【鬼滅の刃】蛇の呼吸の使い手や全型を紹介!特徴や技も合わせて解説
『鬼滅の刃』で描かれる蛇の呼吸は、予測不可能な動きを繰り出すことができる呼吸法です。『鬼滅の刃』作中の最終戦でも、敵を追い詰める活躍を見せました。本記事では蛇の呼吸について型の種類や特徴を解説します。また、使い手である伊黒小芭内についても調査しました。
目次
【鬼滅の刃】蛇の呼吸とは?
蛇の呼吸は、『鬼滅の刃』で描かれる呼吸法の1つです。鬼殺隊は、決まった呼吸法を使って鬼を退治しますが、作中に登場する蛇の呼吸の使い手は1人だけです。まずは、蛇の呼吸と『鬼滅の刃』について紹介します。
蛇の呼吸とは?
蛇の呼吸は、基本の呼吸とされている5つの呼吸の1つ・水の呼吸から派生した呼吸法です。『鬼滅の刃』では、伊黒小芭内(いぐろおばない)が使い手として登場しています。水の呼吸や炎の呼吸などは、継承されている呼吸法です。しかし、蛇の呼吸は伊黒小芭内が編み出した呼吸法であるため、作中では彼のみが使い手として描かれています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。漫画は最終巻の23巻まで刊行されており、完結後も売り上げを伸ばしています。2019年4月から放送されてアニメをきっかけに、人気に火が付きました。アニメは、第3期まで放送さおり、第4期のテレビ放送も決定しています。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼にされた妹・禰豆子を治す手がかかりを見つけるため、主人公の竈門炭治郎は、鬼殺隊に入隊し、鬼狩りを続けます。炭治郎は瀕死になりながらも、鬼殺隊の最高幹部である柱たちと共に、上弦の鬼を次々に倒しました。ある日、太陽の光を嫌う鬼の禰豆子は、自ら陽光を克服します。その事態に気付いた鬼の祖・鬼舞辻無惨は、禰豆子を吸収するため動き出しました。
【鬼滅の刃】蛇の呼吸の使い手
水の呼吸から派生した特徴を持つ蛇の呼吸は、使い手が鬼殺隊で1人しかいない珍しい呼吸法です。蛇の呼吸を扱う使い手とは、どのような人物なのでしょうか。ここでは、蛇の呼吸の使い手・伊黒小芭内の人物像や、彼が任務で使用している日輪刀などについて紹介します。
蛇の呼吸の使い手は伊黒小芭内
蛇の呼吸の使い手は、伊黒小芭内という男性です。伊黒は鬼殺隊の最高位である柱として『鬼滅の刃』に登場します。蛇柱の彼は、セミロングの黒髪で左目が青緑色・右目が黄色のオッドアイが特徴です。首には、常に鏑丸という白蛇を連れています。彼が使う呼吸には特徴があり、狭い隙間でも蛇のように変幻自在に攻撃ができるのです。また、蛇の呼吸を使うためには、正確な太刀筋が必要という特徴もあります。
伊黒は他者への厳しい評価と毒舌が特徴的です。彼の初登場は、柱合会議でした。彼は木の上から、隊律違反をした炭治郎と義勇を問いただしたています。禰豆子を刺した風柱・不死川実弥へ頭突きをした炭治郎を見て、多少感心していました。しかし、鬼が一緒に戦えると信じない伊黒は、炭治郎の発言を肯定はしませんでした。伊黒には、女の蛇の鬼に服従していた過去があります。鬼から逃げているところを当時の炎柱に助けられたことときっかけに、鬼を憎みながら戦ってきたのです。
伊黒小芭内の日輪刀
伊黒の日輪刀は、波打った形が特徴です。柄の部分は、白色と紫色を交互に組み合わせています。伊黒の日輪刀には、他の柱と同様に悪鬼滅殺の文字が刻まれています。彼が使う刀の鍔は、蛇と南天の図が施されている丸い形です。
伊黒小芭内の隊服
隊服は特殊な繊維で作られており、通気性がよく燃えにくい特徴があります。弱い鬼の攻撃ならば、爪や牙では裂けないほど頑丈です。伊黒は隊服の上から、黒白の縞模様の羽織を着用しています。『鬼滅の刃』で初登場した木の上にいた時も、着用していました。
伊黒小芭内の鎹鴉
鬼殺隊の伝令役である鎹鴉(かすがいがらす)には、隊員によって違う名前が付けられています。伊黒と共に行動している鎹鴉の名前は、夕庵(ゆうあん)です。鎹鴉にはそれぞれ特徴があり、端的な情報でも分析力に長けている伊黒に対して夕庵は、必要な情報のみ伝達していたと推測されます。
【鬼滅の刃】蛇の呼吸の全型や技
『鬼滅の刃』で描かれている蛇の呼吸は、うねりがある斬撃で思いもよらぬ位置から敵を切り裂く動きが特徴です。蛇の呼吸は、『鬼滅の刃』16巻から描かれています。伊黒は、上弦の肆・鳴女(なきめ)や鬼舞辻無惨との戦いで、蛇の呼吸を使用しました。作中で描かれている蛇の呼吸の型を5つ紹介します。
蛇の呼吸の全型①壱ノ型 委蛇斬り
1つ目の型は、委蛇斬り(いだぎり)です。予測不可能な動きで軌道を描く一太刀です。無限城で繰り広げられる無惨との戦いで、水柱・冨岡義勇と共闘した際にこの技を出しました。死んでいたと思っていた伊黒の攻撃で斬りかかれた無惨は、思わぬ不意打ちに焦りを見せます。壱の型は、『鬼滅の刃』第183話で登場しました。
蛇の呼吸の全型②弐ノ型 狭頭の毒牙
