【呪術廻戦】西宮桃の強さや人物像を考察!術式や領域展開についても
呪術廻戦の姉妹校交流会にてほうきに乗り索敵や情報伝達役として活躍していた西宮桃。魔女のような見た目で特徴的な彼女は禅院真衣との関係が深く描かれています。本記事では呪術廻戦に登場する西宮桃の強さや人物像、術式や領域展開の有無についてまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】西宮桃とは?
西宮桃の強さや術式などについてまとめていく前に、まずは呪術廻戦において西宮桃という人物がどのような存在として描かれているのかについて、彼女のプロフィール及び概要をまとめていきます。また、西宮桃の活躍が描かれている作品『呪術廻戦』についてもここでおさらいしていきます。
西宮桃のプロフィール
- 年齢:18歳
- 誕生日:7月7日
- 身長:150cmぐらい
- 所属:京都府立呪術高等専門学校三年
- 等級:2級呪術師
- 特技:アレンジ料理
- 好きな食べ物:生クリーム
- 苦手な食べ物:カニ
- ストレス:東堂
西宮桃(にしみやもも)は呪術高専京都校3年の呪術師です。黒いワンピースに上に伸びるよう縛った金髪ツインテールが特徴的。術師としては等級2級の実力を持っており、ほうきに乗って空を飛んで上空からの索敵や味方への情報伝達、けが人の搬送などを得意としています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。負の感情から生まれた呪霊とそれを祓うために戦う呪術師の物語が描かれており、死や仏教をテーマにしたダークな雰囲気と個性的なキャラクター、そして斬新なストーリー展開が話題を呼び累計発行部数7000万部を超えるほどの人気を博しています。
呪術廻戦のあらすじ
本作の主人公・虎杖悠仁は学校に突如現れた化け物・呪霊と出くわします。先輩を助けるために果敢に立ち向かったものの、呪霊の強さに追い詰められてしまうと、虎杖は学校に封印されていた呪物・宿儺の指を食べることで覚醒。ただし、それは呪いの王『両面宿儺』を復活させることであり、その存在を危険視する呪術界上層部から虎杖は『すべての宿儺の指を食べてから死ぬ』という死刑宣告を下されてしまいます。他に方法がなかった虎杖はそれを素直に受け入れると、そこから呪術師としての人生が始まるのでした。
【呪術廻戦】西宮桃の強さや能力・術式
ここからは呪術廻戦における西宮桃の強さや能力・術式についてまとめていきます。呪術廻戦の姉妹校交流会編にて西宮桃の戦闘シーンが描かれると、その様子に読者からは魔女のようだという感想が相次ぎました。具体的にどのような能力を持っているのか、ここで詳しく解説していきます。
西宮桃の術式は「付喪操術」
付喪操術(つくもそうじゅつ)は愛用しているほうきを自在に操れる能力です。ほうきにまたがれば空を飛ぶことができ、ほうきだけを遠隔で動かすことも可能です。また、ほうきを武器として操り風を起こして攻撃をすることもできます。
西宮桃の技「鎌異断」
鎌異断(かまいたち)はほうきに乗った状態のまま穂先を走らせ、そこに呪力を溜めて風の斬撃を飛ばす攻撃技です。この技は渋谷事変にて遭遇した羂索と裏梅に向けて発動しましたが、その時は素手で防がれてしまいます。
西宮桃は領域展開ができる?
渋谷事変の終了時点で西宮桃の領域展開はまだ発動されていません。呪術廻戦作中にて領域展開を使用したことがある呪術師は未だ4人のみで、領域展開は相当な実力者でなければ発動できないものと推察されています。現状、2級呪術師である西宮桃が領域展開を所有している可能性は低いと思われます。
【呪術廻戦】西宮桃の人物像や禪院真依との関係
ここからは呪術廻戦における西宮桃の人物像や禅院真衣との関係についてまとめていきます。西宮桃は呪術廻戦本編中の登場頻度がそこまで高くありませんが、呪術師の女としての思想や禪院真衣との関係が作中で色濃く描かれています。
西宮桃の性格
姉妹校交流会にて西宮は釘崎と対峙すると、彼女に術師の女は実力ではなく完璧を求められているという話をしました。禅院真衣と仲が良かった西宮は彼女が禪院家のしきたりに苦労していた過去を知っており、女が呪術師として生きていく意味を重たく考えていました。西宮の耳にはピアスがつけられていますが、それは当時周りから舐めた目で見られないために付けたものでもあります。
西宮桃と禪院真依との関係
西宮は真衣のことを「真衣ちゃん」と呼び、真衣は西宮のことを「桃」と呼ぶように2人の仲はとても睦まじいです。2人は先輩後輩関係でもありますが、禅院家で落ちこぼれとして生きてきた真衣の境遇を知っている西宮は、彼女のことを対等な立場で接しています。
西宮桃のモデルは魔女の宅急便?
