【鬼滅の刃】伊黒小芭内のかっこいい魅力まとめ！蛇の呼吸や甘露寺との関係も調査

『鬼滅の刃』に登場する伊黒小芭内（いぐろおばない）は柱の1人で、蛇の呼吸を極めた蛇柱です。伊黒小芭内は柱合会議で初登場し、炭治郎と禰豆子の処刑に賛同しています。また、禰豆子に不死川実弥を襲わせようとし、炭治郎を押さえつけていたことをお館様に怒られていました。そんな伊黒小芭内ですが、ファンの間ではかっこいいと評判になっています。容姿や戦闘シーン、甘露寺蜜璃に関係する態度がかっこいいいと言われています。伊黒小芭内のかっこいい魅力や甘露寺蜜璃との関係をご紹介していきますので、ぜひ最後まで御覧ください。

伊黒小芭内は蛇の呼吸を極めた蛇柱です。蛇の「鏑丸（かぶらまる）」を連れています。真っ直ぐな黒髪で、黄色と緑のオッドアイと口元の包帯が特徴的な青年です。他の柱に比べて小柄で、白と黒の縞々の羽織も特徴となっています。年齢は21歳で、不死川実弥や冨岡義勇と同年齢です。初登場時は木の上からネチネチと炭治郎や冨岡義勇に文句を言っています。甘露寺蜜璃には「伊黒さん 相変わらずネチネチして蛇みたい。しつこくて素敵」と言われていました。過去の出来事から他人をすぐには信用しない性格となりました。

大人気作品となり、誰もが知っている有名となった『鬼滅の刃』ですが、ここで『鬼滅の刃』の概要やあらすじをおさらいしましょう。

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴（ごとうげこよはる）による少年漫画です。『週刊少年ジャンプ』にて連載されていました。単行本は全23巻で完結となっています。アニメ第1期、第2期が放送され、戦闘シーンが綺麗でかっこいいと評判です。合目第3期の「刀鍛冶の里編」の制作も決定しており、楽しみにしているファンもたくさんいます。また2020年には劇場アニメ「無限列車編」も公開されました。

『鬼滅の刃』は代々炭焼をしていた家の長男である竈門炭治郎を主人公にした物語です。家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼にされてしまいます。禰豆子を人間に戻すため、炭治郎は鬼を倒す「鬼殺隊」に入隊します。炭治郎は修行を積みながら、鬼と戦っていきます。

炭治郎と初めて会った柱合会議ではネチネチと嫌味を言っていた伊黒小芭内ですが、その後の活躍でかっこいい姿が見られました。そんなかっこいい伊黒小芭内の容姿や性格などをご紹介します。

伊黒小芭内は162cmと小柄な体型です。同じ年の不死川実弥や冨岡義勇は170cm後半で、悲鳴嶼行冥に至っては220cmなので、柱の中でも小柄な方です。口元はいつも包帯で覆っているのでわかりませんが、黄色と緑色のオッドアイで整った顔立ちがかっこいいと言われています。小柄な体型や顔つきが中性的で、そこもまた人気の理由の1つです。

伊黒小芭内は下半身が蛇の鬼を崇める家に生まれ、逃げ出すまでは座敷牢で育っています。そんな過去のため、誰も信じない性格になりました。柱合会議で炭治郎に会ったときも、煉獄杏寿郎の訃報を聞いたときも「信用しない」「信じない」と言っていました。しかし鬼舞辻無惨の戦いでは、炭治郎が攻撃を食らいそうになったときは助けてくれました。最初は疑り深い伊黒小芭内ですが、仲間と認めれば優しくできるツンデレな性格がかっこいいという理由の1つです。

伊黒小芭内の戦闘シーンは柱稽古と無限城の戦いで見ることができます。無限城で恋柱の甘露寺蜜璃に近づく鬼たちを一網打尽にする姿がかっこいいです。また、鬼舞辻無惨との戦いでは次々と蛇の呼吸の技を繰り出します。蛇の鏑丸（かぶらまる）と連携する姿もかっこいいと評判です。甘露寺蜜璃や炭治郎を庇って戦う姿も見られ、たくさんの名言、名シーンを残しています。

