多くの人気俳優が声優を務めたことでも話題の作品です。プロメアは架空の世界の救命消防隊の活躍を描いたアニメで、消防庁とのタイアップも行われました。英語吹き替え版でビリー・カメッツさんが演じたのは、主人公のガロ・ティモスです。日本語版では、俳優の松山ケンイチさんが声優を務めています。
出演作品④ポケットモンスター(レンジ)
『ポケットモンスター』は、テレビアニメのポケットモンスターシリーズの7作目の作品です。ポケットモンスターシリーズはゲームだけでなく、アニメも海外で人気があります。シリーズ7作目のアニメ・ポケットモンスターは、「Pokemon Journeys:The Series」というタイトルでアメリカで放送されました。ビリー・カメッツさんが英語吹き替え版で演じたのは、サクラギ研究所の所員であるレンジです。日本語版では、声優の観世智顕さんがレンジを担当しています。
出演作品⑤ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(東方仗助)
『ジョジョの奇妙な冒険』は、もともと週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。2005年からは掲載先がウルトラジャンプに変わりましたが、現在でも連載が続いている人気漫画です。英語吹き替え版では、「JOJO'S BIZARRE ADVENTURE」というタイトルで放送されています。声優のビリー・カメッツさんが担当したのは、ジョジョの奇妙な冒険の第4部の主人公である東方仗助です。英語圏では、ビリー・カメッツさんの代表作として知られています。
【鬼滅の刃】累の日本版の声優
鬼滅の刃の英語吹き替え版では、鬼の累の声をビリー・カメッツさんが担当していました。日本語版で累を演じたのは、声優の内山昂輝さんです。塁は感情の起伏がないような淡々とした喋り方をしますが、実際は暗い闇や「家族が欲しい」という純粋な気持ちを併せ持つ複雑なキャラです。
累が内に抱えている感情までも、内山昂輝さんは見事に表現しています。累の声優を誰にするかの話し合いの際には、満場一致で内山昂輝のキャスティングが決まったそうです。ここでは、日本語版の鬼滅の刃で累を演じた、内山昂輝さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。
累の声優は「内山昂輝」
内山昂輝のプロフィール
内山昂輝さんは、1990年8月16日生まれの声優です。埼玉県出身で、劇団ひまわりに所属しています。劇団ひまわりへは1993年に入団し、子役としてテレビドラマに出演していました。この頃から海外映画の吹き替えも担当しており、声優としての活動も行っていました。2011年には、第5回声優アワード新人男優賞を受賞しています。さらに2015年には、東京アニメアワード2015で、アニメオブザイヤー声優賞を受賞しました。趣味は映画鑑賞や音楽鑑賞、読書やサッカー鑑賞です。
内山昂輝の主な出演作品
内山昂輝さんは2005年に『キングダム ハーツⅡ』のロクサス役を演じ、声優として注目され始めました。それ以降声優としての活動が増え、テレビアニメにも多く出演するようになります。テレビアニメの主な出演作品は、『ニセコイ』(一条楽)、『ばらかもん』(木戸浩志)、『僕のヒーローアカデミア』(死柄木弔)などです。他にも『呪術廻戦』(狗巻棘)や『ハイキュー!!』(月島蛍)などの人気作品に多く出演しています。
【鬼滅の刃】累の英語吹き替え版の声優に対する世間での評判や人気
英語吹き替え版鬼滅の刃の声優であるビリー・カメッツさんは、35歳という若い年齢で死亡してしまいました。そのため、日本の鬼滅の刃のファンからも、早すぎる死を悼む声が多く上がっていました。あまりの早い死に、衝撃を受ける人も大勢いました。
鬼滅の刃の英語吹き替え版に出演していたビリー・カメッツさんは、『おそ松さん』で松野おそ松の吹き替えも担当していました。鬼滅の刃の塁はすでに死亡しているため、この先登場することはありません。しかし、おそ松さんのおそ松は主人公でもあり、今後も吹き替えが必要になる可能性があります。そのとき、代役は誰になるのかと気にしている人もいました。
声優のビリー・カメッツさんは、日本のアニメやゲームの吹き替えを多数担当してきました。ビリー・カメッツさんが日本と海外のアニメファンの橋渡しをしてくれたことに、感謝の念を抱く人もいました。これまで日本アニメに貢献してきたビリー・カメッツさんには、多くのアニメファンが敬意を払っていました。
【鬼滅の刃】累の英語吹き替え版の声優が死亡していた
鬼滅の刃の英語版吹き替え声優である、ビリー・カメッツさんの死亡理由やこれまでの出演作品についてまとめました。ビリー・カメッツさんは鬼滅の刃以外の吹き替えアニメにも多く出演しており、日本でも知名度が高い声優です。35歳という若さで亡くなってしまいましたが、これからも多くの作品の中でビリー・カメッツさんの声は生き続けることでしょう。
この記事のライター
NR4712
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