【呪術廻戦】東堂葵の強さや人物像を考察!術式や声優についても
東堂葵は、『呪術廻戦』に登場する大柄でドレッドヘアがトレードマークの呪術師です。呪術高専の3年生で、自己中心的な言動が目立ちますが、確かな術力を持っています。今回はそんな『呪術廻戦』に登場する東堂葵の術式や強さ、人物像をまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】東堂葵とは?
『呪術廻戦』に登場する東堂葵は、呪術高専京都校の3年生で1級呪術師です。左目の周囲に大きな傷跡があり、筋肉質で大柄な体格をしています。腕っぷしの強さもさることながら、術式を使った頭脳戦を得意とする実力者です。まずは、東堂葵のプロフィールと『呪術廻戦』の概要について見ていきましょう。
東堂葵のプロフィール
- 名前:東堂葵(とうどう あおい)
- 年齢:18歳
- 誕生日:9月23日
- 身長:190cm以上
- 所属:京都府立呪術高等専門学校3年
- 等級:1級呪術師
- 好きな食べ物:ハラミ
- 嫌いな食べ物:なし
東堂葵は呪術高専京都校の生徒で、東京校との交流会の打ち合わせをする為に東京へやって来たところが本編での初登場シーンとなります。筋肉質の体でいかにも肉体を武器に接近戦を得意とするキャラに見えますが、「不義遊戯」という術式を用いて敵を翻弄する戦法を得意としています。そんな東堂葵の女性の好きなタイプは、「身長と尻がデカい女」で、高身長アイドル・高田ちゃんの大ファンです。虎杖悠仁とは、好きなタイプが一緒であることから、一方的に親友として慕っています。
呪術廻戦の概要
東堂葵が登場する『呪術廻戦』は、2018年から週刊少年ジャンプで連載されているダークファンタジーの少年漫画です。原作者は漫画家の芥見下々先生で、人を襲う呪霊とそれに立ち向かう呪術師達の戦いを描いた作品となっています。2020年にアニメ化されると人気が急上昇し、2021年には『劇場版 呪術廻戦 0』が公開されました。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁はごく普通の高校生でしたが、ひょんなことから呪術師と呪霊との戦いに巻き込まれます。戦いの中、特級呪物である「両面宿儺の指」を飲み込んだ虎杖悠仁は、呪いの王と称される両面宿儺を体に宿してしまいました。死刑宣告を受けてしまった虎杖悠仁でしたが、呪術高専の教師・五条悟の提案で全ての両面宿儺の指を回収する任務を与えられ、呪術師になることを目指すようになるのでした。
【呪術廻戦】東堂葵の強さや術式
『呪術廻戦』に登場する東堂葵は、筋肉隆々の肉体から強力な一撃を放つパワータイプの呪術師に見えます。では、実際にはどのような戦い方をしているのでしょうか?ここからは、東堂葵の戦闘スタイルや作中で見せた術式を中心にその強さを解説していきます。
東堂葵の家系は非呪術師?