鬼舞辻無惨との戦いでは、伊黒小芭内は顔に怪我を負って両目を失ってしまいます。元々片方の目は弱視で、鏑丸にサポートをしてもらっていたこともあって問題ないとは言っていますが、上手く戦えませんでした。炭治郎が愈史郎の血鬼術の視覚共有の紙を伊黒小芭内に渡したことで、鏑丸と視覚を共有して戦うことができました。伊黒小芭内は「炭治郎、感謝する」と、初めて炭治郎の名前を呼び、素直に感謝の意を伝えました。

今まで炭治郎のことを嫌っていた伊黒小芭内ですが、この言葉は名言となりました。炭治郎のことを仲間と認め、二人で協力して次々と技を出して逃げ出す鬼舞辻無惨を食い止めます。炭治郎と連携を取るために動き方を指示したり、励ますような言葉をかけています。伊黒小芭内が炭治郎を認めたときは、読者全員が感動したと思います。伊黒小芭内の嫌いな若手を、柱としてリードする姿はとてもかっこいいものでした。

伊黒小芭内は蛇の呼吸の使い手です。変幻自在の太刀筋を得意とし、蛇を模した技が多くあります。蛇の呼吸の技は無限城の戦いと鬼舞辻無惨との戦いで見ることができました。鬼舞辻無惨に技をたくさん食らわせられる強さもかっこいいと評判です。ここでは伊黒小芭内の技や強さをご紹介していきます。

伊黒小芭内は蛇の呼吸の使い手で、蛇柱です。蛇の呼吸は水の呼吸からの派生です。相手の意表を突くような技が特徴です。蛇の呼吸の技には壱ノ型「委蛇斬り（いだぎり）」、弐ノ型「狭頭の毒牙（きょうずのどくが）」、参ノ型「塒締め（とぐろじめ）」、肆ノ型「頸蛇双生（けいじゃそうせい）」、伍ノ型「蜿蜿長蛇（えんえんちょうだ）」があります。どれも蛇を模した技となっています。力の強さはありませんが、読めない太刀筋やすばやい動きが伊黒小芭内の強さとなっています。

伊黒小芭内の日輪刀の形は特徴的で、くねくねと波打っている日輪刀になります。この特徴的な日輪刀と、独特な太刀筋で蛇のような動きを体現しています。日輪刀の色は薄紫色です。蛇の呼吸は水の呼吸から派生したものなので、水色に近く関係がある色になっています。

伊黒小芭内の日輪刀の柄にはナンテンと蛇が描かれています。ナンテンの花言葉には「私の愛は増すばかり」「良い家庭」という意味があります。これには伊黒小芭内が好意を寄せている甘露寺蜜璃と関係するのではないかと言われています。

伊黒小芭内は鬼舞辻無惨との戦いで痣を発現させ、また自力で赫刀にすることもできました。子供の頃に座敷牢に閉じ込められていましたが、盗んだ簪でひたすら木の格子を削って脱出しています。窮地に陥った生き物はとてつもない強さを発揮することを知っていた伊黒小芭内は、刀を万力の握力で握って赫刀を実現させます。

赫刀と痣を自ら発現させた伊黒小芭内ですが、握力に力を集中させてしまい酸欠で気絶寸前でした。鬼舞辻無惨の攻撃を喰らう寸前で、伊之助・善逸・カナヲに助けられます。他の柱も赫刀を実現させて鬼舞辻無惨を攻撃します。悲鳴嶼行冥が透き通る世界を通し、鬼舞辻無惨には心臓と脳が複数あることを知ります。そのことを他の柱に伝え、伊黒小芭内は一瞬「透き通る世界」を視ることができました。しかし、次の瞬間には鬼舞辻無惨の無差別攻撃により、鬼殺隊は全員致命傷を負ってしまいました。

