【呪術廻戦】乙骨憂太の名セリフまとめ!名シーンも合わせて紹介
「呪術廻戦」に登場する「乙骨憂太(おっこつゆうた)」は非常に重要なキャラクターであり、名セリフが多いことでも有名です。呪術廻戦の裏主人公と言っても過言ではない乙骨憂太の名シーンを振り返りつつ、その名セリフについてもたっぷり紹介していきます。
目次
【呪術廻戦】乙骨憂太とは?
乙骨憂太のプロフィール
- 本名:乙骨憂太
- 年齢:17歳
- 生年月日:2001年3月7日
- 出身地:宮城県仙台市
- 好きな食べ物:塩キャベツのごま油あえ
- 嫌いな食べ物:脂身
『乙骨憂太』は呪術廻戦の前日譚である「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」の主人公でもあり、その実力は日本に4人しかいない特級呪術師の1人です。普段は温厚で優しく物静かなタイプですが、友人を守るためならその性格は一変し、恐ろしいほどの気迫を見せることもあります。幼い頃に結婚を約束した相手、折本里香(おりもとりか)を不慮の事故で亡くしてしまい、そこから乙骨憂太の運命は大きく変化していくことになるのでした。
呪術廻戦の概要
「呪術廻戦」とは人間の負の感情から生まれる呪いや呪霊と、それを呪術で退治する呪術師にスポットが当てられた少年バトル漫画です。2018年から週刊少年ジャンプにて連載がスタートし、漫画家芥見下々(あくたみげげ)によって描かれるそのダークな世界観と、迫力あるバトルシーンがかっこいいと話題になりました。その後アニメ化、映画化も順調に決定し、ますます人気は上昇。2023年にはアニメ第二期の放送も決定しており、心待ちにしているファンが数多くいます。
呪術廻戦のあらすじ
「呪術廻戦」とは主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)がとある事件に巻き込まれ、特級呪物「両面宿儺の指」を食し呪力を手にします。両面宿儺という呪いの王を体に宿してしまったことで、虎杖は即死を命じられます。しかし宿儺を宿せるという稀有な特性を考慮され、この世界に存在する宿儺の指全20本を全て取り込んだ上で死ぬ、という選択肢も与えられました。どちらにせよ「死」を宣告された虎杖はとりあえず延命のために後者を選び、呪術師としての人生をスタートさせることになります。
乙骨憂太のかっこいい魅力の詰まった名セリフや名シーン
名セリフ①「生きてていいって・・・」
生きてていいって、自信が欲しいんだ
出典: meigenmeikan.com
『乙骨憂太』のこのセリフは単行本0巻の第1話に登場しており、初期の乙骨憂太を象徴としているセリフになります。呪霊に飲み込まれてしまってもなお弱気だった乙骨憂太に対し、禪院真希(ぜんいんまき)が「結局お前は呪術高専で何がしたい?」と問いかけ、それに対する答えがこのセリフでした。初めて乙骨憂太の本音が聞けた貴重なシーンです。
名セリフ②「里香ちゃんの呪いを・・・」
里香ちゃんの呪いを解いたら僕はもう普通の人間、呪術高専にはいられなくなるけどそれまでに少しでも皆の役に立ちたいな
出典: meigenmeikan.com
『乙骨憂太』のこのセリフは呪術廻戦0巻の第2話に登場しています。クラスメイト狗巻棘(いぬまきとげ)と厳しい任務を成し遂げた後、心の中で思っていたセリフです。里香ちゃんの呪力のおかげで特級呪術師に選ばれていることを自覚しており、呪いを解くまでに少しでもみんなの役に立ちたいという、仲間想いな乙骨憂太が感じられるシーンでした。
名セリフ③「ここで変わるって・・・」
ここで変わるって決めたじゃないか!!!
出典: yuyauver98.me
『乙骨憂太』のこのセリフは呪術廻戦0巻の第1話に登場します。初の呪霊討伐任務にて初めて里香ちゃんを呼び出した乙骨憂太。呪霊の相手は里香ちゃんに任せ、呪いにやられた真希を背負い五条のもとへと必死に走ります。体力の限界が来たその時、このセリフでなんとか踏ん張り、里香ちゃんから「頑張れ憂太」と後押しの言葉ももらい、何とか五条の元へ辿り着くことが出来ました。生ることに執着を見せた乙骨憂太の変化を感じるワンシーンです。
名セリフ④「でも僕が皆の友達で・・・」
でも僕が皆の友達でいるために 僕が僕を生きていいって思えるようにオマエは殺さなきゃいけないんだ
出典: meigenmeikan.com
『乙骨憂太』のこのセリフは呪術廻戦0巻の第4話にて、夏油傑(げとうすぐる)に対して放った言葉になります。里香ちゃんを失ったその時から、呪いのようにつきまとう「自分が生きる意味」についてずっと考えている乙骨憂太が、ひとつ決心した表情を見せ、力強く発言するシーンでした。
名セリフ⑤「一緒に逝こう?」
一緒に逝こう?
