【呪術廻戦】禪院直毘人の強さや術式を紹介!活躍や最期についても
呪術廻戦にて日本呪術界に深く根付いている禪院家。禪院直毘人はその26代目当主であると禅院家の中でも異質な存在として作中で描かれました。本記事では呪術廻戦に登場する禪院直毘人の強さや術式、活躍や最期の死亡シーンについて詳細にまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】禪院直毘人とは?
呪術廻戦において禪院直毘人は登場した場面が渋谷事変のみで、あまり多く語られていない人物ですが、ネット上ではそれ以降の物語から評価が上がり続けているキャラクターです。ここでは呪術廻戦に登場する禪院直毘人がどのような人物なのかを解説していき、禪院直毘人の活躍が描かれた作品『呪術廻戦』についておさらいしていきます。
禪院直毘人のプロフィール
- 年齢:71歳
- 所属:禪院家26代目当主
- 等級:特別一級呪術師
- 趣味・特技:アニメ
- 好きな食べ物:酒(日本酒)
- 苦手な食べ物:はんぺん
- ストレス:五条(家)
禪院直毘人(ぜんいんなおびと)は呪術界御三家に数えられている禅院家の26代目当主にして特別1級呪術師。そして禪院真希と真衣、伏黒甚爾のおじにあたる人物です。顔は70代の老人らしく皺がありますが、身体は常に鍛え続けており五条という例外を除いた上で『最速の術師』という異名を持ちます。呪力のない真希のことを蔑んでいましたが、渋谷事変では身を挺して庇うシーンが描かれており実は家族思いな一面が垣間見えます。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。人の負の感情から生まれる化け物・呪霊と、それを呪力で祓う呪術師たちの戦いが描かれた本作は、緻密な設定とダークな世界観、個性的なキャラクターに実力と思想がぶつかり合うバトル要素が詰め込まれた作品として話題を呼びました。2022年8月時点で累計発行部数7000万部を記録しており、20巻が発行された現在も連載が続けられています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁はある日、学校に閉じ込められた先輩を助けるために呪霊に立ち向かいます。呪霊は呪力がなければ祓えないことを知った虎杖は、封印されていた呪物・宿儺の指を食べて能力を覚醒。ですがその行動が特級呪霊・両面宿儺をその身に宿すのと同意であると、宿儺の器になってしまった虎杖は「すべての宿儺の指を食べてから死ぬ」という死刑宣告を下されます。泣くなく宣告を受け入れた虎杖は、その日から呪術師としての人生を開始するのでした。
【呪術廻戦】禪院直毘人の術式や能力・強さ
ここからは呪術廻戦における禪院直毘人の術式や能力・強さについてまとめていきます。呪術廻戦作中で初めて禪院直毘人が登場すると、読者の間では呪術界御三家の一角である禅院家の当主だった彼に相当な術式と実力があるのではと期待が寄せられており、実際に描かれた内容もそれに応えるような強さをしていました。
禪院直毘人の術式は「投射呪法」
投射呪法(とうしゃじゅほう)は禪院家に伝わる術式で、自らの視界を画角として『1秒間の動きを24の瞬間に分割したイメージ』を予め頭の中で作り、それを実際に自身の体でトレースする能力です。分かりやすく言うならば、パラパラ漫画で書いた24ページ分の動きを禪院直毘人本人ができるようになるということです。動きの作成に失敗する、もしくは成功しても過度な物理法則が働く場合はその後1秒間フリーズしてしまうデメリットがあります。
しかし、デメリットの効果は裏を返せばある程度の物理法則を無視して動くことができることになり、それこそが禪院直毘人の術式の真髄とも呼べます。失敗しない範疇の行動であれば、その動きが術者の身体能力的に不可能なものであっても問題なくトレースされるため、瞬間移動を可能にしたり、瞬時に敵の背後からだまし討ちをしたりと、俊敏性を活かした戦いを仕掛けられます。
禪院直毘人の「落花の情」
落花の情(らっかのじょう)は御三家に伝わる領域対策の術です。必中術式が命中する寸前、呪力を放出してカウンターを繰り出すという攻守万能な効果をしています。簡易領域に似ていますが、簡易領域の効果が攻撃の中和であるのに対し、落花の情は迎撃するのが特徴です。
禪院直毘人は領域展開ができる?