鬼舞辻無惨の元に炭治郎や柱が集結し、愈史郎が鳴女を操ったおかげで鬼舞辻無惨を無限城の外に引きずり出すことができました。生き残っている柱は全員で鬼舞辻無惨に攻撃を仕掛けますが、攻撃の範囲が広くて威力も壮大なため太刀打ちできませんでした。伊黒小芭内は柱の中で戦果を上げていないため、有力な攻撃方法はないかと考えました。時透無一郎が赫刀にできたという鴉からの報告を受け、赫刀にするには握力が必要なのではと考えた伊黒小芭内は、万力の握力を持って赫刀を体現させました。

伊黒小芭内は同じ柱の恋柱・甘露寺蜜璃（かんろじみつり）に好意を寄せていました。炭治郎や冨岡義勇にはキツイ口調ですが、甘露寺蜜璃にはとても優しく接します。そんな伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の関係についてご紹介します。また、伊黒小芭内の甘露寺蜜璃関係の名言や名シーンも合わせてご紹介します。

伊黒小芭内は産屋敷邸で迷っている甘露寺蜜璃に会い、一目惚れしています。生い立ちから女性が苦手だった伊黒小芭内ですが、明るく笑う甘露寺蜜璃を見て、とても美しいと思ったようです。甘露寺蜜璃とは文通をしており、任務の合間にご飯を一緒に食べにいく関係です。甘露寺蜜璃が隊服のスカートが短くて、足が出て恥ずかしいと言っていると、緑の縞々の靴下を甘露寺蜜璃にプレゼントします。

伊黒小芭内は甘露寺蜜璃と文通をしています。柱稽古や刀鍛冶の里での炭治郎とのやり取りを聞き、甘露寺蜜璃と仲良くしている炭治郎にとてつもない嫉妬をしています。他の隊士に対しても厳しい様子の伊黒小芭内ですが、炭治郎には特別厳しいようでした。伊黒小芭内の柱稽古を無事に終わった炭治郎にも厳しい言葉を投げかけており、名言となっています。

伊黒小芭内は鬼舞辻無惨に両目を潰され、甘露寺蜜璃は顔から肩にかけて左側を大きくえぐられている致命傷を負ってしまいました。鬼舞辻無惨を日光で倒した伊黒小芭内は、倒れた甘露寺蜜璃の元に行きます。二人共死ぬことは察していて、甘露寺蜜璃は「生まれ変わったらお嫁さんにしてくれる？」と想いを伝えます。その言葉に伊黒小芭内が「もちろんだ」と返し、二人は死亡しました。

鬼がいなくなって平和になった現代が描かれましたが、そこには転生したと思われる伊黒小芭内と甘露寺蜜璃がいました。二人は夫婦になっていて、定食屋を営んでいました。炭治郎たちの子孫もその定食屋によく通っているようです。人間に生まれ変わり、本当に夫婦になった姿を見ることができました。

伊黒小芭内はネチネチと嫌味を言うことで有名ですが、好意を寄せている甘露寺蜜璃には優しい言葉をかけます。そんな伊黒小芭内の甘露寺蜜璃に関係するかっこいい名言をご紹介します。

産屋敷邸が襲撃され、集まった柱たちは無限城に落とされました。落ちた先では下弦程度に力が与えられた鬼がたくさんいました。甘露寺蜜璃と一緒の場所に落ちた伊黒小芭内は、甘露寺蜜璃に近づく鬼を蛇の呼吸の技、伍ノ型「蜿蜿長蛇（えんえんちょうだ）」で片っ端から倒します。この名言に「キャーッ伊黒さん素敵！！」と甘露寺蜜璃は感激しています。

鬼舞辻無惨との戦いで、伊黒小芭内は甘露寺蜜璃に思いを馳せました。自分の生まれた一族を恨み、自分自身にもその汚い血が流れていることを許せないでいるようでした。『鬼滅の刃』の作中でキャラクターが恋心を述べたのは初めてで、ファンもこの名言には心を打たれました。

