【呪術廻戦】脹相の能力や人物像まとめ!虎杖や加茂家との関係性も
『呪術廻戦』に登場するキャラクター「脹相」は能力の高さや性格から、多くのファンから人気を集めています。そんな『呪術廻戦』人気キャラ「脹相」の能力や人物像について解説すると共に、主人公・虎杖悠仁や加茂家との関係性に迫ります。
目次
【呪術廻戦】脹相とは?
『呪術廻戦』の登場キャラである脹相は、特級呪物である呪胎九相図(じゅたいくそうず)の一番が受肉して生まれた存在です。まずは、そんな脹相のプロフィールや呪胎九相図についての解説と、『呪術廻戦』の作品概要とあらすじについて紹介しましょう。
脹相のプロフィール
『呪術廻戦』に登場する脹相の誕生日は不明となっていますが、百年以上前に誕生したと言われています。しかし、人間に受肉してから作中での時間軸で数ヶ月しか経過していない為、現代に関する情報や知識は受肉した人間の脳から得ているようです。
呪胎九相図とは?
脹相が生まれたきっかけとなった、特級呪物「呪胎九相図(じゅたいくそうず)」とは、九体の呪物の総称です。明治時代初期に「史上最悪の呪術師」と言われた加茂憲倫(かものりとし)の実験によって生み出された、呪胎九相図は両面宿儺の指と同等に危険な呪物として、呪術高専で厳重に封印・保管されていました。しかし、呪術高専姉妹校交流戦の際に、夏油傑が率いる特級呪霊の襲撃によって一番から三番までを奪われてしまいます。
九相図が誕生した経緯は、加茂憲倫が在籍していた寺に、呪霊との間に生まれた赤子の亡骸を抱いた女性が助けを求めてきたのが発端でした。身に覚えのない呪霊の子を妊娠する、特異体質を持った女性に憲倫は興味を持ちます。そして、その女性に呪霊の子供を九度の妊娠と九度の堕胎をさせたのです。その後、強い呪力を持った胎児は、呪物として百年以上封印されることになりました。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』は、漫画家・芥見下々(あくたみげげ)先生によるダークファンタジーバトル漫画で、2018年から週刊少年ジャンプで連載されています。人間の負の感情から生まれた呪霊を祓う呪術師達を描く本作品は、多彩なキャラクターや壮絶な世界観が話題を呼び、たちまち大人気となりました。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁は、自身の通う学校に封印されたいた「両面宿儺の指」を飲み込み、「宿儺の器」となり秘匿死刑の宣告を受けてしまいます。しかし、呪術高専教師の五条悟の計らいによって、呪術高専へ編入し、伏黒恵・釘崎野薔薇と共に呪霊と戦いながら両面宿儺を封印する為、残りの宿儺の指を探していくことになるのです。
【呪術廻戦】脹相の能力・術式や強さ
『呪術廻戦』の登場キャラ「脹相」の能力とはどのようなものなのでしょうか?ここからは、呪胎九相図の一番だった脹相が使う術式と、その強さについて解説していきます。
脹相の術式は「赤血操術」
脹相の術式は「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」です。あらゆる血液を操りながら、近距離から遠距離・全範囲に対応できる汎用性が高い術式となっています。負傷しても、周辺の血液を凝固させて応急処置ができる為、攻撃しながら回復することが可能です。呪胎九相図から受肉した脹相は特殊体質であり、呪力を血液に変えることができます。
それに加えて、脹相の血液は生物に対して猛毒となる特性を持ち、攻撃を受けた標的は即時に戦闘不能になります。反転術式でも回復に時間がかかるため、相手にすると厄介です。そして、脹相だけが持つ感応能力で、血の繋がった兄弟の危機を察知でき、事態の深刻さや距離によって反応が強くなります。特に兄弟の死に関しては、至近距離で感じると錯乱する程の衝撃を受けるようです。
脹相の領域展開はある?