2つ目の型は、挟頭の毒牙(きょうずのどくが)です。凄まじい闘気で敵の死角から首をめがけて、上弦の肆・鳴女を斬りつけようとします。しかし、無限城を操る鳴女の血鬼術により、伊黒の技は不発に終わりました。弐の型は、『鬼滅の刃』第164話で登場しています。
蛇の呼吸の全型③参ノ型 塒締め
3つ目の型は、塒締め(とぐろじめ)です。捕食する獲物を締め付ける大蛇の如く攻撃を仕掛ける技で、相手に斬撃を与えます。最終決戦で善逸・カナヲが無惨に攻撃を与えた後に続き、伊黒はこの技を繰り出し無惨からの反撃を防ぎました。また、赫刀発現後に放った塒締めは、無惨が斬られた箇所の再生を遅らせることに成功します。これにより、無惨の戦況は劣勢となったため、苛立ちを隠せませんでした。『鬼滅の刃』第184話で、参の型が描かれています。
蛇の呼吸の全型④肆ノ型 頸蛇双生
4つ目の型は、頸蛇双生(けいじゃそうせい)です。双頭の大蛇が絡み合うようにみえるため、軌道が読みにくいという特徴があります。そのため、敵が避けるのは極めて困難です。巨大な赤ん坊の姿になった無惨が、地中に潜ろうとした際に他の柱と共に畳みかけるように攻撃した際に使いました。『鬼滅の刃』第199話で、肆の型が描かれています。
蛇の呼吸の全型⑤伍ノ型 蜿蜿長蛇
5つ目の型は、蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)です。まるで大蛇のような大きなうねりで敵に斬撃を与えます。無限城で戦っている恋柱・甘露寺蜜璃と伊黒の前に大量の雑魚鬼が現れた際に、この技を使用して一掃しました。『鬼滅の刃』第140話で、伍の型が描かれています。
【鬼滅の刃】蛇の呼吸の特徴
『鬼滅の刃』で唯一、伊黒小芭内が使用できる蛇の呼吸は、彼が編み出した呼吸法です。蛇柱になるほどの実力を発揮させる蛇の呼吸には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、蛇の呼吸の派生元や攻撃方法など、特徴を紹介します。
蛇の呼吸は水の呼吸から派生した?
蛇の呼吸は、5つある基本の呼吸の1つから派生しました。その呼吸は、水の呼吸です。『鬼滅の刃』では、炭治郎や義勇などが、水の呼吸を使っています。扱うためには、極限まで磨き上げた正確な太刀筋が必要です。極めると、狭い隙間をすり抜けてうねるような攻撃が可能になります。各呼吸の中でも回避しづらい蛇の呼吸は、鬼舞辻無惨を相手にした際、幾度となく斬撃を与えました。
蛇の呼吸の攻撃方法
蛇の呼吸の使い手である伊黒小芭内が使用する日輪刀は、真っすぐでなくうねりを伴った形です。そのため、うねりがある斬撃を繰り出せます。柱稽古の際は、鬼殺隊士を柱にくくり付け、彼らにあてないように刀を振る太刀筋矯正の訓練をしていました。伊黒は右目の視力が弱いことから、相棒の鏑丸が彼の右目の役割になりながら戦っています。
蛇の呼吸で斬られた鬼の感じ方
蛇の呼吸で斬られた鬼は、「なんかつらい」「独特の断面になる」といったコメントを残しています。また、斬られた箇所の傷が痛いだけでなく、伊黒小芭内が発するネチネチした暴言も深く鬼にダメージを与えていました。他の隊士と比べて日輪刀の形状が特徴的なこともあり、斬られた箇所は痛いのだと推測されます。蛇の呼吸で斬られた鬼の感じ方については、『鬼滅の刃』公式ファンブックの鬼殺隊見聞録・弐で語られていました。
【鬼滅の刃】蛇の呼吸に対する世間での評判や人気
蛇の呼吸・肆の型が、かっこいいという意見がありました。肆の型・頸蛇双生は、最終戦で無惨に使用した技です。とどめを刺した技ではありませんが、この技により炭治郎が無惨を攻撃するための時間が作れました。
蛇の呼吸が好き過ぎて、アニメで放送されるのが待ちきれなくなり、漫画から作品を楽しんでるファンがいました。『鬼滅の刃』で蛇の呼吸が主に描かれているのは、無限城編からです。2023年の時点で、アニメでの放送はまだありません。そのため、伊黒小芭内が使う技がアニメで描かれることを楽しみにしているファンがたくさん見られました。
アニメで描かれる蛇の呼吸のエフェクトが、楽しみという意見がありました。蛇の呼吸の使い手である伊黒小芭内が使用している日輪刀の色は、紫です。また、足袋の紐の色も紫であり、白い色をした蛇・鏑丸を相棒としているところから、白と紫を軸としたエフェクトになるのではと推測されます。
【鬼滅の刃】蛇の呼吸の使い手は伊黒小芭内だった
『鬼滅の刃』で登場する蛇の呼吸の使い手は、蛇柱の伊黒小芭内でした。蛇の呼吸は、極限まで磨き上げた太刀筋が必要とされる呼吸法です。蛇柱である彼は、独自で編み出した呼吸法により、最終戦で鬼舞辻無惨を追い込んでいます。アニメ『鬼滅の刃』第3期まで、蛇の呼吸は描かれていません。伊黒の蛇の呼吸をアニメで見たい方は、作品をチェックしておきましょう。
この記事のライター
ノーー
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