この名言は炭治郎が伊黒小芭内の柱稽古を終えたときの言葉でした。他の柱稽古では歓迎されていた炭治郎ですが、伊黒小芭内からは厳しい言葉を投げられました。炭治郎は「最後まで嫌われていて悲しかった」と珍しく涙を浮かべていっていました。刀鍛冶の里で甘露寺蜜璃と炭治郎が仲良くなったことに嫉妬して、伊黒小芭内はこの名言を残しました。

伊黒小芭内はアニメでは柱合会議と、遊郭編の最後に駆けつけたシーンに登場しています。陰湿さを纏った風貌の伊黒小芭内を演じた声優は誰なのでしょうか。ここでは伊黒小芭内を担当した声優についてご紹介します。

伊黒小芭内を担当した声優は「鈴村健一（すずむらけんいち）」さんです。鈴村健一さんは人気作品の主役キャラクターを多く演じている超人気声優です。声優事務所のインテンション代表取締役だったり、歌手活動や舞台プロデュースなどマルチに活躍しています。

鈴村健一さんは大阪出身の声優です。本人曰く関西弁は苦手なようですが、よく関西弁を話しています。元は調理師を目指していたそうですが、友人の誘いで声優のオーディションに参加した結果、合格したのでそのまま声優になりました。ちなみに鈴村健一さんを誘った友人は声優オーディションに落ちてしまったようです。声優事務所のインテンションの代表で、同じ声優の坂本真綾さんと結婚しています。

鈴村健一さんは『鬼滅の刃』の伊黒小芭内の他にもたくさんのキャラクターを演じています。代表作は「うたの☆プリンスさまっ♪」の聖川真斗、「Free!」の御子柴百太郎、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のシン・アスカ、「銀魂」の沖田総悟、「黒子のバスケ」の紫原敦などです。

大切な人や大事な仲間を最後まで守った伊黒小芭内は、ファンからは生まれ変わって幸せになってと願われています。現代で幸せそうな姿を見られて嬉しかったファンも多かったのではないでしょうか。

無限城の戦いで伊黒小芭内の戦っている姿を見ることができました。炭治郎と二人で鬼舞辻無惨を食い止めている姿に、ときめいたファンも少なくはありません。次々と蛇の呼吸の技を繰り広げ、美しい蛇が体現されていました。「甘露寺に近づくな」という名言にキュンとしたのは甘露寺蜜璃だけではないはずです。

『鬼滅の刃』アニメ第2期の「遊郭編」では、宇髄天元の加勢に伊黒小芭内が登場します。全て終わってから登場し、ネチネチと文句を言うシーンでしたが、待ちわびていたファンも多かったようです。鏑丸と一緒に「ずぬーっ」と宇髄天元に文句を言っているところは名シーンです。

ネチネチと陰湿な性格とは裏腹に、かっこいい部分がある伊黒小芭内ですが、もしも鬼殺隊でなかったらどんな風になっていたでしょうか。ここでは伊黒小芭内がもし〇〇だったらをご紹介していきます。

伊黒小芭内が彼氏ではなく、「元カレ」だったらどうなるのでしょうか。きっとネチネチと粘着質な嫌味を言われるかもしれません。しかし、好きな子には素直で積極的にアピールのできる伊黒小芭内なので、彼氏だったらとても優しく接してくれるかもしれません。

伊黒小芭内が会社の上司だったら、まだ浅い関係性であればネチネチと小言を言われるかもしれません。しかし、共に働く仲間として認められていると、思わぬ所で助けてくれるかもしれません。

伊黒小芭内がホストだったら、自分以外の女の子には靡かずに紳士に接してくれるかもしれません。しかし伊黒小芭内に気に入られなかったら冷たくあしらわれる可能性もあります。

伊黒小芭内のかっこいい性格や技、強さや名言をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。初めは偏屈な性格であまりいい印象はなかったかもしれませんが、物語が進むにつれてかっこいい場面も見られたと思います。今後『鬼滅の刃』を見る際は、伊黒小芭内にも注目してみてください。