呪術高専に入学する生徒は呪術師の家系であることが多いのですが、東堂葵は一般家庭の出身で呪術師とは無縁の環境で育っていました。幼い頃から腕っぷしの強さには自身があり、小学生にして高校生を相手に喧嘩で勝ってしまう程の実力でした。そんな時、偶然にも特級呪術師の1人・九十九由基と出会ったことで、東堂葵は退屈な日々を覆す予感に導かれて九十九由基と師弟関係を結びます。その後、スカウトという形で呪術高専京都校に入学すると、呪術師としての頭角を現し、3年生にして1級呪術師へと成長したのでした。
東堂葵の術式「不義遊戯」
『呪術廻戦』に登場する呪術師は、それぞれ術式を1つ持っています。東堂葵が使う術式は「不義遊戯(ブギウギ)」というものです。手を叩くことで、自分と相手の位置を一瞬で入れ替えてしまうという術式です。入れ替えは発動者の意志で行えるので、手を叩いてもわざと入れ替えをしないということもできます。また、入れ替えは人や呪霊だけでなく、呪具や呪物にも有効です。東堂葵は、この術式で相手を翻弄して戦っています。
東堂葵の黒閃
「黒閃(こくせん)」は、打撃と呪力の衝突が誤差0.000001秒以内に起きた際に生じる空間の歪みのことを指します。呪力を使った打撃攻撃の極致とされていて、発生する際に黒い雷のような光が出るのが特徴です。その強さは通常攻撃の2.5乗の威力で、東堂葵も渋谷事変の際に発動に成功しています。拳や呪具での発動が多い中、東堂葵の黒閃は珍しく蹴りでの発動でした。
東堂葵の簡易領域
『呪術廻戦』に登場する戦闘技術の1つである術式の最終段階「領域展開」。渋谷事変で真人の領域展開から自身の身を守る為に東堂葵が展開したのが「簡易領域」です。簡易領域は、シン・陰流にのみ使う事を許された術式ですが、東堂葵は作中で「九十九由基直伝」と言っています。九十九由基がシン・陰流の門下生だったかは不明となっていますが、東堂葵も呪力を操作して簡易領域を使う事ができます。
東堂葵は腕を失い術式が使えなくなった?
手を叩くことで術式を使う東堂葵ですが、渋谷事変の際に真人の無為転変によって左腕を吹き飛ばされてしまいました。反転術式を用いても治すことができない為、東堂葵の左腕は元に戻ることはないでしょう。東堂葵の使う術式は、自分の手と他社の手を叩くことでも発動することができるので、術式自体が使えなくなった訳ではありませんが、片腕となってしまった為に1人で術式を発動することはできなくなりました。
【呪術廻戦】東堂葵の人物像や他キャラとの関係
先程は、東堂葵の強さや術式を詳しく解説しました。では、東堂葵の普段の姿や他のキャラとはどのような関係なのでしょうか?ここからは、東堂葵の人物像や他のキャラとの関係について紹介します。
東堂葵の性格
東堂葵の性格は、粗暴で自己中心的です。自分の思い通りにならなければ、目上の人に対しても攻撃的な態度をとります。誰の指図も受けたくないと考えており、唯我独尊を絵に描いたような人物です。その為、敵味方問わず厄介者と思われていることが多く、同級生の西宮桃にとっては東堂葵の存在そのものがストレスとなっています。
東堂葵の好きなタイプ
東堂葵は、自分の好きなタイプを「身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカい女」と宣言しています。その条件を満たす高身長のアイドル・高田ちゃんが大好きで、握手会に参加する程の大ファンです。また、初対面の男性に対して女性の好きなタイプを質問する癖もあります。東堂葵は、「性癖にはソイツの全てが反映される」と考えている為、相手を計る意味で質問しているようです。
東堂葵が好きなアイドルは高田ちゃん
身長と尻が大きい女性が好きなタイプの東堂葵は、180㎝を超える高身長アイドルの高田ちゃんが大好きです。高田ちゃんが出演するテレビ番組はリアルタイムと録画の両方で楽しみ、握手会にも欠かさず参加する程の熱狂的なファンです。また、脳内に高田ちゃんを出現させて会話をすることもあり、東堂葵の中では特別な存在となっています。
東堂葵と九十九由基の関係
九十九由基は、4人いる特級呪術師の内の1人で、金髪ロングヘアの女性です。東堂葵は、小学3年生の時に九十九由基と出会っていて、その時に呪術師としての才能を見出されてスカウトされました。九十九由基と師弟関係になった東堂葵は、そこから呪術師としての才能を開花させることになります。東堂葵が初対面の人に好きなタイプを聞く癖は、実は九十九由基の癖でもあります。
東堂葵と虎杖悠仁の関係
