【鬼滅の刃】累の強さを分析!泣ける過去や生い立ちを徹底紹介!
鬼滅の刃の累は、見た目は子供の鬼ですが蜘蛛の糸の血鬼術が使え、下弦の鬼に選ばれる程の強い鬼です。家族への執着が強く他の鬼に家族の役目を与えて暮らすなど、人間時代に何があったのか気になります。この記事は鬼滅の刃の累について過去の生い立ちや強さなどをまとめます。
【鬼滅の刃】累とは?
鬼滅の刃に登場する累(るい)は下弦の鬼に属する鬼です。子供の姿をしており人間時代にどんな過去があったのか気になると話題でした。累とはどんな鬼なのかプロフィールを紹介します。
累のプロフィール
- 名前:累
- 人間時の名前:綾木累
- 鬼の席位:下弦の伍
- 血鬼術:蜘蛛の糸
- 年齢:不明
- 身長:135cm
- 趣味:あやとり
鬼滅の刃の累は那田蜘蛛山(なたくもやま)の任務で炭治郎が出会った初めての下弦の鬼です。家族への執着が強く、他の鬼に家族の役割を与え集団で山の中で暮らしていました。鬼の強さは上弦に次ぎ、下弦の中で5番目の強さの『下弦の伍』の席位を鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に与えられています。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は吾峠呼世晴著の漫画で、週刊少年ジャンプで2016年から2022年まで連載され、コミックスは全23巻で完結している作品です。2018年にアニプレックス、ufotable制作でアニメ化され、そのクオリティーの高さに多くのファンを獲得しました。また大疫による自粛生活の中、動画配信サイトで多くの層が視聴したことで、老若男女を取り込み爆発的大ヒットとなりました。
鬼滅の刃のあらすじ
大正時代の日本で炭焼きとして生計を立てていた竈門炭治郎(かまどたんじろう)の家族が惨殺されました。犯人は鬼で妹の禰󠄀豆子はかろうじて息がありましたが、禰󠄀豆子は鬼の血を浴びて鬼化してしまいます。家族の仇を討ち、禰󠄀豆子を人間に戻すため炭治郎は鬼狩りとなって鬼のを倒す道に進んだのでした。仲間や鬼殺隊の隊士、柱達と共に鬼の始祖である鬼舞辻無惨の討伐を目指します。
【鬼滅の刃】累の強さや家族
累の強さ
まず、累の強さについてまとめます。下弦の鬼の累はどのような強さを持った鬼だったのでしょうか。
累の強さ①下弦の中でも上位の強さ
鬼滅の刃の累は上位の上弦の鬼6対に次いで、下弦の鬼6体の中で5番目に強い鬼でした。上弦や下弦の鬼は鬼舞辻無惨から与えられた血の量が多く、通常の鬼と比べて桁違いの強さと言われています。累は下弦の5番目に位置していますが、その実力は実は下弦の中でも上位、上弦クラスにも匹敵する強さだったようです。しかし累本人に上位の鬼との入れ替わりの意志がなく、家族と山の中で暮らすことを優先してました。
累の強さ②家族に力を与える
累は自分の力を家族となった鬼に与えることができました。力を分け与えられた鬼は蜘蛛の糸の能力が使えるようになります。累が家族に力を分け与えなければ累本体の強さは上弦に匹敵すると無惨も評価しています。
累の強さ③弱点は冷静さを欠くこと
累は他の鬼を支配できるほどの強さを持った鬼です。しかし、幼少期に鬼になったこともあり、考え方に少し幼稚な部分があり、言うことを聞かなければ折檻するなど狂気をはらんだ性格でした。また、家族に関わる事項に対して冷静さが欠けてしまうことがあり、怒りのまま行動してしまうことが弱点と言えます。
累の血鬼術や技
鬼滅の刃の累は蜘蛛糸で様々な血鬼術を使うことができます。累が使える血鬼術『糸』がどんな技なのかまとめました。
刻糸牢
鬼滅の刃の累の血鬼術のひとつめは『刻糸牢(こくしろう)』です。累が自分の血を使って作り出す糸は鋼のような強度で、触れただけで切れてしまう鋭さがあり、この糸を蜘蛛の巣のように編んだ形で相手に打ち出すことで、対象をバラバラに切り刻むことができます。
殺目篭
累の血鬼術二つ目は『殺目篭(あやめかご)』です。鋼の強度のある糸を籠状に編み、相手をその中に閉じ込めます。その籠を縮めて対象を切り刻んでしまう血鬼術でした。中に閉じ込められてしまった場合、糸を断ち切るしか助かる方法はありません。
刻糸輪転
鬼滅の刃の累の血鬼三つ目は『刻糸輪転(こくしりんてん)』です。前の二つの血鬼術よりもさらに強い、最強硬度の糸を使って、網を作り前方に押し出しながら無数の糸を放つ血鬼術です。
累の家族
鬼滅の刃の累は他の鬼を連れてきて家族の役割を与えて暮らしていました。その偽物の家族メンバーを紹介します。
累の家族①父蜘蛛
累が作った家族で父親の役割をしている鬼です。顔が蜘蛛で体が大きく、力が強い男性的な容姿をしています。家族を守ると言う発言もあり、累の父親像が反映されていると考えられます。
累の家族②母蜘蛛
累が力を分け与えた家族で母蜘蛛もいました。見た目はかなり若い女性で、マリオネットのように糸で人間を操る力を持っています。母親ならやって当然、できないなら父さんに言い付けるなど、累の考える母親の役割を強要されていました。
累の家族③兄蜘蛛