西宮がほうきに乗って空を飛ぶ姿はまるで魔女のようですが、この元ネタはジブリ作品の『魔女の宅急便』ではないかと考えられています。魔女の宅急便には『先輩魔女』というキャラクターが登場していますが、その人物の見た目や性格が西宮と酷似しています。また、呪術廻戦作者の芥見先生も西宮の髪型は先輩魔女の髪型を真似たと語っています。
【呪術廻戦】西宮桃の活躍や登場回
ここからは呪術廻戦における西宮桃の活躍が登場回についてまとめていきます。付喪操術の使い手で女の呪術師の苦労を知る四宮桃は、呪術廻戦作中でどのような活躍を残しているのか。彼女が登場したシーンを1つずつ解説していきます。
西宮桃の登場回①4巻
原作4巻にて姉妹校交流会の始まりが描かれると、そこで西宮桃は京都校の呪術師たちと共に初登場します。京都校は交流会に勝利することではなく、宿儺の器である虎杖悠仁の暗殺を目的としていました。西宮もその計画を遂行する1人の生徒であると、能力を使って上空から東京校のメンバーを捜索し味方に情報を伝えていました。
西宮桃の登場回②5巻
姉妹校交流会の途中、西宮の元に釘崎野薔薇が現れると彼女とタイマン勝負にもつれ込みます。可愛くない煽りをしてくる釘崎に対して、彼女よりも先輩である西宮は女の呪術師が完璧でなければならないことを話しました。それを釘崎はすっぱり聞き流していると付喪操術を封印して西宮を追い詰めますが、最後の一撃を与える寸前で真衣の攻撃を受けてしまい状況が覆るのでした。
西宮桃の登場回③6巻
交流戦一日目が敵組織の乱入によってなかったことにされると、二日目の対決内容が野球に変わりました。西宮は京都校チームの1番外野手として参加し、能力を使用してホームランボールを空中キャッチしてアウトにするといった活躍をしてみせます。また、東京校ピッチャーの禪院真希が東堂の顔面にデッドボールを当てると、東堂が苦手な西宮は「ナイッピー」と真希に激励を送るのでした。
西宮桃の登場回④7巻
7巻では渋谷事変にて西宮の活躍が描かれています。究極メカ丸が死亡してしまい、その最期の言葉を聞いていた三輪が泣いているのを見つけた西宮。彼女は「後輩を泣かしたヤツはぶち殺す」と殺意を露わにし、残った京都校メンバーと共に敵である羂索と裏梅に立ち向かいます。敵との力の差に苦戦を強いられる西宮でしたが、彼女は救援がたどり着くまで味方に指示を出して持ちこたえました。
【呪術廻戦】西宮桃の声優
ここからはアニメ版呪術廻戦にて西宮桃を担当した声優についてまとめていきます。京都校の中で人一倍気が強く、可愛さと実力を両立し完璧を目指していた西宮桃。そんなキャラクターを演じた声優はどんな人物だったのでしょう。
西宮桃の声優は「釘宮理恵」
西宮桃を演じた声優は釘宮理恵(くぎみやりえ)さんです。ツンデレキャラに定評のある声優の1人であり、独特な声質が幼年や10代の少女、生意気な少年といった幼さのあるキャラクターによくあてられます。
釘宮理恵のプロフィール
1979年5月30日の大阪府生まれ。血液型はB型、身長は159cm、現在の所属事務所はアイムエンタープライズです。幼い頃から物語を読むのが好きで、学生時代に放送部に所属したり学校行事で司会を担当したことでマイクを使った仕事を意識し始め、最終的に声優の道を志しました。1998年にデビューを果たしており、多くのツンデレキャラを演じてきたことから『ツンデレの女王』とファンから呼ばれています。
釘宮理恵の主な出演作品
- ルイズ(ゼロの使い魔)
- 逢坂大河(とらドラ!)
- 三千院ナギ(ハヤテのごとく!)
- 久慈川りせ(ペルソナ4)
- 神楽(銀魂)
【呪術廻戦】西宮桃に対する世間での評判や人気
これまで西宮桃の強さや能力、人物像などについてまとめてきましたが、禪院真衣と仲良しで呪術師として生きていく難しさを知っている彼女に対して、呪術廻戦を呼んでいるファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは西宮桃に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
西宮桃は小柄な体型に金髪のツインテールという見た目をしていますが、その容姿が可愛いと評判になっていました。また、釘崎との戦いで西宮が女として可愛くあろうと努力していたことが分かると、その前向きな姿勢が尊敬できると評価されていました。
交流戦では禪院麻衣との関係が描かれ、渋谷事変では泣いている三輪と死亡してしまったメカ丸のために奮い立った西宮桃でしたが、彼女の誰かのために怒ったり協力してあげたりする仲間思いな性格が好きだと語る人が多くいました。どんな作品であっても人思いな人物はカッコよく見えるものでしょう。
西宮桃が魔女の宅急便に出てくる先輩魔女と似ていると上記でまとめましたが、それは呪術廻戦ファンの間でも知られている共通認識のようでした。2人の画像や内面をまとめたものを見てみると、本当に2人がそっくりであることが分かります。
【呪術廻戦】西宮桃は「付喪操術」を使うかわいいキャラだった
姉妹校交流会で付喪操術を使って味方をサポートし、渋谷事変では京都校メンバーのために戦う仲間思いな一面を見せた西宮桃。女としての可愛さと呪術師としての実力を兼ね備えることに苦悩していましたが、果たして彼女や真衣がしてきた苦労が報われる時が訪れるのでしょうか。これからの展開に期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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