脹相が領域展開を使用するシーンは、『呪術廻戦』の作中でまだ描かれていません。しかし、受肉してから数ヶ月しか経っていないにもかかわらず、自身で編み出した拡張術式を使う程の実力者です。このことから、いずれ領域展開も使えるようになるのではないかと考えられています。
脹相の技一覧
『呪術廻戦』の作中で、脹相の能力の高さが感じられる技を披露しています。そんな脹相が使う技とは一体どのようなものなのでしょうか?ここからは、脹相の技について一覧で解説していきましょう。
技①百斂
百斂(びゃくれん)は赤血操術の基本技で、合わせた両掌の中の血液を加圧して限界まで圧縮します。加圧された血液は体外で球となり、球が小さければ小さい程加圧が高く、脹相はこの球を空中に三個程をストックすることが可能です。この技から赤血操術の大技へと繋ぎます。
技②百斂・穿血
百斂・穿血(びゃくれん・せんけつ)は、基本技の百斂で圧縮した血液を一点から打ち出す最大火力の技です。初速は音速を超えるとされ、非常に高い貫通力を持ちますが、一度避けられると距離を詰められてしまう欠点があります。しかし、脹相はその欠点を補う為、銃口となる腕を振ることで周囲を薙ぎ払っていました。百斂の初期動作から穿血の発動まで時間のズレが生じる弱点がありますが、脹相は凄まじい速さで放つことができます。
技③百斂・超新星
百斂・超新星(びゃくれん・ちょうしんせい)は、脹相が編み出した独自の拡張術式です。百斂で圧縮した血液を前後左右全てに攻撃する技で、散弾銃のように撃ち出されます。脹相の特殊体質から生み出された猛毒も含まれている為、一発でも当たれば毒に侵され大抵の者は戦闘不能に陥る危険な技です。
技④苅祓
苅祓(かりばらい)は、圧縮した血液を投げ輪のような形へと変化させて投げる技です。脹相の苅祓は、一度に数十人規模の人間を倒す程の大きさと威力を持っています。
技⑤血刃
血刃(けつじん)は、血液を刃物のような形へ変化させて攻撃する技です。血液を高速回転させることによって、殺傷能力を向上させています。
技⑥血星磊
血星磊(けっせいせき)は、血液で作った弾丸を撃つ攻撃技です。拳の中で限界まで固められた血液の弾丸は、穿血よりも速度や威力は弱くなっています。しかし、その分片手だけで撃てる為、隙を突く攻撃に適しています。
技⑦赤鱗躍動
赤鱗躍動(せきりんやくどう)は、体内の血中成分を操作して身体能力の増幅を高める技です。この技の使用時には、脹相の鼻にある横線の痣が額から頬へと縦線に変形するのが特徴となっています。他にも、体温を急上昇させて低体温症を防いだり、動体視力を強化させることが可能です。
技⑧赫鱗躍動・載
赤鱗躍動・載(せきりんやくどう・サイ)は、赤鱗躍動の極限技です。脹相の鼻にかかる横線の痣が額から両頬への縦線に変化した時、痣の先端が矢印のようになっているのが特徴となっています。
技⑨血の矢
血の矢は、血液を矢のように変化させて攻撃する技で、正式名称は不明です。自身の血液を使用する為、意のままに操ることができるこの技は、遠距離攻撃も可能となっています。
【呪術廻戦】脹相の人物像や虎杖・加茂家との関係
特殊体質を持ち、非常に能力の高い脹相とは一体、どのような人物なのでしょうか?ここからは、脹相の人物像や『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁、そして加茂家との関係について解説していきます。
脹相の人物像や性格
脹相は髪を二つに結び、毛先を無造作にした特徴的な髪型で、表情からは無気力な雰囲気を醸し出しています、常に冷静沈着な性格の脹相ですが、激情家の一面もあります。弟以外の人物には全く興味を抱くことはありません。しかし、弟達を侮辱されると冷静さを失い怒りを露わにする程、弟達を大切に思っています。
脹相と加茂家の関係
