【鬼滅の刃】里子は沼鬼に襲われた和巳の婚約者！二人は最終回で転生する？

炭治郎が鬼殺隊になって初めて任務に赴いた際そこで出会った鬼の被害者となり死亡してしまった里子。とある町で少女連続誘拐事件が発生しそれに巻き込まれてしまった彼女ですが、まずは鬼滅の刃に登場する里子についてその概要を基本プロフィールなどからまとめていきます。なお、本記事は鬼滅の刃最終回に関するネタバレも少々含まれています。閲覧の際はご注意ください。

里子は長い黒髪を大きなリボンでまとめた大正時代の女学生の格好をした少女です。両親と和巳と暮らしており年齢は16歳と予想されています。里子が鬼滅の刃作中に初めて登場したシーンでは、和巳と夜道を歩いている途中すぐ傍にいたにも関わらず忽然と姿を消してしまいました。その町で起きていた少女連続誘拐事件の犯人である沼鬼が既にその時彼女を狙っており、地中に生み出した沼の異空間に里子を攫っていったのです。

里子は和巳との婚約を予定しており登場時もお互いの未来や幸せについて仲睦まじく会話している描写もありました。時代背景から考察すると大正時代の結婚というのは子孫の繁栄などを理由になかなか自由が利かないことも多いように思われます。それでも里子は和巳と楽しげだった様子から昔からの縁から恋仲に発展し両親にも認めてもらえた仲だったのではとファンからも予想されています。その関係は残念ながら子孫を残すところに至るどころか婚約前に別たれてしまう結果となってしまいます。

鬼滅の刃は吾峠呼世晴先生によって週刊少年ジャンプにて連載された和風の剣戟奇譚です。日本の大正時代を舞台に炭治郎が妹のために鬼狩りとなる物語で分かりやすくドラマチックに描かれた本作品は2021年2月時点で累計1億5000万部を発行しています。2019年にはアニメ化も開始され2020年には劇場アニメ『無限列車編』が公開。2022年2月まででもアニメ第2期となる『遊郭編』が放送されその後の物語も既にアニメ化が決定しています。

鬼滅の刃は大正時代をベースに人を食う鬼とそれを退治する鬼狩りを描いた物語です。主人公の炭治郎はある日家族が突如死亡し深い悲しみを植え付けられます。唯一生き残っていた妹も鬼となってしまっており妹をなんとかしようと奮い立つと、その時手にした手掛かりを元に鬼殺隊に入ることを決意。妹が鬼化した謎について重大な秘密を持っているであろう鬼舞辻無惨を倒すために炭治郎の熾烈な鬼との戦いが始まっていきます。

ここでは鬼滅の刃に登場する里子の本編中での活躍及び最終回で転生したことについてまとめていきます。里子は鬼滅の刃本編中にてどのような扱いをされていたのか。また、鬼滅の刃は2020年の週刊少年ジャンプ24号にて最終回を迎えましたがそこに里子が転生しているのではと話題になっていました。その情報を真偽を確かめていきます。

里子はとある大きな町に生まれ両親の元で暮らしていると、生い立ちに関する具体的な説明は多く残されていません。平たく言えば里子は名前の知られたような大それた存在でもなく一般家庭の両親が子孫を生み大切に育てられた娘だと言えます。町の名前も特別記載がありませんが実際に炭治郎が知らせを聞きそこに向かった際の背景には、炭治郎が修行した挟霧山が北西の位置に存在していました。

里子が住んでいた町には少女を誘拐する事件が発生するようになっており、その犯人は沼鬼でした。沼鬼は16歳を過ぎた女は肉がまずくなると言うと若い女を意図的に狙って誘拐し自分の食料にしていたのです。沼鬼が捕食した少女たちの遺品を炭治郎たちに披露するとそこに里子のものと思われる大きな赤いリボンが含まれており、そこから里子が沼鬼に連れさられ死亡してしまったことが判明します。

鬼滅の刃最終回では舞台が現代の日本に切り替わります。そこで高校生たちが描かれたコマがあるとその中に里子によく似た見た目の女子高生がいるのが判明しています。見た目だけでなく彼女が発しただろうセリフにも「あっ和巳くんオハヨー」と、里子を連想させる用語が入っていることから転生したと考察できます。最終回では転生した鬼殺隊の面々も登場しており時代を経て平和になった日本で普通に暮らしている様子が描かれているのですが、里子も転生後になって和巳との幸せを取り戻そうとしているのかもしれません。