虎杖悠仁は、『呪術廻戦』の主人公にして両面宿儺の器となった高校生です。2人が初対面したのは、姉妹校交流戦でのことですが、いつものように東堂葵が虎杖悠仁に好きなタイプを質問します。すると虎杖悠仁は、「身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカい女の子」と答え、東堂葵の好きなタイプと合致したことで虎杖悠仁を親友だと思い込むようになりました。その後は、虎杖悠仁に呪力の操作方法を手ほどきするといった面倒見の良さを発揮しています。
【呪術廻戦】東堂葵の声優
東堂葵は体格が良くてワイルドな見た目をしているキャラクターです。そんな東堂葵の声を、アニメ版ではどんな声優が担当しているのでしょうか?ここからは、アニメ版『呪術廻戦』で東堂葵の声を担当した声優をまとめていきます。声優のプロフィールや主な出演作品も併せて紹介します。
東堂葵の声優は「木村昴」
『呪術廻戦』のアニメ版で東堂葵の声を演じた声優は、木村昴さんです。木村昴さんは、粗暴で自己中心的な言動が目立つ大男の東堂葵の声を低くて威圧感のある感じに演じています。今までにも力強い男性役を多く演じている木村昴さんですが、東堂葵はこれまでに演じてきたどの役とも違う雰囲気を感じているようです。
木村昴のプロフィール
- 名前:木村 昴(きむら すばる)
- 生年月日:1990年6月29日
- 血液型:O型
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 所属事務所:アトミックモンキー
ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれた木村昴さんは、7歳の頃までドイツに住んでいました。両親が共に音楽に携わる仕事をしていたことから、日本に移住した後に「劇団日本児童」に所属してミュージカルに出演するようになります。中学生の頃に『ドラえもん』のジャイアン役に抜擢されると、テレビのバラエティー番組等にも出演する機会が増えました。今では、「天才劇団バカバッカ」の座長や「おはスタ」のメインMCを務める等、マルチに活躍しています。
木村昴の主な出演作品
- 『ドラえもん』ジャイアン(2代目)
- 『ヒプノシスマイク』山田一郎
- 『輪るピングドラム』高倉冠葉
- 『東京リベンジャーズ』林田春樹
ジャイアン役が決まってからは、しばらくの間ジャイアン役だけに専念した声優でした。2011年頃から、他のアニメやゲーム作品にも出演するようになり、声優として演技の幅を広げていきます。低くかすれ気味の声が特徴的で、威圧感のあるキャラを多く演じています。歌唱力も高く、特にラップを得意としています。
【呪術廻戦】東堂葵に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』には個性的なキャラが多数登場しますが、東堂葵もかなり個性的でクセの強いキャラです。そんな東堂葵は、初登場時に自分の好きなタイプを宣言したり、伏黒恵に対して一方的に攻撃を仕掛けたりと破天荒な行動が目立ち、第一印象はあまり良くなかったようです。しかし、交流会や虎杖悠仁との共闘で活躍したことで多くの読者が東堂葵の魅力に気付いて好きになりました。
力だけで相手をねじ伏せるようなキャラに見えて、実は頭が良くて術式を巧みに使って敵を翻弄する強さを持った意外性に魅力を感じるファンが多いようです。
『呪術廻戦』では、東堂葵が1番好きというファンも多いのですが、後の展開で左腕を失うことに絶望を感じているファンもいました。
戦いにおいては機転が利く半面、普段は大好きなアイドル高田ちゃんのことで頭がいっぱいというギャップもウケていました。握手会や推しを追いかける姿勢に共感するファンもいます。
【呪術廻戦】東堂葵は不義遊戯を使う強いキャラだった
『呪術廻戦』に登場する東堂葵は、不義遊戯の使い手にして強力な呪術師でした。また、自身の肉体に頼るだけでなく、相手の特徴や出方を見て術式や簡易領域を駆使して戦う知的な一面もあるキャラであることが判明しました。普段は自己中心的で周りから迷惑がられている東堂葵ですが、その強さは本物で周囲もその強さを認めています。渋谷事変で左腕がなくなり、術式の使用が絶望的ではありますが、今後の『呪術廻戦』で、東堂葵がどのように活躍するのか期待しましょう。
この記事のライター
ルキナ
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