【呪術廻戦】乙骨憂太の術式を徹底考察!現在の強さやリカの能力は?
「呪術廻戦」に登場する乙骨憂太は、術式もチート級と言われる作中屈指の実力者です。呪霊リカを解呪し階級を下げましたが、作中でも数の少ない特級呪術師に返り咲きました。現在の乙骨憂太の術式を徹底考察し、現在の強さやリカの能力について詳しく紹介していきます。
乙骨憂太とは?
「呪術廻戦」の登場人物である乙骨憂太は、ストーリーの前日譚である「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」の主人公でもあり、劇場版「呪術廻戦0」でも焦点が当てられている重要なキャラクターの一人です。呪術師としての強さも半端ではない乙骨憂太のプロフィールについてみていきましょう。
乙骨憂太のプロフィール
- 生年月日:2001年3月7日
- 所属:東京都立呪術高等専門学校2年
- 肩書き:特級呪術師→4級呪術師→特級呪術師
- 術式:里香(リカ)
- 技:呪言(コピー)、反転術式
乙骨憂太は呪術師の中では珍しく温厚かつ優しく、人情深い性格をしています。呪術高専メンバーの中では良識人でもあります。一方で友人を傷つけるものに対しては、鬼気迫る勢いを見せることもある、芯の強い人物です。高専入学前までは呪霊の「祈本里香」が誰かを傷つけてしまうことを懸念し、気弱そうな面もありましたが、入学後は前向きになり呪術師への道を歩み出しました。日本三大怨霊の一人「菅原道真」の子孫であり、五条悟の遠い親戚にもあたります。
呪術廻戦の概要
「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプに2018年14号から連載開始し、現在も連載中の大人気漫画です。作者は芥見下下(あくたみげげ)。呪術師たちと呪霊と呼ばれる化け物と戦うダークファンタジー・バトルです。ジャンプGIGAにて4話掲載していた「東京都立呪術専門学校」を前日譚としており、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」として発売もされました。
呪術廻戦のあらすじ
呪霊という人間の負の感情が具現し意志を持った異形の存在たちを祓うバトルストーリー。ひょんなことから「両面宿儺」の指を食べ、器となった主人公虎杖悠仁は、呪術を学ぶため呪術高専に入学します。同級生、先輩や先生に導かれながら、時に葛藤、奮闘しながら呪術師として成長していきます。未曾有の呪術テロ「渋谷事変」にて、虎杖悠仁は乙骨憂太と出会いました。
乙骨憂太の術式や領域展開を考察
乙骨憂太は紆余曲折ありますが、現在の呪術師としての階級は特級呪術師です。「祈本里香」を解呪し、呪術師としての階級を落としましたが、特級呪術師に返り咲いた乙骨憂太の強さの根源である術式や領域展開を考察していきます。
乙骨憂太の術式は「模倣」?
乙骨憂太の本来の術式は「模倣(コピー)」と作中で明言されています。単に他社の術式を「模倣」し使用するだけではなく、過去編である呪術廻戦0巻の時点では、本来の呪術者が制限ありの術式であっても、制限を無視し使用できるという破格の性能です。ただし、後述の通り現時点の乙骨憂太の術式「模倣」が制限を無視できるかは今の所不明です。
乙骨憂太は五条以上の呪力量がある?
乙骨憂太本人が「五条先生より呪力量が多い」と発言するシーンもあります。五条悟は「六眼」があるため、呪力量が多くなくても呪力が切れることがありませんが、乙骨憂太自身の呪力量も多いとされています。また乙骨憂太には過去編には「里香」が現在は「リカ」が憑いており、その助力で「底なしの呪力」を得ています。
乙骨憂太は反転術式が使える?
