【呪術廻戦】評価や感想まとめ!面白いのかつまらないのかを考察
『呪術廻戦』はジャンプ作品の中でも人気となっていますが、人によって評価が分かれる部分もあります。そんな『呪術廻戦』の原作漫画やアニメの評価・評判について、口コミで挙げられているところや人気・過大評価の理由など考察を交えつつまとめました。
【呪術廻戦】とは
『呪術廻戦』の評価や評判、口コミを見ていく前に、まずは『呪術廻戦』の作品概要やあらすじについて紹介していきます。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』に連載されている漫画です。呪霊を祓う呪術師達の活躍を描く作品で、ダークな世界観と能力バトルが作品の魅力の1つになっています。また、2020年にアニメ化、2021年には映画化もされており、現在のジャンプ漫画の中でも代表的な作品です。
呪術廻戦のあらすじ
虎杖悠二は普段から常人離れした身体能力を持っている男子高校生です。ある日、呪霊に対抗するため、学校に封印されていた特級呪物の両面宿儺の指を食べたことで、力を手に入れる代わりに宿儺の器となります。それによって虎杖は呪術師達に殺されそうになりますが、五条悟の仲介により全ての指を食べるまで死刑は延期されます。そして、力を制御するためにも都立呪術高専に入り、呪術師となりました。
呪術廻戦の主な登場人物
『呪術廻戦』の主な登場人物は主人公で両面宿儺を体に宿す虎杖悠仁、呪術師の御三家の血筋で式神術使いの伏黒恵、相手に釘を打ち込む術式を使う釘崎野薔薇、特殊な目を持つ最強呪術師と言われる五条悟が中心になっています。この他にも様々な術式を用いる呪術師、強大な力を持つ呪霊などが登場し複雑な戦いをしていきます。
【呪術廻戦】の評判評価や映画の感想
『呪術廻戦』は現在の『週刊少年ジャンプ』の連載漫画として毎週話題に上がるほど盛り上がっていますが、一方で手放しに良い評価をしている人ばかりではない作品です。そんな『呪術廻戦』の評価・評価について、良い口コミと悪い口コミを見ていきましょう。
呪術廻戦の良い口コミ
『呪術廻戦』の良い口コミとしては、「キャラの魅力」、「引き込まれる世界観」、「予想外の展開」、「かっこいい技やシーン」などが挙げられていました。キャラの魅力は主人公の虎杖の明るい性格や自他共に最強と言われる五条など、魅力あふれるキャラが多数いることが理由になっています。また、世界観は人間の負の感情から出る呪霊を相手にするという暗い雰囲気もありますが、それでも続きが読みたくなる展開があります。
予想外の展開ではメインキャラでも死の危機に瀕したり、単に相手を倒すだけでは終わらなかったりすることがあります。世界観と合わせて先が読めないところも魅力になっているようです。かっこいい技やシーンはキャラの魅力にも繋がる部分であり、キャラごとに様々な術式を使って、活躍するシーンがファンの心を掴んでいます。
呪術廻戦の悪い口コミ
『呪術廻戦』の悪い口コミでは「説明が多すぎる」、「絵が安定していない」、「既視感のある作品」、「グロテスクなシーンが多い」などがありました。説明が多過ぎることについては、作中だと術式の設定を解説するシーンでは文字だらけになることがあり、それが読みづらいというのが理由になります。絵が安定していないことについては、初期の絵がやや完成していない部分があり、それが受け付けられなかったという評価です。
既視感がある作品については、過去のジャンプ作品の要素と同じ部分があり、それのいいとこ取りをしているだけではないかと評価されていました。グロテスクなシーンが多いことについては、作風がダークな世界観であることから当然ではありますが、ジャンプへの連載やアニメ放送など子供の目に付きやすい作品であるにもかかわらず、そのような展開があることを快く思わない人がいるようです。
視聴者の感想
アニメ化した『呪術廻戦』については原作漫画のシーンに動きが付いたり、声優による声が吹き込まれたりしたことで、ファンが満足する出来になっていました。これはアニメ映画化された『呪術廻戦0』も同様で、美麗な作画や出演陣の演技などが評価されています。一方で、アニメについても悪い口コミにあったような評価・評判を出てくることもあります。
【呪術廻戦】は過大評価されすぎ?
