【呪術廻戦】魔虚羅は最強の式神!伏黒が唱える布瑠部由良由良との関係も
呪術廻戦の中で、伏黒恵が十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で呼び出す式神である魔虚羅(まこら)について考察します。呪術廻戦では何度か伏黒恵が唱えている「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」という言葉と、魔虚羅との関係についても解説していきましょう。
目次
【呪術廻戦】伏黒恵とは?
呪術廻戦の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)とは、虎杖悠仁の同級生であり大切な仲間です。そして渋谷事変の後には禪院家の当主になっています。五条家と互角とも言われる十種影法術を使う優秀な呪術師です。
伏黒恵のプロフィール
- 誕生日:12月22日
- 身長:175㎝
- 所属:東京都立呪術高等専門学校1年
- 等級:2級呪術師
- 好きな食べ物:生姜に合う物
- 嫌いな食べ物:パプリカ
伏黒恵は冷静なタイプですが、中学生の頃はすぐに喧嘩をして、姉の津美紀に注意されていました。しかし死滅回游に巻き込まれた姉を助けたくて、自分も死滅回游に参加してルールを変更する為に戦っています。
伏黒恵の十種影法術とは?
十種影法術とは、禪院家相伝の影を媒介にして式神を召喚する術式です。全ての式神を調伏出来れば、10種類召喚出来る事になります。伏黒恵が扱える式神は、玉犬(ぎょくけん)白・黒・渾(こん)、鵺(ぬえ)、蝦蟇(がま)、大蛇(おろち)、満象(ばんしょう)、脱兎(だっと)です。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は、週刊少年ジャンプの2018年14号から作者の芥見下々(あくたみげげ)により連載されています。TVアニメ化や映画化・舞台化もされて、体感型ゲームも開催されました。TVアニメ化の第2期は、2023年7月から放送が予定されています。人間に害をなす呪いを祓う呪術師達のバトルを描いた、ファンタジー漫画です。
呪術廻戦のあらすじ
呪術廻戦とは、主人公の虎杖悠仁が両面宿儺(りょうめんすくな)の指を取り込んだ事により、呪術高専に入学する所から始まります。呪術高専に入学した虎杖悠仁は、呪いを祓う呪術師について学んでいましたが、呪術界最強と言われる担任の五条悟が封印されてしまい、死滅回游という呪術師達の殺し合いが始まりました。それを平定する為に、呪術高専の同級生達と共に戦っています。
【呪術廻戦】魔虚羅は最強の式神!強さは?
呪術廻戦に登場する式神の中でも、最強レベルの強さを持つ魔虚羅ですが、その正体や名前の意味、強さや多様な能力の詳細についても解説していきましょう。魔虚羅は宿儺も驚く程の呪力量で戦いました。
魔虚羅の正体とは?
八握剣(やつかのつるぎ)異戒神将魔虚羅(いかいしんしょうまこら)と呼ばれる、伏黒恵が使用する十種影法術の式神が魔虚羅の正体です。十種神宝(とくさかんだから)の八握剣と、仏教の武神とされる十二神将の摩睺羅伽(まこらが)がモデルと推測されています。
魔虚羅の名前の意味
八握剣異戒神将魔虚羅という名前の意味を、細かく解説していきます。八握剣は十種神宝の霊力を宿した十種類の宝の中の一つになります。神将は大夜叉将軍の事で、元は夜叉という悪い者でしたが、降伏して善神となって仏と信者を守る武神です。十二神将と呼ばれているので、他にも強い式神が存在しているかもしれないと考えられています。
魔虚羅の強さ
魔虚羅は、歴代の十種影法術師の中にも調伏出来た人はいないとされる、最強クラスの式神です。伏黒恵は、まだ自分が魔虚羅を調伏出来るとは思っていないようで、渋谷事変の時には違う意味で儀式を行いました。
強さ①あらゆる事象への適応
魔虚羅の頭の上にある法陣と布瑠の言は、完全な循環と調和を現しているので、あらゆる事象に適応が出来ます。宿儺に正のパワーが効かないと理解すると、次は呪力を使った攻撃を仕掛けています。渋谷事変で戦った両面宿儺は、最強の後出しジャンケンだと言っていました。
強さ②治癒力が高い
魔虚羅の頭の法陣が回転すると、あらゆる事象への適応能力により、たちまち受けた傷が治ります。呪いの王と呼ばれる両面宿儺の激しい攻撃を受けてもすぐに法陣を回転させて立ち上がり、次は違うパターンの攻撃を繰り出していました。
強さ③領域展開は使えない
呪術廻戦で領域展開を使用するのは、実力がある呪術師と呪霊だけなので、正体が式神の魔虚羅には使用出来ません。領域展開は必殺技ですが、それを使用せずに宿儺に攻撃を当てていた魔虚羅は、最強クラスの強さと呪力を持っています。
強さ④退魔の剣を使う
魔虚羅は右手で退魔の剣を扱います。退魔の剣とは、対呪霊に特化した剣であり、反転術式と同様の正のエネルギーを纏わせているので、両面宿儺でさえも呪霊の状態であれば一撃で消せる程の強さを持つ剣です。
強さ⑤両面宿儺の指何本分の強さに匹敵する?
両面宿儺が渋谷事変で魔虚羅と戦った際には、指を15本取り込んだ状態で魔虚羅を倒しました。しかし呪術廻戦序盤で、宿儺が指を3本しか取り込んでいなかった時に戦ったら負けていたかもしれない、と宿儺は言っています。特級呪霊の漏瑚(じょうご)が指8~9本分と言われていましたが、宿儺には太刀打ちできないまま負けたので、それに比べると魔虚羅の強さは11本~13本程あると推測されています。
強さ⑥五条悟とどっちの方が強い?