反転術式を使用できる呪術師は少なく、作中で登場しているのは五条悟、家入硝子、裏梅と乙骨憂太の4人。反転術式は負のエネルギーを掛け合わせて正のエネルギー生み出し体の治癒をしたり、対象の術式の効果を反転させる(=技を変える)という術式のことです。体の治癒に関しては他人に対して発動させるのが難しいと言われていますが、過去編である0巻で乙骨憂太は難なく使用していました。また技を反転させて使用するのも、死滅回游にて披露しています。
乙骨憂太は呪霊が相手なら無敵?
乙骨憂太は反転術式を扱えると先ほど紹介しました。反転術式は正のエネルギーであり、それを他人に流し込んで治療することも可能な乙骨憂太は反転術式を呪霊相手に攻撃にも使用しました。負のエネルギーを具現化している呪霊にとって正のエネルギーは毒となるため、体内に流し込まれると爆散してしまいます。特級呪霊もあっという間に倒していました。
乙骨憂太の領域展開
これまで格上の強さを見せてくれた乙骨憂太ですが、領域展開がどんなものなのでしょうか。もちろん領域展開が可能であり、領域展開しかけた場面がありました。死滅回游仙台コロニーにて、石流龍、烏鷺享子(うろたかこ)との戦闘のなかで、三者同時に領域展開する、というアツい展開になりました。しかし、黒沐死の乱入によって3人の領域が一気に解除されたため、乙骨憂太の領域展開の詳細は不明です。
乙骨憂太の現在の強さやリカの能力
乙骨憂太は現在、「リカ」を顕現させ戦っています。過去編である「呪術廻戦0」では「里香」の表記でした。「祈本里香」の過去についてや解呪については後述しています。解呪したのち、再び「リカ」を呼んでいる乙骨憂太ですが、現在の強さや「リカ」の能力について詳しく紹介していきます。
乙骨憂太の現在の強さ
乙骨憂太の現在の強さは、以前より落ちているのでしょうか。「祈本里香」を解呪し、呪術師としての階級は4級まで下がっています。解呪したのち、三ヶ月ほどで特級呪術師に返り咲く実力があり、その強さも健在。作中では虎杖は相手にならず、特級と同等の実力がある腸相ですら相手にならぬ程でした。
乙骨憂太のリカは外付けの術式?
以前の「祈本里香」とは別物の現在の「リカ」ですが、「折本里香」が成仏した後に残ったもので、「祈本里香」の遺志が残っていることが判明しています。「リカ」は外付けの術式と呪力の備蓄です。後付けの術式であり、「リカ」に呪力を貯めておくことが可能になっています。
乙骨憂太のリカの能力
乙骨憂太の術式の一つである「リカ」。完全な姿ではなく、頭部や腕のみ登場する時と、完全に顕現した時と2種類の姿があります。それぞれの状態について作中で能力差は明言されていません。「リカ」の能力がどのようなものか考察も含めて紹介していきます。
リカの能力①通常時
体の大半は影の中にあり、腕や頭の一部が顕現された状態の「リカ」。この後乙骨憂太が指輪を通して接続した時のみ完全な顕現状態の「リカ」であることがわかりました。完全な顕現状態ではないため、能力に制限があると予測されていますが、逆を言えば完全な顕現状態ではない一部が顕現された状態の「リカ」は常時出現させることができるかもしれませんが、公式な説明はされていません。
リカの能力②完全顕現した場合
完全顕現した状態の「リカ」は5分の制限時間つきになってしまいました。とはいえ、石流との戦闘では放った攻撃を片手で払ったり、顔を殴られた石流から笑みが消えたり、肉弾戦も相当なレベルです。胸元に呪具を格納する、乙骨憂太に呪力の供給をする、呪力を「リカ」の意志で放つことも可能と、単体でも非常に優秀です。
乙骨憂太の過去
