【呪術廻戦】冥冥の術式は鳥を操る?領域展開や弟の憂憂についても紹介
『呪術廻戦』の冥冥は、鳥を操る術式を使うことができます。では、その術式とは一体どのようなものでしょうか?戦い方や強さなどと併せて、冥冥の術式について詳しく解説します。また、弟である憂憂の術式や、冥冥の登場シーンなども紹介します。
冥冥とは?
『呪術廻戦』の冥冥は、大人っぽい雰囲気が魅力的な、人気の高い女性キャラです。『呪術廻戦』に出てくる呪術師たちはそれぞれに異なった術式を使いますが、冥冥の術式とはどういったものでしょうか?本記事では、冥冥の術式の名前や技の詳細、領域展開を使えるかどうかについて解説します。冥冥といつも行動をともにしている、弟の憂憂についての情報も紹介します。
冥冥のプロフィール
1級呪術師の冥冥は、五条悟とは呪術高等専門学校時代の先輩と後輩の関係に当たります。卒業後はどこにも属さず、フリーの呪術師として活動している珍しい人物です。誕生日や年齢など、詳しいことは何も明かされていません。ただ、五条悟の年齢が28歳であることを考えると、冥冥は29〜30歳くらいではないかと推察できます。
趣味は札勘定というくらいお金に執着しており、五条悟からは「守銭奴」と呼ばれることもありました。長い白髪を前と後ろでゆるく編み込むという、独特の髪型をしています。プロポーションは抜群で、クールな印象を受ける美人です。他人に対しては関心を寄せない冥冥ですが、弟の憂憂のことだけは溺愛しています。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで連載されている漫画で、作者は芥見下々さんです。2018年の3月に連載が開始し、現在でも物語は続いています。ジャンプGIGAに連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』という作品がベースとなっており、その1年後の物語として『呪術廻戦』が始まりました。『東京都立呪術高等専門学校』はその後、『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』と名前を変えて発売されました。
『呪術廻戦』の主人公は、仙台に住む普通の男子高校生でした。しかし、呪力を得たことで呪術師となり、呪霊という化け物との戦いを繰り広げることになります。迫力のあるバトルシーンはもちろん、つい笑ってしまうようなコミカルなシーンも人気です。2020年から2021年にかけては、テレビアニメの第1期が2クールに渡って放送されました。テレビアニメの第2期もすでに制作が決まっており、こちらは2023年に放送予定です。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は、ある日学校で見つけた呪物を拾います。オカルト研究会の先輩たちによって呪物の封印が解かれ、学校には呪物が現れました。このままでは呪霊にかなわないと知った虎杖は、呪力を得るために呪物を飲み込みます。特級呪霊が受肉した虎杖には死刑が宣告されますが、五条悟のおかげで執行猶予が与えられます。呪術高等専門学校に転入した虎杖は、呪術師として新たな人生をスタートさせるのでした。
冥冥の術式は鳥を操る?領域展開も紹介
『呪術廻戦』の冥冥のイラストを見ると、周りに黒い鳥が描かれていることが多いです。この鳥は、冥冥の術式に深く関係してきます。ここでは、冥冥の鳥を使った術式の内容や、領域展開について詳しくまとめていきます。
冥冥の術式は「黒鳥操術」
『呪術廻戦』の冥冥は、「黒鳥操術」という術式を使います。「黒鳥」という言葉からもわかるように、烏を操る術式です。烏と視覚を共有することができ、周囲の探索や敵の監視などに役立てています。しかし、この術式はサポート的な役割を果たすもので、攻撃には適していません。
冥冥の必殺技「神風(バードストライク)」
攻撃手段としては弱い「黒鳥操術」ですが、非常に強力な「神風(バードストライク)」という切り札があります。これは、烏を強制的に自死させ、その対価として烏の呪力制限を消し去るという技です。呪力制限がなくなった烏を相手に体当たりさせ、相手を一撃で葬ります。「神風(バードストライク)」の威力は凄まじく、この技を防いだ人間は五条悟だた1人であるといわれています。
冥冥は領域展開ができる?
『呪術廻戦』の冥冥が、これまで領域展開を使用した描写はありません。そのため、領域展開を使えるかどうかは不明です。ただ、冥冥は特級呪霊をも一撃で倒せるほどの実力があるため、今度領域展開を使うシーンが出てくる可能性はあります。
冥冥の戦い方や強さ
冥冥の術式である「黒鳥操術」は、戦闘には向いていません。冥冥自身もそのことを自覚しており、術式なしでも戦えるように、若い頃から体を鍛えてきました。その甲斐あって、今では術式なしでも1級クラスの呪霊を祓えるほどの実力者となりました。冥冥の戦い方は、主に斧を使った肉弾戦です。冥冥は大きな斧を常に持っていて、この斧で多くの呪霊を祓ってきました。
冥冥の弟・憂憂の術式
『呪術廻戦』の冥冥には、憂憂という弟が存在します。この弟も呪術師で、姉の冥冥の戦闘を常にサポートしています。憂憂とはどのようなキャラか、詳しいプロフィールや術式について紹介します。
憂憂のプロフィール
冥冥の弟である憂憂も、誕生日などの詳しいプロフィールはわかっていません。冥冥は弟を溺愛していますが、憂憂も姉のことが大好きです。そのため、冥冥と一緒にいられないとストレスを感じるようです。好きな食べ物はピサン・ゴレン(揚げバナナ)で、特技は冥冥のスケジュール管理です。
憂憂のシン・陰流「簡易領域」
『呪術廻戦』の憂憂は、シン・陰流「簡易領域」の使い手です。シン・陰流は平安時代から続いている呪術流で、創始者は蘆屋貞綱です。蘆屋貞綱は呪詛師や呪霊から弱者を守るために、「簡易領域」というものを生み出しました。簡易領域は領域展開とはまったく別物ですが、領域展開の秘中効果を打ち消すことができます。冥冥は相手の領域展開の対策として、簡易領域が使える憂憂を連れ歩いています。
憂憂には隠された術式がある?