呪術廻戦20巻までの間で禪院直毘人が領域展開を発動したことはありません。渋谷事変の陀艮戦では領域展開ではなく落花の情を使用していました。この行動が領域展開を使うまでもなかったという判断だったのか、それとも単純に領域展開を持っていなかったからなのかは不明ですが、ネット上では後者の意見が有力です。
【呪術廻戦】禪院直毘人の活躍や最期
ここからは呪術廻戦における禪院直毘人の活躍や最期についてまとめていきます。禪院直毘人が本格的に登場したのは渋谷事変でした。そこで活躍シーンが描かれた禪院直毘人でしたが、多くの術師の死亡描写が描かれていくと、禪院直毘人も物語の際中に死亡してしまいました。
禪院直毘人の活躍
禪院真希の過去回想では彼女のことを落ちこぼれ呼ばわりし、「当主を目指す」と言った彼女の決意を鼻で笑うような薄情者でしたが、物語が渋谷事変に突入し禪院家のクズっぷりと禪院直毘人の最期が描かれるとネット上では『実はいい人だったのでは?』という噂が立つようになりました。そう言われるようになった経緯を禪院直毘人の活躍、最期のシーンから解説していきます。
禪院直毘人の活躍① 5巻
禪院真希の過去回想が描かれると、そこに禪院家当主として禪院直毘人の姿が初めて描かれました。家から迫害されていた真希が家を出ると決意を伝えると、禪院直毘人は彼女に相応の試練を与えると伝えました。この言動に当時は落ちこぼれに対する性格の悪い行動だと言われていましたが、その後物語が進むにつれて禅院家の意地悪さが目立ってくると、真希を屋敷から脱出させ独立して成長を促した名采配だと再評価されています。
禪院直毘人の活躍②10巻
渋谷事変が発生すると、禪院直毘人は禪院班のメンバーとして真希や釘崎と共に登場します。当主でありながら自ら戦場に立ったわけですが、実は禪院班及び他の班に禪院宗家の人物は1人も登場しておらず、一般人のために命を懸けたのは禪院直毘人だけでした。
禪院直毘人の活躍③11巻
五条悟が封印されると、術師を入れないための『帳(とばり)』が渋谷に降ろされます。そして封印をきっかけに改造人間が非術師を襲い始め、それを阻止するために禪院直毘人は禪院班メンバーと共に帳内へ突入しました。
禪院直毘人の活躍④12巻
第99話にて、帳の中に入ったものの禪院直毘人は戦わず、真希たちが戦っているのを横目に酒を飲んでいました。戦うつもりがなく班に同行していたのかと思われましたが、第106話で渋谷駅に突入すると、そこで特級呪霊の陀艮と接敵し、術式を発動して高速スピードで攻撃を与えていきました。しかし術式のスピードに対応されてしまうと必中術式「死累累湧軍」によって右腕を欠損。そこで戦闘を中断し領域からの脱出を試みます。
禪院直毘人の死亡シーン
領域の外を目指していた禪院直毘人でしたが、唐突に禪院甚爾が侵入すると彼と協力して陀艮と戦闘し、見事に倒しきります。ですがその後、漏瑚が禪院直毘人、七海、真希の前に現れると、そこで禪院直毘人は襲われてしまい体を焼かれてしまいます。その後しばらく生死の境をさまよっていた禪院直毘人でしたが、16巻の第138話にて死亡が判明しました。
【呪術廻戦】禪院直毘人の声優
ここからはアニメ版呪術廻戦にて禪院直毘人を演じている声優についてまとめていきます。禪院真希と深い関わりがあり最速の術師という異名を持つ禪院直毘人でしたが、このキャラクターを演じた声優は渋いお爺さんキャラで鉄板なあの人です。
禪院直毘人の声優は「中田譲治」
禪院直毘人を演じた声優は中田譲治(なかたじょうじ)さんです。過去に俳優として活動していた経歴を持っており、演技力においては声優界の中でも高い能力を有しています。仕事に対する姿勢もストイックなもので、ボイス収録でOKが出されても自身が納得しなければ何度もやり直すという誠実さも魅力の1つです。
中田譲治のプロフィール
4月22日の東京都生まれ。血液型はA型、身長は175cm、現在の所属事務所は大沢事務所です。大学生の頃に演劇を学び始め、卒業後は時代劇や刑事ドラマに出演しキャリアを積んでいきました。当時はテレビ俳優として活動していましたが、野村道子に誘われたことをきっかけに声の仕事を請け負うようになり、どちらかに専念しなければならなくなった時に声優を選ぶと1985年に本格的に声優デビューを果たしました。
中田譲治の主な出演作品
- ギロロ伍長(ケロロ軍曹)
- ゴッドワルド・ハイン(機動戦士Vガンダム)
- ホーディ・ジョーンズ(ONEPIECE)
- 闇咲逢魔(とある魔術の禁書目録)
- 三島一八(鉄拳)
【呪術廻戦】禪院直毘人に対する世間での評判や人気
呪術廻戦にて禪院家26代当主として登場し、スピード特化の術式を活かした戦闘などで活躍しつつも最終的に死亡してしまった禪院直毘人。こんな彼の存在に呪術廻戦ファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは禪院直毘人に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
初めて禪院直毘人が登場した時は禪院真希や真衣を迫害する嫌味な人でしたが、物語が進行し迫害だと思われていた行動が実は彼女らのための行動だったことが明らかにされていくと、下がっていた評価が急上昇していました。最期のシーンで死亡してしまった時は『惜しい人を亡くした』『禪院家唯一の良心が…』といった感想も寄せられていました。
禪院直毘人の強さを評価している意見がありました。最速の術師として相応しい強さだと評判で、それ以外の感想でも、速さで相手を圧倒する戦闘スタイルは老齢な見た目とギャップがあって面白いと言われていました。
禪院直毘人はアニメが好きであり、解像度が上がっている昨今のアニメに苦言するほど強いこだわりも持っています。そのことに対し共感するオタクな人もいました。術式の内容もアニメを模したような効果でしたが、それも含めて気に入られているようです。
【呪術廻戦】禪院直毘人は最速の術師だった
初登場時は人を蔑む性悪な人物として描かれた禪院直毘人でしたが、渋谷事変では真希のことを庇ったり、命を懸けて戦ったりしてみせました。この行動に底辺にあったファンの評価が急上昇したわけですが、呪術廻戦作中で最期のシーンが描かれ死亡してしまったことに悔やむ声も多かったことでしょう。今後の呪術廻戦では禪院直毘人に生かされた禪院真希や真衣たちの活躍に期待しましょう。
この記事のライター
zeile
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