ここでは鬼滅の刃にて里子と関係性の深い人物をまとめていきます。一般の町娘であった里子ですが結婚相手や自分の両親、彼女を狙った鬼や主人公である炭治郎など、死亡してしまい自身の登場頻度は少なくともその関係は多岐に渡っています。

和巳は里子の婚約者になる男でした。年齢に関して実際に明記はありませんが15歳の炭治郎のことを子ども扱いしていたことからそれよりも年上であることが予想できます。里子とはとても仲がいいようで楽しげに会話している様子が描かれていました。ある日里子と夜道を歩いていたらいきなり消息を絶ってしまうと炭治郎と共に沼鬼を追い詰めていき、遺品から彼女が死亡してしまったことを悟ってしまい泣き崩れてしまうも新たに犠牲になろうとした少女を守り切るなど男気のある人物でもあります。 

鬼滅の刃最終回にて和巳は里子と共に高校生として登場しています。描かれたのは1コマだけで詳しい情報は定かではありませんが、転生した里子が頬を赤らめていることから里子と和巳の2人は転生後でも付き合っているのではと予想されています。どちらにせよ名前で呼び合う仲に進展しているのは間違いなく沼鬼によって関係を引き裂かれていなければという、もしもの物語を描かれているようにも見えます。

里子にとって最も近しい存在だった両親。里子には両親がおりその両親によって育てられました。両親の姿は明確に描かれてはいません。ですが身に着けていたものが時代としては高価なものであったり家の調度品なども揃っていたりと比較的裕福な家庭だったのではとファンからは考察されています。両親は娘を愛していますが彼女が行方不明になった時は一緒にいた和巳に対し父親が暴力を奮う様子が描かれていました。

里子のいる町に流れ着き少女を誘拐していた鬼です。16歳を超えると女の肉はまずくなるという嗜好を持っておりそこから少女を狙って誘拐するようになりました。炭治郎に追い詰められた時には肉がまずくなる前に食ってやったんだから感謝しろとまで発言し炭治郎を激怒させたりもしています。また、遺品を集めておく癖があり里子のリボンの他今まで食べてきた少女のかんざしなどを所持していました。

鬼狩りをする部隊鬼殺隊の当時新人剣士で鬼滅の刃の主人公でもあります。少女連続誘拐事件の知らせを聞き、鬼である可能性が高いことから里子のいる町に派遣されました。炭治郎が到着した頃には既に里子は死亡してしまっていましたが、炭治郎は沼鬼を追い詰めその敵討ちをします。沼鬼を退治し残されたリボンも和巳の手に渡しました。

ここでは2019年にアニメ化された鬼滅の刃にて里子と和巳の声を担当した声優についてまとめていきます。原作漫画で描かれた沼鬼編はアニメ化でも全編公開されており鬼滅の刃でも序盤の物語であったため数々の視聴者にその悲惨で残酷な世界観とそこで戦う炭治郎たちの姿を印象付けました。

里子の声優ですが彼女には声優があてられませんでした。その理由はセリフがないキャラクターだったからというのが最も有力で、実際にアニメで描かれた里子は登場して和巳の話を聞くだけでそのまま沼鬼に連れ去られてしまっており彼女自身のセリフは一切ありませんでした。ですが最終回にて転生した姿と共に「和巳くんオハヨー」という唯一のセリフが残されていることから最終回までアニメ化された時には声優があてられるのではとファンの間で密かに期待が高まっています。

和巳の声を担当した声優は酒井広大（さかいこうだい）さんです。第14回声優アワードにおいてゲーム賞を受賞したこともある実力派声優で、その声質は甘く優しく、そして爽やかな高めの声なのが特徴的です。少年の役を演じることが多いですが演技力の幅が広く大人の役や可愛らしい人物を演じることもあり、ファンからはピンク色のキャラクターに親和性がある声優さんだと知られています。

1986年9月30日の福岡県生まれ。血液型B型、身長170cm、EARLY WING事務所に所属しています。小学生の頃にアニメ『ポケットモンスター』を見て声優に興味を持つようになり、専門学校卒業後にエンジニアの仕事をしながら声優を本格的に目指してきました。好きな食べ物は納豆。趣味はバドミントンとゲーム。ゲームでは『テイルズオブシリーズ』の大ファンだと語っています。