江戸時代に、五条悟と同じく六眼(りくがん)持ちで無下限呪術使いであった五条家の当主と、十種影法術を使う禪院(ぜんいん)家の当主が、御前試合で戦い両方死亡したので、互角の強さを持つ可能性もあります。しかし、五条悟が領域展開・無量空処(むりょうくうしょ)が使える事と、宿儺にも勝てると言っていたので、魔虚羅よりも五条悟の方が強いと推測されます。
【呪術廻戦】魔虚羅と布瑠部由良由良の関係
呪術廻戦で魔虚羅と言えばこの「布瑠部由良由良」という言葉が出てきます。魔虚羅と布瑠部由良由良との関係について説明していきましょう。
布瑠部由良由良とは?
布瑠部由良由良とは伏黒恵が魔虚羅を召喚する際に必要となる言霊です。何度も言いかけた言霊でしたが、渋谷事変でとうとう最後まで唱えました。死者を蘇らせるという意味があるので、式神の魂を召喚する際に必要だと推測されます。
布瑠部由良由良で魔虚羅が出現
「布瑠部由良由良」と唱えた後に魔虚羅の正式名称を呼ぶと、魔虚羅が出現します。しかし最強クラスの式神なので、渋谷事変では調伏する為ではなく、自分の命をかけて敵を巻き込む方法で呼び出しました。
布瑠部由良由良の元ネタ
布瑠部由良由良の元ネタは、布瑠の言(ふるのこと)と言い、「ひふみよいむなやここのたりふるべゆらゆらとふるべ」の中から、「ふるべゆらゆら」の部分が使われているようです。ちなみに摩虚羅のモデルになっているのはインド神の摩睺羅伽で、頭は蛇で身体が人間という外見をしています。
【呪術廻戦】魔虚羅の登場シーン
呪術廻戦で、伏黒恵は何度か「布瑠部由良由良」と唱え始めても途中でやめてしまう事があったので、召喚する式神は正体不明なままでした。魔虚羅が実際に登場したのは渋谷事変の時です。
魔虚羅が登場するまでの経緯
呪術廻戦で魔虚羅が登場するまでの経緯を解説していきましょう。渋谷事変の前にも、伏黒恵は何度か大ピンチに陥り魔虚羅を呼び出そうとしましたが、思い止まっています。呼び出した場合、調伏出来なければ自分の死も覚悟しなければならないのですが、奥の手として持っている事で伏黒が本気を出せない原因にもなっていました。
ネタバレ①両面宿儺が虎杖の体を乗っ取る
呪術廻戦の少年院編で、両面宿儺が虎杖悠仁の体の主導権を奪った時に、伏黒恵は勝ち目が無いと感じて、魔虚羅を呼び出そうとしました。しかし虎杖悠仁を殺さない為にも、召喚を中断しています。
ネタバレ②八十八橋編
呪術廻戦の八十八橋(やそはちばし)編で、伏黒恵は姉の津美紀の過去の話を聞いて、特級呪霊と戦います。自分一人では勝てないかと思い魔虚羅を召喚しようとした時に、五条先生の言葉を思い出して自分の力で何とかしようと、不完全ながらも領域展開・嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を作り出して勝利しました。
ネタバレ③渋谷事変編
渋谷事変で戦い続けてボロボロになった伏黒恵は、突然後ろから呪詛師の重面春太(しげもはるた)に剣で切りつけられます。酷い出血で立っている事も出来なくなった伏黒恵は、重面春太を巻き込んで魔虚羅の調伏の儀式を始めました。
魔虚羅は宿儺の伏魔御廚子に負けた?
魔虚羅は両面宿儺の領域展開である伏魔御廚子(ふくまみづし)により、倒されました。あらゆる事象に適応する魔虚羅の能力に対抗するには、初めて見た技に適応される前に倒す必要があり、両面宿儺の捌(ハチ)はその条件を満たしています。しかし解(カイ)の斬撃そのものに適応した魔虚羅は、まだ原形を留めていましたが、再生能力が追い付かなくなった所を開(フーガ)で倒されました。
【呪術廻戦】魔虚羅に対する世間での評判や人気
呪術廻戦で呪いの王と呼ばれる両面宿儺は最強で、誰もまともに戦えないと思われていましたが、式神の魔虚羅はとてつもない呪力により、宿儺と対等に戦いました。このバトルに感動したファンのコメントも多くあります。
2023年にTVアニメの呪術廻戦第2期が始まる前から、渋谷事変はどこまで放送されるのか期待が高まっています。特に魔虚羅対宿儺の白熱した戦闘シーンを楽しみに待っているファンも多いようです。最強の呪いである宿儺と、最強クラスの式神である魔虚羅の戦いに期待が集まります。
呪術廻戦では、難しい言葉や漢字が多く登場しますが、その中でも「布瑠部由良由良八握剣異戒神将魔虚羅」は、ファン達も唱えてみたくなる言葉のようです。特に「ふるべゆらゆら」という言葉に人気があります。
【呪術廻戦】魔虚羅は最強の式神だった
呪術廻戦で登場する式神の中でも、最強レベルとされている魔虚羅は、未だに調伏されていません。必殺必中の領域展開を使用せずに、両面宿儺を吹き飛ばす程の呪力を持ち合わせている魔虚羅は、最強と呼ばれるに相応(ふさわ)しい式神です。両面宿儺が伏黒恵に執着しているので、魔虚羅の再登場にも大変期待が集まっています。
この記事のライター
haerichan
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