呪胎九相図の一番だった脹相は、唯一「史上最悪の呪術師」ある加茂憲倫の血を与えられた存在です。そのことから、加茂家相伝の赤血操術を使うことが可能になりました。同じ赤血操術の使い手に呪術高専京都校の加茂憲紀がいますが、能力は脹相の方が上回っています。そんな脹相にとって加茂憲倫は、ある意味父親と言える相手ですが、母親を弄んだ忌むべき者として憎悪を抱いていました。
脹相の兄弟
脹相には同時期に受肉した、二番の壊相(えそう)と三番の血塗(けちず)の弟がいました。脹相が壊相と血塗に対し、「三人で一つだ」と語ることから、兄弟愛の強さが窺えます。出来の善し悪しは関係なく、兄は弟の見本となることをモットーにしており、良い兄としての行動を心がけているようです。しかし、壊相と血塗は虎杖悠仁と釘崎野薔薇との戦いで死亡しました。
脹相と虎杖の関係
脹相にとって虎杖悠仁は「弟達を殺した憎き敵」でしたが、兄弟関係であることが判明しました。渋谷事変の際には虎杖を窮地に追い込む程、容赦の無い攻撃を繰り出した脹相でしたが、後に弟だったことを知り衝撃が走ります。虎杖もまた自身と同じ、加茂憲倫の血を与えられて生まれた存在だったのです。脹相の行動原理は「弟」であることから、虎杖を弟として認識した途端に、「お兄ちゃんと呼んでみてくれない?」と発言するなど、虎杖に対しての兄弟愛を爆発させています。
【呪術廻戦】脹相の声優
兄弟愛溢れる、能力の高い術式を持つ脹相。そんな脹相をアニメ『呪術廻戦』では誰が演じたのでしょうか?ここからは、アニメ『呪術廻戦』で脹相を演じた担当声優について紹介していきます。
脹相の声優は「浪川大輔」
アニメ『呪術廻戦』で脹相の声を担当したのは声優の「浪川大輔」さんです。脹相が登場する場面はまだ少ない為、今後の活躍にファンからは期待が寄せられています。
浪川大輔のプロフィール
浪川大輔さんは、1976年4月2日生まれで東京都出身の声優・俳優です。声優事務所「ステイラック」の代表取締役も務めています。子役時代から吹き替えをしていた浪川さんは、2010年第4回声優アワードで助演男優賞を受賞、2015年には声優の吉野裕行さんとのユニット「Uncle bomb」でレコードデビューをし、歌手としても活躍しています。
浪川大輔の主な出演作品
声優・浪川大輔さんの主な出演作品は、『BLEACH』ウルキオラ・シファー、『ヘタリア』イタリア、『HUNTER×HUNTER』ヒソカ・モロウ、『ハイキュー!!』及川徹、『ルパン三世』石川五ェ門、『Fate/Zero』ウェイバー・ベルベットなど、数多くの人気作の主要キャラを演じています。
【呪術廻戦】脹相に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』に登場する脹相について、世間ではどのような評判となっているのか調べたところ、脹相の担当声優が浪川大輔さんで良かったと感じている人が多くいました。脹相お兄ちゃんの活躍をもっと見たいと言った声もあり、脹相の人気が非常に高いことが窺えます。
やる気のない脹相に好感が持てると言った声もありました。弟以外に全く興味がない為、五条悟の封印作戦も乗り気ではなかった脹相の様子に可愛らしさを感じた人も多いようです。
脹相の兄としての矜持に感銘を受けた人もいました。長男だからこそ、弟の手本となって前を進み続ける覚悟は、読者にとって勇気を与えるものとなっているようです。
【呪術廻戦】脹相の術式は「赤血操術」だった
『呪術廻戦』に登場するキャラ「脹相」が使う「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」は、加茂家相伝の術式です。呪胎九相図の一番だった脹相は、加茂憲倫の血を与えられ生まれた存在であり、虎杖悠仁とは血を分けた兄弟でもあります。そんな脹相は、今後どのような活躍を見せるのか『呪術廻戦』の物語の展開に注目です。
この記事のライター
rymamimo
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