【鬼滅の刃】玉壺(ぎょっこ)の過去が明らかに?本名や血鬼術も紹介
玉壺(ぎょっこ)とは「鬼滅の刃」に登場する十二鬼月の上弦の伍。インパクトのある見た目でキモカワイイと言われるファンもいる容姿が異質な存在です。そんな玉壺にはどんな過去があったのでしょうか。本記事では玉壺の過去のエピソードを始め、血鬼術について紹介します。
玉壺(ぎょっこ)とは
玉壺(ぎょっこ)は、今までありそうで無かった不格好で特徴のある容姿で、さらに性格にも問題があるユニークなキャラクターです。そんな玉壺は人気がないと思われがちですが、隠れファンの間ではキモカワイイと評判となっており、その理由について過去から見ていきたいと思います。
玉壺は十二鬼月の「上弦の伍」
玉壺は、鬼舞辻が作り出した鬼の精鋭十二体(上弦6体・下弦6体)に入る十二鬼月の「上弦の伍」として君臨している鬼です。
玉壺の特徴や性格
玉壺の特徴はなんといっても、インパクトのある見た目です。子供の肉を喰らい、自分の体を改造してできた容姿は、異質とか特異という表現でも難しい容姿をしています。 性格にも問題があり、鬼無辻無惨以外の生き物はすべて見下しているようで、馬鹿にしているようです。また、芸術家気質で自分と自分が製作した作品にプライドをもっているため、「壺」を馬鹿にされた時は血管が切れるほど激怒するなど、相当歪んだ価値観を持っています。
鬼滅の刃の概要
超人気漫画「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)氏が2016年から2020年まで「週刊少年ジャンプ(集英社)」で連載された漫画です。単行本は全23巻刊行され累計発行部数は1億5000万部を突破し、2019年のアニメ化、2020年には劇場版を公開。好評につき「刀鍛冶の里編」のアニメ化も決定されています。
鬼滅の刃のあらすじ
大正時代を舞台に父親を早くに亡くした家族を養う、炭焼き家の長男で主人公の「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」は、母親と5人の兄弟と暮らしていました。炭を売りに行った翌日、自宅へ帰った炭治郎が目にしたのは、家族が鬼に惨殺された光景でした。唯一生き残った妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)は鬼になってしまいます。禰豆子を人間に戻すため、炭治郎は禰豆子と共に旅に出るところから始まるストーリーです。
玉壺の過去
玉壺も過去は人間でした。十二鬼月になる前の人間時代はどうだったのか、その強さを得るまでどんな過去があったのか見ていきたいと思います。
過去①漁村で生まれ育つ
玉壺(ぎょっこ)の生まれは、海岸近くの漁村で、村の外れで住み育ちました。魚に触れる機会も多かった過去の経験は、玉壺の血鬼術に魚が多く登場する理由の一つになっているのかも知れません。
過去②人間時代は変人だった
玉壺は人間時代から、変人だったようです。魚の死骸を集めたり、動物を殺したり、違う種類の魚を縫い合わせるなど、とにかく変なことを繰り返し、嫌がられていた過去がありました。
過去③親は水死している
親は漁に出たきり戻って来ないという状況で、早くに親を亡くしてしまいました。損傷の酷い水死体で見つかった過去があるようですが、玉壺は美しいと感動したようです。
過去④鬼になった理由
二又銛(ふたまたもり)で滅多刺しにあって瀕死のところに鬼無辻無惨(きぶつじむざん)が偶然通りかかり、玉壺を鬼にしました。タイミングが悪ければ存在しない鬼だった可能性があります。無惨の血に適合できなければ強さを得ることができないので、素質はあったことになります。
過去⑤村の子供を惨殺する
元々異常行動を繰り返し、嫌がられていた過去のある玉壺は、自分のことをからかいに来た子供を惨殺し壺に詰めるという狂気の沙汰。その後惨殺した親に二又銛で滅多刺しにあい、死にかけたところで無惨と出会うことで、鬼となり強さを得るという過去があります。
玉壺の強さや本名とは
人間時代から異常行動をとっていた玉壺は100年以上、顔ぶれが変わらない十二鬼月でも強さの質が違う上弦の鬼で「上弦の伍」。過去100年以上顔ぶれが変わらない地位に位置するということは、間違いなく強敵です。その強さについて見ていきます。
玉壺の血鬼術
玉壺の血気術は、人間時代の漁村の出身で魚の死骸を集めたり、違う種類の魚を縫い合わせるなどした過去の経験があってか、魚に関するものが多くなっています。また俊敏性が高く、壺から壺に瞬間移動できるかなり癖のある鬼だと言えます。
技①千本針魚殺
千本針魚殺(せんぼんばりぎょさつ)は毒針(20から30センチの針に毒をぬったもの)を飛ばし、攻撃する技です。水中で針を飛ばすような技はフグなどをイメージするかもしれませんが、玉壺が使うこの技は、壺から出た金魚から毒針を飛ばし攻撃する技になっています。
技②水獄鉢
水獄鉢(すいごくばち)は、液体に対象を閉じ込め全集中の呼吸を封じる技です。鬼殺隊が力を出すための呼吸を封じることができるので、一度水獄鉢に入ってしまうとなかなか抜け出せない、非常に痛いところを突いてくる技です。
技③蛸壺地獄
