【呪術廻戦】伏黒恵の式神と能力を一覧で紹介!領域展開や宿儺との関係も
『呪術廻戦』の伏黒恵は影絵から式神を呼び出せる能力を持っており、様々な使い方で戦闘に活かしています。そんな『呪術廻戦』の伏黒恵が呼び出す式神について、作中で登場した種類や能力、応用技である領域展開などの詳細をまとめました。
伏黒恵とは?
『呪術廻戦』の伏黒恵が作中で使用する式神や能力を見ていく前に、まずは伏黒恵のプロフィールや作品概要を見ていきましょう。
伏黒恵のプロフィール
『呪術廻戦』の伏黒恵は埼玉県出身で、12月12日生まれの15歳の高校生です。東京都立呪術専門高等学校に通っています。性格的には真面目ですが、人付き合いが悪いわけではなく、年相応の反応を見せます。
伏黒恵は禪院家の27代目当主になる
『呪術廻戦』の伏黒恵は苗字が違いますが、呪術界御三家である禪院家の血筋であり、禪院家特有の能力が使えるようになっています。そして、渋谷事変が終わった後、禪院家26代目当主の禪院直毘人の遺言から27代目当主に指名されていました。
呪術廻戦の概要
2018年から『週刊少年ジャンプ』に連載されている芥見下々の『呪術廻戦』は、呪術師の主人公達が事件の解決や激しい戦いを繰り広げていく、ダークファンタジー・バトル漫画です。『ジャンプGIGA』で連載された『東京都立呪術高等専門学校』が前日譚になっており、週刊連載後も人気を集めて、2020年にはアニメ化、2021年にはアニメ映画化されました。
呪術廻戦のあらすじ
虎杖悠二は祖父に育てられた高校生ですが、人間離れした身体能力を持っていました。そんな虎杖悠二が学校で発生した呪霊の事件に関わったことで、特級呪霊の両面宿儺を体に宿すことになります。その後、虎杖悠二は最強の呪術師・五条悟の案内で東京都立呪術高専に通い、呪術師として学びつつ、呪霊の事件の解決に奔走していきます。
伏黒恵の式神の能力や強さ一覧
『呪術廻戦』の伏黒恵がメインで使う能力として禪院家特有の術式「十種影法術」があります。そんな十種影法術によって呼び出される式神について紹介していきます。
式神①玉犬「白」
伏黒恵の式神その1は玉犬「白」(ぎょくけん しろ)です。両手で作る犬の影絵によって呼び出せる中くらいの白い犬で、呪力を追跡できる嗅覚があります。伏黒恵が最初から使えた式神の1体でしたが、少年院の戦いで完全に破壊され、使用できなくなっています。
式神②玉犬「黒」
伏黒恵の式神その2は玉犬「黒」(ぎょくけん くろ)です。「白」と同じ犬の影絵で呼び出せる中くらいの黒い犬の式神で、呪力への嗅覚が優れているところも同じです。また、同じ影絵であることから「白」と「黒」は2匹同時に呼び出せました。伏黒恵が最初から使える式神の1体であり、「渾」になった後も「黒」の方を呼び出している場面があります。
式神③玉犬「渾」
伏黒恵の式神その3は玉犬「渾」(ぎょくけん こん)です。玉犬「黒」に破壊された使用できなくなった「白」の術式を組み込んだ式神で、見た目は黒い犬をベースに体の一部が白くなっています。2体の術式が合わさったことで強さが上昇しており、鋭い爪や噛み付きによる攻撃、人を乗せての移動ができます。
式神④蝦蟇
伏黒恵の式神その4は蝦蟇(がま)です。両手で作るカエルの頭の影絵で呼び出せる中型犬ほどの大きさがあるカエルで、長い舌を持っています。その舌によって相手の拘束や攻撃のサポートをしています。また、作中では下を伸ばして、釘崎野薔薇を助けつつ、体の中で安全を確保させるという使用方法を見せました。
式神⑤大蛇
伏黒恵の式神その5は大蛇(オロチ)です。片手で作る蛇の影絵で呼び出せる大きな白い蛇で、影絵の作りやすさから奇襲能力が高い式神になっています。作中では少年院で両面宿儺との戦いで使用しました。
式神⑥鵺
伏黒恵の式神その6は鵺(ぬえ)です。両手で作る鳥の影絵で呼び出せる目元が骨で覆われた強大な怪鳥で、式神の中で唯一の飛行能力を持っています。呪力を纏って飛行の勢いで突進攻撃をする他、一定時間であれば人を乗せる・掴んでの飛行も可能です。
式神⑦満象
伏黒恵の式神その7は満象(ばんしょう)です。両手で作る象の影絵で呼び出せる体全体に紋章が描かれた象で、巨体を活かした押し潰す攻撃や花か水を吹き出して攻撃できる強さがあります。作中の姉妹校交流戦で初めて使用した時は呪力の消費量が多く、1体での使用が精一杯でしたが、その後は他の式神と同時召喚も可能になりました。しかし、1体辺りの呪力の消費が大きいことは変わりありません。
式神⑧不知井底
伏黒恵の式神その8は不知井底(せいていしらず)です。蝦蟇と鵺の術式を合体させた姿で、鵺の飛行能力を持った蝦蟇になっていますが、体はやや小さくなっています。ただ、複数呼び出すことも可能で、破壊されても再度使用できるメリットがあります。
式神⑨脱兎
伏黒恵の式神その9は脱兎(だっと)です。両手で作るうさぎの影絵で呼び出せる白いうさぎで、攻撃能力はありませんが、1回の召喚で複数体召喚できます。その物量によって陽動などに使用しています。
式神⑩八握剣異戒神将魔虚羅
伏黒恵の式神その10は八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)です。十種影法術最強の式神で、影絵ではなく左手を突き出して手首に右手の拳を当てながら「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱えることで呼び出せます。右手に大剣、背中に紋章のような輪、目の部分が羽になっている巨大な人型の生物です。
純粋な戦闘能力の強さと共に、相手の攻撃や耐性に適応するという能力を持っており、1度見せた技は2回目以降ほぼ通用しなくなります。作中で伏黒恵では完全に制御できておらず、調伏の儀に相手を巻き込むことで魔虚羅に自分諸共相手を倒させる使い方になっています。
伏黒恵の術式や領域展開
『呪術廻戦』の伏黒恵は十種影法術に加えて領域展開も使用しており、どちらも強力な能力になっています。そんな十種影法術や領域展開の詳しい強さについて見ていきましょう。
伏黒恵の術式「十種影法術」とは?