声優デビューは2013年の『カーニヴァル』の世話係。初主演は2016年『迷家ーマヨイガー』の光宗を演じました。その他『ブレイブビーツ』のフラッシュビート、『A3！』の佐久間咲也、『誰そ彼ホテル』の阿島遥斗、『吸血鬼すぐ死ぬ』のメドキ、『ラングリッサー』のエルウィン、『Argonavis』の若草あおい、『オッドタクシー』の今井、『シャドーハウス』のショーンとジョン・シャドーなど、数々の作品にて活躍しています。

ここまで里子という人物や死亡した理由、彼女に関係する両親や人物に声優などをまとめてきました。最終回では子孫の系譜から転生した鬼殺隊の中でも密かに存在していた里子でしたが、そんな彼女のことを読者やアニメファンの人たちはどう思っているのでしょうか？ここでは里子に対する世間での評判や人気について実際にSNSなどからその声を調べていきます。

里子がかわいいという感想もありました。鬼滅の刃はモブキャラであってもかわいく魅力的なキャラが多いと話題になっているようです。

漫画を読みアニメも拝見したというファンも数多くいますが、そういった方の中では漫画とアニメとの違いを見つけ楽しんでいる人もいるようです。この方は炭治郎が沼鬼を倒して里子の遺品であるリボンを取返し、それを和巳に手渡すシーンにて和巳が涙ぐむ時に視界がぼやけていたことに感動を受けています。鬼滅の刃はアニメ化がされて爆発的な人気を持つようになりましたがこういった改良点がその人気を助長させているのかもしれません。

鬼滅の刃最終回を読み終えた読者の中で里子と和巳が転生した後でも繋がりがあることに救われたと語るファンがとても多かったです。鬼滅の刃最終回では大正時代の子孫や転生者が登場するという粋な計らいがされており、それまで残酷な世界で生きてきた鬼殺隊たちが死亡したキャラ含め生き生きと平和に過ごしている様子が描かれていました。登場頻度こそわずかだったものの里子と和巳がまた一緒になっていたことで幸せを感じた方も少なくないでしょう。

ここではここまで調べ上げた情報を本に里子がもしも〇〇だったらについて考えていきます。鬼滅の刃作中ではセリフもなく登場してはすぐに退場してしまい不憫な扱いを受けていた里子でしたが、もしも鬼滅の刃の世界観でなければ彼女はどんな人になり得たのか。実際に里子が学校の先生、会社の上司、彼女だったらに分けてそれぞれ予想していきます。

里子がどれほどの学力や知識を持ち合わせているのかを断定するにはあまりにも情報が足りていません。ただ、和巳の回想シーンで彼の話を聞いている時はピンと背筋を立ておしとやかな振る舞いをしているように見えました。このことから学校の先生になった場合は礼儀正しく丁寧な教え方をする先生になっているのではと思います。転生後ではありますがそこで発したセリフからでも、あまり堅苦し過ぎない、生徒にとっても馴染みやすい性格になっているかもしれません。

性格や態度というものは上記の学校の先生だったらのとほぼ同じ内容だと思います。礼儀正しい姿が評価されたり後輩にも信頼される存在になっていることでしょう。着目すべきはどんな仕事でもこなせるのではと予想できることです。里子は鬼滅の刃では自身のセリフもないにも関わらず尊い犠牲者という立場を見事に演出しており、その上沼鬼退治後にリボンを残して哀愁を漂わせるというカタルシスまで残しています。地味な仕事でも彼女ならそつなくこなしてくれるのではないでしょうか。

鬼滅の刃本編でも里子は和巳との結婚が約束されていました。和巳の回想シーン時点でそうだったのかは定かではありませんがおおよそに考えてみれば和巳とは恋人関係だったのだと思います。やはり少ない情報量での考察になってしまいますが、里子が彼女だった場合はおしとやかでその人に対して実直で誠実な人になっているのではと思います。

鬼滅の刃の里子は登場がわずかながらすぐに死亡してしまいましたが、その残酷さが鬼滅の刃という世界を一言で表してるようなものでもあります。読者やアニメファンにとっても沼鬼編は強い衝撃を与えており、同時にここまで分かりやすい物語構成だったからこそ若い人にも受け入れられたのかもしれません。里子が子孫を残したわけでもないのに最終回にて転生した理由は不明ですが、そこで唯一発せられたセリフがどうなるのか今も多くのファンが期待していることでしょう。