『呪術廻戦』の評価・評判の中には「面白い作品であることは間違いないけれど、過大評価されている部分がある」と考える人がいます。そんな『呪術廻戦』が過大評価されている理由や人気の理由について紹介していきます。
過大評価されている理由
『呪術廻戦』が過大評価されているのは、同じくジャンプ作品で近年に大きな流行となった『鬼滅の刃』の存在が影響していると言われることがあります。2016年から2020年にかけて連載された『鬼滅の刃』はジャンプ内で人気が高かったことからアニメ化されましたが、それによって世間一般にも認知されるほど爆発的な人気を得ました。そこからメディアも『鬼滅の刃』の話題をよく取り上げるようになっています。
しかし、『鬼滅の刃』は2020年に完結してしまったことから新しい話題はアニメ化が中心になっています。そこでメディアは次期『鬼滅の刃』となる作品を見つけようとしており、その中で『呪術廻戦』が目を付けられ、同じようにメディアで話題にされる機会が増えました。ただ、ファンの中には世間一般にウケる作品ではないと考える人もおり、それが過大評価の理由になっています。
人気な理由
『呪術廻戦』が人気である理由は良い口コミにあった評価・評判もありますが、同時に多くの人と共有しやすい漫画・アニメ作品という部分もあります。ジャンプ連載作品であり、メディアで取り上げられることも増えた『呪術廻戦』であれば目を通している人も多く、日常的な会話やSNSの話題として話しやすい作品になっています。好きなポイントや考察を話せる環境があるのは人気になる強みです。
また、人気が出たことやアニメ化によって作品の関連グッズが大量に出始めており、ファンとしてはそれらの供給が絶え間なくあることも人気の理由になっています。作品自体の面白さもありますが、周りとの共有やメディアの後押しがあることで、好きな作品として推しやすい環境が整っているのです。
呪術廻戦が面白くないといわれる理由
『呪術廻戦』が面白くないと言われる理由は悪い口コミに加えて、先ほどの過剰にメディアが取り上げるところや嫌でも目に付いてしまう作品になっているところがあります。アニメ化や映画化されたことで企業コラボ等も増えてきており、『呪術廻戦』を知らなくてもキャラの姿を見ることは珍しくありません。しかし、そのせいで『呪術廻戦』を知らないことが悪いように言われてしまうことがあります。
そんな状況から作品自体の評判ではなく、作品を取り巻く環境が面白くないと感じる人もいます。また、純粋に作品が面白くないという人については、過去のジャンプ作品との比較がよく挙げられていました。
映画呪術廻戦0が話題に?
2021年12月24日に公開された『劇場版 呪術廻戦 0』はアニメの前日談のストーリーであり、当時の興行収入ランキングでは2020年の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に次ぐ記録になっていました。主題歌はKing Gnuが担当し、アニメが盛り上がった後の劇場版であることから話題になりました。漫画『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』を原作として乙骨憂太を主人公としたストーリーが展開されます。
アニメの本編とは別の主人公が中心なる映画化ですが、今後の作中に関わる重要なキャラであり、映画単品で完結するストーリーの面白さや迫力ある美麗な作画が評価されています。一方、『鬼滅の刃』の映画化の流れと同様になっていることから、こちらについても過大評価ではないかという声も出ています。
【呪術廻戦】の評価に対する世間での評判や人気
ここでは『呪術廻戦』の評価・評判について世間での実際の声をまとめていきます。人気作品であることから全体的に見ると、高評価が多くなっていますが、中には先ほどから取り上げているような悪い口コミや過大評価についての意見が出てきています。
『呪術廻戦』の評価について過去のジャンプ作品と比較すると、過大評価されている部分があるという意見は複数見られました。作品の例としては『幽遊白書』や『HUNTER×HUNTER』、『BLEACH』や『NARUTO-ナルト-』などが挙げられており、これら作品の二番煎じ感が否めないという人もいるようです。また、『鬼滅の刃』からの人気が作られていると感じる人もおり、厳しい意見を出しています。
『呪術廻戦』のアニメについても過大評価されているという感想が見られました。原作漫画の方が好きだという感想も多くありました。
映画『呪術廻戦0』にも様々な話題が出ていますが、単品作品として見ても満足できるクオリティであるという感想がありました。劇場版については作画の評価は高く、ストーリーも楽しめるものだったようです。しかし、興行収入などの記録を達成したことにはやや過剰な評価であると感じる人もいました。これについては『鬼滅の刃』の映画も同じように見られており、興行収入が作品の評価に直結するわけではないと考える意見もあります。
【呪術廻戦】は少し過大評価気味だった
『呪術廻戦』の評価・評判では良い口コミだと魅力的な作品であると言われていますが、悪い口コミだと細かい部分が気になると言われています。また、『鬼滅の刃』の流れを汲んだメディアの取り上げ方から過大評価されている部分があるという声も出てきています。しかし、実際に面白いと思うかは読者や視聴者の好み次第です。少しでも気になる人は原作漫画やアニメに触れてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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