出典: meigenmeikan.com
『乙骨憂太』のこのセリフは呪術廻戦0巻第4話に収録されています。このシーンは非常に重要で、里香ちゃんに対しこれまでの感謝を伝え、最後にもう一度だけ力を貸してほしいと伝えます。ここで全てを出し切り、死んでしまっても後悔はないという気持ちから出たセリフでした。乙骨憂太の覚悟と、ある種の脆さが窺えたワンシーンです。
名セリフ⑥「失礼だな、純愛だよ」
失礼だな、純愛だよ
出典: meigenmeikan.com
『乙骨憂太』のこのセリフも呪術廻戦0巻第4話、夏油との戦闘シーンに収録されています。この戦いの最終局面、お互いの持てる最後の大技を撃ち合う展開になるのですが、そこで里香ちゃんの呪力制限を解除するために自らを生贄にします。そのとき夏油から「女誑し(おんなたらし)」と嫌味を言われるのですが、それに対して返したセリフがこちらでした。
乙骨憂太の術式や能力
乙骨憂太の術式は「コピー」
『乙骨憂太』の術式は序盤里香ちゃんも一緒に戦っているため、本人の術式が何なのかわかりにくく描かれていました。しかし原作第178話の烏鷺亨子(うろたかこ)戦にて「コピー(模倣)」を披露し、その術式が明らかになりました。0巻で狗巻の呪言を披露していたのも、この術式だったということです。
反転術式も使える
『乙骨憂太』は反転術式も使えることがわかっています。反転術式とは非常に高度な技術であり、負のエネルギーに対して負のエネルギーを発生させ「マイナス×マイナス=プラス」を実現させ、ダメージを回復するというものです。作中、五条も反転術式は使えると発言していましたが、自分自身にのみだけらしく、乙骨憂太はこれを他人に使うシーンが見られます。このことから五条をも上回る末恐ろしい才能の持ち主だということがわかりました。
乙骨憂太の底なしの呪力量
『乙骨憂太』の呪力量が底なしだと言われていた理由には、里香ちゃんの呪力量も関係しています。2人は指輪を通すことで接続でき、そこで呪力量の供給が行えるようになっていたのです。つまり里香ちゃんは呪力量の外付けバッテリーのような役割を果たしていたのでした。さらに里香ちゃんの呪いを解いた後でも、乙骨憂太の呪力量は凄かったため、本人自身の呪力量も相当あることがわかります。
特級過呪怨霊の祈本里香
『乙骨憂太』には小さい頃に結婚を約束した相手「折本里香」という女性がいました。しかしなんとこの里香ちゃんは、不慮の事故に遭い亡くなってしまいます。あまりにも突然のことで全く受け入れるとができなかった乙骨憂太は、里香ちゃんに対し「死んでほしくない」と強く願うことで呪いをかけてしまい、特級過呪怨霊として憑依させるかたちになりました。
乙骨憂太の声優
乙骨憂太の声優は「緒方恵美」
『乙骨憂太』の声優は「緒方恵美」が務めていました。緒方恵美と聞いてその声がすぐに浮かぶ方も少なくないはずです。数々の有名キャラクターを演じる中、この度のキャスティングにおいては、キャラクター性も似ている緒方恵美の代表作「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役と、被らせて見てしまうファンも多いようでした。
緒方恵美のプロフィール
- 職業:声優・アーティスト
- 生年月日:1965年6月6日
- 血液型:B型
- 出身地:東京都千代田区
- 愛称:アニキ
- 事務所:ブリーズアーツ
父は宝塚の音楽監督を務めるなど東宝で活躍しており、母は声楽をしているという生粋の音楽一家に生まれた緒方恵美。10代の頃に鑑賞した「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」から声優という職業を知ります。高校では演劇サークルを立ち上げ芝居の楽しさにも触れるのですが、プロの役者を目指す夢は両親からの反対で断念。ミュージカル女優を目指した時期もありましたが、結果的に「幽☆遊☆白書」の声優オーディションに挑戦し、蔵馬役に抜擢され声優デビューを果たしました。
緒方恵美の主な出演作品
『乙骨憂太』の声優緒方恵美の主な出演作品について紹介していきます。まずは先ほども紹介もした「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジや「幽☆遊☆白書」蔵馬。そのほかには「美少女戦士セーラームーン」天川はるか「カードキャプターさくら」月城雪兎「暗殺教室」堀部イトナなど、少年役が多い印象ですが、実は高校生以上の男性キャラクターに、初めて声を当てた女性声優としても知られています。
乙骨憂太に対する世間での評判や人気
『乙骨憂太』の名セリフやかっこいいシーンについて、世間からはどう見られているのか、その人気ぶりを紹介していきます。ちなみに結論ですが乙骨憂太に対してのネガティブな意見はほぼ見られませんでした。
『乙骨憂太』は名言メーカーと呼ばれるほど名セリフが多いという意見です。「1回だけですよ?」という名セリフもあるのですが、これは原作第180話石流龍(いしごおりりゅう)との戦い終盤で、お互い全力を出し切ろうとの提案に対する返答がこれでした。その表情も含めかっこいい名シーンとなっています。
『乙骨憂太』のこの名セリフも非常に人気があります。「蝶よりも花よりも丁重に扱え」は0巻第4話にて乙骨憂太が助けた真希に対し、嫉妬した里香ちゃんに放った一言です。その形相はもはや別人であり、さすがの里香ちゃんも一瞬固まってしまいすぐに謝罪します。ギャップがかっこいいシーンとして話題になっていました。
『乙骨憂太』の名セリフの中でこちらも人気の高かった「死ね」です。0巻の第4話、夏油傑との戦闘シーンで登場しました。これは狗巻棘の高等術式である「呪言」を本家以上のクオリティーでコピーしてみせたシーンであり、非常にかっこいいと評判になっているようです。
乙骨憂太の名セリフや名シーンはかっこいい
『乙骨憂太』は呪術廻戦において非常に重要な鍵を握るキャラクターであり、里香ちゃんとのやり取りを中心に名セリフや、かっこいい名シーンが数多く存在することがわかりました。0巻での乙骨憂太は里香ちゃんの呪いを解くために奮闘する姿が描かれ、原作では現在日本に帰国しており大活躍を見せています。ぜひ乙骨憂太をきっかけに呪術廻戦本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
うら
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