累の擬似家族で兄の役割をしている兄蜘蛛もいます。他の鬼は人型をしていますが、兄蜘蛛は顔だけ人間で体は完全に蜘蛛でした。吐き出す毒で人間を自分と同じ蜘蛛の姿に変えてしまうことができます。
累の家族④姉蜘蛛
累は姉役の鬼も仲間にしていました。姉蜘蛛は狡賢く臆病な性格であり、一度母親役だった鬼から逃亡を持ちかけられますが、累に密告するなどしています。能力は餌にする人間を繭に閉じ込め溶かしてしまうことが出来ました。
【鬼滅の刃】累の泣ける過去や生い立ち・最期
鬼滅の刃の累の容姿は子供の姿をしていました。どうして子供の姿のまま鬼になったのかそれには悲しい過去があったのです。ここからは累の過去についてまとめました。
累が人間から鬼になった理由
累が鬼になった理由は人間時代の病弱な身体が関係しています。累は外で数歩歩いただけでも倒れてしまう病弱な少年でした。外に出て遊ぶことも叶わず安静に過ごすしかなかったのです。その累に無残が手を差し伸べ鬼になる事を勧めたのでした。累は鬼になれば病弱な身体でなくなることを希望し鬼となってしまいます。
累は鬼になり家族を殺してしまう
鬼となった累は人を殺してしまいます。累の両親は累の罪を悲しみ、累を殺して自分達も死のうと寝ている累に包丁を向けました。しかし、子供を守らず殺そうとする両親に怒りを感じた累は2人を殺害してしまいました。
累は「一緒に死んであげるよ、丈夫に産んであげられなくてごめんね」と両親が最後に残した言葉を思い出し、家族の絆を自分で断ち切ってしまったことを自覚し後悔します。しかし、その気持ちも鬼として強くなるにつれ人間の時の記憶や感情を忘れていったのです。記憶が無くなっても累の中には、家族の絆や両親への恋しい気持ちだけが強く残っていたため、擬似家族を作り一緒に暮らしていたのでした。
累の悲しい最期
鬼滅の刃の累は最後に水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)によって首を斬られて死亡しますが、消滅する寸前に両親に謝りたかったと人間時代の記憶を取り戻していました。死亡した鬼は地獄へ落ちるため、累は両親と同じ場所へ行けないと思っていましたが、精神世界で累の両親が待っていたのです。両親は累を抱きしめ、「累と一緒に地獄でも行くよ」と言ってくれました。累は泣きながら両親に謝り続け、家族は地獄の炎に包まれたのです。
【鬼滅の刃】累の声優
鬼滅の刃のアニメ版で累の声を担当した声優を紹介します。小さな子供の姿で悲しい過去を持つ累の声優は誰なのでしょうか。
累の声優は「内山昂輝」
鬼滅の刃の累を担当したのは内山昂輝(うちやまこうき)さんです。内山さんの優しい声色と演技力は『内山昂輝ジャンルがある』と言われているほどでした。その為、累の得体の知れなさ、幼稚さ、強者感を表現できるのは内山昂輝しかいないとスタッフ総意でオファーが決定したと言われています。
内山昂輝のプロフィール
- 名前:内山昂輝
- あだ名:ウッチー
- 生年月日:1990年8月16日
- 身長:177cm
- 血液型:A型
- 出身地:埼玉県
- 所属事務所:劇団ひまわり
内山昂輝の主な出演作品
- キングダム ハーツ:ロクサス、ヴェントゥス役
- 機動戦士ガンダムUC:バナージ・リンクス役
- HUNTER× HUNTER:メルエム
- ハイキュー:月島蛍役
- ピンポンTHE ANIMATION:スマイル
【鬼滅の刃】累に対する世間での評判や人気
SNSなどで鬼滅の刃の累について多くの声があります。世間では累の評判や人気はどうなのか意見を見てみましょう。
累が下弦の鬼の存在感を示し、炭治郎を苦戦させたことで累の強さについて感想を述べる声が多く見られました。
子供の姿のまま鬼となった累の過去が悲しい、壮絶であるという声も多く見られました。鬼の最後は過去の悲しい物語の真相が判明したり、鬼が人間時代に大切にしていた人々が多く登場することがあります。この過去の話に感動する方が多く、非道な鬼でも最後は憎めないといった意見も多くあるのが鬼滅の刃ならではです。
累が擬似家族を作って暮らしていた描写に心を打たれている方も多く見られます。鬼となって記憶をなくしても、家族の絆を追い求めている累がかわいそうという意見もありました。
【鬼滅の刃】累は強いキャラだった
この記事では鬼滅の刃の累について、強さ、人間時代の過去や生い立ちについてまとめました。累は鬼の中でも上位である『下弦の伍』の席位を与えらえた強い鬼です。また、他の鬼に家族の役割を演じさせ、その鬼に自分の力を分け与える能力や血鬼術を使用することができました。分け与えた能力を全て累が使った場合、柱でも倒すことが困難な上弦の鬼に匹敵する強さを本当は持っていたようです。
累は子供の容姿をしており、幼少期に鬼となっています。過去で両親を自分で殺害してしまい後悔しますが、鬼として過ごすうちに記憶が薄れていきました。しかし、家族の絆に執着を持ち他の鬼を擬似家族として従えましたが寂しさなくなることはなかったようです。最後は首を斬られ死亡しますが、精神世界で家族が待っていてくれ、累は人間の心と家族の絆を取り戻すことができました。
この記事のライター
coconut
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