敵を締め上げる強力な技が、血気術の一つである蛸壺地獄(たこつぼじごく)。壺の中から蛸足(たこあし)を出して攻撃したり、力も強力で弾力があるので鍛錬された全集中の呼吸で攻撃しなければ斬ることができません。
技④一万滑空粘魚
一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)は、壺から1万匹の魚の大群を出して攻撃し、さらにその魚の体液もまた毒となっているため、斬ったあとも敵を襲う技になっています。
技⑤神の手
触れたものを魚に変えてしまう一撃必殺の技「神の手」。生物や無生物に関係なく、魚に変えてしまえるので、瞬間移動しながら、不意打ちで触れられる状況を作れたら、十二鬼月の更に上位になる可能性もあります。
技⑥陣殺魚鱗
玉壺が本気を出した時に使用する大技「陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)」全身を覆う鱗を使い、予測不可能な方向に高速で飛び跳ねる技で、神の手と組み合わせて使用する。しかし、攻撃は当たらず、霞(かすみ)柱である時透無一郎による霞の呼吸 漆ノ型 朧によって頚を斬られてしまいました。
玉壺の人間時代の名前は「益魚儀(まなぎ)」
玉壺の人間時代の名前は「益魚儀(まなぎ)」ですが、両親はどのような気持ちでこの名前をつけたのかその理由を考えてみましょう。「益魚(えぎょ)」というのは、人のために益をなす魚のことを言うそうです。「儀」は、進退動作の上で真似るべき手本などの意味合いもあるようです。
そこから考えると、人のために益をなす手本となる人間になって欲しいという想いがあったのかも知れません。両親が子供に対していかに思っていたかを感じられる名前となっています。しかし、両親が思った人間とは全く違う異常行動をする変人になってしまいました。
玉壺の過去に対する世間での評判や人気
皆さんも「鬼滅の刃」の話題になると推しを聞き合うことがあるのではないでしょうか。玉壺に対する反応は、キモカワイイと推したり、困惑する反応を見せる人など賛否両論あるようです。目を見張る行動と容姿、謎の多い性格なので、どんなキャラクターなのか興味が湧いたという方もいるかも知れません。
玉壺推しの人はなかなかおらず、このキャラの良さを共感してくれないようです。実は好きだけど言い出せないという隠れファンの方も、もしかしたらいるかも知れません。
会話の中で無下に扱われたとしても玉壺はその後、「だがそれもいい」など肯定するところがあります。まるでお笑い芸人のぺこぱのようだと思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
玉壺がもしも〇〇だったら
ではここからは玉壺が現代で存在するとしたら、どんなキモカワイイ状態で暮らしているか想像してみましょう。「もしも玉壺が〇〇だったら」として見ていきます。
玉壺「会社の上司」篇
上司(玉壺)から指示しようとしているのに、自分の業務に没頭して全くこちらに反応しない部下(鋼鐵塚蛍のような人)がいたらどうでしょうか。何とかして部下にこちらの指示を聞いてもらうよう声をかけますが、完全無視されてしまいます。ここでグッとこらえて、部下に動いてもらえる上司になれたなら、優秀な上司ですが、玉壺はどうでしょうか。血相を変えて怒鳴り散らしたらパワハラで訴えられてしまう状況は想像できそうです。
玉壺「学校の先生」篇
芸術家系なので美術の先生になったらどうなるでしょうか。十二鬼月の中ではコミカルなキャラクターのため、雰囲気だけならイイ先生になれるかも知れません。どんな作品を作っても肯定してくれる、そんな先生であれば理想的です。
しかし、玉壺自身が作った作品を馬鹿にされた場合は、怒り狂って壺を割るなどの異常行動をとるかも知れない、そんな起伏の激しい先生になるかも知れません。
玉壺「営業マン」篇
こんな営業マンがいたらどうでしょう。今日も何もしないで成果が出ていないけど、それもまた良し!とプラス思考でとらえそうです。たまにはそんな発想もよいかも知れませんが、毎日は勘弁して欲しいと思います。しかし、新入社員を励ます出来る先輩社員なら「それもまた良し!」って言ってもらうと少し嬉しいかも知れません。
玉壺の過去は異常行動ばかりで不気味な人だった
やはり玉壺は鬼になる前から異常で、不気味な人間でした。理由は人間時代から異常行動を繰り返し、村人から敬遠され嫌われていたこと。自分をからかいに来た村の子供を惨殺と、それがばれて鬼になり、鬼になってからも子供を喰ったり体を改造したりを繰り返して強さを手に入れてきた過去からです。
鬼無辻無惨以外の生き物を見下し、馬鹿にしてせせら笑う性格の悪さ。異常行動もエスカレートして人間の死体をつなぎ合わせてアートにするなど、不気味さも増しています。 インパクトのある見た目でキモカワイイと言われていますが、これぐらい突飛なキャラクターが十二鬼月にいることも「鬼滅の刃」がヒットした理由の一つであり魅力なのかも知れません。
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さかじん
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