現在の乙骨憂太の強さについて迫ってきました。ここからは、乙骨憂太にとって切り離すことのできない過去に焦点を当てていきます。乙骨憂太を語る上で、欠かせない存在である祈本里香について詳しく紹介していきます。
過去①祈本里香が死亡する
祈本里香は泣きぼくろのある可愛い女の子でした。5歳の頃に母親が死亡しており、父親と過ごしていました。小学校入学前に父親と登山に出かけた際に、二人とも行方不明になってしまい、父親は生死不明、祈本里香は祖父方の家に引き取られ、検査のため入院した病院で、肺炎で入院していた乙骨憂太と出会いました。同じ小学校へ入学し、仲を深めた二人。11歳の誕生日に母の結婚指輪を乙骨憂太にプレゼントし将来を誓い合いましたが、その帰り道に交通事故で死亡しています。
過去②呪術高専東京校に転校
祈本里香は死亡後、怨霊となって乙骨憂太に取り憑き、乙骨憂太に危害が加わりそうになると勝手に現れ周りを攻撃するようになります。あるとき、乙骨憂太が学校でいじめっ子4人暴力を振るわれそうになったため、阻止しようと暴走した「リカ」がその4人に重傷を負わせてしまいました。このため乙骨憂太の秘匿死刑が決定しましたが、五条悟の計らいにより、呪術高専への転校が決定。呪術高専で狗巻棘、禪院真希、パンダという良き同級生に出会い、導かれながら呪術師として学んでいくことになります。
過去③夏油との戦闘
呪術廻戦0巻にて夏油傑は大規模呪術テロ「百鬼夜行」を起こし、特級呪霊「祈本里香」を狙いました。最悪の呪詛師として乙骨憂太と対峙。乙骨は「祈本里香」を使いこなせないままでしたが、完全顕現させ、自身の呪力を生贄に「祈本里香」の力を最大限に戦い夏油傑を退けました。夏油傑は乙骨憂太との戦闘の合間に「変幻自在の底なしの呪力」である「祈本里香」の強さ確認していました。
過去④祈本里香を解呪する
夏油傑との戦闘で、「一緒に逝こう」と「折本里香」に提案した乙骨憂太。しかし、特級呪霊「祈本里香」は乙骨憂太が死んでしまった「少女・祈本里香」に乙骨憂太自身が呪いをかけて生み出されたものでした。呪いをかけた側である乙骨憂太が主従関係の解消を望んだことで「祈本里香」は解呪され、「またね」と消えていきました。
乙骨憂太に対する世間での評判や人気
ここからは乙骨憂太に対する世間での評判や人気について紹介していきます。乙骨憂太は優しそうな外見に似合わず漢気ある発言も多く、不安定になりがちな「リカ」を包み込んでいます。呪霊となり、術式として活躍する「リカ」の見た目は恐ろしいものになってしまっていますが、ものともせず変わらず愛を見せる乙骨憂太の態度を高く評価する意見はとても多いです。
乙骨憂太は前日譚「呪術廻戦 東京都立呪術高専」では主人公でしたが、本編に登場するのは137話です。それまでは伏黒恵が尊敬する先輩として名を挙げるなど、名前程度でした。登場してすぐ活躍し、ぐんぐんと解像度を上げる乙骨憂太にファンは興奮が隠せない様子が多く見られました。
気弱そうな見た目に反した思い切った漢気の乙骨憂太。戦い方なども裏切らず、えぐいという更なるギャップもあります。破格の性能の術式、芯のある発言や、思い切った行動力に祓われそうになる乙骨憂太ファンも続出です。
乙骨憂太の術式は強かった
乙骨憂太の強さは元来の戦闘センスや自身の術式である「模倣」だけでなく、反転術式の駆使、「リカ」と共に呪術師として活躍しています。一度解呪した「祈本里香」でしたが、「リカ」として戻り意志を持つ「リカ」もまた乙骨憂太を守るため戦ってくれます。チート級と言われるほど強い、作中屈指の呪術師である乙骨憂太の今後の活躍に注目が集まります。
この記事のライター
mer0_co
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