『呪術廻戦』の十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)は影絵を作ることで対応する式神を呼び出せる禪院家の術式です。一度に2種類の式神を呼び出せたり、特定の式神2体を組み合わせて両方の能力を持つ式神を生み出せたりします。また、影絵の方を利用して、影に武器を潜ませるという使い方も可能です。ただし、他の式神と異なり、完全に破壊されると使用できなくなってしまいます。
伏黒恵の調伏の儀とは?
『呪術廻戦』の十種影法術で最初に使えるのは玉犬の2体だけあり、それ以降の式神は「調伏の儀」を経ることで本格的に使用できます。調伏の儀とは、式神を召喚して他の式神で倒すことで新たな式神を手懐ける儀式のことです。十種影法術はこれを繰り返すことで最終的には名前にある十種の式神が使用できます。そして、伏黒恵は八握剣異戒神将魔虚羅の使用時には調伏の儀を裏ワザ的に使用しています。
調伏の儀は儀式に参加している物が全滅するか、式神が倒されることで終了しますが、自分が制御できない魔虚羅の調伏の儀に相手を巻き込み、自分が先に戦闘不能になることで、相手が魔虚羅を倒すまで調伏の儀を終わらせられない状態にしてます。
伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭」とは?
『呪術廻戦』の伏黒恵は窮地に陥った際、十種影法術の術式を応用した領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」の発動に成功しています。領域内に地面を覆いつくすように影が広がっていき、その範囲で影から式神を多数召喚して攻撃していきます。また、影から自分の分身を作り出したり、相手の影に移ってその中から呼び出すなど様々な強さがある領域展開です。
伏黒恵と宿儺や家族関係
『呪術廻戦』の伏黒恵は作中のキャラとの関係性が複雑に入り組んでいます。そんな伏黒恵の関係性について紹介していきます。
伏黒恵と宿儺の関係
『呪術廻戦』の伏黒恵は虎杖悠二の体に宿る両面宿儺と少年院で戦闘していますが、それ以降宿儺から気に入られています。そのことから宿儺は時折伏黒恵の窮地に手を貸すことがありますが、伏黒恵自身はその事実を知りません。
伏黒恵と伏黒甚爾の関係
『呪術廻戦』の伏黒恵の父親である伏黒甚爾は、伏黒恵が小学1年生の時に蒸発しており、顔も覚えていませんでした。そのため、渋谷事変で降霊術によって復活した伏黒甚爾と再会を果たしていますが、その時にも気付いていません。
伏黒恵と伏黒津美紀の関係
『呪術廻戦』の伏黒恵は伏黒甚爾が再婚したことで1歳年上の伏黒津美紀が義理の姉になります。その後に伏黒甚爾が津美紀の母親と共に蒸発してしまい、2人で暮らしていました。しかし、津美紀は中学卒業後に謎の呪いにかかり昏睡状態になってしまいます。そんな津美紀の存在が伏黒恵の呪術師としてのスタンスを決めることになるのです。
伏黒恵に対する世間での評判や人気
ここでは『呪術廻戦』の伏黒恵について世間での評判や人気を紹介していきます。様々な魅力が詰まっているキャラですが、同時に危うさもあるキャラとしても見られています。
『呪術廻戦』の伏黒恵については容姿や生き様、術式や能力がかっこいいという意見が見られました。影から式神を召喚するという戦い方はロマンが溢れており、徐々に使える式神が増えていくところもワクワク感があるようです。
『呪術廻戦』の伏黒恵が十種影法術で呼び出す式神について、かっこよさと共に可愛いさもあるという意見も見られました。玉犬や蝦蟇などは普通の動物とあまり変わらず、愛嬌のある見た目で、グッズ化されるとファンに喜ばれています。
伏黒恵の式神は強かった
『呪術廻戦』の伏黒恵は禪院家の血筋であることから十種影法術という術式が使用でき、様々な式神を呼び出せる強さがあります。また、この術式を応用して編み出した領域展開の嵌合暗翳庭も使用できます。そんな伏黒恵はキャラの関連性から今後の展開も何か起こると注目されているので、『呪術廻戦』の本編の展開を楽しみにしておきましょう。
この記事のライター
十文字猛
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