冥冥の弟の憂憂には、まだ知られていない術式があるようです。そのことがわかるのが、渋谷事変終盤での冥冥の電話のシーンです。このとき、冥冥と憂憂は、渋谷から遠く離れた場所にいました。そして、ホテルで誰かと会話をしながら、「憂憂の術式でKL(クアラルンプール)にいる」という内容のセリフを言います。このことから、憂憂には瞬間移動のような隠された術式があるのではないかと推察できます。
冥冥の登場シーンや謎を考察
冥冥の登場シーン①京都姉妹校交流戦
『呪術廻戦』で冥冥が初めて登場したのは、京都姉妹校交流戦においてです。このとき冥冥は術式で複数の烏を操り、生徒たちの試合の様子をモニタールームに映す働きをしていました。しかし、なぜか虎杖悠仁周辺の映像だけが不自然に途切れます。そのことを五条悟に指摘されますが、冥冥は平然と「自分は金の味方だ」と言い放ちます。京都校の学長である楽厳寺に大金をもらった冥冥は、楽厳寺の指示で虎杖周辺の監視を甘くしていたのです。
冥冥の登場シーン②渋谷事変
冥冥は、渋谷事変にも登場します。渋谷事変では途中まで虎杖悠仁と行動をともにしていますが、冥冥を始末しようと現れた呪詛師が現れたため、虎杖とは別行動になります。呪詛師と戦闘になった冥冥ですが、圧倒的な力の差で呪詛師を倒します。その後、偽夏油が呼び出した疾病呪霊「疱瘡婆」と戦うことになり、呪霊の領域展開に苦しめられます。しかし、簡易領域を使う憂憂と協力し、なんとか疱瘡婆を祓うことに成功しました。
冥冥はマレーシアにいる?
疾病呪霊の疱瘡婆に勝利した冥冥ですが、その後はマレーシアのクアラルンプールにいることが判明します。ホテルの電話で「殺されそうになった」と冥冥が話していることから、偽夏油に殺されかけて逃亡したと思われます。
冥冥の電話相手は誰?
冥冥がクアラルンプールのホテルで電話をしている相手については、いまだ謎のままです。ただ、夜のクアラルンプールにいる冥冥が「そっちは朝か」と言っていることから、相手はアメリカにいるのではないかと推察できます。そのため、背景にバオバブの木が描かれていた乙骨憂太や、日本にいる面々は除外されます。冥冥とも面識がある孔時雨ではないかといわれることがありますが、これも確定ではありません。物語が進む上で、電話の相手も明らかになっていくでしょう。
冥冥に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の冥冥に対する感想を見ると、「美人」「かっこよすぎる」というコメントで溢れ返っていました。美しさと強さを兼ね備えた冥冥は、多くのファンから憧れの存在として見られているようです。また、普段は髪を三編みにしている冥冥ですが、髪を下ろした冥冥もキレイだと評判でした。
冥冥は、必殺技である「神風(バードストライク)」を防いだのは五条悟だけだと言っています。そのセリフから、2人の間に何があったか気になってしまう人もいるようです。「神風(バードストライク)」は特級呪霊をも一撃で葬り去る威力がある技であるため、どのような状況で五条悟に使ったのか気になるのも当然でしょう。ただ、冥冥が五条に「神風(バードストライク)」を放った理由は、その後公式ガイドブックで明かされたようです。
『呪術廻戦』の冥冥は、いまだに謎が多いキャラです。しかし、その謎めいた雰囲気がさらに読者を魅了しているようです。電話の相手や弟の憂憂の術式など、まだ解明されていない謎が多いため、この先の登場を待ち望んでいる人もいました。
冥冥の術式は「黒鳥操術」だった
『呪術廻戦』の冥冥の術式は、「黒鳥操術」という烏を操る技だということがわかりました。この術式自体に攻撃力はありませんが、敵の偵察などのサポート役として活躍してくれます。また、冥冥には「神風(バードストライク)」という必殺技もあり、特級呪霊相手にも遅れは取りません。冥冥はまだ謎が多い人物ですが、物語が進むごとに謎も少しずつ解明されていくことでしょう。
この記事のライター
NR4712
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